<過去の「なりきり激情」の模様はこちらから>
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と、冒頭から何やらややこしい内容になりそうな本レポートだが、そもそもタイトルの「山崎靖展 in 追浜」って一体??…という疑問は追々お判りになると思うので、いつものように枕が長くなってしまわないよう、とっととレポートを進めよう。
開場と同時に店内になだれ込んだ前のめりの演者さん達も、本日の出演者と出演順が発表されると、一瞬の緊張感に続くどよめき、そして会場にいる出演者とプログラムを交互に見比べる眼差し…。
サディスティックな企画者としてはたまらなくワクワクする瞬間だ。(笑)
ということで、徐々にボルテージが上がる中、今回MCをお願いした当店のお客様「ひさ」さんの仕切りで、定刻の午後1時、その熱いライブの幕が切って落とされる。
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トップバッターとしてステージに上がったのは、Mr.Childrenの「桜井和寿」さん。
何気になりきり初登場だが、流石日本を代表するビッググループのリードボーカルだけあって、その唄いっぷりは実に堂々としている。
ミスチルの曲は尺が長いから…と言って、2曲でステージを降りてしまったが、いやいや、もう少し聴いていたかったな。
続く2番手は、過去にあれこれ騒動のあった「槇原敬之」さんが、これまたなりきり初登場。
普段はピアノ弾き語りスタイルだが、今回は一念発起して(?)ギター弾き語りにチャレンジ!
どうか温かい目で観て下さい…と謙遜していたが、なかなかどうして、堂に入ったステージでしたよ!

(なりきり)桜井和寿 |

(なりきり)槇原敬之 |
初っ端から日本の音楽界をリードするシンガーソングライターが並んだが、3番手もまたそんなお一人、「織田哲郎」さんがステージに上がる。
どちらかというと音楽プロデューサーとしての印象が強いお方だが、自身がプロデュースした楽曲をミュージシャンとして唄う姿って凄くカッコいい。
そういえばこの方もなりきり初登場だ。
日本を代表する男性ミュージシャンはまだまだ続く。
4番手としてステージに上がったのは、俳優業もこなすご存知!「福山雅治」さん。
なりきり劇場には何度もご出演いただいているアーティストだが、音楽性はさておき、ビジュアル的には超高難度のなりきりだけに、観ている方はかなり心配…。
そんな心配を全く意に介さない今回の「中の人」は、これが2回目の福山だから、いやいや、大した強心臓の持ち主だ。(笑)

(なりきり)織田哲郎 |

(なりきり)福山雅治 |
男性シンガーソングライターの殿を務めたのは、「原田真二」さん。
3曲立て続けリリースという鮮烈なデビューは今も強烈な印象として残っているが、そんな稀代の天才ミュージシャンをこの追浜で観れるのは超ラッキーだ。
期待に応えてデビュー当時の可愛らしい面影で会場を沸かせてくれた。
5人の日本人トップアーティスに続きステージに上がったのは、なんと!この日の為にはるばる日本にお忍びでやってきた「Paul McCartney」さん。
御年82歳というレジェンド中のレジェンドだが、今回はデビュー直後を彷彿させる若作りで登場。
客席では「おぼっちゃまくん」みたい…という声も囁かれたが、ご本人は全く意に介さず超楽しそう。
ラストの名曲「Let It Be」はバンドを従えて弾け飛んでました。(笑)

(なりきり)原田真二 |

(なりきり)Paul McCartney |
そして前半最後のステージ。
名だたるビッグアーティストの面々を迎え撃ったのは、追浜が誇るスーパースター!(←自分で言うか!?)この店の店主である私「山崎靖展」だ。
私がステージに立った瞬間、プログラムに書かれた「山崎靖展」の謎が解けた客席は騒然!
よし!つかみはOK!(笑)
今回はぼっけもんオムニバスアルバム1と2に収録されている3曲をご披露したが、これでこのアルバムもミリオンセラーになるかな。(笑)
実はお店に入った時、何故か私のコスプレをしているおじさんがいたので、せっかくだから一緒にステージに上がってもらう事にした。(写真右側の人)
2曲目からはサプライズ的にバンドに入ってもらい、コスプレおじさんも超楽しそう!
これを見て何だかとても嬉しくなってしまった私…思わず最後の曲の3番をコスプレおじさんに唄ってもらったのだが、いや〜、これが本物みたいで素晴らしい!
…て、えっと、私はいったい誰だっけ?(爆)

(なりきり)山崎靖展
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ホンマもんの「ぼっけもんブラザーズ」の後は一旦休憩…の予定だったのだが、今回も客席にビッグアーティストが潜んでいる事が判明したので、無理くりステージに上げてしまう事に。
一人目は「松任谷由実」さん。
贅沢にも原田真二さんがピアノでバックを務め、しっとりとしたナンバーを1曲唄っていただいた。
二人目は「あんしんパパ」さん。
一体誰?と思ったが、唄い出した曲は「キテレツ大百科」のエンディング曲「はじめてのチュウ」。
なんだ!コロ助じゃん!
ギターでバックを務めたのはコスプレおじさん…何気にこの人も大活躍だな。(笑)
それにしても凄いパフォーマンス…客席のみんなもぶっ飛んでしまった。
※お二人に掲載許可をいただいていなかったので、写真は差し障りのない物でご容赦下さい。

(なりきり)松任谷由実 |

(なりきり)あんしんパパ |
さて、コロ助さん登場前から会場に何やら怪しい空気が漂い始め…気が付けばとんでもない方々が客席に陣取っている。
これが後半最初のアーティスト、「ジブリな人々」だ。
過去最高品質と言っても過言ではないなりきりクオリティは、写真を見ていただくと一目瞭然!
このなりで客席にちんまり座っているカオナシさんが不憫で、早めに休憩を切り上げてステージに上がっていただく。
カオナシさんは「アッ、アッ」としか言わず黙々とギターを弾いているが、あら、千尋さんってこんなに歌が上手かったんだ!(笑)
ここに銭婆がいないのが残念!
いや〜、完璧なパフォーマンスは正になりきりの神髄!間違いなく今回のグランプリだろう。
ジブリな人々を皮切りに、後半最初の3組はアニソン特集!?
後半2番手は「ささきいさお」さん。
当初はお一人で参戦予定だったが、またしても原田真二さんをバックに従えて登場!なんと贅沢な絵面!
最後はあの名曲「宇宙戦艦ヤマト」をフルバンドでご披露、久々になりきりに登場した「中の人」もさぞ楽しかった事だろう。

(なりきり)ジブリな人々 |

(なりきり)ささきいさお |
続いて登場したのは、アニソン界のレジェンド歌姫「堀江美都子」さんだ。
一体この方はどれだけレパートリーを持ってるんだろう。
ご本人も「唄いたい曲が沢山あって選べない!」と仰り、1曲ワンコーラスを制限時間いっぱいを使って多数ご披露していただいた。
しかも歌声が可愛いだけでなく、今回はギターを持って弾き語り!これはレアですよ!
アニソン特集(?)が一段落すると、待ってました!日本一の無責任男「植木等」がなりきり初登場!
このイベントには毎回何名かの故人がお見えになるが、今回黄泉の国からお越しいただいたのはこの方只一人だけ。
しかもこの方も滅多に見れない弾き語りスタイル…まぁその昔はギタリストの肩書を持っていたそうなので、さしずめ「昔取った杵柄」?…能ある鷹が爪を見せた瞬間か。
しかし、中の人ってこんなご陽気キャラだったっけ?(笑)

(なりきり)堀江美都子
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(なりきり)植木等
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植木等さんの後は昭和の歌謡界を代表するお二人。
まずは元祖歌姫「山口百恵」さんが登場。
引退時に床にそっと置いたマイクを再び手に取りステージに上がる姿を見て、思わず目頭が熱くなってしまったのは私だけだろうか。
最後は三たびコスプレおじさんが登場してステージを盛り上げる。
日本中が待っていた百恵ちゃんの復活!存分に楽しませていただきました。
いよいよ佳境に入ったなりきりオールスター全員集合!
百恵ちゃんが紅白の紅組代表なら、白組代表はこの人!「郷ひろみ」さんだ。
令和の時代となった今なお、圧巻のダンスパフォーマンスを続けるレジェンドシンガーも、今回はギターを持った弾き語りスタイルで登場。
「中の人」も毎回全力でなりきりを具現化してくれる超レジェンドなりきりストさんだが、今回もバッチリ決めてくれた。
そのクオリティを是非写真で確かめてほしい。

(なりきり)山口百恵 |

(なりきり)郷ひろみ |
そしてこの大盛り上がり大会の最後を飾ったのは、一周まわって再び日本が誇る偉大なシンガー「浜田省吾」さんだ。
なりきり劇場には何度かご出演いただいているアーティストだが、今回の浜田さんもまた素晴らしいクオリティ!
彼独特の雰囲気をリアルに再現した唄いっぷりは、リスペクト無くしてはできないパフォーマンスだ。
最後は桜井和寿さんが、なんとベースで加わり、超豪華なコラボレーションを魅せてくれた。

(なりきり)浜田省吾
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という事で、今回も大盛況のうちにその幕を閉じたなりきりオールスター全員集合。
いや〜、皆さんホントに素晴らしかった!
個人的には過去一のクオリティだったと思っているが、参加された皆さんのご意見はどうだろうか。
実を言うと今回の公演で暫くライブ活動を制限しようと考えているのだが、これだけの物が出来上がってしまうとまた欲が出てきてしまうのも事実で…。
もしかするとまた皆さんに召集をかけるかもしれないので、その時はヨロシクです。
皆さん、ホントにありがとう!
…で、私はいったい誰!?(爆)
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