Freddie Mercury (なりきり) in 追浜
〜 なりきり激情 第8弾 in ぼっけもん〜

2019年4月6日(SAT)
追浜 フォーク酒場ぼっけもん


お待たせしました!またまたやって来ましたこの一大イベント!
フォーク酒場ぼっけもんを舞台とした大好評企画、「なりきり激情」の第8弾が、前回開催から4ヵ月、満を持して開催されることとなった。
まぁこのイベントに出演するなりきりミュージシャンの皆様方の気合いの入れようといったら、そりゃもうハンパないが、今回もお店に到着した時点で既に目の色が違い…(笑)
毎回時間の経つのも忘れて盛り上がってしまうので、お店の通常営業時間に食い込む心配が常に付きまとっていたのだが、今回はマスター靖さんのご好意により貸し切りでの開催!
そんなこんなで春爛漫の土曜の夕刻、追浜の片隅のフォーク酒場は、熱く熱く盛り上がるのだった。

第1弾の模様はこちら 第2弾の模様はこちら 第3弾の模様はこちら 第4弾の模様はこちら
第5弾の模様はこちら 第6弾の模様はこちら 第7弾の模様はこちら


8回目ともなると慣れてきたというか、効率的になったというか…今回の出演順は基本的に「あいうえお順」。(笑)
いや、そこはネタの宝庫と言われるエグゼクティブプロデューサーのちい姐さん、決して手を抜いたという事ではなく、今回もあれこれとマル秘プログラムを仕込んでいる。
そんな名(迷?)プロデューサーの挨拶に始まり、定刻の午後4時、なりきり激情第8弾の幕が切って落とされる。

右下の写真は今回MCを任されたのはカン娘ちゃん。
 

トップバッターは海外からお越しいただいた大物ゲスト、「Art Garfunkel」。
心なしかお顔がふくよかになったような気がするが、頭に乗っている髪の毛も何だか人工的な…。(笑)

続いては更に遠い黄泉の国からお越しになった「川島英五」。
このお方、確か以前にもおいでになった事があるような気がするが…詳しくは過去のレポートをご覧いただくとして、お亡くなりになって何年も経つが、その歌唱は一向に衰えていない。


(なりきり)Art Garfunkel

(なりきり)河島英五

3番手に登場したのは「西城秀樹」。
この方、下界に降りてこられる時はいつも綺麗な奥様とご一緒だが、今回は奥様のご都合がつかず一人での参加…心なしか晴れ晴れとした表情に見えたのは気のせいだろうか。(笑)
カメラの調子が悪く、唄っている写真を撮り損ねてしまったが、見ていただいた通りの気合いの入れよう。
ちなみに私、西城秀樹さんのバックでドラムを叩かせてもらうという栄誉をいただいた。

続く4番手は「佐良直美」。
正直、この方の曲は「世界は二人のために」位しか知らず、その昔、何かのコント番組にちょこちょこ出ていたような記憶があるが、こうして唄っている姿を見ていると、歌い手としての存在感は確かなものがある。


(なりきり)西城秀樹

(なりきり)佐良直美

5番手はまたまた海外から参加された「Julie Andrews」。
かなりのご高齢の筈だが、そのお肌の色艶といい、流石アカデミー女優だ。
今回はミュージカル映画から飛び出てきそうな女の子(?)二人を引き連れて、しかもギターを弾きながらの歌唱!これを観た人は超ラッキーかも!?

6番手は日本フォーク界の巨匠、「松山千春」。
過去のなりきり激情で何度も登場しているミュージシャンだが、今回のお方もご多分に漏れず、なりきりアイテムは頭周辺に集中投下。(笑)
2曲目はバンドを従えてノリノリ!?


(なりきり)Julie Andrews

(なりきり)松山千春

7番手は意表をついて「トランザム」。
誰??と思う方も多いだろうが、その昔、コマーシャルソングの分野で一世を風靡していたから、楽曲を聴けば「あ〜!あ〜!」と懐かしく思い出す人も多いのでは?
その「なりきり度」がどの程度なのか…誰も思い出せないけど。(笑)

続く8番手は、これまたこの企画には何度か登場している「中島みゆき」。
今回は豪華な(?)ミュージシャンのサポートを得て手話での参戦…なりきるご本人も回を重ねるごとにどんどんノリが良くなっている。


(なりきり)トランザム

(なりきり)中島みゆき

そして第一部最後のなりきりミュージシャンは、ベンチャーズの名ギタリスト!この日の為に三途の川を渡って帰ってきた「Nokie Edwards」。
…外国の方が「三途の川」を渡るかどうかは知らないが、テケテケテケテケ♪♪のサウンドはいつ聴いてもシビれてしまう。


(なりきり)Nokie Edwards

ベンチャーズサウンドで盛り上がったところでマル秘プログラムが発動!
誕生日を迎えるぼっけもんの看板娘(?)みよちゃんをお祝いしようというサプライズ企画だ。
主役のみよちゃんを客席中央にお招きして、まずはマスター靖さんと不肖私が、吉田拓郎の「いくつになってもHappy Birthday」を演奏。
この日の為にちい姐さんが用意してくれた一点物のプレゼントと、集まったみんなで書いた寄せ書きメッセージを渡し、ちょっとウルっときたみよちゃんを囲み、店内はなんとも微笑ましい雰囲気に。
ついでに…といっては何だが、これまた数日後に誕生日を迎えるまっちゃんをステージに引っ張り出して、みんなで「Happy Birthday !!」。


サプライズ企画が大成功に終わった後は、第一部の締め!
この日参戦した謎のドラマー「いけちゃん」を中心としたセッションバンドがステージに上がり、ディスコタイムPart 1がスタート!
「君の瞳に恋してる」、「涙のリクエスト」、「ヤングマン」と、会場は老若男女入り乱れての大盛り上がり!
私も「ヤングマン」でエセ西城秀樹として唄わせてもらったが、いやいや、これは楽しかった!
下の数枚の写真で伝わるだろうか。


休憩を挟み、ディスコタイムの興奮が一息ついた後の第二部。
トップバッターは昭和の香りがプンプンする演歌の雄、ぴんから兄弟の「宮史郎」。
このお方、なりきり激情では「変わりダネ」の常連だが、毎度違和感のないなりきりセレクションが際立っている。
今回もまさにジャストミート!

続いて登場したのは、今や日本では押しも押されぬイケメンのスーパースター、「福山雅治」。
いやいや、この方になりきるのはそれなりの覚悟と根性と精神力が必要だと思うのだが、やってる本人は一切お構いなし!(笑)
写真を見ただけではブーイングも必至だろうが、演奏をお聴かせできないのが残念な位の本格的なクオリティだった。


(なりきり)宮史郎

(なりきり)福山雅治

第二部3番手として、これもある意味意表をついた「前川清」がなりきり激情に初登場!
ギター弾き語りスタイルもなかなかサマになっているが、やはりこのお方は「クールファイブ」の印象が強いのか、客席からはバックコーラスを求める声もチラリホラリ。

続く4番手は、一転してグローバルなミュージシャン「Cla Pton」。
決して「Eric Clapton」ではなく、エグゼクティブプロデューサー曰く「Cla」と「Pton」の二人組なんだそうな。(笑)
1曲目こそ「Wonderful Tonight」でクラプトンナンバーをセットしたが、2曲目はなぜかイーグルスのナンバー…。
まぁどんな感じだったかは、本レポートの最下部にある演奏曲目に動画サイトのURLをリンクしているのでご覧になっていただきたい。


(なりきり)前川清

(なりきり)Cla Pton

よく判らないけど、それなりにカッコ良かった「Cla Pton」の後は、これまた海外の大物!天界から舞い降りてきたスーパースター「John Lennon」がステージに上がる。
こんなに可愛らしい笑顔を見せるJohn Lennonを観れるのも、ある意味なりきり激情ならでは!
ふとステージに目を移すと、なんとベースを弾いているのが我らがエグゼクティブプロデューサー!?
この編成で盛り上がらない訳がない!


(なりきり)John Lennon

と、ここで突如としてディスコタイム Part 2がスタート。
演奏された楽曲は「ヴィーナス」、「バケーション」、「ダンシング・ヒーロー」の3曲。
プログラムには「なぞのチアガール」と書かれているが、さてそんなキレイどころが会場にいたのか?
ステージの写真を撮った後は一緒になって盛り上がっていたので、その辺りは定かではない。(笑)


バンド演奏が続き、ディスコタイムで大盛り上がりすると、流石に平均年齢の高い客席のクールダウンが必要になるのだが、続く癒し系女性ミュージシャン達のお陰で流れは完璧!(笑)

後半6番手のなりきりミュージシャンは、第4弾以来の再登場となる「薬師丸ひろ子」。
前回と違い、今回はギターを抱えての登場! 弾き語りをする薬師丸ひろ子のステージも、なりきり激情ならではの風景だが、個人的にはやっぱりセーラー服姿が見たかったかも。(爆)

続いては、ちょっとハスキー掛かったボイスがセクシーな「山下久美子」。
おー!!この声この声!「ドキッ!ドキッ!」のフレーズはいくつになっても男心をくすぐる。(笑)
そういえば山下久美子って、なりきり激情は初登場? 次回も大いに期待!


(なりきり)薬師丸ひろ子

(なりきり)山下久美子

第二部8番手は横須賀が誇る元気お姉さん、「渡辺真知子」。
いや、そのストレートな歌唱がピッタリで、なりきり度抜群!
なりきり激情が楽しくてしょうがない!という気持ちが全面に出ているステージは、観る者全てを飽きさせない。
やっぱり演奏者本人が楽しければ、その楽しさは客席にも伝染するという事か。
それにしてもこの渡辺真知子、どことなくMCのカン娘ちゃんに似ているような気が…。(笑)


(なりきり)渡辺真知子

さて、そんなこんなで今回のなりきり激情も大トリを迎える。
ステージに上がったのは、不肖私「Freddie Mercury」率いる伝説のロックバンド「QUEEN」だ。
この時期にこのアーティストを選択するというのは、まさに「旬」であり注目度も高いから、決まれば最高にカッコイイのは判っているのだが、誰もが直近で目にしているという意味では、絶対下手が打てないというプレッシャーもマックスになってしまう。
一時は出演を躊躇する場面もあったが、1ヵ月半に及ぶ脳内ヘビロテと、ゴキゲンなバンドメンバー、Brian May、Roger Taylor、John Deacon、そしてスペシャルゲストの Yasu Yamazakiのお陰で、結果的には最高のステージに!
一部歌詞が飛んだりする場面もあったが、客席の皆さんにも支えられ、Freddie Mercury、追浜の地で二度目の昇天!



(なりきり)Freddie Mercury

こうして第8回目のなりきり激情も全ての出演者の演奏を終えて無事幕を下ろした。
前回から始まった各賞は下記の通り

・ MVP : Freddie Mercury
・ ベストドレッサー賞 : 西城秀樹
・ 功労賞 : まっちゃん(全13曲ベース担当)

…光栄です!!(笑)


MVP

ベストドレッサー賞

功労賞


いやいや、今回もマジで内容が濃くて楽しかった!
次はもうネタが無い!
な〜んて言い訳はもう無しにしましょう。
次回、なりきり激情第9弾、乞う!ご期待!



■演奏曲目

■競演

<QUEEN>

 We Will Rock You

 We Are The Champions

 I Was Born To Love You

<Happy Birthday Time>

 いくつになってもHappy Birthday

<Disco Time Part1>

 Young Man


<Cla Pton>

 Wonderful Tonight

 Hotel California

Art Garfunkel (にしやん)

河島英五 (まっちゃん)

西城秀樹 (グッチ)

佐良直美 (くみちゃん)

Julie Andrews (ちい)

松山千春 (台湾のかず)

トランザム (よし)

中島みゆき (竹DS)

Nokie Edwards (靖)

宮史郎 (小西)

福山雅治 (駄美)

前川清 (チャンベカン)

Cla Pton (石川)

John Lennon (みよ)

薬師丸ひろ子 (ゆき)

山下久美子 (abi)

渡辺真知子 (カン娘)

謎のドラマー (いけちゃん)




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