SKI　

　　２００５−２００６シーズンを振り返って


２００４−２００５シーズンに引き続き豪雪と騒がれたシーズンでしたが、１月中旬のサンメドウズや２月下旬のリステルは雪不足でぐちゃぐちゃでした。確かに１２月は凄かったですが、以降は局地的だったのかもしれません。シャトレーゼ･中里･ヨンピョン・猪苗代・面白山は雨。ガーラは視界０のホワイトアウト。個人的にはかなり天候に祟られました。札幌国際･グランデコ・黒姫は最高だったんですけどね。

このシーズンは２度の海外スキーを楽しみましたが、何と言ってもマッターホルンの思い出に尽きます。天上の世界での夢のようなスキーは圧巻でした。生涯忘れることはないでしょう。３千メートル以上の誰もいない朝一でのシュプール･･･　４千メートル級の連なるアルプスの山並みにあって、朝焼け夕焼けに聳え立つマッターホルンの神々しさ。スキーを出来ない人であっても、クルムホテル・ゴルナグラートからのあの景観とディナーの感激は深く心に刻まれるに違いありません。

スキーを初めて２シーズン目のちゃまですら、十二分に楽しむことが出来たシーズンファイナルのマッターホルンスキー。思えばこのシーズンも、共に様々なスクールに入って練習を積んできました。目に見える成果変化は感じられなくとも、斜面に対応してそれなりに滑るという技術が少しずつ身についてたからこその快走だったに違いありません。


◇ スクールについて

昨シーズンの反省を活かし、今シーズンは色々なスクールには入らないという方針でした。その為スクールに入ったのは、黒姫･中里・面白山･札幌国際の４回に留まりました。昨シーズンとても役立った黒姫は、悲惨な講師に担当された時の悲哀を味わいました。如何に講師で印象が変わるかということですね。検定パックという合宿形式で受講しながら、クラス変更（＝検定未受検）に追い込まれたわけですから。二度と味わいたくない経験です。検定合格を最優先に考えてた僕ですが、やっぱり楽しくなきゃ続かないと再認識させられました。
今季最大の楽しみだった中里のエレガントレッスンは期待通りの３日間でした。。尤も基本的なこと、しかし今までのどこのスクールも指摘してくれなかったスキーの基本姿勢というのを気付かせてもらえました。続く韓国ヨンピョンリゾートスキーで、人工雪に雨というコンディションの中、溶けて固まった翌朝のツルツルバーンをひどい横ズレではありますが滑って下りれたことに中里レッスンの成果を感じました。

３月末の札幌国際３日間集中レッスン。思い切って１級クラスでの受講でしたが、目新しい教えが何一つなかったのが残念。講師はいつでも「スネに押し付けて前傾〜」と絶叫してました。１級受検を考えるクラスで如何なる場合でもスネ前傾とは、正直時代遅れの滑りとしか思えないのですが、、、　といってこの講師の滑り自体、昔の滑りですからどうにもならないのでしょう。ここも講師によるズレが大きなスクールです。最終日の検定は、１級２級とも去年に比べてシビアな判定でした。１級合格者は０．やっぱりこうじゃなきゃ☆　もちろん僕も落ちました＾＾

国内ラストスキーはまたまた鬼の白馬八方の２級検定。４月というのに大みぞれに襲われ大変でした。上手くないくせにぐちゃぐちゃの雪で斬るようなターンを狙ったものだから、板が埋もれて回転せず、綺麗なターン弧どころか直線的に下りるだけのような滑りになって全種目惨敗。結果には自分でも納得でした。来季はテールコントロールでターン弧を意識して滑らなければ！


◇ 初訪問のスキー場

グランデコでは計算し尽くされた新しいリゾートの妙にひれ伏しましたが、あれから２ヶ月近くが経つ今もまだ、憧れの念は消えません。
面白山は、僕にとって初のロコスキー場です。寂れた時代に取り残された感じがとってもいいですね＾＾　ロコと言えば小樽天狗山もその範疇ですが、初心者コースしか滑れなかったのですから判断のしようがないです。それにここは天気のいいときに来なければ。
マッターホルンは上述したので、あとは韓国ヨンピョン。天然雪パウダーの楽しさは皆無ですが、人工雪がこんなに滑りやすいものとは知りませんでした。どんなに斜度がきつくてもコブができないので、初級者も楽しめるスキー場です。


◇スケジュール

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