SKI 

スキー場情報 〜ゲレンデ・交通(ほとんど公共交通機関)・宿泊情報

   スノーパーク面白山
日時 2006年3月6日(月)
高速リフト or ゴンドラ なし
リフト待ち状況 まったくなし
カード利用 ×
URL or TEL http://www.omoshiroyama.com/
その他 車ではアクセス出来ないので要注意。

〜〜〜〜〜 日本一駅から近い(?)意外に楽しいスキー場 〜〜〜〜〜


駅のホームからすぐ上にリフト乗り場が見えてる。T.ゲレンデ情報

仙台出張のついでに立寄って滑ってきました。
駅から近いスキー場としてよく挙げられるのは、上越エリアのガーラ湯沢と湯沢中里。
そのどちらも経験してる僕ですが、駅のホームからはここ面白山の方が間違いなく近い!
単線かつホームが上下線共用の一つだけという 超ローカル無人駅に降り立ち、
階段を20数段登ったところがもうリフト乗り場。
ホームから50メートルも離れてないとこがすごい!!
リフト乗り場の脇にチケット売り場の小屋があり、中は更衣室・待合室・コインロッカーとなって
いる。コインロッカーはよく駅にある正方形タイプ(200円)だけで、大型の荷物は入らない。
このスキー場につながる林道が冬季閉鎖となるので、来場手段は鉄道だけとなる。今時車で
アクセスできないなんて。高速リフトもない。どんなローカルなスキー場かと興味しんしんだったが、
意外に楽しいゲレンデ構成だった。



リフトは縦列に4本架かっていて、もちろんトップから一気に滑り下りることができるが、それぞれのリフト毎が
独立したゲレンデ(コース)のような趣きがあり、個性が異なっていて楽しい。

最上部第3ペアリフトのトップからは、晴れた日には鳥海山まで望めるそうだ。この日は薄霧が
かかっていて、山形市街までしか見えなかった。トップからのパノラマゲレンデは不整地で
コブが並んでるが、圧雪された斜滑降ルートがゲレンデを横切っていて、不整地を通らずに
滑り下りることが可能。ちょっと不整地にチャレンジ、すぐに挫折という人にも対応できるように
なっている。
ドルフィンコースは初中級向きの幅にゆとりのある楽しい林間コースで、パノラマゲレンデの
迂回用にとってつけたようなコースではない。
第2ペアリフトの架かるジャイアントコースは圧雪された中斜面で、コスモスペアリフト乗り場まで
誰も滑ってないガラガラのゲレンデ。一日中どこもこんな感じ。中上級者がびゅんびゅん飛ばすのに最高のコースとなっている。
セントラルゲレンデはワイドな斜面で初中級者のレベルアップに最適。
コスモスペアリフトの架かるコスモスゲレンデは初級者天国。
ここから下は駅につながる最下部の第1ペアリフトの架かるコースとなっている。さすがに雪質が
べちゃで帰り際に一度滑り下りただけだが、とってもローカルな雰囲気が良い。途中途中に
民宿があり、どこもまさにスキーインアウトが可能となっている。

昼食は第2ペアリフト下にあるレストハウス『おのや』でカレーライスを食べた。
容器の色に合わせたトレイ。かなりびっくり!地元のお母ちゃん二人の手作りだったが、本格的に美味かった。つい嬉しくなって
コーヒーゼリーパフェも注文してしまったが、トレイまでお皿に合わせて出してるのには
たまげた! お洒落なレストハウスではなく、一昔前の前近代的な食堂で出てきた
とこがポイント^^

といった具合で、予想に反して楽しめるスキー場だった。予想通りだったのはそのガラガラぶり。
写真を見て判るとおり、誰も滑ってないのだ。この日の来場者は・・・多分20人くらいかな。。。

今シーズンはほんと雨に祟られ、この日も午後から雨と悲しいコンディションだったが、滑ってる人がいないおかげでシャトレーゼのような無残な荒れ方はなかった。これも好印象。仙台や山形に行くことがあったら、是非また立寄りたいと思ったのでした。


U.交通情報
通勤電車のようだが、車内はボックスシート主体。
仙台と山形を結ぶJR仙山線 面白山高原駅前にあります。仙台から50分、山形から25分ほど。
ちょうど県境の山形側に駅があります。特急・急行の類はなく、快速と普通しか走ってません。
単線で上下線のすれ違い待ちがある関係で、快速でも普通でも所要時間は変わりません。
(むしろ普通電車の方が速い場合が多い。)

上述の通り車ではアクセス出来ません。仙台方面から通ってるスクール講師は、作並駅に
車を駐めて電車に乗るそうです。
 



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