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 SKI 

スキー場情報 〜ゲレンデ・交通(ほとんど公共交通機関)・宿泊情報

   札幌国際スキー場
この本文情報はスキー日記を補充するものなので、まず2005年版2006年版から参照してください。
日時 2005年3月26日(土)〜28日(月)
     12月16日(金)〜17日(土)
2006年3月26日(日)〜28日(火)
高速リフト or ゴンドラ ゴンドラ2基・高速リフト1基(フード付き)
リフト待ち状況 なし たまにゴンドラ3分ほど。シングルレーン利用すれば待ち0。
カード利用 ○ リフト券・スキーレンタル・スクールで使用可。レストラン不可。
URL or TEL http://www.sapporo-kokusai.co.jp/ski2006/index.html
その他 ANAの電子マネーEdyが利用できます。


T.ゲレンデ情報

ベース近く。上は8人乗りゴンドラ。すっかり虜になってしまいました。抜群のパウダー、快適なクルージングに欠かせない変化のある適度な
斜度と木々の織り成す景観。そして高速リフト・ゴンドラの充実ぶり。
目下のところ、僕とちゃまのお気に入りナンバー1スキー場です。
 
ゲレンデマップを見る限り「物足りない?」というのが第一印象でした。ゴンドラは2本あるとはいえ、
平行にかかっていて乗車場所も降車場所もほぼ同じ。
他に高速リフト1本にペアリフト2本。
そもそも総ゴンドラ・リフト数5本というのも
少なすぎるし、リフトはゴンドラを使って行けるコースにかかってるに
過ぎないので、実質ゴンドラ1本と変わらない!? という配置なのだ。
(左図中央の青ライン2本がゴンドラ。左下から右上に延びてる青ラインが高速クワッド。
 高速クワッド降り場とゴンドラ降り場をつないでるのが2本のペアリフトです)
 
が、例え有効ゴンドラ1本だけでも充実したコースを備えてるなら、その1本を気持ちよく生かすために
晴天のウッディコース上部より小樽を望む混雑緩和をはかろうと捉えた場合、このスキー場のゴンドラ・リフト配置は理想的と言えるのだ。
 
その効果はてきめんで、12月の初滑りに訪れた時、2本のゴンドラが見事な機動力を発揮していて
待ち時間は皆無だった。
高速クワッドもフード付きで、ゴンドラと合わせ寒い北海道では最高。
 
エコーコースは上級を目指す中級者には最適なコースです。木々に囲まれた中斜面を高速カービングで
飛ばす爽快さはたまりません! 中級者向けとされてますが、斜度はそれほどきつくないので初級者でも
いけます。
エコー・スイング・ファミリーと少しずつ斜度が緩くなるコースが備えられていて、どんなレベルの人でも
間違いなく楽しめるでしょう。
一番緩いのは林間コースからメルヘンコースへと至るコース取り。初級者でも3,6キロものロングクルージングが
楽しめます。

圧雪された朝一のエコー・スイングコースを望むウッディからメルヘンへとつながる林間コースは、僕の知る初級者用林間コースの中では間違いなくナンバー1☆
雪化粧した美しい樹木の中、広々としたコースが続きます。他のスキー場で林間コースというと、
夏の林道をそのまま利用してるコースが多く、急カーブが続いたり幅が狭かったり、中上級者コースの
迂回目的だけに設定されてるケースがほとんど。この札幌国際のように、林間コース自体高速で楽しめるような
スキー場は少ないです。雪質も素晴らしいので、初めての方もスキー好きになること請け合いです。
(加えてウッディにはペアリフト2本かかってますので、ますます初心者に親切☆)
晴れていれば、メルヘンコースからは小樽の街並みや石狩湾が望めます。
(札幌から遥かに離れてるこのスキー場名が札幌国際というのも最初は違和感ありましたが、
慣れちゃうと どってことない問題ですね^^)
 
エキスパート用にはダウンヒルコースが用意されてます。途中30度のコブ壁(通称1壁)が待ち構えてるので、
初級者は遠慮した方が無難です。壁を回避するコースはありません。
ダウンヒルコース上部にある30度のコブ壁。通称1壁。このコブと不整地で物足りない方には
途中から深雪エリアというボコボコ斜面に入っていけます。
僕は上から眺めただけで滑ってないので、八方の黒菱と比べてどうかというのはわかりません。
滑ってる人はあまり見かけませんから、見事制覇したら目立つでしょうね^^

ダウンヒルコースは1壁さえ乗り越えられれば、あとは上級を目指す中級者にとって最高の
中斜面が続きます。圧雪された適度に強い斜面は高速ターンを繰り返しびゅんびゅん飛ばせます。
初級者が入り込まないだけになおさら安心です。1・2級とも検定はダウンヒルコースですから
目指す方は壁を怖がらずに挑みましょう。
(この検定レッスンの様子は是非参照して下さい。→2級編  →1級編
陽の落ちた札幌国際センターハウス 
ダウンヒルコース1壁の半分と深雪エリアを除き、どのコースにも圧雪が入りますので本当に気持ちいい
スキー場です。但し積雪の豊富なスキー場ですから、降雪ですぐにふかふかになってしまいがちです。
中級以下のコースにコブはほとんど出来ません。
雪質も文句ないですが、さすがに今年も去年も3月28日は快晴で、午後になってスイングコースの下部の
斜面が荒れてシャーベット状になってきました。
とはいえ本州の同時期におけるモコモコのザラメシャーベットとは違いますけどね。
 
他の豪雪スキー場もそうですが、ここもホームページをチェックすると、よく強風や悪天候でゴンドラが止まってたり
夕方6時でこんな感じスキー場自体の営業を止めてる日があったりします。
北海道に行かれる方は、特に1月から2月にかけてはこのリスクを考えて計画されるのがよいと思います。
(ニセコなんかは旅行に行った4日間まるまる閉鎖されたという話があるくらいです)
 
最後に。ここのスキースクールはマナーがもう一つです。
ゴンドラ降りても端によらず
真ん中で堂々と講師が板をつけてたりします。
コースの真ん中で立ち止まってレッスン
してることも日常茶飯事です。
(参加してた僕が言うんだから間違いない^^)
フリーの客を優先するのかスクールの客を優先するのかはスキー場のスタンスでしょうが、3日間集中レッスンを
はじめとする結びつきを見る限り、スクール重視の感があります。
というのを理解された上で楽しんでください。

※ 2005-2006シーズンから本スキー場におけるSAJとSIAスクールが合併しました。
  僕らが行った2日間、一般レッスンは元SIAの講師が担当しましたが、ゲレンデ端で
  立ち止まって講習するなど、彼らのマナーは一般的でした。
  昨シーズンまでのスクールマナーからは変わるかもしれませんし、そうなることを
  祈ってます。
 
 
U.交通情報
 
◇札幌市内各所から
   路線バスで約1時間半です。
   11月からは4往復、12月中旬から3月最終日曜まで1日6往復ありますが、
   3月最終日曜以降は2往復に激減しますので要注意。
   上記のスキー場公式HPにも詳しく載ってますが、運行はバス会社に
   直接問い合わせるのが確実です。
   
     第一観光バス 011-231-0500
     じょうてつバス  011-572-3131
 
   また、一般道をちんたら走るのは嫌だ〜という僕のようなせっかちな皆さんには
   曜日限定1日1便運行ですが、JR北海道バス運行の一部高速道経由ルートを
   お薦めします。こちらは自然渋滞で遅れることはほとんどありません。
 
     ジェイ・アール北海道バス 011-241-3771
 
◇新千歳空港から
   下の2社が、1日数往復運行しています。
   トランスオービット社の方が、朝里まで高速道経由になりますので間違いなく
   所要時間は早いです。
   イモーション社の方は北広島まで高速で、その後一般道で定山渓を経由する
   ルートになりますので時間は余計にかかりますが(定刻で15分ほど、渋滞するともっと)、
   こちらはバス代にランチも含まれるという格安料金なので捨てがたいですね。
 
※小樽方面からは不明ですので、スキー場に聞いてみてください。

 
V.宿泊施設

スキー場内や隣接した宿泊施設はありません。最も近いのが、車で20分ほどの朝里温泉と定山渓温泉の各宿になります。
朝里温泉のクラッセホテルと、定山渓温泉の各宿へは無料シャトルバスが運行されてます。
定山渓の方は温泉地として定評があり、各施設とも和室を中心とした旅館的サービスを展開しています。
一方朝里クラッセホテルはリゾートホテル的サービスを展開していて洋室が中心です。全く性格が異なるので好みで
選択されるといいでしょう。もちろんクラッセホテルも温泉は大浴場ですよ。

このほか、スキーツアーでは札幌や小樽にステイするのも数多くあります。小樽ヒルトンでしたらスキー場まで35分位、
小樽駅近辺ですと50分弱かかります。ヒルトンのほか、ホテルソニア・ホテルノルド小樽・オーセントホテル小樽・
小樽グランドホテルからも無料シャトルバスが運行されてます。
一方、スキーバスの便が多いのが札幌市内行きですが、個人的にはお薦めしません。距離があるばかりか市内の渋滞も
見込まれますので、2時間弱かかる場合もざらにあります。ちょっときついですよ〜。

なお、2006-2007シーズンも3日間集中レッスンが行われると思いますが、定山渓温泉や朝里クラッセホテル以外の滞在で
参加される方に絶対お薦めなのが手稲ステーションホテルです。手稲駅(ホテル目の前)からもレッスン専用送迎バスが
出るのでとっても便利。安くてサービスのいいビジネスホテルですよ。

以下に宿泊経験のある各ホテルを紹介します。

 
@定山渓グランドホテル瑞苑(2005年3月26〜27日宿泊)  http://www.granj.co.jp/top.html
  ※このホテルの最新滞在記はこちらをご覧下さい。(2005年12月10日の情報です)

定山渓温泉内には数多く宿泊施設が存在しますが、ネット上から
見る限り、この定山渓グランドホテル瑞苑のプランが最も充実しています。
しかもリーズナブル!
僕達は大の嫌煙家なので、インターネットではなく直接電話で禁煙部屋
リクエストを添えて予約しました。(ホテル鹿の湯で懲りた経験があるので^^)
 
文句のつけようのない最高の滞在を満喫しました。
 
まず料金が良心的。1日目はレストランバイキング、2日目は部屋食の
プランにしましたが、
初日は休前日料金にもかかわらず2泊で
1万6千円ちょっと。(←2005年3月の話です)
1日目と2日目ではプランが違うので部屋のタイプも異なるのですが、
初日から2日目の
いい方の部屋にアップグレードされ、
10畳プラス洋風居間という広い快適空間で過ごしました。
 
スタッフはどの方も親切で、気持ちよく滞在してもらおうというホスピタリティに溢れてました。
食事も値段考えれば充分過ぎるくらい。上出来です。
 
この露天は最高でした☆これがヴェルサイユ??温泉も広々。10時と22時に男湯と女湯が切り替わります。
この2つは仕様が全く異なってますが、向って左側の入口の湯(日中女性湯になってる)
の方が最高です。
ヴェルサイユ浴殿というネーミングのエリアがありますが、よくわからん・・・
アールヌーボー調でもないし、ロココ調でもない。ヴェルサイユのブルボン王家や
マリーアントワネットを彷彿させるものってなんだろ・・・ と思って探ったらありました!
うーむ、でもこの壁のレリーフ・・・ 宮殿を作ったルイ14世ならアポロンでしょ!
これって・・・ ま、素敵な旅館だったので、ヴェルサイユ浴殿で納得しましょ^^
露天風呂も大きいし、晴れてたら満天の星が楽しめるでしょう。
(写真の露天風呂は、男性の場合22時から10時の時間帯になるので、
日帰り立ち寄り湯での男性利用者は入れません。残念!)
(日帰りの場合、財布などの貴重品は脱衣所内にロッカーがあります。100円かかりますが使用後戻りますので、1枚用意しておきましょう)
 
もちろん宿泊代にカードも使えますし、JALのホテルマイレージも加算されました^^(パッケージツアーで利用した場合は不可ですよ)

そうそう国際スキー場行きの無料シャトルバスが玄関に横付けされるのもこのホテルだけです!
※他のホテルの場合は、バス通りまで歩くことになります。距離はホテルによりさまざまですが^^)
 

A章月グランドホテル(2005年12月16日宿泊)

定山渓でもトップクラスの評判を誇る旅館。今までも何度か泊まりたいと願ってたけど、高額で二の足を
踏んでました。今回は札幌国際スキー場のホームページに紹介されてる温泉宿泊パックが、
ちょうどこの日まで割安な初滑り価格だったので利用。リフト2日券付き・夕朝食はレストラン食で
13,200円でした。4月までのフルシーズン時は2千円ほどアップします。
このスキー温泉宿泊パックは旅館への直接申し込み&支払いですが、旅館のホームページ上には
一切案内が出てません。かな〜りリーズナブルですからね^^ 
でもその内容たるや、スキーとは無縁のホームページ上のより高額な宿泊プランと何ら変わりませんでした。
なるほどねぇ^^

さて、この旅館、さすがに評判通りの素晴らしい食事の数々でした。全ての魅力はこれに尽きると言っても
過言ではありません。
レストラン食と聞いていたのでバイキングと思いきや、この旅館にはそんな団体様御用達のような食事は
ないのですね。落ち着いた佇まいの『洗心亭』というレストランで、ちょっとした会席料理が供されました。
「山里の籠摘み膳」とうたわれたそのメニューは、食前酒に始まり、前菜・鍋物・造り・皿物・焼き物・
蓋物・御飯・香の物・水菓子とずらり10品目。ここで一品一品その味わいの素晴らしさをあげるのは
日が暮れちゃうのでやめますが、細心に渡る調理法、はっきりとした味わい、絶妙に素材の味わいの
染み込んだ汁の数々、とろけるような刺身、焦がした朴葉の香りたつ鮭・・・ほんとに美味しかった!! 
正直この値段でゴメンナサイという感じです。この手のこんだ料理の数々と比べてしまえば、残念ながら
僕が大ファンの定山渓グランドホテル瑞苑も遠く及ばないという印象です。さすが食で名を馳せるだけのことはありました。このプランでこれだけの料理なら、もう一つ上のプラン(5千円アップで出てます)なら
いかばかりかという感じです。
この洗心亭、大きな窓から広がる定山渓の景色が素晴らしいの一言です。おそらく定山渓随一と
言っていいのではないでしょうか。渓流と対岸のホテル鹿の湯のライトアップがとっても美しい。
極楽の夕食タイムでした。
ちなみに朝食も洗心亭での和食です。これまた悪い筈がないですね^^

部屋も、プランからするとこの旅館における一番悪い部屋のはずですがとても快適。担当の仲居さんは
フレンドリーというよりは遺漏なくかしこまった感じで苦手なタイプでしたが、もちろん何の問題も
ありません。

大浴場は朝風呂時間だけ男女入れ替わるシステムでしたが、どちらも大差ない感じです。
定山渓グランドホテル瑞苑や鹿の湯と比べ、それほど大きな浴場ではないですが、
宿の規模を考えればちょうどいい感じでした。
露天風呂は外が木で覆われて展望が望めるタイプではありません。尤も覆いがなければ
対岸の鹿の湯から丸見えになっちゃいますが^^
露天風呂については圧倒的にグランドホテル瑞苑ですね。

この旅館で特筆すべきは、客の願いについて「NO」と言わないことです。僕らはいくつか無理を
お願いしてしまいました。
一つ目はリフト券。せっかく2日券でも車で行動しない僕らにとって、ホテルでピックアップしてくのは
交通の不便さを考えても困難なことです。
そこで予め自宅にリフト券を送ってもらうようお願いすると、2日後にはもう送られてきてました。
無論クレジットカードのデポジットを伝えてあるとはいえ、嬉しいサービスでした。ところが、そのリフト券を自宅に置き忘れてしまったのです。気付いた時は既に出発後。困って旅館に電話をすると、スキー場のインフォメーションに連絡入れておくので引き取ってほしい。旅行終了後自宅に戻ってからリフト券を送り返してもらえればよいとのことでした。あぁ、何て素敵なサービスなんでしょう!
二つ目は夕食のドリンクに梅酒ソーダー割りを頼んだところ、洗心亭に用意がなかったにもかかわらず、別の階(?)のバーから作って出してくれたのでした。一事が万事がこの調子。京都ブライトンホテルもびっくりのサービス精神でした。
この旅館、もちろんカード利用可です。

 
B小樽ヒルトン(2005年12月15日宿泊)  http://www.ishinhotels.com/hilton-otaru/jp/

世界に展開するヒルトンホテルズの北日本唯一のホテルがここ。
小樽築港駅に隣接していて、利便性は抜群です。また小樽エリアの中では尤も国際スキー場に近いホテルです。(スキー場まで車で30分強)

部屋はシティホテルとしては充分な30uの広さ、綺麗で快適。スイート以外の一般客室は
海側か山側か、高層階か低層階かで料金が変わるだけで部屋の広さは同じです。
完全に海に面してるので、日中天気のいいときは綺麗だと思います。
バスルームは浴槽とシャワー一体型。ウォッシュレット付きトイレもバスルーム内にあります。
シャワーは使ってませんので水流は不明ですが、浴槽への給水はあっという間です。
浴槽自体は欧米式の浅く長いタイプで、深い日本タイプが好きな僕ははちょっと残念^^

今回は深夜到着朝出発の為、レストランは利用しませんでしたが、何年か前に利用した時の
コストパフォーマンスに優れたとても良い印象が残ってます。
今度宿泊する際には利用してみたいです。

今シーズンも札幌国際とキロロへの無料シャトルバスが運航してますので便利!
また、ヒルトンではタクシー会社と契約していて特別料金で各方面にタクシーで行けます。
料金表はこちらを参照して下さい。 ←【現在編集中】

なお、小樽築港駅からはショッピングモールを通ってホテルまで直結してますが、早朝夜間のモール営業時間外はいったん外に出て、路上を歩いていかなければなりません。300メートルほどですが、降り積もった雪の中、とりわけ吹雪いてる時は悲惨です。覚悟して行きましょう^^


Cホテル鹿の湯  http://www.shikanoyu.co.jp/
 
同じく定山渓にあるこのホテルには、2004年12月の初滑りのときに宿泊しました。
温泉宿泊パックというリフト1日券付き・夕食はレストランバイキングで 12,500円でした。
 
この旅館はいかにも拡充を重ねたような連接式建物になっていて、僕らの部屋は
寒く薄暗い廊下を渡ったいかにも安客専用といった部屋。
おまけにタバコ臭〜い! この臭さは食事に行ってる間、窓を全開にしてもとれませんでした。
事情を話しても部屋代えてくれないし。。。
 
値段が値段といっても、もう泊まるのはゴメンです。
ただ温泉はよかった^^ 定山渓グランドホテルより泉質が濃い感じ。東京に帰ってきた時もまだぽかぽかしてました。
 
ということで今後僕らは、このホテルは立ち寄り湯にだけ使うことになりました。


D朝里クラッセホテル(2006年3月26〜27日宿泊)  http://www.classe-hotel.com/  

札幌国際スキー場と小樽の中間に位置し、スキー場から車で15分強と最も近い宿泊施設。
定山渓の各ホテルが旅館的なら、こちらはリゾートホテル的サービスを前面におしだしてます。
リゾートホテル的サービスとは何か。例えば洋室が中心であるとか、食事はレストランでのコーススタイルが
中心で 黒服を来た給仕がサービスにあたるとかです。

客室は30uないかなという広さ。せっかくのリゾートですから気持ちもう少し広いと嬉しいかな。
窓からは通りと川を挟んで朝里スキー場と向かい合ってます。直線だと走っていけそうな距離ですが、
川をぐるりとまわって行かなければならないので歩くにはちょっときつそう。

温泉大浴場は広々としてます。露天風呂付き。個人的な泉質評価はグランデコや白馬八方温泉と
同じB評価。定山渓温泉の方が上だと思いますが、温泉に入って身体をのんびり伸ばせるというだけで
最高ですね。

食事はレストラン食になります。洋食・中華・和食の各レストランが用意され、それぞれに雰囲気があります。
とりわけ洋食と中華のレストランは一見するとデートにぴったりな感じなのですが、部屋着&スリッパで
現れる宿泊客も多く・・・。温泉ホテルとしてレストラン側もそれを認めてます。楽といえば楽ですが、
せっかくの雰囲気が台無しで、妙にちぐはぐな感じがするのは否めません。
僕の利用した特割プランの場合、夕食は1泊目は2階の洋食レストランで和洋中折衷セット料理、2泊目からは好きなレストランを選択してのセット料理というスタイルでした。初日の和洋中折衷料理ですが落ち着かなかったですね。最初の料理で箸を使ったかと思えば次のスープはスプーン。また箸を使ってメインはナイフ・フォークでデザートは箸とか。色々な種類の料理を食べれるという面で喜ぶ客もいるかもしれませんが、僕は日本料理なら日本料理、中華なら中華、洋食なら洋食で通したいですね。
2日目に選んだのは1階レストランでの中華料理。雑多な客のちぐはぐな喧騒で落ち着かない2階レストランと異なって客も少なく、落ち着いた雰囲気でメニューを楽しめました。料理の質・量ともに、パックの値段を考えれば充分すぎる内容に大満足。店員に聞いたところ、最初の1泊の料理も予め伝えれば、折衷料理でなく各レストランでのセット料理を選択できるとのことでした。これからはそうしよう。
ちなみに最終日も、もう1泊する友達と和食レストランで日本料理を食べてから帰りました。友達の食べた和食のセット料理が一番お得感あったかも。味・量・素材ともコストパフォーマンスに優れ、文句のつけようのない出来でした。ちなみに写真は僕が頼んだイクラウニ丼セット。これで2千円しないのです! イクラなんかしょっぱさがまるでなく、たまごの風味がかすかに漂う最高の食材使ってましたよ☆

今回のスキーはひたすら不整地コブを滑った為に身体がガクガクになり、ホテル内のエステにも行ってしまいました。もちろんアロマ全身マッサージ。オイルを使って身体に染み込ますように撫でてもらうマッサージは、痛がりの僕でも大丈夫。アロママッサージでこの値段は東京の半額以下!気持ちよかった〜〜。担当してくれたエステティシャンは研究熱心で手の動きが絶妙。オイルの香りに包まれながら寝るのも夢心地でした。次の日筋肉痛が沈静化してたのもこのおかげかな!? 今度クラッセホテルに泊まる時も絶対頼んじゃいます。

とまぁ、ホテルの施設をフル活用したつもりの今回の滞在でしたが、ホテルにはプールもありました。今回は水着を持参しなかったので利用しませんでしたが、家族連れには喜ばれるでしょう。
宿泊プランはホームページに載ってるのが全てですが、エステ・温泉・ランチなどを部分的に組み合わせた日帰りプランがとても充実してます。また各レストランでは個別にサービスセットがあるので、食事のグレードを落としてでも安く済ませようと思えば、素泊まりでレストラン利用するという手もありです。単品なら千円台前半で用意されてます。この日帰りプランや単品メニュー・格安セットメニューなどはホームページには掲載がないので問い合わせてみるといいと思います。

ホテルからは小樽駅と小樽築港駅までホテルバスが運行されてるので、宿泊客の場合 帰り際に温泉に入ってから各地に戻るという使い方もできます。(宿泊客でない場合は、スキー場からホテルまでの無料シャトルバスが使えないので難しい)

なお、札幌国際スキー場の3日間集中レッスンに参加される場合、スクールの貸切送迎バスがこのホテル前を通りますので利用できますよ。

 
W.立ち寄り湯
 
定山渓のグランドホテルと鹿の湯については上記を参照してください。
 
朝里クラッセホテル(2005年3月28日の情報です)
 ※ このホテルの最新の滞在記は上に記した通りです。一昨年感じたような不快感はなかったのですが、一応実話として
    下記記録も暫く残しておくことにしました。
 
定山渓はホテルと冠していてもサービスは旅館なので、とても人間的な素朴なサービスをしてくれるが、このホテルは、こと接客については
いわゆるホテル的(シティホテル的)サービスを
目指してるようだ。(言葉遣いやホテルマンの動きから感じる)
が、こうしたサービスを目指すなら、各部門の担当者が機能的に連携してことにあたらなければならないのだが、そこがちぐはぐなばかりに
時として客に不快感を
与えてしまうところが残念だ。
 
立ち寄り湯は800円。脱衣所から温泉に入ろうとしてタオルがないのに気付き、また服を着て受付へ。
「タオルは別途200円となってます」 それを先に言いなさい! 旅館やホテルで別途タオル代というのは初めてだ。
値段はバランス取れてると思うが
不親切でしょ^^ 
 
温泉成分に偽表示があっただの色々と評判の悪い温泉ではあったが、施設が整ってることもあって評判は少しも気にならなかった。
白骨温泉事件の時も、騙された〜と騒いでる人は
大勢いたが、入った時点で騙されたことに気付かず満足してるのなら
それでいいのではないかと
僕は思う。僕にとっては周囲の評価はどうでもよく、要は気持ちいいか悪いかだけの話なのだ。
 
温泉自体は最近流行の東京の温泉と変わらなかったけど、800円で気持ちよく汗流せたんだから充分でした。
小樽や小樽築港駅までホテルの無料送迎バスも利用できるし、そこから空港までは直通快速に揺られるだけ。
湯冷めも覚えず東京まで帰ってまいりました^^



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