テイネオリンピア

スキー場情報　～ゲレンデ・交通（ほとんど公共交通機関）・宿泊情報

このスキー場を目的に来たわけではなく、明日からの札幌国際での３日間集中レッスンに参加するための足慣らしとして滑りに来た。

ここオリンピアの上部に、ゴンドラでつながってるハイランドスキー場があり、両者は共通のリフト券で楽しめるようになっている。

ハイランドの山頂からオリンピアまで滑り込めば、最長６キロのロングクルージングが楽しめるという。

残念ながらこの日は３月末というのに悪天候（強風）でゴンドラが止まってしまい、ハイランドエリアで動いてるリフトも１本だけと聞いてこのオリンピアスキー場だけを滑った。

雪はあるのに２月で営業運転を終えてしまったリフト＆コースがあり、動いてるのは３本のリフトだけ。

スキー場メインの白樺ロマンスコースはほとんど初級者向け。

滑ってて楽しいのは聖火台第一リフトからのコース。

リフトを降りたところからの景色は素晴らしい。

眼下に手稲の街並みが広がり、その先に石狩湾のなだらかな海岸線が広がる。
晴れてたら、濃紺の海・押し寄せる白波と

市街地のコントラストがきっと美しいに違いない。

聖火台アタックコースは上級者向けとなってるが、中級者でもチャレンジし甲斐のあるコース。

テイネでほとんど見かけなかったボーダーだが、ここでは数人楽しんでいた。
その上手いこと上手いこと。

今までの日記でもわかるとおり僕は余りボーダーに良い印象をもっていないが、このコースを流れるように滑り降りる美しさに見とれてしまった。

もちろん横滑りで果敢にチャレンジするボーダーもいたが、こけてもすぐに立ち上がり、休むときはコース脇まで移動していた。

ボーダーもこうでなきゃ！　初めてボーダーに好印象をもてたスキー場だった。

聖火台アタックコースとリフトを挟んだ反対側に、中級者向けのバーンが用意されている。

僕は滑らなかったが、リフトから眺める限りここがカービングターンの練習に一番楽しいコースのように思えた。

あくまで足慣らしのつもりできたため、疲れを明日に残しては意味がない。12回回数券を２人で使って、早々に引き上げた。

オリンピアはここを目的に滑りに来るには全然物足りない。

リフトの長さがそのままコースの長さとなるので、トロトロリフトで時間かけて登ってもほんの一瞬で滑り終えてしまうし、コースのバリエーションも乏しい。高速リフトもない。

が、街からのこの近さにこの規模のスキー場があるということが何よりの長所かも。

しかし３月末というのに何と雪のふわふわなことか。石狩平野に広がる手稲の街のほんの裏山（＝高度がない）というのに、
標高のあるガーラやみつまたなどとレベルが違う。

さすが北海道！　明日の札幌国際が楽しみだ！

コインロッカーはあるが、大型のキャリーケースの収納は不可。

スキー場は最寄りの手稲駅からバスで15分ととても近い。

その手稲駅へは札幌から快速で10分。また新千歳空港からも３０分おきに頻発している小樽行きエアポート快速に乗れば手稲まで直通と便利。

新千歳空港からは、発車間際での乗車では座れない場合があるので、僕は10分前を切った時点で指定席を利用するようにしてます。

また手稲からの乗車の場合、１０分我慢すると札幌駅では必ず着席できるので自由席を利用しますが、札幌駅からの乗車の場合は必ず指定席を利用します。
（1５分前から並んでないと座れない可能性高い）

手稲駅からの路線バスは、スキー靴での乗車は原則認められてません。

Ⅲ．手稲ステーションホテル 　http://www.station-hotel.co.jp/

札幌都心部の有名シティホテルを凌駕する人的サービス。コストバランスと便利さを考えた場合、１００％満足できるホテルと間違いなく言い切れる素晴らしさ。

どのスタッフも明るく親切でフレンドリー。客の為に一生懸命役立とうとする姿勢はこのクラスのビジネスホテルでは特筆もの。

札幌から快速で10分。JR手稲駅に直結しているので、駅からの屋内通路を利用してそのままホテルに入れる。

ホテル宣伝の室内写真より、実際の客室がみすぼらしいというのは良くありがちなパターンだが、このホテルは全く逆。ホテルのホームページ写真よりはるかに良い。

僕らが泊まったのは２０㎡のツインだが、２５㎡はありそうなゆとりの空間が確保されている。

壁もユニットバスもトイレ（ウォッシュレット機能付き）もとても綺麗。

無線LANカードを持参した人には高速インターネットの無料サービスがある。