三江線の存在を認識したのは昨年 2016年4月、「北前船で賑わい、石州瓦の主産地である江津本町の甍街道を訪ねる」をテーマの一つにして
門司・下関から山陰を旅した時で、「江津本町の甍街道」の通りから下の写真にある赤い鉄橋を見たことに始まる。
後日旅の記録をまとめていてそれがかなりのローカル線「三江線」であることを知り、ぜひ鉄旅したいとプランを温めていた。

当日は風雨が強く、思うように写真が撮れなかった、三江線の紹介パンフレットからの転載
右のイメージの真ん中に描かれているタワーが、階段だけの駅、天空の駅「宇都井駅」(うづいえき)
山陰本線餘部駅の「トレッスル橋」を思い出す。
ホームと待合室まで116段の階段、地上20m。

三江線の路線図
江の川とともに線路が通っているのがよく判る。
中間にある「潮駅」での眺めは「絶景」とのことだが、雨で見れず。

同じく三江線の紹介パンフより転載
右下の丸囲みにある「おすすめ情報」にある列車に乗車、なんだが、昼間のダイヤはそれだけ

三次(10:02)-宇都井(11:09)
階段だけの駅「宇都井駅」
列車から下の田んぼを見おろす

「宇都井駅」のホームだが、これだけだと列車は高いところに停車しているとは気づかない

宇都井(11:09)-潮
(この駅は絶景ありだが・・雨・・)
-石見川本(12:18)
石見川本駅に到着、次の列車は一時間半後


列車はこの駅で一時間半ストップ
時刻表では乗って来た列車はこの駅から先には行かないという記載なんだが、上り下りの交換もなく一時間半後、同じ車両と運転手で先に進んだ。
つまり実際は運転手の昼食休憩の一時間半ストップであった。
風雨が強くて外に出られず、大した食料もなく、おとなしく一時間半を待つしかなかった。
石見川本(13:45)-江津(14:54)
江津駅、昨年4月以来の再訪

江津(15:06)-馬路-仁万-出雲市(17:33)
日本海に出た


青い瓦屋根が印象的な仁万駅

出雲市(17:52)-松江(18:33)
松江駅に到着、今夜の宿「松江アーバンホテル」に入った