出発駅-到着駅/目的地
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高知(09:35)-窪川(11:51)

窪川駅のスタンプ
高知駅を出発して土讃線の残りの区間を窪川まで行く。
途中、土佐新荘から安和の間の海の眺めが良い、とあったが車窓から撮影するチャンスが得られず、 ただ眺めているだけで進んでしまい、終点の窪川まで行ってしまった。
土讃線の終点、窪川駅に到着。予土線の宇和島行きは90分待ち。

窪川駅

窪川では、昼食、第37番札所の岩本寺参詣、JA四万十の「みどり市」で接続待ちを消化することにしていた。
駅を出て周囲を見渡すと、駅前の通り沿いに数件の食堂や店屋が見えたが、駅の左に立派なビルがあった。 冷房の効いたビルの中に入っていくと案内所があったので、昼食を取る店屋と岩本寺への道筋を確認した。

下の地図はJAでの昼食後に岩本寺に行くべく町役場を通過したときにもらったもの。
岩本寺は地図の左下、以前の町役場がその隣にあったことが見える。
現在の役場は地図の真ん中、JR窪川駅のならびにある。 人口1万8千人の町にしては随分と立派なビルで、街中の整備より役所を優先したことがよくわかる。 それで町民がよく文句を言わないもんだ。
昼食を取る場所として一つ教えてもらったのがJAの直売所、地図にあるように線路の右手にJA(農協)がある。 役場のエレベーターで3階に上がると線路を横断する通路があり、JA側に降りられる。
JAも結構立派な建物だが、その先にJA四万十の直売所があり、そこに弁当が置いてある、と教えられて出かけた。
丁度お昼時で、役場の人と一緒だったが、大してうまくもない弁当でお昼にして、第37番札所の岩本寺に向かった。しかし、暑かった。

窪川の街中地図
第37番札所・岩本寺を参詣

お遍路さんがお経を読み・唱和する席がしつらえてある本堂内陣
境内を含めてお遍路さんは見当たらなかった

天井の格天井画

第37番札所の岩本寺の本堂内陣
窪川(13:24)-江川崎-北宇和島(15:30)、窪川から予土線

これから乗車する海洋堂ホビートレイン

海洋堂ホビートレインはJR四国が大阪府の模型メーカー海洋堂と提携して走らせている、なんとも派手派手なラッピング列車。

車内には海洋堂が販売している「かっぱ」のフィギュアの陳列ケースが設置されており、海洋堂の宣伝列車でもある。

海洋堂ホビートレイン

海洋堂ホビートレインと、隣にいた「しまんトロッコ」

「しまんトロッコ」は窪川と江川崎間を運行
いずれもJR四国の観光列車

海洋堂ホビートレインと隣にいた「しまんトロッコ」列車
列車から見た四万十川、ゆったりとした眺めが続く
四万十川と流域-1
同じく列車から見た四万十川と流域
四万十川と流域-2

やっと沈下橋を撮影できた

四万十川と流域-5、沈下橋を撮影できた
十川駅
十川駅
半家駅(はげえき)

難読駅名として、また面白駅名としても有名な駅

半家駅

のどかなトロッコ列車に乗っていて「つぎは〜 はげ〜 はげ〜」などと聞こえてきても、表情一つ乱してはいけない。 ガキが「アハハハハハハ、ハゲじゃと〜。誰が駅名をきめようがじゃろうねぇ。」などと言い出してもである。
駅に着いたときに乗降客の7割くらいが半家の、いや、禿げのお客様であったとしても、それは旧西土佐村の激しい高齢化のせいであるから笑ってはならない。
また、この駅では増毛駅、福生駅、布佐駅の話はしないほうがよい。まして上大井駅の話をすると、ケンカを売っていると取られかねないので注意しよう。

とのこと。「アンサイクロペディア」からの転載である。
江川崎駅
江川崎駅に到着 乗ってきた海洋堂ホビートレイン
日本一暑い駅

日本で一番暑い町、なんと41度の記録を持つ。この日も大変暑かった

この看板の下に「らぶらぶベンチ」がある。座る板がVの字になっていて二人が自然に真ん中に寄っていく仕掛け。

江川崎駅を宣伝する看板、日本一暑い駅
前回レンタサイクル「四万十川りんりんサイクル」を江川崎駅横のここで借りて、中村まで行った
江川崎駅横の観光案内所、前回レンタサイクルをここで借りて、中村まで行った
北宇和島駅で松山行に乗り換える
予土線は辺鄙なところを走る完全なローカル線で、北宇和島で終了。
北宇和島(15:31)-八幡浜(16:26)

JR四国は「伊予灘ものがたり」を商品名にして売り出し中

この先、伊予上灘駅までの伊予灘の風景は良かった。撮影するチャンスは得られなかったが・・・

八幡浜駅
下灘(17:49)

ホームからの海の眺めが有名だが、海側は造作物などが邪魔して見るべきものなし、というかネットで見れるような風景の広がりは見つけられなかった

かの有名な下灘駅
松山到着(18:30)

路面電車でホテルへ
松山駅の表口
翌朝、9時34分の伊予西条行きに乗る
松山駅の電光掲示板
松山(09:34)-今治-伊予西条(11:37)

伊予西条で乗務員交代

松山からは電化区間、列車のスピードが上がった。

徳島から高知、そして松山までの車窓から見えたのは農林水産の風景、
それが今治あたりから造船を含む工業・製造業の趣になった。そして、それは高松まで続いた。
今回高松から徳島までの高徳線には栗林公園までのわずかの距離しか乗車していないが、 徳島からはまた農林水産の風景がメインになるはずで、
すなわち四国の経済は瀬戸内でもっていると理解した。

伊予西条(11:47)-観音寺(13:17)-多度津-高松(14:33)

観音寺駅

観音寺駅の電光掲示板

多度津の手前で見た瀬戸内海

多度津の手前で見た瀬戸内海
多度津駅の駅名票
高松駅に到着

栗林公園に行くため15時1分発の「Orange-town」行きを待つ
「Orange-town」はJR四国グループのよんてつ不動産が開発する住宅団地

高松(15:01)-栗林公園北口(15:06)
徳島駅の電光掲示板

二駅先の栗林公園北口駅で降車、少し歩いて入園

栗林公園入場券
よく手入れされている園庭
芙蓉沼のピンクの蓮のつぼみ

桶樋滝(おけどいのたき)

前方の山の中腹に置いた桶まで人力で水を汲み上げ、藩主がここを通るときなどに、水を流したとある。
どこでも下っ端はつらい。現在はポンプで水を汲み上げ、流しているとのこと。
おけどいのたき

旧日暮亭、江戸初期の大名茶室を今に伝える建物

旧日暮亭、江戸初期の大名茶室を今に伝える建物

掬月亭
四方正面の数寄屋書院造りの回遊式庭園の中心的な建物。唐詩「水を掬すれば月手に在り」

掬月亭、四方正面の数寄屋書院造り
掬月亭の看板、唐詩「水を掬すれば月手に在り」から名づけられたとある
掬月亭の縁側
掬月亭の内部
掬月亭の内部、気持ちの良い空間
掬月亭
掬月亭の張り出し

後ろの紫雲山と手前に南湖の掬月亭、すばらしい景色

後ろの紫雲山、手前に南湖、すばらしい風景

その風景の中、南湖を回遊する和船、まさに一幅の絵。

自分も乗船を検討したが閉園間際なので諦めた舟遊びだ

南湖を回遊する和船
南湖を回遊する和船、絵になっています
偃月橋の上から見た南湖を望む風景全体

偃月橋と南湖を俯瞰する風景
入場券の画像

偃月橋と南湖を俯瞰する風景
ことでん栗林公園駅-瓦町
栗林公園の出口で方向案内板が見当たらず迷ったが、思い切って直進したらことでんの栗林公園駅があった。
高松築港行きに乗り瓦町で下車、近場のホテルに入った。