

朝パッと目が覚めたら9時。
あわてて起き風呂に入って体の目を覚まし、朝食を取らせてもらえるかどうかを尋ねたらOKとのことで、
それに甘えさせてもらい朝食を済ませて、ホテルをチェックアウトしたのが10時。
自分が最後のチェックアウト客ではなかったが、前々日の夜から前日まで、随分と疲れた一日であったことを改めて感じた。
会館での感想は、阿波踊りは封建時代に抑圧されていた人民が領主に気兼ねなく思いっきり羽を伸ばしたバカ祭りみたいに思え、全国によくある話の印象を持った。
「阿波踊り会館」を出て直進して徳島駅に出た。(ロープウェイで眉山に登るのはパス)
徳島(11:45)-阿波池田(13:47)
徳島線(吉野川ブルーライン)で阿波池田に向かう。
前回6年前は今回とは逆の阿波池田から徳島まで乗ったがほとんど寝ていたので、実質的に今回が初めての乗車と同じ。

徳島駅を発車し、「眉山」を見たがどうってことのないただの山
沿線しばらくは高松のベッドタウンらしかった。その先は左右の山脈と所々吉野川が見えるだけで、他に特記するものもなく、阿波池田に到着。土讃線に乗り換え高知に向かう

阿波川口駅近く、この雰囲気良し

阿波川口・小歩危間の渓流
渓流下りのボートが見えた

小歩危駅
左下に見える道路から写真の真ん中の駅舎までの急な階段
断崖を無理矢理削って作られた駅とのこと

小歩危駅と大歩危駅の間の渓流、
大歩危渓谷

大歩危駅
平家落人の里やかずら橋のある「祖谷渓」への入口の駅、ベンチに注目

大杉駅
ユニークな形で綺麗な駅舎
日本最大のスギ「杉の大スギ」があるとの説明が見えた


びっくりした駅
鉄橋にホームが設置されていた

よく見るとわずかだがホームの下に水面が見える、下は穴内川と国道32号

上下線の線路の間にホームへの階段の屋根が見える。
その屋根の向こう側がホーム

秘境駅で有名な新改駅、山奥のスイッチバック駅に入線(15:33)
左が登って来た線路

前回は普通列車にもかかわらず通過されてしまい、今回初めて到達した新改駅

ホームの先は車止めがあるはずだが見えず(左)
右は新改駅に停車したところ


駅舎とスイッチバックの線路


左は駅に至る道、右は新改駅を発車してから見たホーム


次の駅・JR四国の中でも最も高い地点にある繁藤駅に到着、後は高知に向かって下って行く



奈半利駅に至る土佐くろしお鉄道との接続駅、
なので駅前は開けているだろうと想像し降車した。
改札口の外まで出てみたが、廻りは畑が見え、駅舎だけが立派なつまらない駅であった。駅に引き返して後続の高知行きに乗車


高知では、「塩たたき」を宣伝しており、店頭のおばさんに普通の「たたき」とどう違うのかを質問したら「生」という答えが返ってきた。
自分はカウンターで「塩たたき」と地の酒を注文し楽しんだ、辛口の酒にしてくれと頼んだんだが、自分には甘かった。
「塩たたき」は実際に食してみると、確かに「生」の度合いが大きく身も厚く切ってあるが、食感は普通の「たたき」とさして変わらない、というのが自分の実感であった。





「文久2年(1862年)3月24日、土佐の郷士 坂本龍馬は、風雲急を告げる時局を洞察し、決然として土佐を脱藩した」とある。
このパンフレットの写真の背中に、勇んで、と言うより哀愁を感じて調べてみた。
通常は脱藩者の残された家族などは処刑されるが、そうはならなかったらしい。

