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スキー場情報 〜ゲレンデ・交通(ほとんど公共交通機関)・宿泊情報

   八方尾根スキー場
この本文情報はスキー日記を補充するものなので、まずこちらから参照してください。
日時 2005年4月2日(土)〜3日(日)
2006年3月30日(木)
高速リフト or ゴンドラ ゴンドラ1基・高速リフト?基(全部乗ってないから不明)
リフト待ち状況 なし
カード利用 ○ リフト券購入には使えましたが、レストラン等は不明
URL or TEL http://www.hakuba-happo.or.jp/
その他


T.ゲレンデ情報
 
スキー日記の八方編初日を参照してください。これに尽きます。。。
が、このすさまじい雪がこんなひどい悪印象を残したのであって思えば4月ですからねぇ。
ここは白馬の千メートル超のゲレンデ。オンシーズンの雪質は悪いはずはない。
 
パウダーであればこんなにひどいコースになるわけもなく、また検定受けてた常連さんによると、リーゼンスラロームコースなどは
コブも少ない
超快適な高速バーンになるそうな。
確かにあのコースでコブのないパウダーなら最高だろうなという思いはするのでした。
が、だ。現実にあれを経験しちゃうと、どうしてもそんな話も夢物語に聞こえてしまうのだ。
 
以上は2005年4月の役に立たないゲレンデ紹介でしたが、今シーズンも行ってまいりました。
先シーズンはレッスンに打ちひしがれ、検定で打ちのめされてすっかり滑る気をなくしてしまい、リーゼンスラロームコースを数本滑っただけで
止めてしまいましたが、今回は咲花ゲレンデ方面までざっと滑ってまいりました。
今回の来場目的は2級検定。ここのスクールは自分の肌に合わない
為、レッスンは受けませんでした。今後もここのスクールに
入ることはないでしょう。検定は今回もあえなく惨敗。(ここみて) 来年グチャ雪のこの時期にまた来ることになるでしょう。              
この日は3月30日だというのに大寒気団が上空を通過とかで、午後から吹雪となりました。
午前中の検定時は残念ながら恩恵を蒙れませんでしたが、午後からゲレンデ上部は
ふわふわ雪に変身。
最トップのリーゼングラートはクローズされていてまずは兎平ゲレンデから。斜度はそれほどとは
思えないのだが、何せ新雪の不整地。マイリマシタ・・・ 3回こけて雪ダルマになって転がり落ちました。
もうイヤ〜〜〜 コース半分は圧雪されてるとはいうものの、吹雪になると関係ないですねぇ。
去年はこんな悪印象コースじゃなかったんだけど。。。

悪印象と言えば、昨年悪魔にしか見えなかった超巨大なコブ続きの黒菱ゲレンデも、リフトから
眺める限り深雪しか確認できませんでした。もちろん眺めるだけ。近くに寄ることさえとんでもないです〜〜。
僕があんなとこ入りこもうもんなら雪だるまですめばもうけもの、きっと新雪の下に眠る巨大なコブ口に埋もれて
遭難するのがオチでしょう^^

黒菱第2クワッド脇のコースは、八方検定が何よりも重視する綺麗なターン弧を描く練習にはもってこいの初中級斜面。
けど、いかんせんリフトがのろい。クワッドであの遅さはガックシ。
続くスカイラインコース。雪質・斜度・状態共に今回の八方で一番好きなコースでした。雪は板にくいつくし、適度にフラットな
中斜面で雪煙まきあげながらターンは最高。あとで見たゲレンデガイドによると、第2ペアの外側はコブが多く
圧雪も入らないとか。知らぬが仏で、内側を滑ってたのはただの偶然とはいえラッキーでした。
そのまま林間コースを下りて咲花方面へ。リーゼンスラロームの迂回コースほど初心者に不親切なコースではないけれど、
やっぱりただの下山道ですね。狭いし時に急カーブはあるし、札幌国際の林間コースとは大違い。
途中から咲花ゲレンデに出るコブコースが分離してたのでチャレンジしてみることに。今までなら絶対入り込まないコース
ではあるけれど、前前日までの札幌国際スクールの経験からコブにも積極的に臨もうと決めたので。。。
ひ、悲惨でしたーーー 見た目簡単そうなうねりとは大違い。何たってコブが氷ですよ!! こんなのあり?? 
見た目は柔らかそうな雪なのに、それはただかかってるだけ。騙された〜〜〜。もう一つ厄介なのはボーダー。
後から来ては転がってる。僕のコブ滑降は止まりたいところで止まれないのだから、コブの間で転がって休まれたら
もうおしまいなのだ! あぁ 疲れた・・・

咲花ゲレンデは天国でした。多分いつもならこんな斜面物足りないと思ったに違いありません。
でも、ここ八方ではオアシスは貴重なのですっ! ほんとはここでのんびり滑りたかった。
けど、吹雪がどんどんひどくなるので、おかしくなる前に兎平まで上がって戻らなければ。

咲花北尾根クワッドを上がると、右側にコースがある。せっかくだから行ってみよう。
これが予想外に素敵で、スカイラインコースをもっとこじんまりと隠れ家にしたようなコース。
雪質もいいし人もいない。最高じゃないですか。ただここもスカイラインコースと同じでリフトがとろい。八方めぇ、もっと中級者のことを考えろ〜〜〜(怒)

リフトを2本乗り継いでようやく兎平へ。吹雪はますますひどくなり、今回同行の従兄弟は悲鳴をあげてる。
そりゃそうだろう、髪の毛は樹氷と化し、鼻水がツララとなって3本ほど固まってる。何故か耳からもツララが伸び、
顔は紅を通り越し群青に変容し始めてる。春スキーと思って油断するとこういう目に合うのだが、、、いくらなんでも悲惨だ。
まだ3時前だが早くあがろう。

さっきこけまくった兎平も新雪のおかげで全くスピードがあがらないため、直滑降で何とかクリア。
あとはリーゼンスラロームコースを突っ走るだけだ。2時間前に検定で利用した時はぐちゃ気味だった斜面も、
スピードの乗らないふわふわに変わっていた。みんながみんな滑る為に荒れ気味ではあったが、去年のぐちゃコブの
連続とは大違い。あの時ととても同じコースとは思えない変わりようだ。さらに名木山ゲレンデまで下りると、吹雪と強風は
おさまってたが去年と同じすさまじいシャーベットが待っていた。

ランチはゴンドラ山頂駅に直結の兎平109のカフェテリアでボルシチを食べました。
レストランスタッフが一押ししただけあっていい味してました。ま、ボルシチに 1,100円出すんだから
それなりの味してもらわんと困るわけですが^^ 
今度出す時はこんなぬるぬるではなく、熱々を出してほしいもんです。

上級者御用達だの鬼の八方だの色々言われるが、やっぱりというかとにかく怖ろしいスキー場です。
僕みたいな軟弱リゾートスキーヤーにはちっとも楽しくない、いやスキー場の方がお前なんか門前払いだと言ってそう。
でも、つまらん意地でまた来年、グチャ雪の検定を受けに来ます。我ながらアホだぁ。。。
 
 
U.交通情報
 
東京方面からだと、本当は新宿から直通のJR特急あずさ号(orスーパーあずさ号)が便利なのだが、白馬までの直通列車の
ダイヤが年毎に変わってしまう。
今年のダイヤで言うと、行きはともかく帰りの直通特急が3時発で終わりと不便極まりない。
ということで、新幹線で長野経由で行ってきました。
 
@東京ー長野 新幹線指定席
 
土曜の午前中の新幹線だが、9割方埋まってるものの満席にはならず。やはり4月ともなると
スキー客も減るのだろう。
指定席の状況から察するに、自由席も発車30分前で座れそうな感じ。
オンシーズンの土曜では考えられない状況でした。
 
A長野ー八方 路線バス
 
予約不要全席自由席のバスだが、ワンマンカー車両ではなく高速バス仕様なので楽チン。
山あいをすり抜けるように走行し、白馬エリアまでは1時間ちょっと。お客さんはたったの9人。
オンシーズンはすごい人なんだろうけど。
 
B八方ー長野 路線バス
 
この路線はコルチナ国際から栂池,岩岳を経由して八方に来るので、日曜の午後の八方からは座れないのではと危惧し、
当初は夕方6時過ぎの始発便を利用する計画だった。
が、往きのバスの状況からがらがらと判断し、昼下がり2時50分発のバスを利用した。お客さんは7人。
 
C長野ー東京 新幹線自由席
 
予定より3時間も早く帰ってきたので、早い新幹線で帰ることにした。パック商品でも自由席なら、指定された新幹線以外でも乗れるのだ。
日曜日には臨時の新幹線も運行されるので、大体30分おきのダイヤになっていた。
駅の改札くぐった時、5分後に出発の新幹線があったが、それは座れないと判断してその次の新幹線のホームに向った。
ホームから見る先発の新幹線は満席だった。その先発の新幹線が出発すると同時に僕らの後ろに列が出来た。10分後にはかなりの列に。
 
4月の日曜の午後の上り新幹線は、発車25分前までに並べば座れます。一人客なら10分前でも大丈夫そう。
但し出発する時には完全に満席なので、途中駅(上田・佐久平・軽井沢など)から乗られる方は指定席とらないと座れません。
 
 
V.白馬東急ホテル(2005年4月2日滞在)   http://www.hakuba-tokyu.co.jp/
 
ゴンドラ乗り場まで送迎バスで3分の立地。
八方の場合、スキーインアウトの宿泊施設はほとんど皆無なので、
近くてもスキー担いで歩くくらいなら僕は送迎の方を選択します。

僕達にとって散々だった八方初体験でしたが、それでも救われたのはこのホテルでの滞在あったればこそでした。
 
とっても穏やかな時間の流れてる、文字通り高級山岳リゾートホテルで、スタンダードなツインルームでも作りがとてもお洒落かつ広い。35uはありそう^^
窓も大きくバルコニーもついてます。(寒いから出なかったけど)
 
トイレと洗面台が別構造だったのも嬉しい。シャワーブースはついてない(浴槽一体型のシャワー)が、風呂は温泉大浴場を使ったので何も問題ありませんでした。
 
乾燥室やロッカーまではスリッパで移動できます。
 
レストランは和食とフレンチの2箇所。僕らはフレンチレストランを利用しました。
通常夕食付きのツアープランを利用した場合、3,500円相当の洋会席料理が提供される
そうです。が、その料理は一般客(ツアー客以外の)メニューにはありません。
メニューは完全なフレンチで、コース料理だと5,800円から1万2千円くらいまで。
僕らはコース料理に食べたいものがなかったので、アラカルト(単品料理)を組み合わせて
注文しました。
ギャルソン(店員)はなかなか博識で、僕の細かい注文も嫌な顔一つせず応えてくれました。
東京の高級フレンチ店に匹敵するサービスでした。
 
とりわけ印象に残ってるのは「舌平目のムニエル」です。本来はブールブランというソース
(魚料理によく使われる魚の煮汁をバターで溶かし込んで軽くワインなどで煮詰めたソース)
で出される料理だったのですが、これをソースアメリケーヌ(オマール海老のエキスを煮詰めたソース)で出してもらいました。魚はぱさぱさにならず充分にジューシーで、ソースもはっきりした味わいで美味しかった。
どの料理もぼやけておらず、ビストロ的なほどにしっかり味ものっていて素晴らしかったです。
リゾートでこれだけのフレンチにありつけたのも初めての経験。
 
温泉は・・・東京の温泉と変わりません。湯冷めしちゃうし(笑) ここは白馬ですからね^^
別に温泉で名を馳せてるわけではないし、湧かなければただの大浴場なわけで、温泉というだけでありがたいかな。
 
朝食も何が違う?って聞かれると困ってしまうのですが、高級リゾートの朝食バイキング
という装いでした。
 
八方に来たら、また泊まります!
 
☆ポイント情報
   東急ホテルのグループでは、年会費無料のコンフォートメンバーズという
   メンバーシップが
あります。これには絶対入会しとくべきです。
   会員になるだけでレイトチェックアウトのサービスを受けられます。あとのサービスは
   ホテルや空室状況によっても異なりますが、場合によっては部屋のアップグレードを
   提供されることもあります。
   こうしたホテルグループの会員組織は有名シティホテルチェーンならどこでも
   やってることですが、
この東急系の特筆すべき点は、ツアーでの宿泊でもサービスが
   受けられること!
   およそ僕の知りうる限り、直接ホテルに宿泊料を支払わない(旅行会社に
   ツアーとか
宿泊プランで予め宿泊料金を支払い、ホテルにはクーポンを出すだけで
   宿泊すること)ケースでも
サービスが受けられるのはこの東急系列だけです!
   ちなみにコンフォート会員の場合、500円利用毎に1ポイント加算され、
   累計300ポイントに達すると
1万円の利用券がプレゼントされますが、
   このクーポン宿泊者であってもホテル宿泊相当額が
加算されるという
   ありがたい仕組みになってます。
   
   ちなみにスキーリゾートにおける東急系ホテルは、ホテルグランデコ,白馬東急,
   蓼科東急,
草津温泉ホテル東急とあります。札幌近辺のスキー場に行く場合に
   札幌市内に泊まるなら、東急インやエクセル東急宿泊指定のツアーにすると
   いいですよ。



W.長野寄り道情報

@大久保西の茶屋
    長野駅構内の観光所で教えてくれた戸隠そば屋。純粋なそば屋ではなく居酒屋だが、
    そばだけでも食べられる。
    長野に来たんだから信州そば食べて帰らなきゃ と意気込んで臨んではみたものの・・・
    どう見ても茹で過ぎでしょ! おまけに水切りが全然だからぬるぬるしてるし・・・(怒)

Aクレープ屋さん
    そばでストレスたまったので、口直ししようとぶらぶらして見つけたクレープ屋。
    駅からは信号渡って東急ストア(?)の手前を斜めに入る道を200メートルほど
    歩いたとこにあります。
    女子高校生ばかり6人待ってたとこに並びましたよ!
    東京の縁日で食べるクレープと違ってしっかりボリュームありました。
    抹茶アイスバナナチョコ生クリームで480円。安くはないが上手かったので良しとします^^

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