ことば


<河合拓始・初の詩集「何か、十一篇」を上梓しました>

河合拓始の初の書籍として、第一詩集「何か、十一篇」を刊行しました。
版元は福岡の出版社・書肆侃侃房さん、2024年12月10日付けです。

全国の大小書店で注文すれば入手可能で、
書肆侃侃房オンラインストアamazon楽天ブックス丸善ジュンク堂ネットストア
などの通販サイトからも購入できます。
トップページのcontact欄から河合に直接連絡くださってもOKです。
どうぞよろしくお願いいたします。


書籍「何か、十一篇」より
【あと書き】

ことばは子どもの頃から苦手だった。
明示的(とされる)意味に縛られない、音楽をこころざしたのも、そのゆえだ。
そんな自分から、ことばの表現が出てくることになるとは、思いも寄らなかった。
2010年~11年くらいのことだ。
そして、2012年に東京から九州に引っ越したころから、
何だかわからないが出てくることばを書き留めるようになって、
詩のように見えるが、これは何だかわからない「何か」だと感じて、そう名付けている。
こんな言葉が出てくるのか、と驚きながら、
即座には理解も追いつかないままに、書いている。
だが不思議なことに、嘘は言っていない、とも感じる。
もちろん推敲もするが、ほとんどは一気に書いている。
そして、これは「音」でもある。
書きながらも、実際に声として音になったさまを前提にしている。
その意味では、音楽と通底しているのかもしれない。

二〇二四年十一月
河合拓始

【所収作品】

何か、十一篇 (#1〜#11)
続 何か、十一篇 (#12〜#22)
続々 何か、十一篇 (#23〜#33)
第四 何か、十一篇 (#34〜#44)
第五 何か、十一篇 (#45〜#55)
第六 何か、十一篇 (#56〜#66)
第七 何か、十一篇 (#67〜#77)
赤い川の流れるほとりで 自転車行商のおじいさんから 真っ青な羊羹をもらう話
ウンメイの一日たちの一日(の運命)





「赤い川の流れるほとりで自転車行商のおじいさんから真っ青な羊羹をもらう話」
2011年に「季刊公魚」第一号・第三号・第四号・第五号に連載、2012年に手直し。


「何か、十一篇」「続 何か、十一篇」より
「何か、十一篇」は当初「意味不明な何か」と題して2012年前半に書き付けていた十一篇を2012年6月にまとめた小冊子。
「続 何か、十一篇」も同年その後に書き9月にまとめた小冊子。








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