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スキー日記・・・検定目指し一直線 〜完全思い込みスクール情報

 グランデコ 番外編   
スキー場 グランデコスノーリゾート
日時 2005年12月28日(水)〜29日(木)


〜〜〜〜〜 ひょっとして上手くなってる? 自己過信かもしれないがブレークの予感! 〜〜〜〜〜

このページは、検定を目指し上達していく過程を、各スキースクールの教えを紹介しつつ振り返るというのがテーマですので、このグランデコ旅行は対象外とする筈なのですが、何と何とちょっと滑りに目覚めてしまったような大いなる予感(勘違い?)がしてしまったので、あえて触れることにしました。ということで番外編と銘うってのスタートです♪

このグランデコ旅行についての紹介はこちらをご覧下さい。
グランデコにはスキーセンター内にSAJのスクールが、ホテル内にSIAのスクールがあります。僕の信奉する「200 snow reports」の管理人さんはSIAを薦めてますが、一方「しのんしのんさんのサイト」では全く逆にSAJのスクールを薦めてます。僕もちゃまも今まではSAJ一筋できましたが、やはり「200 snow reports」をバイブルとする僕としては、ここはSIAに入るしかありません。
早速申し込みに行ったところ、「本日は定員オーバーしてまして午後の受付も終了しました。明日お越し下さい」
何と何とそんなことがあるのか・・・スクールが満員なんて初めての経験。家族連ればかりの宿泊客でホテルが満室だから、プライベートレッスンで講師がフル稼働なのでしょうね。
ただ今回はSIAと決めてきたので、SAJに申し込む気持ちも起こらず。今まで習ってきたことを思い起こしながら自分達で滑ることにしました。

といって、グランデコページで紹介した通り、初日はどこ滑っても新雪新雪新雪。僕はともかく、ちゃまなんか今まで習った「拇指球に力を入れてギュ〜」なんてしようもんならズブズブ埋もれていく有様。踏み代えてギュ〜ッ ぎゃぁ〜〜 この連続は痛々しい反面笑い転げるしかなかったです^^
札幌国際の初滑りからまだ10日ちょっとだったせいか感覚はすぐに戻ってきましたが、それでも何本かは第2クワッドリフトで初級者用ローズマリーコースを楽しみました。新雪初体験のちゃまが少し慣れてきた頃、ラベンダーコースからサフランコースを経由して一気に山麓まで滑り降りることにしました。ところが本文で紹介した通りゲレンデ上にコース案内板がほとんどない。サフランコースを経由するつもりが間違ってラベンダーコースの上級者スポットに入り込んでしまった。。。うっ、こんなとこ滑りたくない・・・けど戻るには、このふかふかパウダーに埋もれながら分岐点まで50メートル以上上らなければならない・・・
誰も滑ってないし、ぶつかる心配はないのだから行ってみるか! 
普段なら完全に八の字を使いながら腰砕けになりつつ降りるはずのコース、それを何と何と左右に身体を倒しつつ突破出来てしまったのです! エッ、もう降りれた? ありえない。。。 下ってから呆然となってしまいました。今の滑りは何だったんだ??
ターンの時いつものように曲がるとパウダーで逆足がとられ、両方の板が重なってこけるのがお約束だったので、中里で習って以来練習してきた、ただ曲がりたい方向に極端に身体を倒して角付けを意識しただけなのに、ハイスピードの中で板が勝手にギュンってまわってくれた・・・

スクールに入るつもりだった翌日も、この感覚を自分で練習したくてスクールに入らず滑りこみました。繰り返し第3クワッドリフトを使い、斜度が強めのメリッサコースを何本滑ったことでしょうか。昨日と一転好天に恵まれ、圧雪の行き届いたバーンは練習に最高のコンディションでした。本文でも触れましたが、初級者が入り込まないことも高速練習に効果的でした。
高速で斜面を駆け下りながらターンの方向に身体を預ける。身体を倒しこむから自然とスキーと雪面の間に角度が出来る。かつ高速なので、遠心力に負けないように外足を目一杯踏ん張る。それでも普通ならそのまま内側に倒れ落ちそうな姿勢なのに、スキーが勝手に呼応してギュンとまわってくれる。おおっ、この感覚、まさに昨日のあの感覚じゃないですか!! ギュンとまわる瞬間、まるで板が僕と会話してるよう。ひょっとしてこれがカービング?? 
難しいことはわからないし、理論もよくはわからない。けど、僕の板にこんな能力があったなんて知らなかった。。。つまりは今までは全く板の性能を使えてなかったってこと??
調子に乗ってコース上にあるポールコースも滑ってみた。おっ、思ったより滑れるかも! 時々オーバースピードにはなるけれど、話にならないと思ってただけに快感だ〜〜〜
もうすっかりいい気分に。ひょっとして一枚むけたのかも。過信に過ぎずただの自己満足かもしれないけど、とっても気持ちいい^^
そう言えば、今までレッスンでどの先生も「カービングスキーは板が勝手にまわってくれます」って言ってたけど、今までそれを実感したことはなかった。けど、今回は間違いなく板がまわってくれている!

まだこのターンは圧雪上で しかも中斜面以上のハイスピード時でしか出来ないけど、かなり自信になりました。
札幌国際で習ったストックワークもまだモノにはなってないし、コブではハノ字でしか回れない。小回りに至っては圧雪の斜面でも内足をまわしこめずハノ字になってしまうなど課題は山積みですが、やる気が湧いてきました。
あぁ、3週間後に迫った黒姫の検定が楽しみ。去年に比べどう評価が上がったかなぁ☆

一方ちゃまも、昨日のパウダーと異なり圧雪コースでは自慢のギューッが機能するので上機嫌☆ 一緒になってメリッサコースを滑ってました。2回に1回は腰砕けのへっぴりボーゲンになってるけど、にしたってわずか1年でこのコースを滑れるようになるのだからスクールで積み重ねた効果は絶大だ。

二人とも次のスキーは2週間後のサンメドウズ清里。斜面・コース的にレッスンに最適な感じがします。スクールに入ってこの滑りをチェックしてもらわなければ^^



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