遊撃インターネット狂人雑記91
北のりゆき＝死売狂生＝行方未知

　遊撃インターネット雑記　遊撃インターネットTOP

　ご意見等は掲示板へ
　http://webkit.dti.ne.jp/bbs1/yuugeki/yuugeki/

2012年

1月1-13日

　長期間雑記をお休みしていて申し訳ありませんでした。コミケなどで年末年始は忙しく、さらに念願のPS3と『アイドルマスター２』を購入し、ひたすらプレイしていたらいつの間にか半月以上たってしまいました。
　12月31日にコミケというのは、キビシイですね〜。おかげで年末年始の予定がグチャグチャです。他の人も同じだと思うのですが、忙しい中を遊撃隊ブースにきて下さった皆様、ありがとうございました。コミケではいつものことですが、なんだかんだと落ち着かずに、あまりよい対応ができず申し訳ありませんでした。
　今回のコミケで一番売れたのは『写真週報』DVD二枚組でした。わざわざチェックして買いにきてくれる人もいたりして、ありがたいことです。残念ながら『赤色太平記』と『日本赤軍コマンド裁判記録』は、思ったよりも売れなかったですね。
　ちょっと席を離れて会場をうろつかせてもらいました。いとうのいぢ氏の直筆サインの入った手塚キャラ3Dイラストポスターなんていう掘り出し物をみつけ、購入しました。一千円か二千円だったかな。できるものなら全部買い占めたいくらいでしたが、一人一枚までということでした。『三つ目が通る』と『リボンの騎士』の二種類です。転売を狙うなら間違いなく『リボンの騎士』なのですが、ここは『三つ目が通る』にしました。諸星大二郎に触発されて描かれた古代伝奇モノで、中学生のころは和登さんに萌え狂ったものでした。『リボンの騎士』は、オレよりもかなり世代が上の作品ですね。手塚治虫の色紙の中では一番高い値がつくらしい。

　萌え寺として有名な八王子の了法寺が、仏教萌えソングCDとDVDを出していたので、すかさずゲットしました。こういう妙なブツは大好きです。

　売り子をしていたメイド服のおねいさんが面白い声をしていたので、「とろ美さんですか？」ときいたところ、案の定歌い手さんでした。何年か前に通販でCD-Rを買わせてもらったことがあるといったら、喜んで「萌え萌えビーム」をしてくれてしまった。そこは上手に「萌えビーム！」とか返せればいいんだけど、照れてしまって「や、どうもありがとう」頭ポリポリなんてしてしまうところがオレの限界ですねえ。
　あとオレが最も好きなノベルゲー『キラ☆キラ』を出したOVERDRIVEのブースをのぞきました。こんなのだれが買うんじゃというようなロゴ入り服とかのグッズを売っていました。売り子さんに、もっとベッタリとオタクっぽいものを出してくれといったら、苦笑して「社長がかっこつけで…」なんていっていたなあ。
　二時くらいには帰るつもりでしたが、楽しくて結局最後まで参加してしまいました。売り上げは七万円くらいで材料費や参加費などの経費をさっ引くと、純益は三万円をちょっと超えるくらいですかね。何万円もした本をバラバラにしたり印刷の手間などを考えると、あんまりワリはよくないなあ。

　年を越しながら大変に迷っていました。コミケの売り上げでPS3本体とゲーム『アイドルマスター2』を買うべきであろうか？　アマゾンで注文するとちょうど三万円くらいなんだよね〜。自分へのごほうびということでいいよね？　最後までX箱と迷ったんだけど、1月1日の深夜3時ごろ、アマゾンにPS3とゲーム『アイドルマスター2』を注文したのでした。

　外資系はキビしいですねえ。正月だというのに3日にはブツが届きました。ワクワクしながら箱を開き『アイドルマスター2』をプレイしました。…………で、今日に至る…。
『アイドルマスター2』をプレイしたいというより如月千早ちゃんと仲良くしたいというのが購入の主な動機でした。ちょっとプレイして感じましたが、『アイドルマスター2』はノベルゲーというより音ゲーという感じですね。曲に合わせてボタンを押すという作業に、たちまち飽きてしまった。
　電気紙芝居のようなノベルゲーは別として、ゲームとは『作業−報酬』のくり返しです。『アイドルマスター2』は、作業部分やストーリーがヘロヘロです。しかし、『報酬』であるアイドルたちの歌と踊りは、超豪華というそんなゲームでした。3Dの女の子たちが曲に合わせた振り付けでグリグリ踊るのは、みていて大変に面白い。つくるのにカネがかかってるよなー。
　自動セーブなので、なかなか止め時がみつかりません。ひたすら毎日プレイしていて気がついたら正月が終わっていて、親戚回りなどもしていませんでした。
　最初にプレイした如月千早ちゃんをリーダーとした『ねことたぬき』ユニットは、大敗北でした。最後に泣かれてしまった…。つぎの大舞台で喉が潰れて一生歌えなくなるとか、『巨人の星』かよ…。それにラストのエンドレスエイトには閉口しました。一晩中、三十回以上は同じところをまわっていたような気がします。それに千早ちゃんの性格がアニメと違うぞ。ゲーム版の千早のほうが社会性があります。こんなクソ真面目な女が、バカみたいな格好をしてアイドルをやっているのがなんともおかしい。
　二周目は、やよいちゃんをリーダーにした『リッチーズ』で挑戦しました。攻略サイトを閲覧して研究した結果、なんとかアイドルアカデミー大賞をとることに成功しました。でも、地域賞はとれなかった…。
　三周目は、アニメで主人公だった天海春香ちゃんをリーダーにした『リボンシスターズ』です。天海春香ちゃんは、ひょっとしたら躁鬱病なのではなかろうか。なぜか前半、一人でラリッてユニットから浮いていました。さすがに三周目ともなると少しはレベルがアップして、アイドルアカデミー大賞と地域賞を一個とることができました。

　アニメ版の春香ちゃんの鬱予告（30秒）

　現在は響ちゃんをリーダーにした『プエルトリコガールズ』で四周目です。このゲームは、遊びつくそうとしたら一ヵ月くらいは潰れそうです。新曲とか衣装をダウンロード販売していて、これがけっこうお高い。『アイドルマスター』に百万円以上も費やした人がいるとか…。本当にいそうで恐いな。
　オレとしては、アイドルの女の子といちゃラブしたかったので『アイドルマスター2』は、勝負ものの要素が強すぎるのが不満ですね。くわしい人にきいたら、アイドルと仲良しするのは1のほうでやってくれということらしい。PS3では『アイドルマスター』の１は、でていないんだよな〜。しまった！　X箱を買うべきだったか〜！

　PS3についてもひと言。販売された当時は、並のパソコンを超えたスーパーマシンみたいな評判だったけど、値下がりしたので買ってみれば、グラフィックがきれいなただのゲーム機ですよね。それにしてもハードディスクにゲームをインストールしているのに、どーして場面ごとにいちいち読みこみをするんだろう？　そんなにすごい性能なんだったら、Windowsをインストールできるようにすればいいのに。
　五年前だったらそれなりにたいしたものだったんだろうけど、今だったら五万円くらいのDELLのパソコンに二万円くらいのグラフィックボードを刺せば、同じくらいのグラフィック性能が出せるんじゃなかろうか…。これならゲーム機としてもWindowsマシンとしても使えるしね。よほどプレイしたいゲームがないかぎり、PS3を買うんだったらパソコンにカネをかけたほうがいいように思いますね。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月14日（土）腹に激痛

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月15日（日）中公文庫『世界の歴史10　フランス革命とナポレオン』読了

　中公文庫『世界の歴史10　フランス革命とナポレオン』を読了しました。七〇年代に出版された歴史本なので、進歩史観で経済発展段階説にもとづいて書かれています。まあ、書き手の立場はリベラル左派といったところでしょうか。
　右翼が歴史書を書くと単なるエピソード集か英雄物語になってしまいます。そんなものは小説とあまり変わらないので、進歩史観のほうがいいような気がします。皇国史観などの右翼イデオロギーが敗戦で崩壊してしまい理論的な足場を喪失してしまったため、右翼の描く歴史はエピソード集になってしまうのでしょう。つまり、どのような歴史上の事件が起きたかは書けても、なぜそれが起きたかが書けない。ところが左翼お得意の唯物論的歴史観の視点で考えると、フランス革命のさまざまな事件は、生産力の発展とそれを阻害する政治体制の矛盾に原因があるとすっきり説明できるわけで、それはとても腑に落ちます。
　たとえば、ルイ16世は絶対専制君主などではなく、産業革命による生産力の増大によって対立することになった貴族階級とブルジョワ階級の利害の調停者として存在していた。ところがブルジョワ階級が貴族階級を打倒するブルジョワ革命において貴族の側に立ったのでギロチンにかけられる羽目になった、とかね。オレの理解は学者的には俗流唯物史観とでもいうものなんだろうけど、オレは学者じゃないからコレでいいのだ。
　よくある眠くなるような歴史本と対照的にこの本は、非常に文章がうまく感じられました。絵はひと目みればうまいヘタが判断できますが、文章でうまいと感じさせるには突出した力量が必要でしよう。あまり文章が優れているので監修の『桑原武夫』で検索したら、『文章作法』なんていう本を出していました。
　優れた文章とは、『簡潔』『明晰』『教養』の三条件を兼ねそろえた文だとオレは思っています。
『簡潔』というのは、文章を点『、』でくっつけず、マル『。』で切り、たたみかけるような文体のことです。主部と述部を近づけて読みやすくするような心配りもほしい。まあ、文章技術的に気配りした理解しやすくて読みやすい文のことだと思って下さい。
『明晰』というのは、書き手がなにを伝えたいかしっかり把握して読者にわかりやすく伝えようとしているということです。当たり前のようですが、なにを伝えたいのか自分でもわからずに漫然と文を書いている人は意外なくらい多い。対象について完全に理解していないと明晰な文章は書けません。
　しかし『簡潔』で『明晰』なだけでは、出来のよい新聞記事とそんなに変わりません。そのうえで『教養』の裏づけがほしい。今回読んだ『世界の歴史10　フランス革命とナポレオン』は、この三拍子がそろった極めて良質な本でした。フランス革命について興味のある人は、この本を読むことをおすすめします。同じ著者による『文章作法』も今度読んでみようと思っています。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月16日（月）３テラバイトのハードディスクが崩壊

　深夜アニメを動画ファイルにして3TBのハードディスクにためこんでいます。自動録画されたみてもいないアニメがみるみるたまっていきます。
　十二話ごとにBDに焼いているのだけれども、光りものの円盤は時とともに劣化していつの間にかデータが消えるという恐怖感があります。それにいちいちBDを探して再生機に入れ、見終わったらまたしまうという作業が面倒くさい。実用とバックアップをかねてハードディスクにアニメをコピーしているわけです。
　AnyDVDを使ってBDからm2tsファイルをぶっこ抜き、ハードディスクにコピーしてタイトルをつけたフォルダに収めておけばラクチンです。一番安い内蔵ハードディスクを裸族のお立ち台にさして、あとはパソコンからお目当てファイルをクリックするだけで再生されます。m2tsファイルを再生できる高性能のプレイヤーがちょっと高くつくけどね。ダウンロード販売の安売りの時にPowerDVD10を五千円くらいで購入しました。いろいろ比較しましたが、このソフトが一番画質がいいようです。もっとも画質重視なら、パソコンを通さずにBD再生機で直接みるのが一番ですが。特にPS3は、専用機よりも画質がよいとかいう話しです。
　この一万円もした3TBのハードディスクが壊れてしまった。ヘンな壊れかたで、たとえば『エルフェンリート』をクリックすると、なぜか『ストライクウイッチーズ』やら『けいおん！』やら全然違う動画が再生されます。どうやらファイル管理領域が壊れたようですねえ。異音がするわけではないので機械的な故障なのか疑問です。なにかの拍子に不正終了した際にデータがぶっ壊れたんじゃなかろうか。フォーマットすれば元通り使えそうな感じです。でも、やっぱりこのハードディスクは、もう恐くて使えないよう。それに再びアニメなんぞを入れ直すのは、面倒くさいなあぁぁぁ。
　3TBのハードディスクは、あつかいにくいですねえ。2TBの壁というのがあるらしい。Windows XPでは2TBまでしか認識せず、3TBのハードディスクは使えません。Windows７だったら使えるんだけど、パソコンによってはインテルのHPからドライバをダウンロードしてインストールする必要があります。ラクをしたいからハードディスクを使うのに、いちいち面倒くさい作業をしなければならない。これでは本末転倒だよね。
　他にもデータ保存用に2TBのハードディスクを何台も使っています。でも、こんな不具合がでたことは一度もありません。3TBのハードディスクは、不安定なんじゃないですかねえ。
　仕方ないので2TBのハードディスクを二台買って対応しようかとも思いました。しかし、タイの洪水の影響とかで、値段がちょっと前の倍くらいします。五千円で買えたものが、今は一万円もしますよ。半年も待てば再び値下がりするのは目にみえています。そんなもんを買うのはバカバカしいな。
　もうアニメのたぐいはBDに焼くだけにして、消えたら消えたでいいかなあ…。ちょっと前のアニメDVDなんて百円でレンタルできるしね。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月17日（火）アニメ『偽物語』1.2話に落胆

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月18日（水）アニメ『未来日記』12-14話、アニメ『ちはやふる』10-15話をみる

　まだみていない人には、一度みてごらんとしかいいようがない。マンガもアニメもね。みないと損だというくらい面白いことは保証します。アニメは有料だけど↓のページでネット配信しています。
　http://www.showtime.jp/app/search?search_keyword=%A4%C1%A4%CF%A4%E4%A4%D5%A4%EB&x=55&y=16&search_genre=

　それにしても、かなりのヒマ人であるオレですら量産されるマンガやアニメやゲームを追いかけきれません。オレより重度のオタクの人は、どうやって時間をつくっているんだろうか。睡眠時間を削ってアニメをみたりしているのかなあ。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月19-20日（木-金）エロゲー『WHITE ALBUM2』をプレイ

　エロゲー『WHITE ALBUM2』をプレイしました。『アイドルマスター2』をやり込まなければならないとか『悪霊』を読まなければならないとかいろいろ忙しいのですが、どうやら先日発売された『WHITE ALBUM2』は、どうやら歴史的名作になりうる作品らしい。
　下の表は、エロゲーを買うときにお世話になっている『ErogameScape -エロゲー批評空間-』からです。http://erogamescape.ddo.jp/~ap2/ero/toukei_kaiseki/

　ここは、かなり古いサイトで、もう十年以上も稼動しています。日本で発売されたエロゲーを全て掲載し、それぞれにIDをとった人が点数や感想を入力するというエロゲーの膨大なデータベースとなっています。
　面白いのは統計のページで、入力された点数を元に中央値と平均値を算出しています。これが実質的に歴代のエロゲランキングになっています。今までは、中央値と平均値の両方で一九九六年発売『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が、十五年以上もトップの座に君臨していました。
　ところが最近『WHITE ALBUM2』が中央値で追い抜いたんですね〜。発売されて一カ月以上たちデータ数も五百を超えているから、一時的な人気ではないでしょう。平均値では0.45点の差で『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が勝っているんですけどね。これは『WHITE ALBUM2』のほうが標準偏差大きい（点数の分布が広い。つまり100点をつける人が多いが0点をつける人も多い）ところからきているのでしょう。いずれにしてもここ二十数年の間に一万種類くらいはでているエロゲーの中で、トップか二位を争っているのだから、これはたいしたものです。
『WHITE ALBUM2』は、三角関係ものの読みゲーらしい。同ジャンルに『君が望む永遠』があります。アニメ化され、なぜか海外でやたらと評判がいい。アレを超える作品が出るとは…。これはなにをおいてもプレイせねばなるまいと思いました。プレイする時期というのも、けっこう重要なのです。こういう娯楽には、時代の気分のようなものが色濃く反映されます。たとえば今『kanon』を発売したとしても、とてもあんな大ヒットするとは思えないでしょう。オレには七面倒くさいだけだったけど『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、ゲームシステムがやたらと斬新でした。十五年以上も一位に君臨してきた高得点は、その思い出補正もかかっていると思いますね。
　で、全ての作業を放棄してプレイしてみたのですが…。イマイチ絵が下手だな〜。それに長いよ！　八時間かかってようやく学園祭ライブか終わり、ひと癖ある女の子二人と仲良くなったところです。ようやく三角関係に突入して面白くなるんだろうけど、ここまでたどり着くのにくたびれて気力を喪失してしまった。やはりキチガイになってしまったせいで、集中力や耐久力が落ちています。
　このゲームは、これからえらく時間を食いそうだし一段落ついので、『アイドルマスター2』や『悪霊』をかたづけてから再開することにしました。
『WHITE ALBUM2』は、一時期は品薄でアキバなどでも売り切れていましたが、最近はアマゾンでも買えるようになってきました。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月21-23日（土-月）今度はパソコンが崩壊

　目を覚ましてパソコンを起動しようとしたら、うんともすんとも言いません。USB端子やらメモリーカードやらを全部抜いてもダメです。スイッチを押したら一瞬だけファンが回るんだけど、そのまま止まってしまう。起動するならなにかやりようがあるんだけど、なにをしても起動しないのだからどうしょうもありません。ちょっと前には3TBのハードディスクが壊れるし、どうしてこう故障って続くんだろう…。
　動かなくなったのはDELL製の『Studio 540』というパソコンです。二年くらい前に本体のみで十万円くらいで購入したそこそこ上位機種です。まあ、こんな感じですね。

　ほとんどのデータは外付けハードディスクに二重化して保存しているので、貴重なデータが消えて途方に暮れるというようなことはありません。テレビにつなげたノートパソコンがあるからネットもできます。だからなんの不便もないんですけどね。しかし、仕事にも使うメインパソコンですから、どーにかしなければならない。
　今だったら五万円ちょいの安パソコンに壊れたDELLマシンから抜いたグラフィックボードを挿しなおせばもう少し上の性能が出るでしょう。でもなあ…。カネがもったいないのはいうまでもないんだけど、再設定やらソフトを入れ直したりしていると一日くらい簡単に潰れるんだよなあ。不毛な作業でめんどうくせええええ。
　そうはいってもどうしょうもないので、メーカーのホームページを回ってよさげなパソコンを探しました。そのうちに物欲が出てきてしまい「ボトルネックはハードディスクだからSSDのパソコンにしよう」などと考え、マイナーメーカーの販売ページをうろつきまわるありさまです。
　そんなことをしているうちにふと思いついて故障した『Studio 540』でググってみました。すると二ページ目くらいに、『DELL Studio Desktop540 電源ユニット交換で故障から復活』というHPが出てきました。読んでみるとオレのパソコンとまったく同じ症状です。そうか、電源ユニットの故障だったのか。そういえばここ数日、苦しげにウインウインいってたっけ。親切にもそのページには交換した電源ユニット名も書かれています。さっそく同じものをアマゾン特急便で注文しました。
　DELLのパソコンは、つくりは安っぽいけど同性能の国産メーカー品より三割くらい安く買えるので気に入っていました。しかし、スペック表にはでてこない電源ユニットの部品代をケチっていたようです。この部分が故障したらパソコンがまったく起動しなくなるのだから、最も壊れてはいけない部品だと思うのだがなあ。安物はどこかにしわ寄せがきますね。ためしに『Studio 540　電源』でググったら、同じような故障がいっぱいでてきました。この型番に限らずDELLのパソコンは電源が故障しやすいようです。ひでえなあ。
　注文した翌日には3790円也の新電源ユニットが届きました。アマゾン特急便は便利だ〜。どこにどのコードを挿すのかなんてオレにわかるわけがないので、故障した電源ユニットのコードを抜いたら対応する新電源ユニットのコードを挿すという方法で一時間もかからず交換が終わりました。
　電源を入れたところ、みごとパソコンが起動しました。いろいろ調べましたが、まったく問題なし。正常に動作します。3790円の部品の故障のために、七万円近く払って新しいパソコンを買ってしまうところでした。
　こんなふうに書くとスラスラ事が進んだようだけど、実際はああでもないこうでもないと右往左往してものすごく時間を無駄にしてしまいました。ネットでパソコンを物色しているうちに新しいパソコンやSSDが欲しくなってくるし…。困ったものです。
　パソコンが壊れてしまったせいで更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月24-25日（火-水）Windowsの入ったハードディスクをクローンする

　先日のパソコン崩壊の件で、パソコントラブルに嫌気がさしてしまいました。つぎに壊れるとしたら、たぶんハードディスクだろう。酷使しているからね。
　そこでWindowsの入ったハードディスクを丸ごとクローンして、壊れたらハードディスクごと交換するという方法をとることにしました。そうすればいつか必ず訪れるであろうハードディスクが壊れるという事態でも、バックアップ用ハードディスクと交換するだけで回復します。

　使用するソフトは、EASEUS Todo Backup Home 2.0　というもの。すばらしいことに無料です。ダウンロード先や使用法は下のHPを参照してください。
　http://d.hatena.ne.jp/rascal2001/20110319/1300518018

　バックアップ用にするため、ヤフオクで中古の500ギガハードディスクを送料込み三千五百円で落札しました。ちょいと高いけど、最近はハードディスク価格が高騰しているので仕方がない。ネットで落としたハードディスク診断用ソフトで物理エラーがないか一応チェックしました。故障がないのを確認して丸ごとクローンを実行。終了後、念のためにクローンした中古ハードディスクをパソコンに取りつけて起動してみました。ちゃんとWindows7が立ち上がります。しばらくいじって動作に異常がないか確認しました。異常なし。
　これでハードディスクが壊れても、今日の時点まで回復させることができます。新しいソフトを入れたら再びクローンをすればよい。あと三年くらいはこのパソコンを使おうと思っています。

　雑記TOP　 遊撃インターネットTOP

1月26日（木）電源が故障ううううぅぅぅっ

　　遊撃インターネット雑記92