遊撃インターネット雑記41 北のりゆき=死売狂生=行方未知 遊撃インターネット雑記 遊撃インターネットTOP ご意見等は掲示板へ http://webkit.dti.ne.jp/bbs1/yuugeki/yuugeki/ |
2008 年3 月1日(土)富士山スカイラインにいく先日購入した精進川羊羹がきれてしまったため、気晴らしのドライブもかねて富士山にいってきました。五時半に起きて七時に出発。中央高速道路の ETC通勤割引をつかい河口湖へ。半額になるからとてもたすかる。九時すぎに道の駅朝霧公園に到着しました。土曜日のせいか客が多くお目当ての精進川羊羹が三個しかない。あるだけ買い占めて併設のレストランで豚汁定食を食っていたら追加の羊羹が届き、無事に十個購入できたのでした。羊羹十個は、買いすぎに思えるかもしれないけど、日持ちするものだしちょこちょこ食べているといつの間にかなくなるんだよね。 本日の目的は達成したので、あとはドライブです。富士山の一合目を通る富士山スカイラインを走り抜けて御殿場を通過し芦ノ湖スカイラインへ。さらに伊豆スカイラインを通って下田から石廊崎までいくことにしました。簡単に書いたけど、これで日帰りは相当ハードなコースですよ。ちょっと前まで車に布団をつみこんで北海道一周とか平気でやっていたからねえ。赤ちゃんの存在を忘れていました。 富士の標高千メートルを走る富士山スカイラインは、閉鎖されているかと思ったら立派に通れました。さすがに五合目に向かう道は雪で閉鎖されていたけど、富士山スカイライン自体はチェーンの必要すらなかったですね。ネットで調べても通れるかわからず、もしダメだったら引き返すつもりでだったので運がよかった。通れるかどうかわからないような道なので当然だけど、ほとんど車はいませんでしたね。 調子よくドライブしていましたが、箱根を通過して伊豆スカイラインの真ん中あたりで赤ちゃんの具合が悪くなってしまいました。口唇がかわいて顔色が悪くギャオギャオ泣きます。ずっと車に乗りっぱなしなんだから考えてみれば当然だ。調子に乗りすぎましたね〜。やむえず有料道路をおりて休憩できそうなところを探していると運良くミニストップを発見。軽食施設があるというちょっと変わったコンビニです。ミニたこ焼きなどを注文してありがたく休憩させてもらいました。 しかし、せっかく高いうな丼なんだから、もう少し落ち着いて食いたかったよな〜。しばらく三島をウロウロして帰宅したのでした。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月2日(日)細君両親がひな祭りに来訪 赤ちゃんのひな祭りのお祝いということで、細君両親が来られることになりました。朝から掃除です。部屋があまり汚いと格好悪いし心配させちゃうからね。オレが便所掃除で細君が居間や台所の掃除という分担です。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月3日(月)細君が仕事にでる ずっと家の中にとじこもっていたら気が滅入るということで細君が働きに出ることになりました。といっても歩いて十分くらいのところにある量販店で週に数日程度夕方に数時間という程度の仕事です。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月4日(火)USB扇風機が届くNECのノートパソコンの具合が悪くなりました。内部のファンが動かなくなったらしい。加熱してなんの前ぶれもなくプツンと落ちます。数年前にも同じ症状がでて修理に出したことがあるんだよね。二万くらいとられたかなあ。六万もだせば新品が買えるのにバカバカしい。戻ってくるまで二週間以上かかったし…。かといってファン以外はまったく正常なパソコンを捨てるのはもったいないなあ。 そこで千五百円でUSB扇風機を購入しました。扇風機をUSBに刺してパソコンの排気口に向けて風を送りこむという寸法です。どうだろうかと思ったけど意外にうまくいきました。ちゃんと冷却できているようだ。プッツン落ちをしなくなった。今のところny専用に使っている予備パソコンだから万一壊れてもどうって事ないしね。 千五百円でパソコンが正常に動くようになったのでいい気分です。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月5日(水)タナゴを注文する エビ水槽にヒドラやらプラナリアやら藍藻やらがわいてきて、どーにもなりません。エビだけで魚を入れないとすぐ害虫がわいてやりにくい。それにヒーター代もバカにならない。寒くなってきたら毎月二万円近くかかるようになったぞ。 ドブガイ 3個 450円アップルスネール5個 400円 イシガイ М5個 500円 イチモンジタナゴ S5匹 580円 カゼトゲタナゴ L4匹 900円 ニホンバラタナゴ S20匹 800円 なんでタナゴかというとキレイな魚だし、なにより日本の川魚だったら暖房代がかからないからだあ。セコイようだが水槽一個で一ヶ月で三千円くらいするからねえ。六個も水槽があると大変ですよ。ドブガイとイシガイは、タナゴが卵を産みつける仲良し貝です。アップルスネールは藍藻を食べて退治してくれるらしいので購入してみました。 タナゴを売っている店にリンク 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月6日(木)利き酒をする荻窪のルミネで酒を少量ずつ買ってきて利き酒をしました。舌を肥やすために有名どころの酒も飲んでおこうというわけです。最近は銘酒といわれる酒でもワンカップとかで売っているので便利です。購入したのは以下の三点。居酒屋で一杯五百円くらいで出す、いわゆる「いい酒」です。 * 本醸造 銀嶺立山 立山酒造株式会社(富山)*純米吟醸 玉乃光 冷蔵酒 玉乃光酒造株式会社H(京都) *吟醸 八海山 八海醸造株式会社(新潟) 富山・京都・新潟と全国の酒どころに散らばっています。オレが大好きな獺祭磨き三割九分が九九点として、これを基準に点数をつけます。獺祭は百点でもいいくらいなんだけど、いつかこれ以上の酒が現れることを期待して九九点にしました。 * 本醸造 銀嶺立山 立山酒造株式会社(富山)世上の評価は高いんだけどどうもオレには合わない。苦みを感じる。舌に残って後味が悪い。醸造用アルコールを加えているのがよくないんだろうか。人工的に整えた味という感じ。燗したらまあまあ飲めました。三五点☆☆★★★ * 純米吟醸 玉乃光 冷蔵酒 玉乃光酒造株式会社H(京都)口に入れるとちょっと酸味を感じ、次に旨味がのこる。意外に濃厚甘口。後味はよいが純米吟醸特有のフルーツっぽい香りがない。普通の日本酒という感じ。紙パックに入れて少しでも安く提供しようという姿勢に共感。七〇点☆☆☆★★ * 吟醸 八海山 八海醸造株式会社(新潟)先日純米吟醸の八海山を飲んだのでアル添の八海山を買ってみました。口当たりがよくサラサラ飲める。ちょっとアル添とは思えないほどよくできた酒です。しかし飲み進めるとしつこく感じてくるか。やはり純米酒のほうがいいなあ。青ガラス製のとっくりに入っているのがしゃれている。六五点☆☆☆★★ この三点のなかでは玉乃光が一番よかったかな。純米酒だからだろうか。オレに純米酒とアル添を見分けることができるとは思えないのだが…。なんとなくだけどアル添は、飲んでいるうちに気持ち悪い感覚が舌に残り、酔い心地も悪い気がする。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月7日(金)ユニクロでパンツを買う パンツに穴があいて何枚か捨ててしまい数が少なくなってきました。ユニクロにいってパンツ買いです。もっとやせてサイズが小さくなってから買おうと思っていたんだけど、洗濯が間にあわないと細君から苦情がきた。十三キロもやせたのにパンツのサイズは変わりません。もともとキンタマを締めつけられるのがイヤで、ブカブカパンツが好きなのだ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月8日(土)吉祥寺で遊ぶ 梅の花も咲いてきたことなので家族そろって吉祥寺に行ってきました。大学から動物園まで、なんでもある街だよ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月9日(日)『超昂閃忍ハルカ』が届くアリスソフトの新作エロゲー『超昂閃忍ハルカ』が届きました。 ny氏にもらえば無料なんだけど、ちゃんと買わないとプレイしても面白くないんだよね。そこでヤフオクにて五五〇〇円で購入したのです。送料も入れると六〇五〇円。秋葉などでは七〇〇〇円ちょっとで売っているから千円くらい安く買えたことになります。プレイしたらまたヤフオクで売っちゃうつもりなんだよね。初回限定版だからオマケディスクがついているしね。五〇〇〇円くらいでは売れるだろう。実質価格は千円だな。オレのお気に入りだった『超昂天使エスカレイヤー』の発展版みたいなゲームです。『ハルカ』では女の子が三人になって戦闘がちょっと面白くなった感じだろうか。ゲームにふけっていたら、この雑記がいい加減になってしまった。まだ終わったわけじゃないけど、オレはエスカレイヤーのほうがいいかなあ。エスカレイヤーのほうがキャラが好みなんだなあ。まあ、千円でこれだけ遊べれば上等だよね。プレイが終わったら感想を書かせてもらいますよ。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月10日(月)赤ちゃんよけのオフダ 細君が仕事に行ってしまったので赤ちゃんと留守番です。さすがに赤ちゃんをほっといてエロゲーをするわけにはまいりません。絵本を読んだり風呂に入れたり我ながらよく面倒をみていますよ。 仕事部屋は一応あるんだけれど一人で閉じこもって黙々と作業していても面白くありません。そこで居間をソファーで区切ってちょっとした作業場にしています。最近、赤ちゃんがソファーを乗りこえてやってきてイタズラを働くようになりました。乗りこえられないようにバリケードを高くしても根気よく崩して突破してくる。ハサミとか危険な物もあるしねえ。困っていたところ、思いがけない解決法を発見しました。 赤ちゃんは、細君が図書館で借りてきた絵本を怖がるんですよ。ネコの男の子がブランコから転落し病院にかつぎこまれるけど、注射が恐くて逃げだす。でも、やっぱりボクがんばる! というお話です。注射が恐いのかネコ少年の耳がちぎれかけているのが恐いのか、この本をえらく恐れます。そこで特に怖がるページをコピーして仕事スペースに置くことにしました。テキメンにやってこなくなりましたよ。畑に仕掛けてある防鳥用の目玉みたいだなあ。オレはオフダと呼んでいます。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月11日(火)『創価学会』『公明党vs創価学会』(島田裕巳)を読む 島田裕巳の創価学会本を二冊続けて読みました。この人は、ヤマギシ会出身でオウム事件のとばっちりで女子大の宗教学の教授をクビになったよね。そういう経歴から想像するよりもはるかに穏やかな内容でした。 朝日新書の『公明党vs創価学会』は、創価学会と公明党は言われているほど一体の組織ではないという論旨の本。農村を追い出された次男三男が主要な構成員だった創価学会と、農村に残った長男が支持基盤であった自民党田中派は、いずれも農村出身の下層民が主要な支持層であり極めて似た体質を持っており、その点から公明党と田中派の親しさを説明できるなんていうところはスルドイと思いましたね。 オレは、現在の学会員は一定の社会的地位の上昇を果たし、学会組織は守りの時代に入った。いずれは既成宗教化するだろう。池田大作死後は、おそらく宗教官僚が創価学会の実権を握るだろう、と予想しています。歴史的なスパンで考えると数世代後には創価学会は浄土真宗のような宗派になるのではないかなあ。 島田裕巳は、学会員は農村出身の都市生活者がベースにあるため本質的に保守的であるが、都市の下層民の集団であるという点から反体制的な側面も持っているとしています。社会の実権を握るエリート層に対する学会員の反感は深く、学会組織も反エリート・反官僚の体質が強い。池田大作死後も官僚が権力を握ることはなく都市下層民の大衆組織として存続するだろうとしています。 どちらの予想が当たるか、オレが爺さんになるころにはみえてくるだろう。 創宗戦争の基礎知識 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月12日(水)税金の計算 徹夜で税金の計算をしました。エロゲーどころじゃないっていうの。細君にも手伝ってもらったんだけど、十一時ごろ眠くなってしまって細君脱落。普段は一時くらいまで起きているくせに…。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月13日(木)『ジョジョの奇妙な冒険Part6』を読むネット貸本屋が『ジョジョの奇妙な冒険 Part6』を送ってきました。さっそく読んでみましたが…。主人公のジョジョが女になったんだな。あんまり可愛くないな〜。萌え絵で描いてくれればまた違ったんだろうけど、あんまり面白くない。要するに変な攻撃をしかけてくる敵とひたすら戦っているだけのマンガじゃないのか。 人間というのは慣れるし飽きる生物なんだな。以前は新鮮で面白かったのに今読むと同じようなことを繰返しているようにしか思えない。三巻くらいまで読んだら飽きてしまったよ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月14日(金)『ARIA』11・12巻(天野こずえ)を読む癒し系マンガ『 ARIA』が完結したということで、さっそくアマゾンに注文しました。届いたのを読んだのですが、やっぱり面白いですねえ。なにやら「毎日を大切に前向きに生きていこう」というようなメッセージを発しているしね。ただ、主人公の灯火ちゃんがそのように生きていけるのは、彼女が若く可愛い女の子で、前向きで明るく性格がよくて才能があり親しい有力者たちに目をかけられているからなんだよね。あーゆー女の子が相手だったら誰でも親切にするよなあ。 不美人で暗く貧乏でみるべき才のない人には、舞台のネオ・ベネチアはまったく異なる相貌をみせるだろう。生態系の頂点に立つ人間とメダカが同じ時代の同じ地球に生きながらその世界がまったく異なるように灯火ちゃんと根暗不美人は、同じ人間でありながらまったく異なる世界に生きるはずだ。灯火ちゃんにとって明るく楽しくキラキラしたネオ・ベネチアは、根暗不美人にとっては底意地の悪いやつらが暮らすペラペラの観光都市にすぎず周囲にはスラムや売春窟が存在しているかもしれない。考えれば当たり前なんだけど、その人の容姿・能力・性格・社会的地位などによって同じ時代・同じ場所に生きたとしてもその世界はまったく異なり、使用する言語や健康状態や寿命まである程度定められてしまう。 灯火ちゃんの世界のほうがトクに決まっています。オレはそういう生きかたはしてこなかったけど自分の子供には、灯火ちゃん世界のほうが楽だしトクだよ〜ということは教えてやろうと思いますよ。もちろんそういう道を選ぶかどうかは本人次第だけどね。親の欲目かもしれないけど器量はまあまあ悪くない気がする。頭も性格も悪くはなさそうで能力的には可能とみるけど、オレの子供だからねえ。そういう常識的な道を歩めるかどうか…。 格差社会といわれているが今の日本は、メダカ世界にくらべりゃあ甘いもんです。健康で人並みの器量がありそれなりの教育を受けて常識があり明るくて性格がよければ、よほど運が悪くないかぎりそんなにひどいことにはなりようもない。赤ちゃんをできるかぎりそういう人間に育てることが親としてのオレの責務であろうなあと『ARIA』を読みながら全然関係ないことを考えたのでした。苦労すると人間は性格が悪くなるようなので、甘やかせないように気をつけつつもできるだけ苦労はさせないようにしようと思いますよ。 話がそれてしまったい。『ARIA』は、非常によいマンガ作品ですよ。ちょっとおセンチなところは少女小説的とも言えそうだ。ラストもきちんとまとまりました。美少女癒し世界を味わいたい人は、ぜひ読んでみてください。最初に『AQUA』がでて続編として『ARIA』が連載されました。まとめて読みたい人は『AQUA』から読んだらよいと思う。☆☆☆☆☆おすすめ
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月15日(土)新宿で日本酒を買う 細君が八千円分もお茶を買ったのを責めたけど、オレもヒトのことは言えません。日本酒を一万四千円分も買ってしまった。夫婦そろって無駄づかいしすぎだあ。もっと節約せねば…。 お菓子と違って酒は、場末のホコリのつもったような酒屋でも伊勢丹でも値段が同じだからいいよね。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月16日(日)赤ちゃんの出べそがへこんできた 赤ちゃんの出べそがへこんできました。オレも赤ちゃんのころ出べそだったらしいので、まあ大して心配もしていませんでしたが、へこみかたがちょっと面白い。 細君が赤ちゃんを床屋につれていきました。以前ネットで赤ちゃん床屋を調べたら代金が四千円とかで、たかっ!とむかついてしまい自分たちで散髪してやりました。…傾いたドイツ軍のヘルメットみたいな髪型になってしまった。よく調べたら近所の床屋で赤ちゃん散髪を千五百円でやっていました。それでつれていったわけです。 親が赤ちゃんを抱いて床屋椅子に座り、ギャオギャオ泣くのをつかまえて散髪するみたいです。ワカメちゃんとちびまるこを足して二で割ったような髪型になって帰ってきました。見かたによっては大正時代のモダンガールの髪型にみえないこともない…。まあ、オレたちが切るよりははるかにマシでしたよ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月17日(月)人間椅子を聴く オレは男親にしてはかなり赤ちゃんの世話をしていると思うのですが、赤ちゃんというものは創造性がない。基本はくり返しで、気に入ったことを何回も何回もくり返します。そのくり返しにちょっと変化をつけてやるとキャッキャッと喜ぶ…。もうちょっと大きくなって知恵がついてくればまた違うんだろうけど、基本的に赤ちゃんの相手は退屈だよね〜。そのくせ適当にあしらっていると感づいて怒りだすし…。これは結構な重労働ですよ。女はえらいよな〜。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月18日(火)『私訳歎異抄』(五木寛之)を読む親鸞の言葉を弟子の唯円が記録した『歎異抄』を五木寛之が現代語訳した本です。親鸞の死後にその言葉を曲解する異説があらわれ、それを悲しんだ唯円が親鸞の言葉を記録したという本です。だから歎異 (異を嘆き悲しむ)なんですね。前書きによると作者(訳者)の五木寛之は、こんなことをいっています。 他人を蹴落とし、弱者を押しのけて生きのびてきた自分。敗戦から引き揚げまでの数年間を、私は人間としてではなく生きていた。その黒い記憶の闇を照らす光として、私は歎異抄と出会ったのだ。 敗戦の際に朝鮮にいた子供時代の五木寛之は、目の前で母親がソ連兵にレイプされそうになったそうです。戦争はこの人に深い影を落としていますね。 いい本です。仏教を何かといえば「勝負」だとか「勝利」だとかいうたぐいの勝ち負けに結びつける下劣な創価学会をえがいた本を読んだばかりだから、なおそう感じました。念仏というと古びて薄暗い田舎の家で背中の曲がった婆さんが「なむあみだ〜」と唱えている辛気くさいのを連想するけど、大変な思想性を持った宗教ですよ。 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。という有名な言葉の意味がよく分かんなかったんだけど、五木寛之の訳を読んで少しは自分なりに理解できた気がしました。普通は、悪人さえ救われるのだから善人ならなおのこと救われるとなるよなぁ。ところが親鸞は、善人でさえたすかるのに悪人が救われないはずがない、といっています。逆なのではないか? しかし、五木寛之訳を読んでこのように考えました。キリスト教では人間以外の生き物はすべて神が人間のために創造したということになっているけど、仏教では輪廻転生で生命ある者は永遠に動物や人間に生まれ変わり死に変わっていると考えます。だから今食べているサカナやブタが自分のご先祖や親の生まれ変わりだということも十分考えられます。それ以前に輪廻転生するのだとしたら人間も動物も生命は同格ということになる。だとしたら他人を殺して財産を奪うことも他の生き物を殺して肉を食うことも同等に悪いということになります。他人を殺して財産を奪うような悪人には、自分が悪いことをしているという自覚があるので阿弥陀様にすがりやすい。逆に善人は、自分が他者の生命を奪って生きており、実は人殺しと変わらない「悪」であるという自覚がない。だから悪人とくらべると救われるのがむずかしい。まあ、浅いかもしれないけどオレはこんなふうにとらえましたよ。 生きることそれ自体を悪ととらえるのは、罪ととらえるキリスト教に似ています。ただ神との契約を破ったから罪であるというキリスト教より、輪廻転生の中で人間はどうしょうもない業として悪であるとする浄土真宗の考えのほうがオレは好きだなあ。 『出家とその弟子』などで親鸞の教えが日本のインテリ青年を魅了してきたのも分かる気がしました。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月19日(水)『ヒトラーとは何者だったのか?』(阿部良男)を読む日本最強のヒトラーマニアともいえる阿部良男の『ヒトラーとは何者だったのか ?』を読みました。この人には、他に日本で発行されたヒトラー関係本3000冊をすべて解説した『ヒトラーを読む3000冊』やヒトラーが生まれてから死ぬまでの20645日(五六年!)のすべてを記録した『ヒトラー全軌跡20645日の軌跡』などの著作があります。驚くべき点は、著者は学者でも物書きでもなく銀行員をしながらこのようなすさまじい本をものしたということです。まさに最強のヒトラーマニアといえるでしょう。『ヒトラーとは何者だったのか?』は、先の三〇〇〇冊から厳選した質の高いヒトラー・ナチス関係本二二〇冊を分類・解説・検証しています。 面白そうな本が数十冊も紹介されていましたが、どれも高価いのが欠点ですねえ。特に興味深かったのが『裏切り/ヒットラー=スターリン協定の衝撃』です。独ソ不可侵条約が世界に与えた影響を書いた本です。今では似たような政治体制であったという評価が一般的でしょうが、当時はナチスドイツとボルシェビキソ連はお互い相容れない宿敵同士でした。ナチスは綱領にボルシェビキの絶滅を掲げているくらいですし、ソ連も社会党を主敵にしていた方針を転換し世界の共産党に社会党や自由主義者と手を組み反ファシズム人民戦線を結成させてナチスに対抗していました。スペイン戦争なんてナチスドイツとボルシェビキソ連の代理戦争と言えないこともない。それが一夜にして手を結び同盟国としていっしょになってポーランドを侵略する。全世界に与えた衝撃はすさまじいもので、日本では内閣が倒れてしまいました。引用します。 ソ連最高指導者たち、ソ連市民、各国の反ファシズム運動家、共産主義的知識人たちに、この条約締結が世界に与えた衝撃と多様な影響を、約60名の証言により浮き彫りにする。 もちろん、ソ連最高指導者たちはスターリンとは論議すらもできなかった(「当日、ソ連共産党政治局員達は狩猟をしていた」とフルシチョフが回想する)。 スターリンの支持と指導下にあると信じ、反ナチス闘争を戦っていた西側の人民戦線運動や世界共産主義運動(コミンテルン)も、あっさりと捨て去られたのである。 絶対にあり得ないはずの独ソ同盟関係の発生は、各国の反ファシズム運動を混乱に陥し入れた(「絶望のあまり服毒自殺」、「ハンマーで頭をガーンと殴られたようだ」などの発言が続く)。 労働者階級も呆然の状態であり(「そんなことは嘘だと言ってちょうだい、お願いだから!」)、共産党組織も壊滅状態(「共産主義の威信は消滅した」、「森の中で党組織の記録文書をすべて燃やしてしまった」)に追い込まれたのである。 転向した共産主義者の証言を記録した本に『神は躓く』があります。日本での共産主義者の転向には、暴力や社会的圧力に屈服したキリシタンの転びに近いものを感じます。主にヨーロッパとアメリカの転向共産主義者をあつかった『神は躓く』は、まったく異なり、転向することが正しいことだと確信しての転向が大半なのです。だから証言も堂々としたものです。実際スターリンの言いなりになった腐敗した共産主義運動など転向する道が正しいのだけれど、日本ではそこまでも至らず権力の暴力に屈服しての転向か、あるいは目と耳をふさいで現実を直視しない非転向かのいずれかでしょう。ヨーロッパとアメリカの共産主義者にくらべると、日本の共産主義者というか知識人は情けないよね。 『ヒトラーとは何者だったのか?』の最後には、日本ナチカルチャー研究会著 佐藤卓己編の『ヒトラーの呪縛』が紹介されています。 そして登場するのが、本書の「ナチカル」研究、すなわち、日本のマス・メディアを中心に消費されるナチズム関連の大衆文化の研究である。 これにより、まさに驚くべき多量の「日本の大衆文化におけるナチズム」の存在が明らかになる。 「日本ナチ・カルチャー研究会」の代表でもある佐藤卓己氏は、京都大学、ミュンヘン大学で学び、現在、京都大学大学院教育研究科助教授でメディア史を専門とする。 本書では、ナチ報道(「ヒトラーが昭和天皇にあてた肉筆の手紙が英国古書市場で発見され、6500ポンド(約115万円〉で落札される」など)、ドイツ兵器のプラモデル及び関係出版物のリスト、ナチス関連の海外小説文庫本リスト〈読み捨てられる消費材であり、品切れ、絶版が多い)、商業マンガのリスト(暴力の象徴として鈎十字やナチ・イメージが利用されている)、映画リスト、「トンデモない」出版物リスト(オカルト、ユダヤ、歴史修正主義・ホロコースト否定、ヒトラー礼賛、ネオナチ)、文芸作品リスト、架空戦記リスト(日独決戦など)、電脳ゲームとホムページ・リスト、といった、ありとかくうあらゆるナチス関連メディアが、精力的に収集、紹介される。 新しい切り口からのナチス研究で、全体を一瞥すると、直接、間接的に、日本の大衆にナチスが不滅的な影響を与え続けていることに驚きを感じ得ない。 この『ヒトラーの呪縛』に、わが遊撃インターネットも紹介されているんですねー。 「遊撃インターネット」のように極左サブカルチャーとナチカルが結合した奇妙なサイトもある。このHPは、三里塚闘争ビデオや爆弾製造マニュアルなど「過激派関係」、裏ビデオやエッチ系同人誌など「ポルノ関係」、ナチス音楽CDや『血と土』復刻版など「ナチズム関連」を通信販売しており、ポルノ・過激派・ナチスを規制する「マルチメディア法」をあざ笑うために運営されているように見える。このHPを覗けば、「ナチ=ウヨク」の幻想は確実に崩れる。 裏ビデオなんて売ってないよー。でも、ずいぶんほめられたものです。とても京都大学の先生が取りあげてくれるようなホームページとは思えないんだけどね。ちょっと得意になってしまったぞ。 「ナチ=ウヨク」の幻想は確実に崩れるとあるけど、ナチスというのは極左と極右をまぜこぜにして好戦主義と人種差別で極端化した奇妙な運動で、実際に必ずしも「ナチ=ウヨク」というわけではないんだよね。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月20日(木)『超昂閃忍ハルカ』一周目クリアする 細君と赤ちゃんが寝た隙をうかがってプレイしていた『超昂閃忍ハルカ』の一周目をクリアしました。…あんまり面白くないよー。ガキもいるいい年こいた男なんだからエロゲーじゃあなかなかコーフンなんか出来ない。 陵辱ルートや二周目のハーレムルートでプレイしたらまた違うのかねえ。プレイするかどうか迷っています。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月21-22日(金-土)通販ページに買い物カゴをつける 夜も寝ないでがんばって、遊撃インターネット通信販売ページに買物カゴを設置しました。いつまでもメール注文では売れるものも売れなくなっちゃうからね。もっと早く設置するべきだったんだけど日々の仕事にまぎれて延び延びにしていました。いざ手をつけるとゴチャゴチャとやることが多く二日もかかってしまった。 ちょっと調べたところ最近はレーザープリンタの価格が下がり白黒専用機だったら一台二万円程度で買えます。ランニングコストも下がってA4判だったら一枚三円以下で印刷できそうです。こいつを利用して三十冊くらい印刷し、売り切れたらまた印刷すればいい。判型がB5判からA5判に小さくなってしまうがそれはやむをえまい。むしろ場所をとらないからたすかるぞ。 すぐに再版できる本は十五冊くらいあります。さっそくデルコンピュータに19980円のレーザープリンタを注文したのでした。ひさしぶりにやる気が出てきましたよ。これから通信販売ページを充実させるつもりなので、気になる本があったら買ってね。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月23日(日)『遊撃戦の基礎戦術』版下の電子化夜も寝ないでがんばって、以前発行した共産党の武装闘争本『遊撃戦の基礎戦術』のの版下を電子化しました。こういう本です。解説より。 『遊撃戦の基礎戦術』は、「襲撃」とか「偵察」といった戦闘部隊の運用法を記したゲリラ戦の具体的な戦術書である。中国革命の影響が濃厚で、ところどころ中国語が出てくるのも、共産党指導部が北京に亡命して武装闘争を指導したという当時の情勢を伺うことができて興味深い。毛沢東のゲリラ戦術を理解するには格好の本であろう。 ヘタしたら二十年近く以前につくった版下なのでノリが劣化していて衝撃を与えるとくっつけた紙がぽろぽろと落ちてきます。どうにもならないのでいっそスキャナで取りこんで版下を電子化することにしました。 しかし、一度パターンをつくってしまうとフォトショップのアクション機能を活用してかなりの部分で自動的に作業を進めることができる。ハサミで切ったりはったりするよりラクチンでした。 レーザープリンタを注文したデルコンピュータからメールがきました。パソコンと同じで注文生産みたいですねー。外国で生産して国際輸送するなんて書いてありましたよ。届くのは月末になりそうです。それまで何種類か版下をつくっておこう。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月24日(月)捕まえた魚を放流する 最近つくった水槽にタナゴだけだとさびしいので、以前近所の川で捕まえて十センチくらいに成長したアブラハヤを同居させました。ついでにメダカを三十匹くらい買ってきて水槽に入れたんだけど、しばらくして見たらなんだか数が減っているぞー。 オレは、サカナをみているとなごむから飼っているのであって、畜生の修羅地獄をみたいわけではない。せっかく大きくなったけどアブラハヤは、もはやオレの水槽にはふさわしくないな〜。それに元々オレは小さい魚が好きなんだ。そういうわけで水槽をかき回してとっつかまえ、捕獲した川にアブラハヤを放してきたのでした。 席が空いたので今度はドジョウでも入れようかと思っています。近所のスーパで売っている食用ドジョウを買ってこようか、観賞用の緋ドジョウにしようか…。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月25日(火)『都市ゲリラの戦術』版下の電子化『都市ゲリラの戦術 トゥパマロスは勝利する』の版下を電子化しました。プリンタが届くまでの間に少しでも版下の電子化をしておこうと思います。 歴史上初めて都市ゲリラ戦争を行った南米ウルグアイの『民族解放運動(MLN)「トゥパマロス」』の戦いの記録。トゥパマロスには戦闘記録を出版しようという計画があったが、メンバーの五〇人以上が軍部の秘密部隊に暗殺され三千人以上が捕虜になるという状況で果たせず、軍事クーデター直前の隣国チリで出版された。クーデター後、残部はことごとく焚書されたといわれる。内容は、戦闘の具体的な記録と都市ゲリラ理論について述べている。『同志奪還エストゥレーヤ作戦』『放送局占拠コミュニュケ作戦』『MLN組織内規』『都市ゲリラの戦術』『トゥパマロス・闘争日誌』など。 十年以上昔にミニコミとして発行されていたものを許可を得てコピーをコミケで売らせてもらったのです。原版を発行していたのは、たしか東アジア反日武装戦線を支援する団体でした。この本の利益からずいぶんカンパさせてもらったのでした。オレも昔は行動力があったなあ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月26日(水)細君とケンカする細君は仕事に行き、オレが赤ちゃんの世話をしました。で、仕事が終わった時間になっても細君は帰ってこない…。結局四五分くらい遅れて戻ってきました。なんでもちょっと離れたスーパーまで好物のアイスクリームを買いにいっていたんだそうな。ケンカになってしまったよ。というかオレが一方的に怒ったんだけどね。たった四五分かもしれないけど、帰るのが遅れられると、オレの仕事時間を削るか睡眠時間を削ることになってしまう。版下作りとかもやっているから時間はいくらあっても足りない。冗談じゃないんだよね。仕事の都合だったらまだ分かるけど、アイスクリームだって ! 子供が心配で急いで戻ってくるくらいでいてほしいよな。たくよー。これからは遅れるときは電話をすると約束させたのでした。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月27日(木)レーザープリンタが届く 意外に早くデルコンピュータからモノクロレーザープリンタが届きました。プリンタ本体もランニングコストも安くてなかなかよい。しかし説明書が不親切だ。××モードと○○モードが使えますとは書いてあるんだけど、××モードがどのような機能を果たすのかの説明が一切ない。これじゃあ説明書の体をなしていないよね。まあ、オレは細かい設定をせずに通常モードで印刷するだけなんだけど、いろいろ設定したい人は、こんな説明書じゃ困るだろうなあ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月28日(金)印刷と『ゲリラ戦士の150問』版下の電子化先につくった分を印刷をしながら『ゲリラ戦士の 150問』の版下を電子化しました。こんな本です。キューバ革命を勝利に導いたカストロやゲバラにゲリラ戦の戦術を伝授したスペイン戦争の英雄、アルベルト・バーヨによるゲリラ戦の具体的な指南書である。「ゲリラ部隊はいかに装備すべきか?」とか「誰がゲリラ部隊を形成すべきか?」といった一五〇問からなる問答形式になっており、分かりやすい。発火装置などの破壊工作に使用する初歩的な武器の製造法もイラスト入りで載せられている。原本は一九五九年にハバナからスペイン語で発行された。 三時間くらいで電子化が完了し、印刷は一時間もかからないで終わりました。これはなかなか便利だぞ。あとは製本作業だけなので、さっそく『ゲリラ戦士の 150問』『遊撃戦の基礎戦術』『都市ゲリラの戦術』の三冊を通信販売ページにアップしました。そんなに売れるとは思えないけど、一ヶ月に一冊か二冊ずつでも売れればいいなあ。これから米軍の武器マニュアルを翻訳した『ケーキの作り方』シリーズや『不正規戦の装置と技術』も再版しようと思っています。作業がひと段落したので息抜きに駅前に行ってきました。屋台がたっていてオレがいつも飲んでいるペプシネックスの500mlペットボトルが一本五十円で売っているのを発見しました。安い! 普通は百二十円で安い店でも百円だからね。半額以下ですよ。思わず八十八本も購入し、車につめこんで帰ってきたのでした。本当はもっと買いたかったんだけど駐車場に運ぶだけでクタクタになってしまった。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月29日(土)『実録・連合赤軍』をみる 細君父母が新宿御苑で花見をするというので、お目当ての赤ちゃんと細君をつれていきました。オレは花見には参加せずテアトル新宿で上映している『実録・連合赤軍』をみました。三時間一〇分の大作です。 しかし、どこに送ればいいのだろう。重信房子は、警視庁の留置所に収監されていることは知っていたので、桜田門に送ればいいのかなとも思ったんだけど、ちゃんと届くのかなあ。それに権力に目をつけらて嫌がらせをされる恐れがある。うーん。 そういえば、日本赤軍が東アジア反日武装戦線のメンバーの奪還闘争をした関係から東アジア反日武装戦線を支援する団体が日本赤軍に関わりがあったと思いつきました。そこで重信房子さんに渡して下さいと書いて東アジア反日武装戦線を支援する団体に一万円くらい送金し、そのまま忘れていました。しばらくして差出人名のない奇妙なハガキが届きました。 プレゼントありがとうございます。 多くの方々に迷惑をかけたこと、これからもいろいろな口実で迷惑をかけてしまうであろうこと、本当に申し訳ないことと思います。 が、彼女が(ふうちゃん)今後、本名で多くの事を皆さんに発信できるようにもなりました。限られた条件の中でも、決してめげないふうちゃんの応援、これからもお願い致します。 …なんだこりゃ??? でも、ちょっと考えて分かりました。 ふうちゃんというのは重信房子のことだ。どうやらカンパは、重信房子を支援する人たちに無事に届いたようです。雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月30日(日)紙折り 休日を利用して紙折りをしました。業者に発注して製本までさせれば楽なんだけど、そうすると最低百冊は印刷する必要があります。十五種類再版するとそれだけで千五百冊の在庫をかかえることになる。おく場所がないっつーの。印刷代もかかるしなあ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月31日(月)『月姫』を読む土曜日に新宿に行った際に借りてきた人間椅子のCDを聴きつつ製本作業を続行しました。紙を折ったり重ねたりホチキス止めしたり、全部でせいぜい二千枚程度なんだけどね。単純作業だから退屈だよー。「なにしてるの ? なにしてるの?」と折に触れて赤ちゃんがやってきて邪魔するし…。途中で嫌になってしまって『フォークゲリラ冊子集』の版下作りをすることにしたのでした。アマゾンで注文したマンガ版の『月姫』六巻が届きました。気分転換もかねて一巻から読み返しました。…面白いですなあ。なによりマンガ家が『月姫』のファンで愛情こめて描いているのが伝わってくるのがいい。同人ゲームだった『月姫』は、もう手に入らないので興味のある人は、このマンガ版を読めばいいとおもうよ。アニメ版は、あんまり面白くなかったけどね。 『月姫』六巻では、やはりアルクエイドのおっぱいがよかったよ…。18禁じゃないのになかなかきわどいところまで描いてましたねー。最大の見どころでしたな。オレの中の月姫ヒロイン序列は、秋葉-シエル先輩-琥珀-アルクエイド-翡翠という感じなんだけど、どうやらマンガ版はアルクエイドルートのようだなあ。 今までノベル系のエロゲーをけっこうプレイしたけど本当に面白かったのは、この『月姫』以外では『痕』『腐り姫』『家族計画』『つよきす』『君が望む永遠』『マブラヴ』の後半以降、それに番外として『ニセ教祖』くらいかなあ。もうちょっと落として『うたわれるもの』『CROSS†CHANNEL』『Kanon』『雫』『新・御神楽少女探偵団』が加わるか…。 『車輪の国、向日葵の少女』というのが名作らしいんだけど、なかなかまとまった時間がとれなくてプレイできません。同人誌の再版をはじめてしまったからなおさらだなあ…。
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