酒鬼薔薇事件犯行声明文

犯行声明文写真(画像3点83k)

サンケイ新聞が酒鬼薔薇の本名を暴露!

朝日新聞が酒鬼薔薇情報ホームページ潰しに狂奔!

朝日新聞から返事が来たぞ!

 

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週刊誌によると「鬼薔薇」とは「鬼腹」で、障害児を産んだ母体をさす差別語からとったのではないかとのこと。「聖斗」とは「生徒」。そこで「鬼薔薇聖斗」とは「鬼腹生徒」、障害児をさしているのではないかという。そして「酒」は「裂け」に通じる。「酒鬼薔薇聖斗」は「裂け 鬼腹生徒」で、意識的に障害児を狙った殺人を匂わせているのではないか。被害者の少年には知的障害があった。また、遺体にはハロウィンのカボチャを意識したと思われる傷がつけられていたらしい。声明文にでてくる「野菜」も、一部で障害者をさす差別語として使われているのだそうだ。(編)


とうとう犯人が逮捕されました。犯人は、事件が起こった地域に関わりのある比較的若い男ではないかとは予想していましたが、14才の中学生とはやはり驚きです。狭い地域にそう何人も殺人者がいるとは考えられないので、おそらく少女通り魔殺人もこの14才の仕業でしょう。考えてみれば、弱者を虐待して楽しむという性向は、幼児的残虐性の表われなのですが…。

その地域に関わりのある動物を虐待するなどの噂がある人物をしらみつぶしに洗えば、数日から数週間以内に比較的容易に犯人は逮捕されるだろうと予想していました。事件から逮捕まで1ヵ月もかかったのは、早期に浮かんでいたのだけれど未成年を誤認逮捕すると大変なことになるので、つぎに何かやらかしそうな時点まで行動確認していたと考えるのが妥当なところでしょう。

それにしてもあの文章を書いたのが中学生とは…。ちょっと信じられないというか、驚異です。何かのパクりかもしれないけど「みじめでなく価値ある復讐」とか「得るものも失うものもなく、それ以上でもなければそれ以下でもない君だけの新しい世界を作っていける」なんて文章は、書けませんよ。

『識者』とか称する連中が、英語のスペルが間違っているとか、幼稚な内容だとか言っているけれど、それこそ偏差値教育主義というものです。文章とは、自分が何を述べたいのかしっかりつかみ、その内容を多くの人に誤解なくわかりやすく伝えることが精髄です。この犯行声明は、それに完全に成功しています。内容を考えても、とても14才の水準ではありません。これは一種の異常天才かもしれません。特に2番目の声明は、自分なりに深く読み込んで解読する必要があるように感じました。(編追記)


淳君殺害事件の経過(神戸新聞より)

<5月>

24日午後 1・30 淳君が「祖父宅へ出掛ける」と自宅を出る

    同 2・25 祖父宅に近いスーパー前で主婦が淳君を目撃

    同 8・50 家族が須磨署に捜索願

25日午前10・00 警察、保護者らが本格的な捜索を開始

26日午前10・00 須磨署が公開捜査に乗り出す

27日午前 6・40 友が丘中学校正門前で、淳君の遺体頭部を発見。「愚鈍な警察諸君、私を止めてみたまえ」「学校殺死の酒鬼薔薇」といった内容が書かれた紙片が添えられていた

    同 8・00 兵庫県警が須磨署内に捜査本部設置

    同10・45 神戸市教委が、市内332校園に登下校指導の徹底を緊急通達

   午後 3・00 多井畑小近くの通称タンク山のケーブルテレビのアンテナ基地で、淳君の遺体の胴体部発見

    同 7・00 捜査本部は解剖結果を発表。死因は絞殺による窒息死、殺害後に遺体が切断されたと判明。死後2日以上経過していた

6月27日 午後7時 任意同行 逮捕


5月28日、殺された子供の生首にくわえさせられていた挑戦状。

酒鬼薔薇聖斗

さあゲームの始まりです

愚鈍な警察諸君

ボクを止めてみたまえ

ボクは殺しが愉快でたまらない

人の死が見たくて見たくてしょうがない

汚い野菜共には死の制裁を

積年の大怨に流血の裁きを

SHOOLL KILLER

学校殺死の酒鬼薔薇


6月4日に神戸新聞社に配達された犯行声明文。投函されたのは6月3日。(編)

酒鬼薔薇聖斗

神戸新聞社へ

 この前ボクが出ている時にたまたまテレビがついており、それを見ていたところ、報道人がボクの名を読み違えて「鬼薔薇」(オニバラ)と言っているのを聞いた

 人の名を読み違えるなどこの上なく愚弄な行為である。表の紙に書いた文字は、暗号でも謎かけでも当て字でもない、嘘偽りないボクの本命である。ボクが存在した瞬間からその名がついており、やりたいこともちゃんと決まっていた。しかし悲しいことにぼくには国籍がない。今までに自分の名で人から呼ばれたこともない。もしボクが生まれた時からボクのままであれば、わざわざ切断した頭部を中学校の正門に放置するなどという行動はとらないであろう

 やろうと思えば誰にも気づかれずにひっそりと殺人を楽しむ事もできたのである。ボクがわざわざ世間の注目を集めたのは、今までも、そしてこれからも透明な存在であり続けるボクを、せめてあなた達の空想の中でだけでも実在の人間として認めて頂きたいのである。それと同時に、透明な存在であるボクを造り出した義務教育と、義務教育を生み出した社会への復讐も忘れてはいない

 だが単に復讐するだけなら、今まで背負っていた重荷を下ろすだけで、何も得ることができない

 そこでぼくは、世界でただ一人ぼくと同じ透明な存在である友人に相談してみたのである。すると彼は、「みじめでなく価値ある復讐をしたいのであれば、君の趣味でもあり存在理由でもありまた目的でもある殺人を交えて復讐をゲームとして楽しみ、君の趣味を殺人から復讐へと変えていけばいいのですよ、そうすれば得るものも失うものもなく、それ以上でもなければそれ以下でもない君だけの新しい世界を作っていけると思いますよ。」

 その言葉につき動かされるようにしてボクは今回の殺人ゲームを開始した。

 しかし今となっても何故ボクが殺しが好きなのかは分からない。持って生まれた自然の性(サガ)としか言いようがないのである。殺しをしている時だけは日頃の憎悪から解放され、安らぎを得る事ができる。人の痛みのみが、ボクの痛みを和らげる事ができるのである。

 最後に一言

 この紙に書いた文でおおよそ理解して頂けたとは思うが、ボクは自分自身の存在に対して人並み以上の執着心を持っている。よって自分の名が読み違えられたり、自分の存在が汚される事には我慢ならないのである。今現在の警察の動きをうかがうと、どう見ても内心では面倒臭がっているのに、わざとらしくそれを誤魔化しているようにしか思えないのである。ボクの存在をもみ消そうとしているのではないのかね ボクはこのゲームに命をかけている。捕まればおそらく吊るされるであろう。だから警察も命をかけろとまでは言わないが、もっと怒りと執念を持ってぼくを追跡したまえ。今後一度でもボクの名を読み違えたり、またしらけさせるような事があれば一週間に三つの野菜を壊します。ボクが子供しか殺せない幼稚な犯罪者と思ったら大間違いである。

 ― ボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている ―

P・S 頭部の口に銜えさせた手紙の文字が、雨かなにかで滲んで読み取りにくかったようなのでそれと全く同じ内容の手紙も一緒に送る事にしました。

(声明文を包んでいた紙の裏に)

ボクの名は酒鬼薔薇聖斗

夜空を見るたび思い出すがいい


酒鬼薔薇日記 

新聞報道より。一部省略されているとのこと。

バモイドオキ神様

 H9・3・16

 愛する「バモイドオキ神」様へ

 今日人間の壊れやすさを確かめるための「聖なる実験」をしました。その記念としてこの日記をつけることを決めたのです。実験は、公園で一人で遊んでいた女の子に「手を洗う場所はありませんか」と話しかけ、「学校にならありますよ」と答えたので案内してもらうことになりました。2人で歩いているとき、ぼくは用意していた金づちかナイフかどちらで実験をするか迷いました。最終的には金づちでやることを決め、ナイフはこの次に試そうと思ったのです。しばらく歩くと、ぼくは「お礼を言いたいのでこっちを向いて下さい」と言いました。そして女の子がこちらを向いた瞬間、金づちを振り下ろしました。2、3回殴ったと思いますが、興奮していてよく覚えていません。そのまま、階段の下に止めておいた自転車で走り出しました。途中、またまた小さな男の子を見つけ、あとを付けましたが、団地の中で見失いました。仕方なく進んでいくと、また女の子が歩いていました。女の子の後ろに自転車を止め、公園を抜けて先回りし、通りすがりに今度はナイフで刺しました。自転車に乗り、家に向かいました。救急車やパトカーのサイレンが鳴り響きとてもうるさかったです。ひどく疲れていたようなので、そのまま夜まで寝ました。「聖なる実験」がうまくいったことをバモイドオキ神様に感謝します。

   

 H9・3・17

 愛する「バモイドオキ神」様へ

 朝、新聞を読むと昨日の「聖なる実験」のことが載っていたので驚きました。2人の女の子は死んでいなかったようです。人間というのは壊れやすいのか壊れにくいのかわからなかったけど、今回の実験で意外とがんじょうだということを知りました。

  

 H9・3・23

 愛する「バモイドオキ神」様へ

 朝、母が「かわいそうに。通り魔に襲われた女の子が亡くなったみたいよ」と言いました。新聞を読むと、死因は頭部の強打による頭蓋(ずがい)骨の陥没だったそうです。金づちで殴った方は死に、おなかを刺した方は回復しているそうです。人間は壊れやすいのか壊れにくいのか分からなくなりました。容疑も傷害から殺人、殺人未遂に変わりましたが、捕まる気配はありません。目撃された不審人物もぼくとかけ離れています。これというのも、すべてバモイドオキ神様のおかげです。これからもどうかぼくをお守り下さい。

   

 H9・5・8

 愛する「バモイドオキ神」様へ

 ぼくはいま14歳です。そろそろ聖名をいただくための聖なる儀式「アングリ」を行う決意をしなくてはなりません。ぼくなりに「アングリ」について考えてみました。「アングリ」を遂行する第一段階として学校を休むことを決めました。いきなり休んでは怪しまれるので、自分なりに筋書きを考えました。その筋書きはこうです。


3月の連続通り魔事件後の4月はじめごろ書いた作文。友人にパソコンで清書させていた。捜査の過程で押収。中にある「魔物(自分)と闘う者は、その過程で自分自身も魔物になることがないよう、気をつけねばならない。深淵をのぞき込むとき、その深淵もこちらを見つめているものである」という一節はニーチェから。おそらくベストセラーになった『FBI心理分析官』からの孫引きだろう。

        懲役13年

1.いつの世も・・・、同じことの繰り返しである。

  止めようのないものは止められぬし、

  殺せようのないものは殺せない。

  時にはそれが、自分の中に住んでいることもある・・・

  「魔物」である。

  仮定された「脳内宇宙」の理想郷で、無限に暗くそして深い腐臭漂う心の独房の中・・・

  死霊の如く立ちつくし、虚空を見つめる魔物の目にはいったい、

  “何”が見えているのであろうか。

  「理解」に苦しまざるを得ないのである。

2.魔物は、俺の心の中から、外部からの攻撃を訴え、危機感をあおり、

  あたかも熟練された人形師が、音楽に合わせて人形に踊りをさせてい

  るかのように俺を操る。それには、自分だったモノの鬼神のごとき「絶対零度の狂気」を感じさせ

  るのである。 とうてい、反論こそすれ抵抗などできようはずもない。

  こうして俺は追いつめられていく。「自分の中」に・・・

  しかし、敗北するわけではない。

  行き詰まりの打開は方策でなく、心の改革が根本である。

3.大多数の人たちは魔物を、心の中と同じように外見も怪物的だと思いがちで

  あるが、事実は全くそれに反している。

  通常、現実の魔物は、本当に普通な“彼”の兄弟や両親たち以上に普通に見

  えるし、実際そのように振る舞う。

  彼は徳そのものが持っている内容以上の徳を持っているかの如く人に思わせてしまう・・・

  ちょうど、蝋で作ったバラのつぼみや、プラスチックでできた桃の方が、

  実物が不完全な形であったのに、俺たちの目にはより完璧に見え、

  バラのつぼみや桃はこういう風でなければならないと

  俺たちが思い込んでしまうように。

4.今まで生きてきた中で、“敵”とはほぼ当たり前の存在のように思える。

  良き敵、悪い敵、愉快な敵、不愉快な敵、破滅させられそうになった敵。

  しかし、最近、このような敵はどれもとるに足りぬちっぽけな存在であることに気づいた。

  そして一つの「答え」が俺の脳裏を駆け巡った。

  「人生において、最大の敵とは自分自身なのである。」

  魔物(自分)と闘う者は、その過程で自分自身も魔物になることがないよう、

  気をつけねばならない。

  深淵をのぞき込むとき、

  その深淵もこちらを見つめているものである。

          「人の世の旅路の半ば、ふと気がつくと、

              俺は真っ直ぐな道を見失い、

              暗い森に迷い込んでいた。」


犯行声明文写真(画像3点83k)

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