「釧網本線と花咲線の旅、最東端の駅・東根室駅を訪ねる」の旅後半、その四日目から六日目。
釧路と根室の間を往復し、帯広へ、そして石勝線で新千歳に出て苫小牧へ、フェリーで帰宅の途に着く。
 
出発駅-到着駅/目的地
記事
四日目:東根室駅で下車、歩いて根室駅へ、そして釧路に戻り帯広に向かう 花咲線、根室本線
釧路(08:11)-東根室(10:45)

茶内駅

10分停車で駅の外に出たら、モンキー・パンチの故郷というふれこみで、ルパン3世を看板にしていた。
ルパン三世と作者モンキー・パンチの出身地だそうだ。
昨晩乗車した花咲線に再び乗って根室に向かう
茶内駅
浜中町の紹介看板

初田牛(はったうし)駅

駅名に魅かれて写真を撮った
駅舎の後方には防風林と原野が広がる
初田牛駅

列車の後方に海が見えた

落石駅の手前
列車の後方に海が見えた、落石駅の手前

花咲湾が見えた

花咲駅の手前
列車の後方に海が見えた、花咲駅の手前
東根室駅到着(10:45)
東根室駅の駅名票と「日本最東端の駅」看板
根室駅の方向
先の方で大きく左にカーブして根室駅に入る。

ミラーで自分を写す、自分の到達証明

東根室駅のミラーで自分を写す
ホームの階段を降りた右に設置されていた標柱。

標柱の左手に線路をくぐるトンネルがあったので、それを通って根室駅まで歩いた。

ホームの階段を降りたとこにも標柱があった

乗る予定の釧路行きは根室駅11時45分発、一時間後

トンネルをくぐり右手の住居の間を歩いていく。
緑が多く雰囲気と温かみのある町並みで気分良し。

左手に車が行きかう大きな通りが見えており、その通りに入って右に進むと踏み切り、「モービル石油」に到る。
その先に「根室グランドホテル」があり、それを回り込んで左折すると根室駅前に出た。

根室駅

朝日に一番近い街
ここに幸あり、海と大地に息づく根室の味覚
とPR

歩いて到達した根室駅
根室の案内看板、朝日に一番近い街がうり
根室の案内看板、ここに幸あり、海と大地に息づく根室の味覚、カニの看板
日本最東端の街、ようこそ根室へ、駅頭に掲げられた看板
根室駅

乗車予定の釧路行き列車

乗車予定の釧路行き列車
根室駅のホームで

日本最東端有人の駅の看板とその先に見える行き止まりの線路

日本最東端有人の駅の看板
行き止まりの線路
根室駅駅名票

東根室駅に到達したことで、沖縄を除く日本最北端・最東端・最南端・最西端(たびら平戸口)の各駅訪問を完了した。

最北の駅「稚内」は改築・整備中であった 東根室駅の駅名票と「日本最東端の駅」看板
 
たびら平戸口、日本最西端の駅の碑 西大山駅ホームの先にある標柱
 
正直なところ根室で海鮮のお昼を楽しみたかったが、11時45分発の後が13時32分で釧路着が15時51分、その先帯広到達が時間的に厄介で、 釧路連泊だとその後の旅程が難しくなるので、涙を飲んで根室駅を出発した。
 
根室(11:45)-釧路(14:22)

右は花咲駅手前でみた馬が放牧されている海を臨む牧場、なんとものどやかで雄大

花咲駅手前でみた牧場
花咲駅

来年廃止の報道がある。駅舎は昔の車掌車か貨車を再利用したもののようだ

花咲駅
花咲駅の先の牧草地帯、
沿線は気持ちのよい風景が続いた
花咲駅前の牧場
落石駅とその先で見た景色
落石駅
落石駅の先で見た景色
厚床駅の手前で見た景色
厚床駅の手前で見た景色
厚床駅の手前で見た景色
厚床駅、久しぶりにまともな駅
厚床駅
姉別駅近く、牧草ロールがころがっている風景
姉別駅近くの牧草ロールがころがっている風景
厚岸駅から厚岸湾を見る
厚岸駅から海を見る
厚岸駅を出て海を見る
厚岸駅を出て海を見る
 
花咲線に乗ってみて思ったのは、かなりの部分原野を走っており、ベトナム鉄道でホーチミンに到る原野を思いだした。
花咲線沿線の原野は撮影していないので比較できないが、景色の雰囲気は同じように思えた。
 
釧路(15:25)-帯広(18:39)
釧路駅に無事到着、帯広行きの列車までの一時間を利用して和商市場に行き、生のプルーンやほっけなどを品定めして回る。 いずれも冷蔵が必要と言われ、帰路のフェリーとその後の旅程だと冷蔵庫に入れられないので諦めざるを得なかった。
一時間後、再び普通列車の旅を続ける。
尺別駅と厚内駅

根室本線の釧路〜帯広は2〜3回通ったがこんな駅もあったんだ、と改めて知る

尺別駅は、雄別炭鉱尺別線の始発駅として栄えた過去を持つが、現在はいわゆる秘境駅のひとつとされる、のだそうだ。
駅の周りは廃屋だらけらしい。

尺別駅
厚内駅
驚いたのは浦幌と、
新吉野駅の間で長時間の停車
特急列車はともかく、貨物列車、機関車だけ通過、などなど普通列車を尻目に何本も通す列車ダイヤには腹が立った。
帯広着18時39分
「北の屋台」近くのホテルに投宿、早速「北の屋台」に繰りだした、屋台はこんなかんじ。

先客の年配と若い二人のサラリーマンと会話しながら、昨晩、厚岸で飲んだ「十勝無配」の杯を重ね、酩酊してホテルのベッドに倒れこんだ。
五日目:帯広から新千歳に向かう  根室本線、石勝線
新得駅到着(11:35)、石勝線に乗り換える。

新得駅と新夕張駅の間は普通列車の運行が無いので特急の自由席に乗車できる。

乗車した「特急スーパーとかち6号」は、新得からトマムの駅間 23分、トマムから占冠の駅間 14分、そして占冠と新夕張の駅間 23分をすごいスピードで通過していった。 いずれの間にも駅は無い

それだけ駅間の距離が長いとしごく快適。

新得駅
十三里駅

新夕張駅の先、読み方が想像できなかった

十三里駅
南千歳から新千歳空港へ、
そして苫小牧西港へ
フェリーで仙台港に向かった
南千歳駅近くのモール「Rela」に行ったがお土産的には店がなく、新千歳空港行きのシャトルバスがあったのでそれに乗り空港に行く。

新千歳空港はさすがに北海道随一の空港でごった返していたが、お土産探しには最適な場所であった。

南千歳駅に戻り苫小牧に向かう。路線バスで苫小牧西港に行き、仙台行きのフェリーに乗船。
六日目:仙台港から仙台へ、東北本線を東京へ帰宅の途についた。
仙台港着10:00
ここで大失敗したのは最寄の「中野栄」駅へのバスに乗る気が起らず、中野栄駅まで歩いたんだが、予定した仙台行きの列車に間に合わず、 計画よりかなりの時間ロスして旅を終えた。