飯山線には春の青春18きっぷの期間に、長野から越後川口まで乗車しているが、
途中居眠りをしてしまったこともあり、山間部の記憶は無く、民家の軒先などに大量の残雪を見ることはできたが、
それ以外の印象は残らなかったため、今回再び訪れる機会を作った。
北越急行ほくほく線快速 越後湯沢(10:39)-十日町(11:15)、十日町(11:19)-戸狩野沢温泉(12:37)、戸狩野沢温泉(12:42)-長野(13:40)
越後湯沢駅では北越急行ほくほく線の快速と、金沢・和倉温泉行きの特急はくたか6号がともに待機していた。
ほくほく線快速は特急はくたか6号の7分前に発車したが、六日町駅であっさり特急に追い越された。
十日町駅で目的の飯山線に乗り換え。
同じくこれから刈り取りの稲田、この辺りは「こしひかり」の産地のはず
越後田沢を流れる信濃川
越後鹿渡駅を過ぎた所の信濃川
森宮野原駅から先の方向を見る。
森宮野原駅に入線する下り列車
森宮野原駅での列車交換、
ホームに立っているのは乗ってきた列車の美人でスタイルの良い車掌さん。
森宮野原駅は長野県に入ってすぐなので、写している自分の背中側に新潟県と長野県の県境があることになる。
なお、飯山線に沿って流れる川の正式名称は、長野県内では千曲川、新潟県内では信濃川。
つまり森宮野原駅と足滝駅の間で名称が変わる。
森宮野原駅には「日本最高積雪地点(昭和20年2月12日、7.85メートル)」の標柱があるようだが見逃した。
平滝駅を過ぎて、この川は千曲川
戸狩野沢駅で長野行き(左の列車)に乗り換えた
戸狩野沢駅で山岳路線はほぼ終わりであった。
いわゆる豪雪地域は飯山駅から東、特に戸狩野沢駅からの新潟側のようだ。
先の飯山駅では新幹線工事の最終段階のようだった。
来年2015年3月14日開業の新幹線は長野駅から千曲川沿いに、東側の山すそを通って飯山駅で飯山線に接続・交差する。
飯山駅を出てすぐにある全長22KMの飯山トンネルを抜けて上越市に入り、
現在の信越本線脇野田駅の近くに新設される上越妙高駅を通り、糸魚川駅に向かう。
それに伴い信越本線は脇野田駅ともども、新設される上越妙高駅の西側に移設され、直江津に行くにはそこで乗り換えとなる。
飯山トンネルは、日本の鉄道山岳トンネルとしては東北新幹線の八甲田トンネル、岩手一戸トンネルに次いで3番目に長いとのこと。