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実は来年、岸壁ユニットは活動20周年を迎える。
そして、今年は岸壁ユニット結成のキッカケとなった曲「Piano Man」がリリースされてちょうど50年目にあたる。
なので今回は、還暦を迎えた私が20歳の時に相棒となり、以来40年間苦楽を共にしているK-YAIRIのギターを抱えキリ番攻めにしてみた。(笑)
まぁたまにはコイツもステージで鳴らしてあげないとね。
併せてトピックとし記録しておこう。
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そんな訳で、おもてなし…と言いつつ、我々自身も存分に楽しませていただいたステージ、
気持ち良く主役のももキヨにマイクを渡せるな…と思っていたら、客席から想定外(?)のアンコールが!
いや、事前に「今日はPiano Manを封印」と宣言していたので、気を遣ってくれたキヨさんが音頭を取って客席を盛り上げてくれたというのが真相だが、我々にとっては超嬉しいサプライズ。
一体今日の主役は誰だ!?と恐縮しつつも、感謝を込めてPiano Manを演奏してオープニングアクトとしての大役を全うした。
さて、そしていよいよ主役「ももキヨ」が登場!
15年前に音楽活動を再開されてから、ずっとマイペースで音楽を紡いできた吟遊詩人・キヨさんと、これまた古くからの音友さんであるももっちさん…そんなお二人の記念碑的なライブに立ち会わせていただくのは、お世辞抜きでこの上ない喜びだ。
これまでのレポートで何度書いたが、キヨさんの楽曲には郷愁を感じさせるものが多い。
それは私が10代の頃からキヨさんとお付き合いがあるからと思われるかもしれないが、よく考えるとその頃のお付き合いと言えば私の高校入学からキヨさんの卒業までのたった2年間だけだし、私が知る由もない高校卒業後の思い出を歌にしたものも多い。
何とも不思議だが、思うに、歌詞を聴いていると思いっきり情景が浮かんできて、そしてそれは誰もが経験したような情景だから、みんなスッとその世界に引きずり込まれてしまうんだろう。
ましてや、音楽の原点ともいうべき濃厚な高校時代の2年間を一緒に過ごしている私にとって、その感覚が何倍にも増幅されるのは至極当然の事なのかもしれない。
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そんな楽曲をいつものように訥々と歌い上げるキヨさんと、それに色を添えるももっちさんのマンドリンの調べ…
実はその昔、Piano Manのマンドリンパートをももっちさんにやってほしいなぁ…と企んでいた私だが、この絶妙なコンビネーションを目の当たりにすると、これこそ彼女の真骨頂のような気がしてならない。
背伸びをしない等身大の音楽は、聴く側の心を自然と和ませてくれる。
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セットリストの中にももっちさんボーカルの曲もあり、こういった所にもキヨさんの構成力と気遣いを感じる。
緊張しながらも楽しそうなももっちさんの笑顔がとても印象的だった。
そんなこんなで、ももキヨのステージもあっという間に終演。
最後はキヨさんの提案で、私とキヨさんの共通項である「ふきのとう」の「初恋」を、岸壁ユニットとももキヨのコラボで演奏し、このライブの幕を下ろした。
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いや〜、ももキヨのお陰で本当に心温まる1日だった。
こういうライブは何度やっても嬉し楽しい!
キヨさん、素敵なライブへのお誘い、本当にありがとうございました!
第二弾のCDリリース、期待してますね!(笑)
→ 当日の岸壁ユニットの動画はこちら
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