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そして今回のライブではもう一つ新たなツールを用意してみた。
演奏した全曲の歌詞とその日本語訳を冊子にしてお客様全員にお配りし、一つ一つの楽曲をより深く知ってもらおうという試みだ。
お客様の意識が冊子に向くことにより演奏の拙さを誤魔化せるという姑息な狙いがある半面、歌詞を間違えたら即バレるという諸刃の剣的なツールとなってしまうが、これも結果的には大成功!?
終演後に「あんな綺麗なメロディなのにこんな意味だったんだ…」みたいな感想もいただき、そんな「洋楽あるある」を実感していただけただけで、丸2日間かけて歌詞を訳した甲斐があったというもの…。(笑)
ただ、この企画は今後どうしていくかは未定…訳すのが大変すぎるので。(爆)
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さて、今回は思わず岸壁のレポートが長くなってしまったが、そんなこんなで露払いの役目をつつがなく終えて、マイクをメインパフォーマーのころぼっくるにお渡しする。
ステージに立ったともちょこちゃん、ブルーのワンピースは空の青、羽織っているのは白い雲をイメージしたとのこと…セットリストにもそんな想いが散りばめられていて、「空と海に誘われて」を意識した女性ならではの演出に感嘆すると同時に、TPOへの対応力のあるレパートリーの広さに脱帽。
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冒頭で書いた通り、5年8ヶ月ぶりに彼らの演奏を目の当たりにした訳だが、溝ちんはアコギで来るかと思ったらストラトを抱えて登場するし、ともちょこちゃんは40分超のステージでギターを抱えたのは1曲だけ…あとはハンドマイクだったり、ミニカホンを叩きながら歌ったりと、明らかに前回とは異質のステージを展開している。
それでいてベースにある溝ちんのギターと、ともちょこちゃんの歌声には全くブレがない。
18年マンネリを繰り返している岸壁ユニットとは大違い…これが進歩?いや、進化というものか…。
そんな彼らの演奏と、ともちょこちゃんの淀みないMCにお客様もグイグイ引き込まれていく。
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という事で、今回もあっという間に時が流れてころぼっくるのステージも無事終演。
最後は恒例となったコラボ企画、岸壁ユニットところぼっくるのアンコールセッションとして、「Stand By Me」と「歩いて帰ろう」の2曲を演奏して、このライブを締めくくった。
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いや〜、本当に今回はいろんな事が試せて、いろんな事が勉強になるライブだった。
これも気の置けない音楽仲間との共演故にできる事…あくまでマイペースを貫く岸壁ユニットだが、これからもこういう繋がりと一期一会を大切にしながら音楽を楽しんでいけたらと思う。
ころぼっくるのお二人、そして会場に足を運んでくれたお客様、本当にありがとうございました!
次回の「空と海に誘われて Vol.5」は、年が明けた2023年1月15日(日)、
Simon & Garfunkelを完璧にコピーする2ピースユニット、「Suneo & Gian」をお迎えして開催します。
お楽しみに!
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