岸壁ユニット in BearCafe
〜 春宵一刻値千金 Acoustic Live 〜

2017年3月25日(SAT)
根岸 Bear Cafe



JULYにM♂EXPRESS、更にソロでと、ここの所ちょっとオーバーワーク気味の感が否めない音楽活動だが、気付けば、横浜での音楽活動の原点とも言うべき岸壁ユニットが久しくライブを行っていない。
たまに思い出したようにビリーのナンバーをなぞってみるが、13年のキャリアにも関わらず、脳ミソの劣化と比例するように歌詞もコードも白アリに食われたように抜け落ちている。
これはマズイ…と思っている矢先、いつもお世話になっているBearCafeのマスター・bearさんから、「そろそろうちでライブやらない?」と有り難いお言葉をいただいた。
「できれば岸壁のワンマンで…」というのがbearさんの意向だったのだが、如何せん週末の岸壁は集客力に全く自信がない…。
やっぱりライブは賑やかにやりたいし…。
という事で、音楽仲間のissyさんとともちょこさんに声をかけたところ、二つ返事で共演を快諾いただき、久しぶりの自主企画ライブの開催が決まった。

     
開催日は3月25日…そろそろ桜の花もちらほら咲き始めている頃だ。
春の夜を心地よい音楽と共に贅沢に過ごしたい…という想いを込めてつけたライブのタイトルは、「春宵一刻値千金」。
お〜!我ながらバッチリ決まった!(笑)
フライヤー作ったり、あちこち告知したり…
こういう時間も「面倒くさい!」とか言いつつ、結構楽しかったりする。

トップバッターは、issyさんと歌姫えみーごさんのユニット「あいみ〜ご」のお二人。
普段はETCの長男坊としてお馴染みのissyさんだが、ギターで女性をエスコートする姿がとっても紳士に見えてしまうから不思議だ。(笑)
このユニットの演奏を聴くのは初めてだったけど、流石歌姫会で鍛えているだけあって、伴奏するissyさんも、唄うえみーごさんもバッチリ息が合っていてとっても素晴らしい!
issyさん、事前に謙遜しすぎ!(笑)

続いて登場したのは、ピンでも十分聴かせる弾き語リスト・ともちょこさんが、ギタリスト・溝さんとコンビを組んだ「ころぼっくる」のお二人。
溝さんと会うのは、もうかれこれ5〜6年ぶり位だろうか。
あの泣きのギターも、ピックを口に咥えながらの奏法も健在で、それがともちょこさんのボーカルをしっかり引き立たせていて、聴いていて思わず目頭が熱くなってしまった。
いや〜、ころぼっくるで参加してくれたともちょこさんに感謝!


そして大トリは我が岸壁ユニットだ。
ホントは派手にフルバンドで行きたいところだったが、今回は会場がBear Cafeという事もあり、打楽器と管楽器は封印して、ベースののぶさんにのみ加わってもらい、3ピースで登場!
久しぶりのライブなので、セットリストは慣れ親しんだ曲を…と毎回のように言っている今日この頃…。(爆)
まぁ聴いている人は耳慣れた曲の方が楽しめるかもしれないが、演奏している側としては、少しはトピックスを作って刺激を求めたいのもの…。
という事で、今回は無謀にも、あの超大作「Sceans From An Italian Restaurant」を3ピースで演ってしまうという暴挙に出た!(笑)
いや、シャレでリハでやってみたところ、「アレ?なんかいいかも!」という事になり、「もしアンコールをいただいたら…」という条件付きで思い切ってセットリストに入れてみたものの、やはり魔物が棲むと言われるBear Cafeのステージ…。
なかなかリハ通りにはいかないものだが、まぁお客様はともかく、我々は十分楽しめたからそれで良しとしよう!
しかし、久々のビリーはやっぱりイイネ!
僕の横浜での音楽の原点…この日は存分に唄う喜びを味あわせてもらった。


実は1週間前、運命の出会いがあり、実に三十数年ぶりにギターを購入。
期せずしてこの日のライブで初演奏する事になった。
そういう意味でもとても思い出深いライブになるだろう。

声をかけてくれたbearさん、共演してくれた音楽仲間の皆さん、駆けつけてくれたオーディエンスの皆さん、
みんなありがとー!
次回の岸壁もヨロシク!




■演奏曲目

Piano Man

Just The Way You Are

The Stranger

Honesty

Movin' Out

New York State Of Mind

<Encore>

Sceans From An Italian Restaurant

Say Goodbey To Hollywood

■競演

あいみ〜ご

ころぼっくる





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