お や お や

7月

一緒に楽しもう!

 
 
母:Rって、いつもパワー全開で、自分の思いが強く、やりたいことをやり通し、自分の世界も持ちながら、自由きままに生きているよね~
父:そうやな。
母:自分のやりたいことに、素直に全力で情熱を注げることは、我が子ながら素敵やと思っている。
父:そうやな。負けてられへん。
母:私自身、これが好き!と自信もって言えるようなことが最近までなかったから、Rには、好きなことをとことんやってほしいなーと思うねん。好きなことがあるって、生きていく上で原動力にもなるし、生活に彩りも出て、何より楽しい人生になりそうやん。
父:同感や。
母:Rは、小さい頃から電車が好きで、毎日JRや阪急を見に行って、家に帰ると電車の図鑑や絵本を広げて。私はこどもとかかわる時に大事にしていることは、「こどもの声に耳を傾けること」「思いや経験を共有して心通わせること」。それが好きなんだねーで終わるんじゃなくて、Rが好きなことにはまず私も興味を持ってみる!一緒に電車を調べたり、見たりしていると、私もどんどん楽しくなってきて、お目当ての電車が来ては、親子そろって「うぉーー!!」ってなったわー。
父:プレミアム列車の瑞風も運行当日に見に行ってたよな。
母:電車一筋だったRも、成長と共に、興味の幅がどんどん広がってきて。その上で私は悩むこともあって。もともとキャラクターものは少しいややなぁって思っていたし、それに興味が出てきた時はどうしたものかと思ってた。私の理想と現実は違う…。だけど、私の価値観や理想でこどもの気持ちを無碍にしたり、興味の幅を狭めるのは違うかなと考えることができるようになってきて。そんなことに気をとらわれず、一緒に楽しんだ方がお互い気持ち良いし、ますます好奇心が湧いてくる感じがしてるなぁ。
父:恐竜も結構詳しくなってるもんな。
母:でも、こどもがやりたいことに合わせるだけじゃなくて、私がこどもとやりたいと思うことを提案したり、その時々のこどもの姿からこんなことしたら喜びそう!と思うことをやるように心がけてる。私の大好きなボードゲームも家族4人で楽しんでるし、楽しい時間を家族みんなで過ごせると、本当に家族っていいなーって感じる。
父:ボードゲーム買いすぎやけどな(笑)
母:でも、毎日楽しいことばかりではない。兄妹げんかもするし、私とバトルすることもある。そんなことも通していろいろな感情を経験して、Rにはこれからも、好きなこと、楽しいことに思う存分チャレンジしながら、Rらしく一歩ずつ、大きくなっていってほしいと願う限りです。
父:Rは生まれた時から心臓が悪かったし、心配事も多いけど、ほんま一歩ずつ成長してほしいと僕も思うわ。最近僕は「子供の成長」って喜びや驚きがあるけど、別れや寂しさも感じるなぁ。何かをできるようになったRには、できなくて試行錯誤していたRの姿はもうなくなってしまってるやん?
母:それ、いつも言うてるな(笑)
父:寝返りもさ、Rはある日気づけば寝返ってて。夫婦ともに見逃してしまった。またそのうち寝返るかな、楽しみや!って思ってたけど、そんな思いとは裏腹にそれから数ヶ月、寝返らへんかったな。
母:かなり慎重派よね。
父:歩き始めた時も、同世代の子らよりも少し遅かったけど伝え歩きしだしてRの世界は広がって。ある日、その場で立ち上がった。手を広げ、かなりバランスをとって。「Rちゃん、すごい!こっちこっち!」って言ってるママに顔を向けて、すり足で数cm進んだけど、すぐに手をついて。もうすぐしたら歩き出すかなって思ってたけど、そんな思いとは裏腹にそれから数ヶ月、歩かへんかったな。 
母:寝返りや歩くときは慎重派やったのに、話し出したのはある日突然やったよね。
父:そうや。あれは突然の別れやったで。「あー」とか「うー」とか言うてたRは突然いなくなった。そういう別れを寂しむ感情は、自分にとって大事な時間と教えてくれている気もするな。
母:こうやって、私たちも父親、母親になっていくんかな。
父:楽しんでいきたいな。




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