お や お や

10月

満3歳での入園~2度目のしろさん楽しみ中~

 
 「きょう、ようちえんある?」毎朝、もしくは前の晩に今日が明日に変換されてKから質問されます。幼稚園に行くことを、とても楽しみにしています。
 Kは、今年2回目のしろぐみさんです。3学年上の姉(A)と入れ違いでの入園予定だったのですが、徒歩通園で毎日お姉ちゃんと園まで通っているうちに、何で自分はここで遊べないのか?姉ちゃんだけ遊べるのはずるい!と言われる様になり、満3歳での入園を考える様になりました。まだまだ幼いところも多々あり不安もありましたがK自身が言ってるし、お姉ちゃんもいてるし、むらさき幼稚園やし大丈夫かと思い誕生月の5月から幼稚園生活を始めることにしました。
 2、3日は園に送ってから私が戸惑うくらいあっさり離れていっていたのに1ヶ月近く離れられない日が続きました。幼稚園に行くまでは、るんるんなのですが私がいなくなるのが寂しいようで離れられない。でも、遅バスのクラスだったので加藤先生とがっつり一緒に遊べる、お姉ちゃんの部屋に行けば一緒に遊んでもらえることが安心となり朝の別れも、あっさりとしたものになっていきました。先生やお姉ちゃん、少しずつ意識しだしたクラスメイト達と遊べることはもちろん楽しかったと思いますが、園庭はKにとってパラダイスの様やったんだろうなと思います。入園して、しばらくすると桑の実が、そしてすももが食べ放題。毎日、手と口のまわり時には服も赤く染めながら、先生にストップかけられるまで食べまくる。美味しいものが落ちている園庭は本当にパラダイスだったのでしょう。こうして色んな人や場所に心安らぐことを感じつつ楽しく過ごしていました。ただ午後保育が始まると、お迎えの部屋で自分のリュックやAの膝枕で寝ていることがよくありました。限界まで遊んでいたんだろうなと思います。朝起きるのが早めの生活なので、先生の部屋のベットで2人とも寝ていることもありました。Aも年少の時、よく寝させてもらっていました。姉弟とも、先生の部屋のベットにはお世話になりました。ありがとうございます。
 こんな調子でしたが、満3歳でのしろさんが終わる頃にはAがいなくても、クラスの男の子たちと遊べたり、お迎えの時に寝ていることも少なくなり体力もついてきたし幼稚園にもすっかり馴染んだなと感じられる1年でした。
 そして、2度目のしろさんが始まりました。先輩ママさんから、「上の子が卒園したら幼稚園行くの嫌がるようになった」「仲の良い子が学年あがって戸惑ってる」等、聞いていたのでどうかなぁ?と思っていたら・・・。「ねぇちゃんもうしょうがくせいなったしな」「みんな、れもんとももになったんやな」と。一応、私が春休み中説明していたことを受けとめてくれていました。なので、私が拍子抜けするくらいすんなりと2度目のしろさん生活をスタートすることができました。
 幼稚園が大好きなのは、変わらずAが8時前に小学校へ行くと自分も行く気満々で、リュックを背負って玄関に向かい靴をはき始めます。「まだ誰も来てへんで」「早く行きすぎたら眠くなるで」とか言いつつ部屋に戻りますが、30分程すると「もう行く時間やんなぁ?」と再び玄関に向かいます。こうなると、止める気もなくなり寄り道しながら、少し遠回りしながら歩いて登園します。自転車だと5分位で着いてしまうので・・・。最近は、早く幼稚園へ行きたい欲は落ち着いてきたので家の用事ができる様になり助かってます。
 4月に入って、しばらくは年中さんの部屋で今までの仲良しメンバーで遊んでいましたが、だんだん同じクラスの人達に目がいき始めました。今年は男の子が多い学年で今までは、Aの影響で女子的な遊びが多かったのが、どんどん男の子っぽい遊びが増えてきました。言葉や、立居振舞が、もう男の子!いたずらっ子!な感じに変わってきて、振りまわされる毎日です。園でも、美里先生の机の書類を濡らしたり、絵本の部屋を水浸しにしてみたり。怒られてもなかなか懲りないようです。いたずらや力技は程々に幼稚園で素敵な時間を過ごしてくれたら良いなと思います。これから年中・年長色んなことがパワーアップしていくのを不安ちょっぴり楽しみな気持ち一杯で見守っていきたいです。



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