遊撃インターネット狂人雑記80
北のりゆき=死売狂生=行方未知

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2011

319日(土)雑記再開

よーやく引っ越しが一段落しましたので、雑記を再開します。一ヶ月近く間があいてしまいましたが、大事件が起こりましたね。いうまでもなく、三月十一日の東北関東巨大地震と福島第一原発の事故です。原発が続けざまに爆発したときは、引っ越しを放りだして逃げだそうかと思いました。
 膨大な量の本と本箱は、二週間かけて自分で搬入し設置していました。引っ越し屋に頼むと三十万くらいとられます。それに引っ越し屋の指定するダンボール箱に本を入れると、どこにどんな本があるか分からなくなってしまう。
 天井まで届いて固定するタイプのちょっとくらいの地震では倒れないスチール本棚を三個設置し、分類して運び込んだ本を本棚に入れてひと息入れている時に地震が起きました。別室の突っ張りのない本棚が倒れないように押さえていると、設置したばかりのスチール本棚が二個真ん中からへし折れて倒れやがった。せっかく分かりやすいように梱包の際から気をつかって並べた本も、数百冊が部屋中にまき散らされメチャメチャです。絶望的な気分になり、それでも気を取り直して壊れた本棚を撤去し本をまとめて帰宅しました。携帯はつながらないし、かなりの渋滞です。
 帰宅すると細君はおびえきっています。テレビが未曾有の大災害の放送をしている。そして原発事故…。ようやく容易な事態ではないことに気がつきました。本当に引っ越しなんぞできるんだろうかという感じです。
 さすがに冷蔵庫やクーラーなどを個人で運びこむのは無理なので、一般家具の引っ越しは十五日に業者に依頼していました。テレビをつけっぱなしにして次々と原発が爆発する映像に戦慄しつつ、散らばった家財を片付けながら引っ越し準備という状態です。運が悪いことに、つい数日前に期限切れの緊急用食糧を捨ててしまっていた。食べ物はなんとかなるにしても、風呂に水を張って余震に備えました。
 子どもたちを預かってもらう予定の保育園も閉鎖になってしまい、足手まといになってもうどうにもなりません。そのうえうっかり早めに
ADSL回線を引っ越し先に変更してしまったため、メールくらいしかできない。ほとんどまともに食事もとらない地獄の引っ越し生活に突入しました。
 なんといってもガソリンがないと新居と旧居を往復できません。三十分並んでガソリンを満タンにしてきました。それからはひたすら売れ残りの菓子パンを食って家具の梱包作業です。
 予算節約のためよその引っ越し帰りの午後便を予約していました。やって来るのは前の引っ越しが終わる時間によるということで、たぶん三時ごろになるという話しでしたが、…来ない。営業所に電話してみると、感心にもちゃんと出勤していて平謝りです。停電やら渋滞やらで引っ越しトラックが動かないらしい。これはもう天災だからどうしょうもありません。無理だったら明日でもいいよと言ったんだけど、「本日うかがいます」と断固とした決意をきかされたのでした。
 引っ越し屋が到着したのは、もう暗くなった六時半でした。二トン車に作業員二人のはずが、四トン車で三人います。早く終わった部隊を急遽差し回してくれたらしい。おかげで後で自分で運ぼうと思っていた荷物も全部持っていってもらえて助かっちゃったよ。
 しかし、作業員三人の疲労の色は濃く、元気づけに『心づけ』と称して封筒に千円ずつ入れて配りました。そのおかげかどうか、かなり手早く引っ越し作業は片付きましたねー。移動時間も入れて六時半から十一時過ぎぐらいまでです。もちろんお騒がせする近所には、事情を説明しておわびしておきました。みごとなくらい計画停電と引っ越しの時間が重なりましたが、さいわい停電は回避されました。…停電していたらどうなっていただろう。まあ、アクシデントが多かったわりに気持ちよく引っ越しできました。アート引越センターは、非常に誠実かつ優秀な会社だと感じました。後でクーラーを取りつけにきた電気屋さんも、他の業者にくらべてアートは仕事が早いといってたよ。

 梱包を解く間もなく、原発事故対策です。原発の放射能なんかで殺されたらたまりません。ちょうど一年前に義母を癌でなくして以来、オレは癌恐怖症なのだ。
 昔はよく反原発集会に参加したり反原発マンガを描いたりしたから、少しは文句をいう資格もあるだろうと思います。同人誌を発行するのにハマるきっかけになったのが、レモンピープル誌に阿島俊名義でコミケ代表の米澤嘉博氏が書いていた同人誌紹介欄です。ここにオレが描いた『反原発集会見聞記』が紹介されたんだよね…。ものすごく嬉しくて、今だにこのレモンピープル
198811月号を持っています。紹介された部分を転載します。

 

 今、なんとなくある予感は、同人誌が、ちょっとは変わるだろうという期待なのだ。
 遊撃隊黒旗編集部の出したコピー誌「暴力宣言」には「反原発集会見聞記」というレポートマンガが載っている。
4日に行なわれた「原発とめよう一万人集会」に参加した描き手の興奮が、生っぽく、熱っぽく語られている。他のマンガは、「霊感少女タンパちゃん・死後の世界」(駄堕)、と四コママンガだが、このレポートマンガが一本あるだけで、ずいぶん違った本になってしまう。マンガも造本もラフではあるが、何かの熱っぽさは伝わってくる。その素直さが気にかかりはするのだが……。

 高校時代に機動隊にパクられた前歴のある人に その素直さが気にかかりはするのだが…… なんていわれてもなあ…。
 広瀬隆の『危険な話』などでさんざん原発の恐ろしさを知らされてきたので、原発が次々と爆発する映像には震撼させられました。引っ越しどころではないというのが、正直な気持ちです。まだどうなるか分からないけど、海水をぶっかけて燃料棒の冷却に成功したとしても作業にあたった数百人か数千人が被爆して癌死することになるだろうし、燃料棒が爆発して放射性物質をまき散らしながらメルトダウンを起こすとなったら数十万人から百万単位の犠牲者が出るだろう。
「東京電力が悪い
!」と昔なら言ったところだろうけど、そう単純じゃないよね。実際に東京電力の提供する電力に頼って快適な生活を送っていたのは、オレを含めた一般人だからね。地震があったら原発はヤバイということは小学生でも分かる理屈なのに、東電の「原発は安全でクリーンなエネルギー源です」とかいう悪宣伝に納得してみせたり沈黙してきたのは自分たちだ。いつか起こるだろう原発事故で白血病やら癌やらで死ぬリスクを負うことを容認していたのだから、そのとおりになったとしても自業自得かもしれない。
 オレは、ヤバいと思ったら引っ越したばかりの家をあけて逃げるつもりです。どうせその時は、渋滞で身動きとれなくなっているだろうから、悪あがきだろうけどね。原発利権で大儲けした金持ち連中は、いち早く危険情報を仕入れて安全な場所へ逃げているような気がする。
 今回の事故がどのようにおさまるにしても、日本のエネルギー大量消費時代は終わったということだろうと思う。火力発電所反対闘争をたたかった作家の故・松下竜一が「おまえも電気を使うだろう」というケチつけに対して反論した『暗闇の思想』が今こそ求められているように思えてなりません。簡単にいうと、「暗かったら明るくしよう。暑かったらクーラーで快適にしよう」というエネルギー大量消費型の現代物質文明的な考えを捨て、暗かったら暗くてもいいじゃないかという自然な生活習慣に回帰しようという文字通り『暗闇の思想』です。ライフスタイルの転換というのですかね。そいつを果たせなければ今回は無事
?でも、次の大地震か次の次の大地震ぐらいで日本人は百万単位で死ぬことになるのだろう。しかし、石原慎太郎じゃないけど、快適さを求めて際限ない日本人の我欲を洗い流すことは無理だろうなぁ。天罰かぁ…。

    

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320日(日)どこにいくか迷う

 関東から逃げだすか本気で迷っています。とうとう水道水にまで放射性物質が検出される事態ですからねえ。人体に影響がない量だとはいうけれど、オレや細君はともかく、そんな気色悪いものを赤ちゃんや幼児に飲ませられません。こんなこともあろうかと煮沸して保存しておいた水があるので、当分これでミルクをつくろう。
 それにあるかないか分からない停電がうっとうしいし、しばらくどこかに待避するべきではないだろうか。しかし、逃げた先でガソリンを給油できるとは限らない。最悪ガス欠で立ち往生ということもあり得ます。
 そもそもどこへいくのか
? 風向き次第なんだよねー。いくら逃げても風に乗った放射性物質が追いかけてきたらあまり意味がない。ひとつは東名をつかって京都あたりまで行き、ついでに観光もするというプラン。もうひとつは中央道をつかって日本海まで抜けるプラン。こちらには、みるところがあるかなあ。
 報道を見る限りでは、原発は安定してきたようです。これ以上の放射性物質の放出を止められるだろうか。被害が少ないにこしたことはないけど、逃げだしたのに何もないというのもバカバカしいよなあ。せっかくだから引っ越しの慰労もかねて奈良や高野山や伊勢あたりを観光するのが良いかもしれない。高速道路の休日割引がある明日にでも行ってみようかなぁ…。

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321日(月)奈良へ行く

 停電やら放射能やらで気が滅入ってたまりません。子ども用品を買いに近所のスーパーまで買い物に行ってきました。ジトジトと雨が降っており、この雨の中に放射能が含まれているのかと思うと、ますます鬱です。オレの人生で『黒い雨』が降っている中を買い物に行くことがあるとは考えたこともなかった。スーパーの駐車場の交通誘導員がレインコートを着て雨の中に立っていたけど大丈夫なんだろうか。
 節電のために店内はうすぐらーくて、ドリンク類の棚にポッカリ穴があいています。赤ちゃん用品と非常食になりそうなものを適当に見つくろって帰りました。
 テレビをつけると中学生くらいのちょっとかわいい女の子が、「津波がきてお母さんも、みんないなくなっちゃったの…」と津波でメチャメチャになった街に向かって泣きながら「おかあさーん」と叫ぶ映像が流され、鬱
! ! ! ! ! ! ! ! ! やってくれるぜTBS
 だいたいオレは、鬱病の精神病でアタマがおかしいから放射能や津波には弱いんだ。こりゃたまらん。引っ越しの荷ときも終わっていないのに、どこかに逃げだそうと決心しました。
 それに
21日は、祝日なので高速道路はどこまでいっても千円の大盤振る舞いです。迷ったすえ、夜の十時に「よしいくぞ!」と号令をかけ、出発したのでした。

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322日(火)奈良に着く

 黒い雨が降る中を一晩中東名を走り、六時ごろ法隆寺インターを降りました。我が愛車、十年前に買ったフィットは、リッター19.7キロという高燃費をはじき出し、無給油で奈良までたどり着きました。雨じゃなかったらリッター20キロはいっていただろうと思う。ちなみに東京から奈良までの高速料金は千四百円でした。安い! とりあえず朝食をとって、法隆寺に行くことにしました。
 法隆寺では、聖徳太子の生誕祭だとかのお祭りをしています。おいおいお祭りかよ、という感じだけど、関東とぜんぜん街の雰囲気が違うんだよね。中宮寺で弥勒菩薩像をながめ、金堂の回りを一周し…。睡眠不足と疲労でモーローとしていたので、けっこう拝観料をとられたことくらいしかおぼえていない。一晩中高速道路を走ってクタクタなので、法隆寺の駐車場で仮眠をとりました。
 旅籠屋という安宿に泊まりました。子供づれ四人が二泊して一万七千円くらいのところです。安いワリにきれいでいい宿でしたね。素泊まりなので食料を買いに地元のスーパーに寄りました。東京とのあまりの雰囲気の違いに驚いてしまった。人々の表情が違うし、店内が明るくてさあ、ちゃんとペットボトルの水が売っている。二リットルペットボトル水は、一人につき一ケース
(六本)までの制限がついていたので、オレと細君とムスメと赤ちゃんの分の四ケースをゲットしたのでした。
 帰宅後にテレビをみると、東京では水道水から放射性物質が検出されたとかで大騒ぎになっているらしい。旅行にもパソコンを持ってきた細君がいうには、2ちゃんねるの育児板はパニック状態だそうな。停電がなく安全な水を飲めるという、原発事故の前には当たり前だったことのありがたさがよーく分かりました。 

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323日(水)奈良で遊ぶ

 少しは子どもたちも楽しませてやらねばならないということで、奈良公園に行ってきました。大仏殿のある東大寺や興福寺もそばにあり、大人もあきることがありません。
 興福寺の国宝館では 子どもはぜんぜん楽しそうでなく、あの超名作の阿修羅像をみて「オバケ〜。こわい〜」とかいっています。子どもにとっては、国宝よりも鹿と遊んでいるほうがよいようです。…当然か。
 興福寺、東大寺、奈良国立博物館と一通りみてまわり、くたびれてしまった。やはり乳幼児連れで観光というのは無理があります。建物自体が重要文化財の奈良国立博物館の休憩室で少し眠らせてもらいました。オレが寝ている間にムスメは鹿と戯れていたようです。細君とベンチで食べていた焼き芋を鹿が横取りしようとしたとか。放射能におびえない暮らしはいいなあと、心底思いますね。
 早々に宿に戻って風呂に入り眠りました。東京では風呂のお湯も放射能だもんなあ。宿に洗濯機が備えつけられており細君は子供服を洗濯していました。

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324日(木)奈良から帰る

 四歳児と四ヶ月の赤ちゃんをつれての観光は、疲れるばかりであんまり楽しくないということが判明しました。東京で開催された阿修羅展では、毎日一万五千人の群衆が詰めかけたそうですが、こちらでは常設展示で平日なので閑散としており何分でも阿修羅像と対面することができます。でもムスメが、「こんなのオバケだよ〜。こわい〜」とかいってくれるので、興をそぐことおびただしい。それに当たり前だけど古い寺は、バリアフリーではないので乳母車をかつぎ上げたりするのにも疲れてしまった。二日もウロウロしたら、引っ越したばかりの家だけどなんだか里心がついてしまい、帰ることにしました。
 途中、道の駅に寄り、春菊などの葉もの野菜を大量に購入しました。関東では当分のあいだ放射能におびえて食さねばならないものですからね。原発というのは、本当に迷惑な施設だよな。
 
0時過ぎに高速を出ると深夜割引とかで半額になるそうなので、サービスエリアで休み休み東京に向かいました。浜名湖SAでは、一袋六百円の焼き栗が三袋六百円で叩き売られていました。震災以降みんな元気がなく、ぜんぜん売れないんだそうだ。
 ちびまる子ちゃんの舞台となった清水を越えたあたりで、急に暗くなりました。東京電力の管内に入ったらしい。節電なんだろうけど驚くぐらい雰囲気が変わりましたね。
 海老名
SAは、楽しい施設が多いらしいんだけど、もう0時近くでした。みんな閉まっていて何もなし。自宅にたどり着いたのは1時過ぎでした。ちなみに高速料金は四千三百円でした。
 今回の旅行で一番楽しかったのは、なんの不安もないショッピングでしたよ。放射能やら地震やら停電やらにおびやかされることのない平和な『日常』というもののありがたさを痛感しました。

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325日(金)転居手続き

 役所に転居届を出しに行ってきました。そこで転居の証明書をもらい、引き返して新居の役所に転入届を提出しました。転居自体は簡単な手続きであっという間に終わりました。しかし、アタマがおかしい人の医療費を一割にしてくれるというキチガイ用の保険証の手続きに手間取りました。細君もついてきていて、子ども手当の手続きでなにやらごしゃごしゃやっています。子ども手当は、所得は関係なく一律に配るんだろ。なんで課税証明書がいるんだよ…。役所のやることはよく分からん。
 昼ごろ家を出たのに、気がついたら四時をすぎていました。あっちこっち歩き回らされて、くたびれた。役所というのはロクでもないなあ。

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326日(土)保育園のお別れ会

 ムスメが通っている保育園のお別れ会がありました。そんなものには興味がないのに、写真要員として狩りだされました。ここのところ過労気味なのに…。
 ガキどもがギャアギャア騒いでいて、その場にいるだけでくたびれてしまうぅ。二時間くらいの苦行でしたけどね。ようやく終わってくれたかという感じでした。
 ここのところ鬱が悪化したようで、ひたすら布団にもぐりこんで寝ていたいと思います。それなのに、つぎからつぎへとロクでもない用事がやってきます。いっそ、東京に放射能雲でもやってきたら、ずっと寝ていられるんだがなあ。

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327日(日)『萌える名作文学ヒロイン・コレクション』(コアマガジン)を読む

『萌える名作文学ヒロイン・コレクション』(コアマガジン)を読みました。最近流行の萌えによる入門本ですね。この類の本は、出来不出来の差が大きいけど、この本はかなり出来がよいほうだと思います。
左に『名作文学』のヒロインのイラストがあり、右に解説文があるというよくあるつくり。女の子イラストはまあまあ上手な人がかいていますし、解説文も鋭さは無いもののよく書けていると思う。粗製濫造された本という感じではありません。
 けっこうなディレッタント(好事家)が編集したように感じます。ファシズムを賛美して戦後に禁書あつかいにされたフランスの『七彩』なんていう誰が知ってるんだと問いたくなるようなマイナー小説が収録されているのに、『ファスト』や『人間失格』が収録されていないなど、ずいぶん片寄ったチョイスでした。それに作家の代表作を選ばずマイナー作ばかりをあえて選んでいる感じがします。マーク・トゥエインが『ジャンヌ・ダルク』を書いていたなんて知らなかったですよ。『ニューロマンサー』と『カラマーゾフの兄弟』が並んで紹介されているのにも首をひねってしまった。相当ひねくれた人がつくったんだろうな。サイバーパンクの元祖とはいえ『ニューロマンサー』って名作文学かなぁ。
 多くのギモンが頭に浮かびましたが名作文学と美少女イラストというのは、なかなかよい目のつけどころだと思う。こんな本を読むと、また読みたい本が増えてしまって困ってしまうけどね。

 

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328日(月)免許の住所変更

 所轄の警察署に行き、免許の住所変更をしてきました。免許の手続きは数分で終わったんだけど車庫証明は、一週間後に再び警察署に行かなければならないとのこと。そういやシールみたいなのを貼っていたよな。シールをつくるのに時間がかかるのだろう。面倒くせえなあ。
 節電のため警察署も薄暗くされていました。停電のときは交通整理にかりだされたりするし、お巡りさんも大変だよなあ。
 これから陸運局に行ってナンバーを付け替えないとならないし、しなければならないことは山積しています。

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329日(火)継母の法事

 継母の一周忌です。はるばる九州から自動車で弟一家もやってきました。一応下のメールを送ってアドバイスしておきました。

震災後の東京の状況です。
あまりにも雰囲気が暗く、嫌になって奈良に二泊の旅行に行ってきました。その際に気がついた点も合わせてご連絡します。
場所にもよりますが、ガソリン不足はおおむね解消したようです。しかし、原発などでなにかあったら、再びガソリンが手にはいらなくなる可能性があります。最悪ガス欠で帰れなくなる恐れがあるので、東京に入る前の富士
SAあたりでガソリンを満タンにしておくことを強くおすすめします。
最も重要なのは飲料水です。水道水に放射能が入っている可能性があるので、特に子どもには東京の水道水を飲ませない方がよいです。九州から水を持ちこまれることをぜひおすすめします。都内に入るとどこのスーパーに行ってもペットボトルの水など影もありません。東京に着いてから安心な水を手に入れるのは、ほぼ不可能です。
また、停電があるかもしれないので、宿泊するのでしたら懐中電灯くらいは持ってきた方がよいかもしれません。
鉄道で来られることを検討しているのでしたら、止めたほうがよいと思います。停電で何時間も電車が動かなかったり、間引き運転で殺人ラッシュ状態だったりと、子供づれで利用できる状態ではないようです。
正直言って子供をつれてこちらに来られるのは、原発の事故がおさまらないかぎりかなり大変だと思います。一人で来られるということも考えてもよいのではないでしょうか。

 弟が住んでいる九州でもペットボトルの水は手に入らないそうです。浄水器に通した水をペットボトルにつめてたくさん持ってきてくれました。ありがたい。法事が終わると皆で食事をしてそそくさと帰っていきました。大阪あたりで車中泊するとか。また原発が爆発でもしたら東京から出られなくなるかもしれないからね。無理には止めませんでした。

 そうそう。継母が遺したカネを株につぎこんでいた父は、今度の原発事故で三百万くらい溶かしてしまっていました。原発建設に力を入れていた東芝株を大量に持っていたようです。ちょっとなにかあったら優良株でも簡単に半分くらいになるので気をつけたほうがいいと忠告してやっていたのに…。東芝やソニーが半額になるなどあり得ないなどとぬかしていてこのありさまです。死んだ女房が遺した命金をこんなことにスッてしまうなんて本当にどうしょうもない。バカは死ななきゃ治らないとは、まさにこのことだろう。

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330日(水)過労で風邪

 朝起きるとセキが出て気分が悪い。もっと寝ていたかったんだけどムスメを保育園につれていかねばならない。体にむち打って出かけ、帰りに医者に寄ってきました。診断結果は、過労とそれに起因する風邪とのことでした。帰宅するや風邪薬を飲んで気絶するように寝てしまった。
 四時半に容赦なくたたき起こされました。ムスメをむかえにいく時間です。いかないわけにはいかないんだけど…、いかないんだけど…。
 死ぬほど気分が悪く、ひたすら眠い。風邪薬の睡眠薬効果は恐るべきものです。車を運転している最中に目の前が真っ白になってそのまま眠落ちしそうになってしまった。これは赤玉や青玉など比べものにならない威力ですねえ。
 死ぬような思いでようやく家にたどり着き、布団にもぐりこみ食事もとらずにひたすら眠りました。たまに子どもが騒ぐ音で目をさましましたが、二十時間くらい寝ていたんじゃないかな。

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331-41日(木-金)『ぎんぎつね』(落合さより)一〜四巻 / 『境界のRINNE(高橋留美子)七巻 / 『サクラ大戦漫画版第二部』(政一九)一〜二巻 / 『秘身譚』(伊藤真美)一巻 / 『仏像に恋して』(真船きょうこ)を読む

 風邪で寝ている間に積んでいたマンガを読み倒しました。『ぎんぎつね』(落合さより)一〜四巻は、神使のキツネをみることができる女子高生巫女さんが主人公のお話。特にドラマチックだったり強烈に引きこまれるような面白さはないんだけど、 女子高生巫女がカワイイ! この一点だけで読むことができます。巻末に神社のちょっとしたうんちくが収録されていて、なかなかよい感じです。仏教は経典や本尊があってわかりやすいけど、神道はアニミズムに近いまあ原始宗教で、ボーバクとしてよくわかんないんだよね。なにかいるから敬えということなのかな? 『ぎんぎつね』は、すげー! おもしれー! というわけではないけど、価格分は十分に楽しめると思う。
 続いて高橋留美子の『境界の
RINNE』の七巻を読みました。『犬夜叉』などにくらべると注目されていないようだけど、オレは好きだなあ。高橋留美子独特のユーモア感覚で『死』と『貧乏』という超シビアなテーマを描いている(ようにオレには思える)からね。このシリーズは、続きも読もうと思っています。ただ、長いことマンガを描いているせいか高橋留美子は、絵が雑になったねえ。線をつなげることすらしないんだもん。上手かった人の雑な絵をみるのは、精神の荒廃をみせられているようでなんだか嫌だねえ。
 次は『サクラ大戦漫画版第二部』
(政一九)一〜二巻です。ずっと昔にドリキャスだったっけ?ゲームのサクラ大戦2をプレイしたことがありますが、「ああこんな話しだったな…」という感慨をいだきました。充分に上手な絵だけど、やっぱり本家本元の藤島康介には負けています。まあ、サクラ大戦が好きな人だったら、読んでもいいんじゃないかというくらいの作品ですかね。オレとしては『サクラ大戦3』の漫画版を読みたい。
 さらに帝政ローマ末期を舞台にした『秘身譚』
(伊藤真美)一巻を読みました。古代ローマを舞台とした作品といえば、オレの大好きなジャンルです。『人権』なんてクスリにしたくても無い古代ローマ時代の野蛮と文明とが混合した独特の雰囲気と、ナチスドイツっぽいところがとりわけよい(ナチスがイタリアファッショを通じて古代ローマのマネしたんだけど…)。耽美な感じの絵柄で非常に上手です。美少年が美少女に変化したりするTSモノという属性もあり(だから題名が『秘身譚』なのかな)、さらにオレの弱点を突いてくる。ただ、構成力に難があるように感じました。要するに読みにくいんだよね。で、何を表現したいのかよくわからない。オレは買って読むけど、万人には勧め難いというのがオレの評価ですね。雰囲気は大西巷一の『ダンス・マカブル』に似ています。でも、大西巷一のほうが面白いな。
『仏像に恋して』
(真船きょうこ)は、奈良旅行に行った際に購入しました。奈良旅行は、バタバタしていてマンガを読む余裕はなかったんだけど、旅行中に読んでいたらもう一泊くらいして仏像巡りをしていたかもしれません。ほとんど全ページカラーで、作者が訪れた仏像について熱く語り、非常に面白く読ませます。
 仏像オタクとか、こういう一風変わった趣味を持つ女の子が増えるのはとてもよいことだと思う。ファッションやらブランド製品やらしか頭にないような俗物女は、身体以外興味ないけど、こういう面白い趣味を持った女の子とは友だちになりたいよね。この本は、仏像愛が横溢している良書です。おすすめ。

    

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42日(土)『もやしもん』(石川雅之)10 / 『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ)16巻を読む

 風邪が治らない…。引っ越しの後始末で寝ている場合ではないのだが…。処方された風邪薬の睡眠薬効果がものすごく強力で、たまに目を覚ましつつ二十時間くらい眠っていたような気がします。医者にも過労といわれたことだし、そんな調子で寝たり起きたりしていました。その間に『もやしもん』(石川雅之)10巻と『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ)16巻を読みました。
 両方とも面白くなかったね〜。『もやしもん』
10巻は、キャラクターたちがアメリカをウロウロしているだけ。ストーリーに起伏のない巻でした。もっとこう、『事件』とはちょっと違うとしても、『ウンチク』や『出会い』がないと面白くないよー。
 同じく『おおきく振りかぶって』
16巻も、「こんなキャラいたっけ」という感じの話しでした。主人公のチームは、負けてしまっていて、なんだか知らない高校同士が試合をしています。だけど「こんなキャラいたっけ???」となんだかちっともわからない。以前出てきたキャラのような気もするのだけど、一巻から読みなおすのも面倒くさい。よくわからないうちに読み終わってしまいました。そんなんでも読めてしまうのは、マンガ家の構成力が高いということなんだろうけど、あんまり面白くなかったなあ。マンガで読みたいのはキャラクターなんだから、もっと投手のオドオドくんと捕手の威張りんぼを登場させて、マネージャーの女の子も出してほしいな。『もやしもん』と『おおきく振りかぶって』を揃えているなら中休み巻として買ってよいと思うけど、この巻だけを買っても意味ないと思います。

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43-4日(日-月)アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』をみる

 細君と子どもたちが、細君実家にお泊まりに行ってくれました。まだ風邪は完全に治っていないんだけど、四時間かけて往復し連れていきました。彼らがいなくなると、静かで休めるなぁ。
 この機会に録画したままになっていた深夜アニメを消化することにしました。一番評判のよい『魔法少女まどか☆マギカ』を
10話まで続けてみました。
 …ナニコレ。すげえ面白いじゃん。あんまり面白いので夢中になって徹夜で二回もみてしまった。「ウフフキャッキャッ」であるべきはずの魔法少女アニメを、シリアス残虐グロにして発狂させたような作品です。シナリオは、グロ純愛エロゲーとして有名な『沙耶の唄』を書いた虚淵玄です…。なるほど。ラストのほうのループ回は、エロゲでよく使われるパターンだよね。
 シナリオだけでなく、制作会社のシャフトの作画もいいですねえ。戦闘シーンの動きが素晴らしい。テンポがいい。カットごとに工夫やアイディアがある。数年前まで京都アニメーションが突出して作画がよいと思っていたけど、これは完全に追いついていますね。競争が進歩をもたらすんだなあ。
 それに描いた人は悪いクスリでもやってんじゃないかと思えるような魔法少女が戦う異世界のサイケで狂ったアート描写が素晴らしい。そのアウトサイダーアート的な舞台で、魔法少女たちがグロな化け物に痛めつけられたり発狂したりします。ちょっとやりすぎで、下の動画の外人さんみたいに半泣きになってしまったファンも多いようです。

 

 そいでもってとうとう十話では、主人公のまどかちゃんが水につかって死亡〜。この回を放送した直後に東日本大震災の大津波がきて、残り二話を残し放送中止になってしまったのでした。

 

 これは文句なく面白いです! 最近一番面白かったアニメは『化物語』だったけど、それを越えましたね。キャラなどは『化物語』のほうがいいんだけど、作品全体の狂いかたが段違いです。たとえるならヘンリー・ダーガーの『非現実の王国で』の狂気を、現代日本にもってきて高品質のアニメにしたという感じですねえ。まだ二話残っているとはいえ、これは「買い」でしょう。作画も異常に美しいので、ちょっと高くてもblu-ray版を買わなければなるまい。いろいろ調べたけど、アマゾンが一番安いようです。

 

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45日(火)寿司を食う

 事故を起こした福島の原発から基準の一億倍の放射能水が海にたれ流されているとかニュースでやっていました。空から放射性物質が降ってきたかと思ったら、今度は海ですか。コウナゴという魚からは、基準の二千倍の放射性物質が検出されたとか。これはもう日本近海の水産物はダメかもしれないね。というわけで、記念に家族そろって寿司屋に行ってきました。以前から気になっていた回転寿司の『銚子丸』という店です。
 放射能汚染が大々的に報道されたせいでほとんど客なんて入っていないだろうと思っていたけど、意外にも満員で五分くらい待たされました。オレが大げさに考えすぎなのか、皆さんがのんきなのか…
?
 うまかったけど、くら寿司とくらべるとちょっと高いなあ。七千八百円も使ってしまった。同じくらい食べても、くら寿司だったら四千円以内におさまるからねえ。まあ、最後の記念と考えれば安いものなのだが…。帰りがけにスーパーに寄って昆布やワカメなどの水産物をちょっと多めに買っておきました。オレが買うような安物はみんな中国製だけど、放射能入りよりはマシだろう。これからもう食えなくなるかもしれないと考えたら無性にあのすっぱい『都コンブ』が食いたくなり、数年ぶりに何個か購入したのでした。
 原子力発電所のもたらすリターンとは、安く発電できることだといわれています。本当か
?と思うけど、まあ、何歩かゆずってその通りだとしよう。リスクは、事故が起きてしまうと数万人が難民となり、水や食料が汚染され、癌で死ぬ人も出てくる。奇形の発生率も高まりそうだ。今後、事故を収束させるためには、数十兆円のカネがかかるでしょう。…ぜんぜんリスクとリターンが見合ってないよね。原発推進派というのは、よほどのバカか原発万歳を主張することで汚いカネが入ってくるかなんだろうな。

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46-7日(水−木)ディスクカッター DC-210Nが届く

 いつも書いていますが、いいかげん置く場所がないので本の電子化を進めています。厚さのある普通の本は業者に頼むとして、五十ページ程度の同人誌を電子化するのにいちいちカネを払うのはもったいない。そういうわけで、自動読み取り装置つきのスキャナーと書籍切断機を購入しました。
 この自動読み取り装置つきのスキャナーは、コピー機みたいなフラットベッドスキャナーとして使えるうえに、
ADF機能を使えば一度に40枚まで自動で連続スキャン可能という複合機です。本当はフラットベッドスキャナーとは別に専用のADFスキャナーを買ったほうがいいんだろうけど、置く場所がないんだよねー。そういうわけでEPSONGT-D1000を購入しました。
 これね↓

 

 書籍切断機も厚い本は業者に依頼するつもりなので、ギロチン式のものは不要です。刃を転がらせて紙を切るタイプのものにしました。
 引っ越しやらのゴタゴタで今まで放置していたのですが、ようやく自炊をする余裕ができました。書籍切断機については文句なし。八十ページくらいの同人誌だったら簡単にバラバラにできます。八十ページ以上ある同人誌なんてあまりないからこれで充分でしょう。いざとなったら大型カッターで二つに切ってからコロコロにかけて切断すればよろしい。意外に同人誌を切断するのは面白いなあ。
 スキャナのほうは、もうひとつでしたね。どういうわけか傾いてスキャンされるページがあるんだよね。
ADF専用スキャナーを持っていないから比較できないけどね。業者に頼んでもけっこう傾いたページがあったりするから、こんなものなのかなー。
 それと厚めの紙だとすぐに紙詰まりを起こして止まってしまう。止まると最初からスキャンをやり直しになります。そのため表紙と裏表紙は、フラットベッドスキャナーのほうで別にスキャンして合成する必要がある。めんどくせー。
 あと、裏写りが気になるとかスキャンの品質についてもいろいろあります。でも、こだわったらきりがないですからね。スキャナーの設定をあれこれするより、できるだけ原版を忠実に再現するようにスキャンして閲覧ソフトの設定をいじったほうがいいみたいだ。
 もう少し元気があれば
PDF屋をやるんだけどなあ。どこも繁盛しているようです。二十万円もあれば道具を揃えてはじめられるし、田舎でも開業できる。けっこう儲かりそうですよ。誰かやってみない?

  

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48日(金)『きみといると』(かがみふみを)4巻を読む

 かがみふみを(加賀美ふみを)『きみといると』4巻を読みました。この巻でお終いなのがもったいないほど面白かったにゃあ。高校生同士のかわいい恋愛モノでエロは無し。エロくないのにエロマンガなんぞよりよほどドキドキしてコーフンできるという良作です。恋愛時のドキドキ感や多幸感、躁状態なんかが実にうまく描かれています。このふたりがセックスしちゃったら面白くないんだよな…。

 

 ロリエロマンガ出身者としては田中ユタカと並んで『よい』マンガを描く人です。加賀美ふみを名義で描いていたエロマンガは、あんまり面白くなかったのになぁ。彼の才能を見抜いて一般マンガを描かせた編集者は相当有能な人物だろう。
 恋愛時のドキドキ感や多幸感、躁状態なんかは、実は脳内麻薬のしわざなんだよね。やることやって子供ができると脳内麻薬はさっぱり消えて、今度は子供を可愛がるように命令する脳内成分が分泌されます。人間の身体って本当によくできているよな。

 

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49日(土)幼稚園の入園式

 最近よく眠れません。いや、不眠はいつものことだから、ますます眠れなくなったというべきでしょう。そのくせ一度眠ると十五時間くらい起きられなかったりするし、ロクでもない夢ばかりみて、起きたときはぐったり疲れていることが多い。強力な睡眠薬を服用すると夢もみずに眠れるんだけど、副作用で短期記憶が消失するという健忘症になったりする。どうにかならないだろうか。
 ムスメの幼稚園の入学式なのに前日からまったく眠れず三十分くらい仮眠をとっただけです。気持ち悪くて家に引きこもっていたいのだけど、運転手兼撮影係として引っぱり出されました。フラフラします。
 この日のことは、あんまり記憶に残っていないんですけどね、保育園とくらべて幼稚園はゴチャゴチャした決まりが沢山あるようです。夏休みがあったり、最初の数週間は三時間くらいで戻されてきたりと、これだったら保育園のほうがよかったなあ。カネもかからないし。
 半分気絶したみたいになっているうちに園長先生のお話しが終わり、ようやく解放されたのでした。帰宅後、オレからムスメに園児服をプレゼントしました。中国で作ってもらった品です。とても送料込みで八千円程度とは思えないほど出来がよかったですねー。本物の園児服みたいだけど、実は
CLANNADの岡崎汐ちゃんのコスプレ服なのだ。本当の園児服よりよほどかわいらしくてムスメは大喜びしてはしゃいでいました。細君は、なにやらブツブツ文句をいっていましたけどね。うるせえなあ…。

 

 中国製というだけで品質がダメなイメージですが、縫製がしっかりしていて値段を考えるととてもよい買い物でした。コスプレ衣装が好きな人は、ここで作ってもらうといいと思うよ。

 百合屋:http://store.shopping.yahoo.co.jp/yuriya-shop/

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410日(日)『朝日ジャーナル』を二五〇冊購入

 ヤフオクで『朝日ジャーナル』を二五〇冊まとめて落札しました。だいたい一九七三年から一九七八年にかけてのものです。落札価格はたったの三千七百円。これに送料を加えても五千円に届きません。一冊二十円ですね。 
 でも、いつも書いていることだけど二五〇冊も雑誌を置くスペースがありません。直接
PDF化屋に送ってもらって、データで受けとることにしました。電子化には一冊につき百円かかるから、合計二万五千円。本体よりも電子化するのに五倍もカネがかかりました。
 一週間くらいで受けとることができましたが、一生のうちでオレが『朝日ジャーナル』のバックナンバーを二五〇冊も読む機会があるのだろうか…。
 実物が手元にあればパラパラめくりをして読んだ気になれるんですけどね。意外にこれが役に立つんだ…。近くに並べておいて暇なときに手にとるだけでも相当違います。そういう読みかたをできないのが電子書籍の最大の欠点ですね。やっぱり本当に大切な本は、紙媒体で手元に置いてないとダメだな。
 でも、在りし日は、新左翼のバイブル的存在だった『朝日ジャーナル』ですからね。持っている価値はあると思う。できれば実物で持ちたかった…。

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411日(月)アマゾンから五百円もらう / 伊藤伸平の同人誌を注文

 最近のアマゾンは、同人誌も販売しています。虎は、殿様商売をしている場合じゃないぞ。アマゾンで『大正野球娘。』のマンガ版を描いた伊藤伸平の同人誌を発見し、注文しました。この人のマンガは、たしか二〇年以上前に増刊サンデーに掲載されたデビュー作から読んでいます。独特のユーモア感覚が面白いんだよねー。
『楽勝
!ハイパー・ドール6.3』『楽勝!ハイパー・ドール6.4』『大正野球娘。設定集』の三冊を注文したのに、 『楽勝!ハイパー・ドール6.4』が二冊入っていて『楽勝!ハイパー・ドール6.3』がなーい。引きこもりなので何百回となくアマゾンを利用していますが、こんなことは初めてです。交換してもらわなければならないんだけど、どうすればいいのかわからない…。電話一本で済む用件なのに、アマゾンのホームページを二〇分もさまようことになってしまいました。
 まあ、たぶん『返品』ページから文句をつければいいだろう。二冊入っていた本を『返品』にして、「『楽勝
!ハイパー・ドール6.4』が二冊入っていました、『楽勝!ハイパー・ドール6.3』と交換して下さい」と書いて送りました。自動応答で「このページを印刷した紙を同封して着払いで送り返せ」みたいなこといってきます。うぜえなあ〜。
 でも、翌朝「
ご迷惑をおかけしたおわびに500ポイントさしあげます」というメールがアマゾンからきていました。たちまち機嫌が直ったのは、いうまでもありません。カネをくれるんだったら、もちろん許してあげますよ。

   

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