遊撃インターネット狂人雑記56
北のりゆき=死売狂生=行方未知 遊撃インターネット雑記 遊撃インターネットTOP ご意見等は掲示板へ |
2010 年 |
2 月16日(火)今期アニメの総括/『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が面白い最近ソニー製の Blu-ray HD録画機を買ったのだが、これが非常に便利! 適当な単語を登録しておけば、その単語が入っている番組を勝手に録画してくれる機能や、これまでの視聴履歴からオレの好みを判定して自動録画する機能がついている。さらに、アニメの新番組を自動的に録画してくれる機能もあり、面白かったら毎回録画に指定すれば忘れずに録画してくれる。今までは評判の良いアニメをny氏やsh氏に借りて、いわばピンポイントでみていたのだが、今年は新作アニメを俯瞰的にみることができるようになりました。で、まあ、そいつらの感想です。 ・デュラララ! ・おおかみかくし ・バカとテストと召喚獣 ・ひだまりスケッチ×☆☆☆ ・はなまる幼稚園 ・聖痕のクェイサー ・ダンスインザバンパイアバンド ・ ソ・ラ・ノ・ヲ・ト最初は『けいおん!』からパクったキャラクターが『ストライクウイッチーズ』みたいな、なんちゃって軍隊で和んでいるアニメだと思いました。背景は日本アニメの名作シリーズですな。 スペインの街で、フランス語を読み書きする人たちが、ドイツの軍服を着て、アメリカの歌を演奏して、風俗は日本という珍作です。 最初は、なんだこのオリジナリティーのない作品は、と思ったんだけど妙な違和感がある。変にオレのアンテナに引っかかるだね。ネットで調べたところ、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に散りばめられた不吉さ――鵺(ぬえ)が運ぶ死のイメージについて というページにあたり、ようやく得心できました。 http://d.hatena.ne.jp/ill_critique/20100131/1264945639 なるほど。『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は、なんちゃって萌えアニメのふりをして濃厚に死の臭いがつきまとってるんだよね。オープニングからしてクリムトのパクリです。ヒトラーがウィーンで浮浪者をやっていたころ、同じウィーンで活躍していた世紀末画家ですね。ウィキペディア( Wikipedia)より女性の裸体、妊婦、セックスなど、赤裸々で官能的なテーマを描くクリムトの作品は、甘美で妖艶なエロスと同時に、常に死の香りが感じられる(若い娘の遺体を描いた作品もある)
ストーリーはこんな感じです。ウィキペディア( Wikipedia)よりはるか未来、現代世界が半ばおとぎ話となり世界の様相も国も人種も今とは全く異なる状況になった世界。空深カナタは廃墟で女性兵士と対面する。彼女はトランペットを手にしていた。喇叭手に興味を抱き、軍に入隊すればトランペットが吹けると勘違いしていたカナタは軍に入隊することを決心し、トロワ州セーズの街の駐留部隊であるヘルベチア共和国陸軍第1121小隊に配属される。彼女が水かけ祭りの日にセーズで騒動に巻き込まれる所から物語は始まる。 よくみたら舞台設定も暗いんだよな。最終戦争で人類が大打撃を受け十九世紀まで技術水準が退化している世界。ところが兵器だけは二二世紀のオーバーテクノロジー。でも、通信はラッパでおこなう…。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月17日(水)『正に外道』を入手同じマンションの OLをさらってバラバラにして消滅させてしまった『神隠し殺人事件』の被告が発行した同人誌を入手しました。コピー誌で部数も少ない貴重品です。前から欲しかったんだよねー。欲しいと思っていた本は辛抱強く待てば必ず手に入るよな。せっかくなので全ページを遊撃インターネットにアップさせてもらいました。よかったらみてください。 全公開! 江東マンションOL神隠し殺人事件星島貴徳被告発行変態同人誌『正に外道』 『罪と罰』中巻読了。やはり面白い。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月18日(木)『正に外道』をアップ ひさしぶりに父宅に行ってきました。継母が死んでションボリしているかと思ったら、意外に元気です。部屋の整理を手伝って、年金の手続きの代行を依頼されてしまった。しょうがないが、めんどうくさー。車で往復三時間かかるし。 『罪と罰』下巻読了。この本は、どうやら鬱が昂じると読みたくなるようだ。少し元気が出た。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月19日(金)岩波ジュニア新書『仏教入門』を読む ひろさちやの本を読んで仏教についてはある程度わかっているつもりでしたが、復習のつもりで岩波ジュニア新書『仏教入門』を読みました。中高生向けということになっているけど内容はかなり高度。読めない字にフリガナが振ってあるのがたすかるね〜。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月20日(土)岩波ジュニア新書『ヨーロッパ思想入門』を読む岩波ジュニア新書『仏教入門』が良書だったので、続いて『ヨーロッパ思想入門』を読みました。なんだこりゃ。ぜんぜんわかんねーよー ! 本当にこんな本を中高生が理解できるのか? オレの理解力は中高生以下なのか?哲学書特有の気取ってわざとむずかしく書いたとしか思えない文章がズラズラと…。イデア論あたりでいやになってしまった。岩波ジュニア新書といえども中を見て選ばないとダメだな。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月21日(日)『悪霊』上巻(ドストエフスキー・江川卓訳)を読むこの本を読むのは三度目です。帝政ロシアで起きたネチャーエフ事件という連合赤軍事件の元祖のような革命団体の粛清事件を受けてドストエフスキーが書いた革命批判の小説です。最初に読んだのは学生時代だったけど、「バキュン ! バキュン! ドカ〜ン!」というのを想像していたら、いつまでたっても『事件』が起こらず退屈して途中で放りだしてしまった。今回もようやく三五〇ページあたりで主人公がロシアに帰ってきてストーリーが動きだします。…長かった。文章の密度が濃いから、ここまででもライトノベル五冊分以上の重さがあります。くたびれるばかりで得るものが少ないので、乱暴なようだけどアタマの部分はとばしてもかまわない気がする。まんがで読破シリーズの『悪霊』も、ここからはじまっているもんな。 悪の超人ニコライ・スタヴローキンが、実は空虚な人間で弱さに押しつぶされて自殺してしまうというところがこの小説のキモだろう。下巻を読んでから感想を書こうと思います。 合計で千三百ページを超える本を読んでられない人は、まんがで読破シリーズの『悪霊』がおすすめです。非常によく描けていると思う。登場人物の名前を覚えるのにも使えるしね。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月23日(火)遺族年金の手続きをする 父親に頼まれて遺族年金の手続きに行ってきました。年金事務所というのはヒドイところだね。書類を出すだけなのに二時間半も待たされた。役所で戸籍をとるときは、ものの一五分で終わったのに…。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月24日(水)やたらにうまいケーキを食べる 東京女子大の前に非常にうまいケーキ屋があると聞き、父宅にいったついでに寄り道して買ってきました。なんでもモンブランが特にうまいらしい。しかし一個五百円。ただのケーキにしては高いとそのときは思った。 アテスウェイという店です。季節限定のモンブランがおすすめ。 http://www.atessouhaits.co.jp/boutique/index.html 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月25日(木)『悪霊』下巻を読了 ようやく『悪霊』を読み終わりました。最近ウツ状態であんまり集中力が続かない。特に人名が覚えられないので、まんがで読破シリーズの『悪霊』を横に置いてこんがらがってきたら参照しつつ読んだのでした。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月26日(金)『少年少女世界文学選集 ドストエーフスキイ名作集 カラマーゾフの兄弟』を読む 多面的で構造が複雑な『カラマーゾフの兄弟』は、オレのアタマだとなかなか理解しがたい。そこで少しでも理解の足しにしようと『少年少女世界文学選集ドストエーフスキイ名作集』を買ってきました。一九六三年発行。監修には「仲よき事は美しき哉」の武者小路実篤がまじっているぞ。ドストエフスキーは、ロシア文学の泰斗、米川正夫が担当している。昔の児童書ってスゲーな。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 2 月27日(土)『ダンナ様はFBI』『人類は衰退しました5』を読むウツでダルくてどーしょーもないので、ねっころがって軽い本を読みました。『ダンナ様は FBI』は、日本人のコピーライターのお姉さんが一目惚れされて結婚した相手が元FBI捜査官だったことから起こる騒動を描いたもの。バブル経済の前後にかけての話しです。FBIなんかやっているとトラウマになるみたいです。旦那さんも風船の割れる音をピストルの発射音と勘違いして真っ青になったり、ウニが脳みそにそっくりだとかで食えなかったり、あまりよい商売じゃなさそうだ。 『人類は衰退しました5』は、『家族計画』や『加奈』などの名作エロゲの脚本で名をあげた田中ロミオ氏の最新作。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP
2 月28日(日)瀬戸内寂聴『女人源氏物語』二・三巻を読む あんまりかたいものは読む気がしないので、瀬戸内寂聴『女人源氏物語』の二・三巻を読みました。源氏物語のサイドストーリーですな。エロゲのサイドストーリーを書いても社会から黙殺されるけど、源氏物語のサイドストーリーなら文化功労者にしてもらえる。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月1日(月)2ちゃんねるがダウン2ちゃんねるが韓国人からの攻撃でサーバーダウンしたとか。みにいったら、たしかに表示されない。ざまあ。差別書きこみだらけだから狙われて当然だろう。 2ちゃんは便利は便利なんだけど、下品な臭いが鼻についてならない。このまま永久に表示されず消えてなくなれば、少しは世の中がきれいになると思うんだけどな。 オレも韓国人にまじって2ちゃん攻撃に加わりたいんだけど、なにをすればいいかわからねえや。F5を連打して再読みこみを繰り返せばいいのかなあ。ずいぶん原始的な方法だな。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月2日(火)『源氏物語』挫折 瀬戸内訳『源氏物語』八巻を読みました。光源氏亡き後の宇治十帖といわれる部分です。 この八巻の宇治十帖になると、源氏は死んでいて、孫の代の話しになっています。こいつらは、光源氏にくらべるとずいぶんまともで面白くないんだよねー。二一六ページまで読んだけど、つまんないので嫌になってしまった。八、九、十巻は、巻末の瀬戸内寂聴による要約と解説『源氏のしおり』を読んで終わりにしたのでした。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月3日(水)『萌えで読みとく名作文学案内』を読む ノンフィクションや歴史物には、まあまあくわしいんだけど、どうもオレは文学方面に弱い。そこで弱点補強のためためしに読んでみました。最近は、なんでも萌えばやりですな〜。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月4日(木)映画『涼宮ハルヒの消失』をみる 鬱な体を引きずって新宿へ行き映画『涼宮ハルヒの消失』をみました。オタクの皆様はマナーがよく静かでよい映画館なのに、隣のカップルがせんべいを食ってやがってうるさいのにむかついてしまった。 たしかに面白かった。しかしオレは入場券が千円で手に入ったからよかったけど、通常は千八百円で高いしねえ。一度は映画館でみてもいいと思うけど、二回行く気はしないな。二度目はDVDで十分だろー。ところが二度みた人にはフイルムをプレゼントするなど、映画館も工夫を凝らしてお客を誘いこんでいました。プレゼントには、けっこう長い行列ができていましたよ。 帰りがけに過激派書店の模索舎に寄ったけど収穫なし。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月5日(金)『地下室の手記』(ドストエフスキー)を読む ドストエフスキーのひねくれ観念小説『地下室の手記』を読みました。十九世紀の引きこもりの独白です。この本については前も書いたような気がする。読むのは三度目です。 俺は病んでいる……。ねじけた根性の男だ。人好きがしない男だ。どうやら肝臓を痛めているらしい。もっとも、病気のことはさっぱり訳がわからないし、自分のどこが悪いのかもおそらくわかっちゃいない。医者にかかっているわけでもなければ、今まで一度もかかったこともない。医学や医者は立派なものだとは思っているのだが……。そのうえ、俺はこのうえもなく迷信深いときている。まあ、少なくとも医学を立派なものだと信じこむほどには迷信深いわけだ(迷信を馬鹿にする程度には、教育も受けているはずなのだが、とにかく迷信深いのだ)。いや、金輪際、医者なんぞに診てもらうものか。意地でも嫌だ。ここんところは、誰にもわかっちゃもらえまい。まあいいさ、俺にはわかっているんだ。もちろんいったい誰に嫌がらせをするつもりでこんな意地を張っているのか、そんなことは俺にも説明できやしない。 ずっとこんな調子です。そして六ページ目には、最近流行の「引き籠り」の文字が…。この近代的な意識の水準は少なくとも第一次世界大戦以降のものじゃないかな。 いったいお前は何者なんだ? と、訊ねたいだろう。答えてやるよ。俺は一介の八等官さ。糊口をしのぐために(まさにそのためだけに)、役所勤めをしていたが、去年、遠い親戚が六千ルーブルを遺言で残してくれたから、すぐさま退職して、この穴蔵のごとき部屋に 引き籠ったのだ。以前もここに住んではいたが、今やここにどっかり根を下ろしたわけだ。大変ひねくれていてねじくれた小説です。光文社古典新訳文庫版と江川卓訳の新潮文庫版が手に入りやすい。両方とも良訳です。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月6日(土)『DEARDROPS』体験版プレイオレが最も好きなエロゲーのひとつ『キラ☆キラ』を出した OVERDRIVEの新作ゲーム『DEARDROPS』体験版をプレイしました。『キラ☆キラ』と同じくロックバンドが舞台です。クラッシックのバイオリンを挫折した主人公がロックバンドをはじめるという話しで、ひと癖ある女の子を集めてロックバンドを結成したところで体験版は終了。プレイ時間は、二時間ちょいくらいだったかなあ。 バックに流れる音楽がロックなのが『キラ☆キラ』と同じだけど、『キラ☆キラ』ほど光るものがないような気が…。うーん。シナリオライターも原画家も別人だから、まったく関係ない別作品とみるべきだろうか。ネットで評判を確認してから購入するかどうか決めよう。 DEARDROPS体験版のダウンロード http://www.over-drive.jp/project/deardrops/
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月7日(日)『死霊』一巻(埴谷雄高)を百ページまで読む観念小説の傑作と評判の高い埴谷雄高の『死霊』を読みました。 NHKで放送された『埴谷雄高・独白「死霊」の世界』や立花隆との対談本を読んで以前から取り組んでみたいと思っていたものです。ドストエフスキーの影響が強い小説だということは知っていたので、ドストをひと通り読んでから手をつけるつもりでいました。そういうわけで百ページまで読んでみたんですけどね。つまんねえよー。ストーリーらしいものはなくて、ドストエフスキーの一番つまらない特徴である登場人物同士の思弁的?な討論がひたすら延々と続く感じですねー。 舞台は瘋癲病院(精神病院)で、なんか変な人たちがずっと討論しています。一生懸命に文面を追っても、なにをいってんのかさっぱりわかんねえ。読んでいるうちに気が遠くなってきて、眠りそうになってしまった。 オレの頭が悪いとともに形而上的な思考の訓練を受けていないということもあるのだろうが…。それにしても…。 辛抱して最後まで読み通すか放り出すか、思案しているところです。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月8日(月)『死霊』一巻(埴谷雄高)を二百ページまで読むなんとかがんばって埴谷雄高の『死霊』を二百ページまで読みました。第一章『癲狂院にて』が終わって、第二章『 <死の理論>』の途中までです。一日百ページずつ。この調子でいけばあと二日で読み終わるんだが〜。しかし、さっぱり意味がわかりません。高校生のころ大嫌いな物理の授業を受けたときのようだ。教師がなにか日本語を話しているのは事実なんだけど、その言葉が右の耳から入って左耳から抜けていく…。幽霊がどうとかいう部分が『罪と罰』のスビドリガイロフのパクリだぁ、とか、死の勧告がどうとかいう部分が『悪霊』のキリーロフのパクリだぁ、とか、そんな読み方しかできません。 埴谷雄高は、戦前に共産党の活動家になり、パクられた後に獄中でドストエフスキーに出会って転向したとか。トルストイ主義者になるとかいうのならまだしも、なぜに共産党員がドストエフスキーで転向なんだか、経歴からしてさっぱり分からない。 どうせならオリジナルのドストエフスキーを読んだほうがよくないだろうか。そう思って米川正夫訳の『罪と罰』を読みました。これが面白い。『死霊』を読んだ後だからなおさらです。ちょっと手にとるだけのつもりが、気がついたら三百ページくらい読んでいた。 『死霊』って文体もドストエフスキーに似てるんだよね。正確にはドストエフスキーの日本語訳に文体が似ているというべきか。冗長で悪文の代表といわれるドストエフスキーの文体までまねることはないじゃないか。…疲れる。 どうでもいいようなことだけど『死霊』は、『しれい』と読みます。聖書でそう読ませるかららしい。だったら『悪霊(あくりょう)』は、『あくれい』じゃないとおかしいよな。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月9日(火)『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(伏見つかさ)を読む 重い本ばかり読んで疲れたので、ネット古本屋で買った『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を読みました。まあ、流行のものはとりあえず読んでおこうというわけです。
雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月11日(木)『死霊』一巻(埴谷雄高)読了 なんとかかんとか埴谷雄高の『死霊』一巻を読み終わりました。まったく頭に残っていないので「読んだ」といえるのかすらあやしい。「自動律」のナントカだとか、「虚体」がどうだとか…。おもしろくねーよ。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月12日(金)『未成年』上巻(ドストエフスキー)読了 積んでおいたドストエフスキー『未成年』上巻を読みました。評判通り面白くないですなあ。同じドストエフスキーの『賭博者』と『地下室の手記』を混ぜ合わせたような一人称の小説です。 主人公には一応ロスチャイルドのような大金持ちになるという目標があるんだけど、金持ちになれそうな活動はなにもしてない。ストーリーらしいものもないから、(ひょっとしたらあるのかもしれないけど、オレの読解力では理解不能)会話の小話集としか読めない。まあ、なにを会話しているのかはなんとか理解できるので『死霊』よりはマシです。なんとか読み倒したという感じですね。 雑記TOP 遊撃インターネットTOP 3 月13日(土)エロマンガを売りにいく いい加減置く場所がないし再び読むことはないだろうと、エロマンガを段ボールに詰めて、まんだらけに売りにいきました。ダンボール箱四杯分にもなりましたよ。我ながらためこんだものです。 3 月14日(日)風邪をひく子供が風邪をもらってきて、見事にうつされてしまった。熱はないんだけど咳とのどの痛みがひどい。『未成年』下巻を読んだり、録画しておいた『日本の名峰』をみたり。なにもする気にならず、ごろごろ寝てばかりいる。…いつものことか。 狂人雑記57 |
ご意見等は掲示板へ
http://webkit.dti.ne.jp/bbs1/yuugeki/yuugeki/