日本テロゲリラ情報2000年2月9日

解放派(革労協狭間派)山茂派による刺殺内々ゲバ

 

ブルジョワマスコミより転載

 東海道線ホームで男女2人刺され死傷、容疑の3人組逃走

 9日午後0時半ごろ、神奈川県真鶴町のJR東海道線真鶴駅の上りホームで、マスク姿の3人組の男が男女2人を刺して逃げた。2人は同県小田原市内の病院に運ばれたが、男性が右胸を刺されてまもなく死亡、女性も背中や腹部を刺されて重傷を負った。3人組は真鶴駅の改札を抜けて徒歩で逃げたという。2人はホームで3人に取り囲まれたとの目撃情報があり、計画的に狙われたと見られることなどから神奈川県警公安三課と小田原署などは過激派による襲撃事件として捜査本部を置いた。

 調べによると、真鶴駅から5キロほど北の根府川駅(小田原市根府川)で、同駅の駅員が「男女の客が刺されて血を流している」と119番通報した。

 2人は伊東発東京行き普通電車(10両編成)の先頭車両から2両目の9号車の中央付近にいた。男性は右胸から血を流し、2人がけのシートに座り込んでいた。女性はドア近くの床であお向けになって倒れていた。刺された後、電車に逃げ込んだらしい。

 小田原市消防本部によると、男性は50歳ぐらいで、紺のスーツ姿。女性は40―50歳ぐらいだった。2人とも身元を示す物は持っておらず、女性は県警の事情聴取に名前などを答えていないという。

 逃げた3人はいずれも白いマスクをしていて、年齢は50―60歳、身長160―170センチぐらいだった。1人はグリーンのハーフコート、もう1人の男は紺色の登山帽をかぶっていたという。重そうなバッグを抱えていた男もいたという。

 真鶴駅のホームで電車待ちをしていた20代の女性に県警が事情を聴いたところ、5人ぐらいの男女が電車から降りてきて、まもなく「キャー」という女性の声が聞こえたという。3人組の男はホームを走って駅の改札方向に逃げていった。

 真鶴駅前で客待ちをしていて駅を出て来た3人組を目撃したタクシー運転手は「目の下まで隠れる大きなマスクをして顔が分からないようにしていたので、いかにも怪しかった」と話していた。

 JR東日本によると、電車は根府川駅で12分停車。JRの東京総合指令室(東京都北区)と小田原市消防本部が「根府川駅より小田原駅の方が早く病院に搬送できる」と判断、電車で小田原駅まで運んだ。

 電車は小田原駅で運行を取りやめ、国府津電車区に移された。乗客約350人は後続の電車に乗り換えた。9号車の床には血の跡が広がり、血をふいたティッシュがそのままになっていた。


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