日本テロゲリラ情報1999年11月9日
中核派による空港公団幹部宅放火ゲリラ
日共系
(らしい)団体『成田空港から郷土とくらしを守る会』HPより転載@またもや空港公団職員宅に放火ゲリラ
今日午前4時40分頃、千葉県東金市にある空港公団職員宅の物置兼車庫から火が出ました。近所の人が発見してすぐに消し止めましたが、物置と車1台と耕耘機が全焼しました。幸い人には被害がありませんでした。現場からリード線や乾電池が発見されたことから、成田空港がらみのゲリラと思われます。
【コメント】またしても過激派の無差別ゲリラです。空港公団の職員や千葉県の職員などはいつもびくびくしていなければなりません。上の方の人には警備が着いたりしているようですが、下の者はそれもありません。警察も過激派に対してもっと徹底した捜査を行うべきでしょう。現在は知りませんが、過去には警察と過激派のなれ合いがあったようです。本会の会長が20数年前に畑に行くのに、機動隊に検問を受け、その時に「警察も俺達みたいな農民を検問する時間があったら、過激派を取り締まれ。」と言ったところ、検問の隊長が出てきて、「おじさん、空港が完成するまでは、あいつらに適当に騒いでもらわければいけないのだ。反対派に同情が集まっては困るから。」と答えたそうです。
@東金市の空港公団職員宅への放火ゲリラは中核派の仕業
9日に起こった東金市にある空港公団職員宅への放火ゲリラについて、今日、都内の報道機関に中核派名で犯行声明が送られて来ました。
中核派機関紙『前進』1934号(1999年11月22日号)より転載
空港公団幹部宅に火炎戦闘 11・9 東金市
軍報速報
革命軍は以下の軍報を発表した。
革命軍は、11月9日午前4時40分、敷地内農民・地権者を無視し、ガイドライン軍事空港=暫定滑走路建設強行を一方的に宣言して、年内にも着工しようとする日帝・運輸省・空港公団の暴挙に対して、怒りの火炎戦闘を叩きつけた。これは反撃の第一弾である。
火炎戦闘を炸裂させた大将は、千葉県東金市北之幸谷1477にある、新東京国際空港公団事業本部旅客ターミナル部次長の伊藤源之丞の自宅である。
伊藤は、これまでに公団用地部に所属し、農地強奪=農民殺しの先頭に立ってきた憎むべき反革命分子であり、人民から一日も早く鉄槌が下されることを待ち望まれていた人物である。
この戦闘によって、伊藤の自宅の物置兼駐車場を全焼させ、中に止めてあった乗用車を全焼させた。さらに、自宅建物を怒りの炎が包んだ。
日帝・運輸省・空港公団の、一方的で暴力的な暫定滑走路の年内着工は、断じて許せない。実力粉砕あるのみだ。反対同盟と労働者階級人民の正義の要求は「暫定滑走路建設実力阻止!」である。革命軍はありとあらゆる手段を駆使して、この闘いと連帯し、三里塚闘争の勝利のために総決起することを宣言する。
11・9戦闘は、始まりである。本格的で全面的な反撃戦への突入の宣言である。すべての反革命分子よ、震撼せよ。
1999年11月9日
革命軍
中核派機関紙『前進』1935号(1999年11月29日号)より転載
12月成田暫定滑走路着工阻止へ号砲
公団幹部・伊藤に鉄槌
農地強奪の国家暴力許さぬ
革命軍軍報
革命軍は偉大な戦闘を貫徹し、以下の軍報を発表した。(前号に速報)
11月9日、革命軍は、抑えきれない怒りを爆発させた。空港公団は、9月3日、暫定滑走路をと「計画変更申請」を運輸省に提出した。10月18日には、運輸省が暫定滑走路計画認可のためのアリバイ手続き=公聴会を強行した。さらに11月中の「申請」認可、12月着工へ突き進んでいる。
このような一方的で、敷地内農民・地権者を無視したやり方をどうして許しておけるか。断固として実力で粉砕する意外にいかに正義を貫くことができるか。
しかも、日帝・運輸省・空港公団は、日米新ガイドラインのために、つまり米日帝が朝鮮・中国に対して侵略戦争を強行するために、成田空港にもう1本4千メートル級の滑走路が必要になったから、暫定滑走路をつくるというのだ。人の住んでいる家の真上をジェット機が飛ぶぞ、いやなら出ていけと言うのだ。
戦争のための土地徴発がわれわれの眼前に強行されようとしている。それも、34年間にわたって「軍事空港建設反対!」を掲げて戦い抜いてきた反対同盟を先頭とする三里塚闘争に対して、重大この上ない挑戦をしてきたのだ。
革命軍は、この攻撃を見過ごすことは断じてできない。革命軍は、三里塚闘争に連帯し、その勝利のために闘い、三里塚闘争によって育てられてきたのだ。ここで暫定滑走路建設実力阻止の先頭に立たずして、いつ決起するのか。革命軍部隊は、わき上がる怒りを戦闘貫徹の力に転化して決起した。
暫定滑走路着工攻撃への反撃の第一弾の対象は、新東京国際空港公団事業本部旅客ターミナル部次長・伊藤源之丞の千葉県東金市北之谷1477にある自宅である。伊藤は、警察権力による警備だけでは安心できず、民間警備会社に警備を請い、自宅の周辺にセンサーの張り巡らせて戦々恐々としていた。これが部隊の怒りを倍加させたことは当然である。
午前4時40分、革命軍部隊が設置した火炎戦闘装置が作動した。怒りの炎は瞬く間に10メートルを超える火柱となり、伊東宅の2階建ての物置兼駐車場を完全に焼き落とし、駐車していた乗用車を全焼させた。同時に自宅建物をも直撃した。
戦闘を貫徹した革命軍部隊は、戦闘を発動した時刻には早くも撤退作戦を完了していた。警察権力がデッチあげ弾圧を策動しようにも、その口実となるものは一切ない。完璧な勝利をかちとったのだ。
公団用地部で悪行重ねた罰
伊藤の反階級的犯罪の数々は実に重大である。伊藤自らが「ゲリラにやられる」の語っているように、本人自身がそれを最もよく自覚していた。
伊藤は以前、あの悪名高い公団用地部に所属し、空港敷地内の土地強奪=農民殺し、反対同盟破壊の先頭に立ってきた経歴を持っている。三里塚闘争にとって不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である。
暫定滑走路着工攻撃が迫っている現在、空港敷地内の農民・地権者の存在と生活をはなから無視し、「農民の頭の上40メートルをジェット機が飛ぶ」(公団総裁)と脅し、それがいやなら出ていけという国家的暴力地上げの実行部隊こそ、公団用地部なのだ。三里塚闘争34年とは、この公団用地部との死闘の連続であったといってもよいほどだ。
伊藤は、公団用地部での農地強奪=農民殺しの実績を買われて、今年6月空港公団事業本部旅客ターミナル部事業第三課長から部次長に取り上げられたばかりであった。
革命軍は、国家権力をかさに着て金と脅しで空港用地を強奪してきた、そして今またそれを繰り返しているものどもの蛮行を絶対に許さない。その反人民的犯罪行為を徹底的に追求する。1人たりとも逃がさない。関係者は覚悟せよ。
伊藤のように、警察権力に頼り、民間警備会社を雇い、自ら「自主警備」と称してセンサー機器を取り付けて、追求から逃れようとしても無駄である。それを11・9戦闘は満天下に明らかにした。
「認可・着工」に正義の反撃
11・7(ママ)戦闘の革命的意義の第一は、11月中の暫定滑走路計画の認可、12月着工の攻撃に対して、先制的に断固たる反撃をたたきつけたことである。
革命軍は、この戦闘をもって暫定滑走路実力阻止決戦に突入した。したがってこの戦闘は始まりである。さらに強力な戦闘を繰り返したたきつけ、必ずこの決戦に勝利するであろう。日帝・運輸省・空港公団は、真に革命的な人民の正義の力によって敗北を強制されるであろう。
第二は、この戦闘を新ガイドライン・沖縄決戦と一体の三里塚闘争の革命的発展をかちとるものとして貫徹したことである。
暫定滑走路計画は、まぎれもなく新ガイドライン軍事空港建設計画である。米日帝の朝鮮・中国侵略戦争のために、新たな軍事空港を建設する計画である。これは、沖縄の普天間基地び名護市辺野古への移設=新たな海兵隊基地建設、那覇軍港浦添移設=巨大軍港建設と一体のガイドライン攻撃としてある。
新安保ガイドライン攻撃を三里塚闘争の新たな革命的発展によって粉砕しなければならない。
第三に、ファシスト・カクマルに対する正義の鉄槌としてかちとったことである。今、カクマルは、日帝の朝鮮・中国侵略戦争参戦に全面協力を宣言し、闘う労働者人民の隊列に白色テロルを行使して襲いかかっている。天人ともに許されざる行為だ。今やカクマル一掃は全人民の心からの要求である。革命軍の戦闘能力は、必要であればいつでもカクマルの頭上に振り下ろされるであろう。
革命軍は、新たな三里塚闘争の大衆的戦闘的発展のために全力で決起することを宣言する。