日本テロゲリラ情報1998年6月2日
中核派による空港バス爆破ゲリラ
日共系
(らしい)団体『成田空港から郷土とくらしを守る会』HPより転載。6月1日
成田空港行きのバス2台が全焼・・・過激派のゲリラ
昨日の午前3時半頃、松戸市古ヶ崎の京成電鉄のバスの車庫で突然爆発が起き、停めてあったバスが炎上しました。このうち、2台が全焼しました。このバスは、松戸駅と成田空港間を運航している車両でした。現場から、リード線や乾電池が発見されたため、成田空港に反対する過激派の放火ゲリラと思われます。
ブル新より転載
中核派名乗る声明文
松戸バス爆破
千葉県松戸市で2日未明、バス3台が爆発炎上したゲリラ事件で、中核派革命軍を名乗る犯行声明文が4日、朝日新聞東京本社などに届いた。
中核派機関紙『前進』1865号(98年6月15日)1面より転載
京成電鉄・成田空港交通に鉄槌
6.2松戸
軍報速報
革命軍は以下の軍報を発表した。
革命軍は、六月二日午前三時半、千葉県松戸市古ケ崎一〇一にある京成電鉄自動車営業部松戸営業所のバス車庫に対して、火炎攻撃を決行した。この戦闘によって、車庫内の成田空港交通のリムジンバス、京成電鉄の大型バスを全焼させたのである。
革命軍は、ゲリラ・パルチザン戦争を徹底的にエスカレートして、成田空港平行滑走路工事着工攻撃粉砕を勝ち取るまで貫徹し抜くことを宣言するものとして、この戦闘を戦取した。
京成電鉄は、芝山鉄道延伸工事を見切り着工することで、一坪共有地の強奪を策動している最悪の農地強奪=農民殺し企業なのである。また、京成電鉄を大株主とする成田空港交通も、JR松戸駅と成田空港間に直通バスを運行する農地強奪=農民殺し企業である。
日帝・運輸省、空港公団は、二期工事再開を決断した。隅谷調査団が最終所見を発表し、「成田空港間題は社会的に解決した」と宣言したことが何よりの証左だ。それは、反対同盟と三里塚闘争の存在を一切抹殺し、成田空港完成を反革命暴力で強行することを宣言したことである。
革命軍は、このような暴挙を断じて許さない。反対同盟との血盟を誓い、ゲリラ・パルチザン戦争を一層激烈な無制限・無制約の戦争として展開し、成田空港滑走路工事再開を粉砕することを決意している。全人民の総決起で、新たな二期決戦に勝利しよう。
一九九八年六月二日
革命軍
中核派機関紙『前進』1866号(98年6月22日)5面より転載
98年平行滑走路着工を許さぬ
京成電鉄・成田空港交通に火炎攻撃
新たな二期決戦爆発へ号砲
革命軍軍報
革命軍は偉大な戦闘を貫徹し、以下の軍報を発表した。
六月二日、革命軍は、二〇〇〇年空港完成−九八年平行滑走路工事着工を狙った「成田空港開港二十周年キャンペーン」を打ち砕く反撃の戦闘に決起した。
新たな三里塚二期攻撃の中で五月十八日、隅谷調査団は「最終所見」で「成田空港間題は社会的に解決した」と許しがたい結論を発表した。これこそ隅谷調査団の極悪の正体をあからさまにするものだ。
反対同盟と三里塚闘争の存在と闘いを抹殺して、国家暴力を背景に九八年工事着工を扇動しているのだ。まさに、国家権力の農地強奪=農民殺しの空港建設と対決し、勝利し、今もなお闘い続けている三里塚闘争を、国家暴力に依拠して葬り去ろうとする策動にほかならない。
今こそ、反対同盟と三里塚闘争を闘う労働者人民の怒りを国家権力、隅谷調査団、脱落派にたたきつけるのだ。革命軍こそ、労働者・農民の怒りの体現者でなければならない。
この正義の戦闘対象は、千葉県松戸市古ケ崎一〇一にある京成電鉄自動車営業部松戸営業所のバス車庫であり、そこに駐車している成田空港交通のリムジンバスと京成電鉄のバスである。
日帝・運輸省、空港公団が国家暴力の全面的発動で、反対同盟と三里塚闘争を圧殺し、平行滑走路工事着工の攻撃を開始した以上、革命軍には無制限・無制約のゲリラ・パルチザン戦争を対置して戦う権利と義務がある。徹底的に戦線を拡大して、敵の凶暴な攻撃に反撃する時がきた!
午前三時半、練り上げられた戦闘計画どおりに火炎戦闘装置を発動させた。怒りの火炎は、一挙に成田空港交通のリムジンバスと京成電鉄の大型バスをなめつくし、完全に焼き落としたのである。
戦闘が発動された時には、すでに革命軍部隊は撤退作戦に成功していた。戦闘開始から撤退にいたるまで、作戦を完璧(かんぺき)に遂行したのだ。国家権力がどんなに必死になってデッチあげ弾圧の口実を深そうとしても、何ひとつ、そこには残されていないのだ。
空港利権企業
成田空港交通
京成電鉄は、成田空港建設の当初から成田空港に鉄道を乗り入れていることからもはっきりわかるように、空港利権企業そのものである。農地強奪=農民殺しをつうじた成田空港建設の利権を手に入れるために立ち働いてきた空港利権企業であったことは、三里塚闘争を闘う者で知らない者はない。
そしてさらに、今また京成電鉄が大株主である芝山鉄道の建設を強行することで、新たな農地強奪=農民殺し、一坪共有地強奪に手を染めている。空港建設を強行し、芝山町を過疎廃村に追い込み、本来の利用者をたたき出しておきながら、〃芝山町の住民のために必要〃とペテンを使い、ただただ空港用地を強奪するためにのみ、芝山鉄道延伸の工事を看工したのだ。断じて許しておくことはできない。
成田空港交通は、一九七二年に成田空港の開港を前提にして創業した。大株主は京成電鉄、日本航空、全日空、日本空港ビルディングなどの名うての空港利権企業、農地強奪=農民殺し企業だ。羽田空港や都心から成田空港に人を送り込むために、直通バスを運行する企業だ。
この日の戦闘で焼き落とした成田空港交通のリムジンバスは、午前六時十分松戸駅発の成田空港行きのバスだった。この松戸駅−成田空港間のリムジンバスは一日に六往復も運行されている。
こうした空港利権企業が空港利権を求めて成田空港完成を主張しているのだ。二〇〇〇年空港完成−九八年平行滑走路工事着工をそそのかしている京成電鉄や成田空港交通こそ、農地強奪=農民殺し企業そのものなのだ。農民の生き血を吸って利権を追求する企業を農民と労働者の怒りの炎で焼き尽すことは当然なのである。
日帝・運輸省、空港公団の農民無視・抹殺の二〇〇〇年空港完成−九八年平行滑走路工事着工を粉砕しよう。その先兵となった隅谷調査団に怒りの鉄槌(てっつい)を打ち下ろそう。空港完成の利権に群がり、農地強奪=農民殺しに手を貸す輩(やから)を断じて許してはならない。
革命軍はゲリラ・パルチザン戦争の徹底的エスカレーションをもって対決する。労働者階級人民の総決起で、新たな三里塚二期決戦に勝利しよう。
帝国主義こそ滅ぶべきだ!
六・二戦闘の革命的意義は第一に、迫りくる九八年平行滑走路着工の実力粉砕を宣言する戦闘としてかちとったことである。
反対同盟と三里塚闘争を国家暴力によって圧殺する攻撃の開始に、全力で反撃しよう。日帝の「国益」を掲げた空港建設攻撃に対して、農民と労働者人民は「帝国主義こそ滅ぶべき」と闘い続け、勝利してきた。この三里塚闘争を圧殺しようとする攻撃に労働者人民の底力を見せつける決戦に立ち上がろう。
第二に、三里塚の新たな二期決戦を新安保ガイドライン粉砕・関連法粉砕・沖縄闘争勝利の決戦と一体のものとして闘うこと、何よりも、反対同盟が主催する七・四反基地闘争全国総決起集会へ結集することを呼びかける戦闘としてかちとったことである。
日帝・橘本政権は、新ガイドライン関連法案を継続審議とし、七月末からの臨時国会で強行成立させることを狙っている。労働者人民の総力決起でこれを打ち砕こう。
第三に、日帝・橋本政権の先兵、新安保ガイドラインのファシスト先兵であるカクマルを解体・一掃する戦闘としてかちとったことである。新安保ガイドライン攻撃と対決する三里塚−沖縄−北富士の闘いに連帯し、労働者階級人民の総反撃をつくり出すために闘おう。革命軍はその先頭で闘うことを宣言する。
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