日本テロゲリラ情報
1998年5月26日解放派(革労協狭間派)による明大ゴスペル・ヘブン研襲撃事件
ブル新より転載
活動家4人を傷害容疑逮捕
明大で学生襲う
26日午後5時ごろ、東京都杉並区永福一丁目の明治大学和泉校舎でけが人がでていると一一九番通報があった。高井戸署の調べでは、構内にいた他大学の学生ら七人が約十人のグループに襲われ、四人が頭などに軽いけがをした。同署は現場付近で男女四人を傷害などの疑いで現行犯逮捕し、革労協系の活動家とみて動機などを調べている。
襲った方のグループはヘルメットにマスク姿で、金属バットでいきなり殴りかかったという。両者は構内でのコンサート開催をめぐってトラブルになっていたという。
明治大学で採取したビラより転載
明治大学消費生活協同組合理事会
5月26日、「国際へブライ文化研究会」「ゴスペルソング愛好会」を名乗る反共ファシスト宗団は、明大侵攻−学生会破壊−学内制圧をもくろみ、襲撃部隊20人程で学内を徘徊し、学生会中執ボックス前に現れた。口々に「3年間人を殺す訓練をしてきた」「殺してやる」と叫びながら、中執ボックス前の通路をバリケードで封鎖し、携帯電話でさらに部隊を呼び集め、角材を手に襲撃をしかけてきたのである。そして襲撃を阻止し、学生会と学館を守り抜き反共ファシストの学内制圧を許さぬ行動によって、この襲撃が撃退されるや、今度は、事前に準備し生協前の植え込みに隠していた鉄パイプを手に手に持ち、「お前たちはもう終わりだ。殺してやる」と叫び立てた。
合わせてこの反共ファシストどもは、事実を180度逆転させ、自らを「被害者」と言いなして生協前の電話ボックスから110番通報し、和泉キャンパスに国家権力を呼び入れた。さらに許しがたいことには、生協業務が終了し、自宅に向かって裏門付近を歩いていた生協従業員3名に襲いかかり、顔面、頭部、腹部に集中したテロを振るった上、何と「こいつらにやられました」と3名の生協従業員を権力に売り渡したのだ。
この反共ファシスト宗団の武装襲撃<権力の目の前で彼らは手に手に鉄パイプを持っていた!>にもかかわらず、権力は見て見ぬふりをし、これを革命的学生連動、生協運動の破壊のための絶好の機会として利用し、生協の学生組合員1名と従業員3名をデッチ上げ逮捕した。さらに6月1日には、別件でもう1名の仲間の不当逮捕を強行した。
明大生協理事会は反共ファシスト宗団による武装襲撃−明大の制圧、嘘とデマによる生協組合員、従業員の国家権力への売り渡しと国家権力の不当逮捕を断じて許さない。
そもそもこの前日の5月25日、和泉校舎において、「国際へブライ文化研究会」「ゴスペルソング愛好会」を名乗る反共ファシスト宗団は、明大侵攻−学生会破壊−学内制圧をもくろんで大挙して和泉キャンパスに登場した。そして「統一協会分派のMS教か」とその正体を追及した学生会中執に対して、いきなり殴りかかり金属バットを振り回した。午後6時頃には、ゲバルト部隊30人で新学館2階の学生会中執ボックスに押しかけて襲撃した。鉄パイプを使い、ドアノブをねじ切り、室内に侵入し、中執が不在とわかるや机の引出しなどを荒らしまくり蹂躙した。
「国際へブライ文化研究会」「ゴスペルソング愛好会」は「共産主義者か」、「殺してやる」などと叫んで武装襲撃を行う正真正銘の反共ファシスト宗団である。「キャンパスの霊的雰囲気を変える」、「学校の福音化」と称し自治破壊と学園の反共支配、武装制圧を狙う連中である。
5月18日から29日には、東京大学、中央大学、明治大学を始め関東の各大学でゴスペルコンサートを開き、5月30日には早稲田大学大隈講堂で、「関東へブライ文化研究会連合フェスティバル」を行っている。ここでは、約30名の防衛隊全員が鉄製の腕あて(コテ)をつけ、武闘訓練された部隊が配置されていたのだ。
以上の経過と事実を百も承知の上で、学生部長・長尾を先頭とする明大当局は、革命的学生運動、生協運動への不当な攻撃を一挙に強めている。
権力もまた同様に一切を承知の上で、嘘とデッチ上げで塗り固められた「被害者」の言い分を基に弾圧を強行したのだ。
こうした事態に対し、われわれは再度次のことを明らかにする。
反共ファシスト「国際へブライ文化研究会」「ゴスペルソング愛好会」の武装襲撃と国家権力への売り渡しを断じて許さない。
国家権力のデッチ上げ不当弾圧を弾劾する。
反共ファシスト宗団の襲撃を利用した大学当局による明大学生運動、生協運動の破壊攻撃を許さない。
以上
声明
「明大ゴスペル」「ヘブン研」に対する無制限・無制約の撃滅戦への突入を宣言する!
学生会中央執行委員会
学苑会中央執行委員会
(T)
「明大ゴスペルソング愛好会」「へプライ文化研究会」(以下「明大ゴスペル」「へブン研」)を名乗る反共ファシスト宗団によって、「傷害」をデッチあげられ、権力に売り渡され、逮捕されていた学友・生協労働者4名が、完全黙秘のまま、6月16日、不当にも全員起訴された。
(U)
「明大ゴスペル」は、「音楽サークル」でもなければ、「聖書を勉強している単なるキリスト教サークル」でもない。「明大ゴスペル」が加入している「ヘブン研」は、統一教会の「大学の勝共化」をまねた「学校の福音化」「日本福音化」を合言葉に、キャンパスの霊的な雰囲気を変える」と称して学園の反共支配・宗教支配を狙う反共ファシスト宗団である。首都圏各大学で、正体を隠し、「ゴスペルソングコンサート」や「聖書勉強会」なるものをネタに、各大学の侵攻制圧をもくろむ輩である。
「国際福音主義学生連合会」「KOSTA JAPAN」「ヨハン早稲田キリスト教会」「淀橋教会韓国部」など、いくつかの団体名をあれこれ適当に使い分けては正体を隠して暗躍している。
彼らは、「お前らマルクスの弟子か」「共産主義者は悪魔だ」「殺してやる」「三年間、人を殺す訓練をしてきた」と叫び立て、テコンドー、角材、鉄パイプで武装襲撃をしかけた反共ファシストである。そして、平然と大ウソをつき、デッチ上げを行ない、闘う学友・労働者を次々と権カに売り渡すことで、左翼解体と白治破壊、大学制圧と勢力伸長をはかる輩である。加えて「被害の補償」と称して「カバン毀損―10万」「治療費110万」「慰謝料は別」などなどと、次々に法外な額の金銭要求をふっかける度し難い輩である。
(V)
「明大ゴスペル」「へブン研」は、5月25日―26日と連続的に学生会に対する許しがたい武装襲撃を行なっておきながら、これが粉砕されるや、110番通報して国家権力を学内に招き入れ、「被害者」になりすまして「傷害」をデッチ上げ、学友と生協労働者を権力に売り渡した。彼らは、帰路にあった生協労働者を集団で襲撃し、肋骨2本を骨折させるなどの白色テロをふるった末に、権力に突き出すことまで行なっている。そして植力のデッチ上げ弾圧―反革命弾圧を引き出すために、権力のもとに日参しては、ウソにウソを重ねた「被害届け」「目撃証言」「面とおし」などを行ない、デッチ上げ起訴に全面協力した。
学生部長・長尾を尖兵に明大理事会は、今回の事態が反共ファシスト宗団の武装襲撃以外の何ものでもないことを知りながら、結局は学生会・学苑会への理不尽な中傷と破壊の攻撃に終始した。淀橋教会は、「淀橋教会韓国部」を名乗る彼らファシスト宗団を抱きかかえ、その許しがたい活動を庇護・容認し続けている。韓国大使館は、「明大ゴスペル」「ヘプン研」の一方的な主張にもとづき、彼らの「国際問題化する」なる策略に乗って、大学に「留学生の身の安全を保障しろ」「民族差別である」など政治的圧力をかけた。日帝・文部省もまた革命的学生運動解体にむけ、明大当局に不当な圧力をかけつづけた。そして日帝国家権力―政治警察・検察庁は、革命的学
生運動・労働運動とその拠点の破壊のために、この反共ファシスト宗団=「明大ゴスペル」「ヘブン研」をフルに利用し、ウソを百も承知で彼らによる売り渡しを全面的に活用し、これを唯一の根拠に、起訴攻撃を強行したのだ。
(W)
四名の仲間の不当起訴という事態に際して、われわれは、煮えたぎる怒りと重大な決意を込めて、以下のとおり宣言する。
今後、「明大ゴスペル」「へブン研」の学内立ち入りは、これを厳禁する。
われわれは、襲撃・売り渡しへの徹底的な報復、反共ファシスト宗団解体・一掃の聞いに、全面的に突入する。
彼らに対する闘いは、無制限・無制約である。「明大ゴスペル」「ヘプン研」は、自らが手を染めた行為の重大性において、その結果を覚悟しなければならない。反共ファシストどもの頭上には、情け容赦のない怒りの鉄槌が打ち下ろされるであろう。
今後において、いかなる事態が発生しようとも、その責任の一切は、「明大ゴスペル」「へブン研」、そして明大理事会、淀橋教会、韓国大使館、日帝国家権力にある。
以上
1998年6月18日