遊撃インターネット雑記19
北のりゆき=死売狂生=行方未知

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2007116() AIRブルーレイボックスが届く 

 アマゾンで注文していたAIRのブルーレイディスクボックスが届きました。2万2705円。ブルーレイのハードなんて持ってないし、当面プレステ3を買う予定もないのに、ディスクだけ買うなんてわれながらアホですね。

 なんというか、オタクのサガとでもいいましょうか。欲しいとなったら、もう前後の見境いがありません。どうせ観ることはできないんだから、開封はしないでいざとなったらヤフオクで売ってしまおう。うん、そうしよう。

 

 ゲームのAIRは、暗くて退屈でそのうえ長いというプレイするのが苦痛のような作品でした。でも、アニメ版は、よくテレビでここまでやったといいたくなるほどの映像の美しさです。DVDのボックス(ブルーレイだけど…)なんて買ったのは、ジャイアントロボ以来七年ぶりくらいですよ。

 AIRと一緒に『よつばとしろくろのどうぶつ』が届きました。マンガの『よつばと!』の絵本版です。よつばと白黒動物が並んでいる絵がずらずら続いているだけの小さくて薄い本でした。ストーリーらしいものがあるわけでもないし、これで880円は高価かったかなぁ。まあ、赤ちゃん用の絵本にしようと思いますよ。でも、赤ちゃんは原色が好きだからなぁ。☆☆★★★

 

 DVDの涼宮ハルヒの憂鬱7巻 初回限定版を注文しました。いつもはアマゾンを利用するんだけど、油断しているうちに予約だけで売切れてしまった。楽天も安いところは売切れてしまっていたので、やむえずヤフーショッピングを利用しました。いちいちクレジットカード番号を入力しないといけないのが、面倒くさいよー。この7巻は最終回で、オマケにエンディングのハルヒダンスの完全版が収録されるらしい。これは買わないとねー。完全に売り切れる前に気がついてよかったよ。

 パレスチナでさえ、ハルヒは人気があるみたいだよ()

 ニュースサイトより

 ひさしぶりにゲーム『戦国ランス』をプレイしてみました。最初は面白かったんだけど、二回目はちょっと退屈ですなぁ。敵のターンが長いのが致命的です。その間に他のことをしたりして集中が切れてしまう。二時間くらいで飽きてしまった。

 『鬼畜王ランス』が100点だとしたら、80点くらいかなぁ。だんだん評価が下がってきましたよ。これだったら同じアリスソフトが出した『大悪司』の方がはるかに面白い。戦後の焼け跡や闇市が舞台で、主人公はヤクザ。まるで『仁義なき戦い』のエロゲー版ですね。女をコマしていいなりにしたり、抗争で捕虜にした女を売春宿にぶち込んでカネを稼いだりと、考えてみりゃすごいゲームでした。最近三千円以下の廉価版も出たし、まだ品薄の戦国ランスを高価いカネ出して買うんだったら、こっちの方がよっぽどいいよ。書いているうちに、また大悪司をプレイしたくなってきたぞ。攻略本が出るまで戦国ランスは封印して、大悪司をプレイしますか…。

 涼宮ハルヒの憂鬱7巻は、限定版が売切れてしまったので通常版にリンクを張っておきます。

  

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2007117() メガマックを食いそこねる 

 マクドナルドが、ビッグマックに入っている肉を四枚にした『メガマック』なるものを売り出したと聞き、買い物がてら食べに行きました。

 五時前だったので、まだそんなに腹が減っていません。格安の『ホワイトプラン』なるコースができたソフトバンクの携帯電話を見たり、本屋で沖釣り情報誌の『つり丸』を購入したりして時間をつぶします。そうこうしているうちに八時を過ぎ、いい感じに腹が減ってきました。しかし、勇んでマクドナルドへ行くと、メガマックは売り切れだという張り紙が…。

 

 ムカついちゃったぜー。完売となったら、ますます食いたくなってきました。きっと、駅前の店だから売り切れたのだ。自動車で行くような街道筋のマクドナルドならばまだ残っているに違いないと、自動車で出撃です。しかし、二軒マクドナルドを回りましたが、いずれも売り切れ。ガッカリです。やむ得ずビッグマックを食べて腹の虫を抑えたのでした。

 マクドナルドに行ったのには、もうひとつ理由がありました。以前、ウイルコムのW−ZERO3という、パソコンっぽい機能のある携帯端末を使っていました。あんまり使わないので解約したのですが、そのまましまっておくのはもったいない。無線LAN機能が内蔵されているので、こいつをうまく活用できないだろうか。調べてみるとヤフーのプレミアム会員だったら、全国のマクドナルドに開設されている無線LANスポットが一ヶ月二百円程度で使えることが判明。しかも、無料お試しキャンペーンということで、五月いっぱいまで無料です。早速登録をしました。でも、無線LANができるところじゃないと、ちゃんと設定できないんだよね。

 マクドナルドにW−ZERO3を持ち込むと、何もしていないのにチンチロリンと鳴って無線LANスポットを検出したというような表示が出てきました。しかし、IDとパスワードを何回入力しても接続しません。以前見かけたような気がしたので、店の人に無線LANの説明書はないかと聞いてみたけれど、もう品切れらしい。三十分以上いじくりまわした結果、IDに問題があるのが分かりました。たとえばIDがorenoidだったら、orenoid@yahooとしないといけないのだった…。こういう大切なことは、もっと大きく目立つところにくっきりと書いておいてほしいね。こんなネット屋の体質は、十年以上前から変わらないねえ。

 いったん接続してしまえば、PHSなんかより、はるかに速くて快適です。マクドナルドはどこにでもあるし、これは便利になったぞ。カメラとビデオがついていて、モバイルWordでちょっとした文章が書け、携帯音楽プレイヤーにもなって、パソコンと同期できる。ネットは無線LANだから速いし、それに何より画面がでかくて見やすい。カメラのシャッター音を消すことも可能だぞ。W−ZERO3は便利な端末です。

 

 ネットを巡回したところ、オレの大好きなエスカレイヤーの新作フィギュアが販売されるという情報をゲット。五月のことだから、まだまだ先の話だけどね。非常に出来がよさそうな感じです。これは買わねばなるまいなー。どこで買うのが一番安いだろうか。アマゾンは送料無料だけど、楽天の一番安い店より五百円ばかり高価い。でも、一番安い店は送料が五百円かかるんだよな。だったら同じことだ…。二個買うんだったら、送料が五百円ですむので一番安い店が良いのだが、同じフィギュアを二つもいらないなあ。銀行振り込みは面倒くさいし、やっぱりカードを使えるアマゾンかなあ。

 

 一番安くあがる店を探してネットをうろついているうちに、アニメのジャイアントロボの模型が販売されているのを見つけてしまいました。しかも、近々敵役のGR−2も出るらしい。オレは、フィギュアは美少女モノしか買わないんだけど()、こいつらはまとめて買う必要がありそうだ。ネットをウロウロしていると、カネばかり遣ってしまうよ…。

 

 『ジャイアントロボ』は面白いですよー。ラストがアレなのをのぞけば、カリ城やラピュタに匹敵するくらいの水準です。特に一話と二話は、素晴らしい。十年も前のアニメなのに、思わず模型を買ってしまうほどだよ。未見の方は是非。

   

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2007118() お言葉ですが…11巻を読む

 五日の親戚会議で土産にもらった富士宮やきそばを細君が作ってくれました。うまーい。さすが名物というだけのことはありますよ。特に麺がモチモチしていて今までにない味です。なんでもむし麺なんだそうだ。ソースも濃い味でうまい。オマケに薄茶色いなまぐさい粉がついていて、何かと思ったらイワシの削り粉なんだそうだ。「き、気味が悪いなあ」と思ったけど、モノは試しでかけてみました。ホウ、という感じです。味が引き立ちます。食後、楽天で検索してみると、通販しているぞ。もっと食べたいのでさっそく注文しました。

 

 高島俊男の『お言葉ですが…』11巻を読みました。週刊文春で11年間続いた人気エッセイです。残念ながら、この11巻で連載が打ち切られてしまいました。

 著者は中国文学者で、日本人の日中友好妄想や漢字崇拝を厳しく批判しています。非常に深い学識と教養の持ち主で、言葉や歴史についての指摘は勉強になります。しかし、それ以上に悪口がすごい。気に入らないヤツに対する悪口が強烈で、オレはそれが楽しみで11巻まで読んでいたような気がします。目についたところを引いてみましょう。

 だいたい金田一という男は東京のお嬢さん言葉を神懸り的に崇拝していて、家庭内では「ほかの人は、わたしを神様のように尊敬してるのよ。えらいと思わないのは、おまえたちだけなのよ」などと女言葉をしゃべって家族から気持悪がられた(春彦『父京助を語る』)のが、敗戦後急に「反省、平等、民主主義」を唱え出して、国語審議会の敬語部会長として文部大臣あてに「これからの敬語」を建議し、その後の社会に甚大な影響をあたえた。

 金田一というのは、国語学者の金田一京介のこと。横溝正史の推理小説の名探偵、金田一耕助のモデルになった人です。 こんな調子で、有名無名を問わず気に入らない学者の悪口を書き、嘲笑しています。もうひとつ引いてみましょう

 五十年あまりむかし、毛沢東のことを「けざわあずま」と言って物笑いのタネになった国会議員がいたそうな。

 - 略 -

 中国人の名前は漢字の音でよむ、というのは日本の常識である。小学生でも関羽を「せきはね」と言ったり張飛を「はりとび」と言ったりする子はいない(と思う)。

 井真成を「いのまなり」と言ったりするのは、その知力小学生以下、けざわあずま国会議員とチョボチョボの、饅頭屋の親父くらいのものかと思っていたら、なんと日本古代史専攻の学者でそう言ったり書いたりしているのがいるんだそうだ。

 饅頭屋にたのまれてチンドン屋を買って出たのかな?

 いっぺん顔が見たいものだ。

 一、二巻あたりでは気に入らない学者の名前をバッチリ出していましたから、これでもずいぶんと丸くはなっています。紙の上だけではなく実生活もこんな調子らしく、勤めていた大学で助教授から教授への昇任を教授会で否決され、最後には退職に追い込まれたりもしています。『お言葉ですが…』が突然打ち切られたのも、こんな調子で方々に嫌われたからかもしれません。

 文春文化人らしくこの先生、どこかで『支那』という言葉は差別語ではないとのたまわっていました。はたしてそうだろうか。漢字にはそれぞれ意味があります。『那』は疑問詞で、「どうして」「どのように」といった意味らしい。これは単に音を当てただけですね。辞書によると『支』という文字には六つばかり意味があります。

 (1)わける。えだわかれする。__支流(しりゆう)・支店(してん)・支線(しせん)

 (2)はなればなれに分かれる。__支離滅裂(しりめつれつ)

 (3)わりあてる。__支給(しきゆう)

 (4)おかねをはらう。__支出(ししゆつ)/収支(しゆうし)

 (5)たおれないようにする。たすける。__支持(しじ)・支援(しえん)

 (6)さしつかえる。__支障(ししよう

 自らを『中国』と呼んで、「中心の国」とか「本流の国」と自称している国を、『支流国』『分裂国』『支障国』と取れるように書いたら、それは嫌がられるでしょう。ケンカを売っているようなものだから、シナという音にわざわざ悪字を当てることはないだろうと思う。ならばカタカナの『シナ』だったら良いのかと問われれば、単に古代王朝の『秦』からきた言葉で、それ自体に差別的な意味合いはありません。相手が曲解して怒ったらつまらないから、オレはわざわざ中国をシナなんて呼ばないけどね。

 念のために書きますと、周辺の民族に悪字を当てるのは中国が本家本元です。匈奴、鮮卑、西戎、北狄とかね。ちなみに日本人は、東夷の倭人とされています。『夷』は、チビの野蛮人という意味。魏志倭人伝で有名な『倭』は、「従順な野蛮人」という意味。重複しているけど、とにかく『野蛮』といいたいらしい。1700年前の中国人は、日本人を「東に住んでいる従順でチビな野蛮人」と書いていたのです。昔の日本人が、『倭』という字を嫌って『和』を当てたのも当然でしょう。

 中国人を差別するダメ日本人は、現実に多いと思う。しかし、オレはここで清く正しい中国と差別的で悪い日本という構図を作りたいわけではありません。むしろ中国の下劣な慣習を日本人がまねてはいけないと言いたいのです。

        
『叶屋』富士宮やきそば肉かす大盛セット

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2007119() 再びメガマックを食いそこねる 

 先日食いそこねたメガマックを食べに行きました。前回は夜だったから売り切れだったのだと自己批判して、わざわざ昼過ぎに出かけることに。と・こ・ろ・が、やっぱり売り切れだって。マクドナルドはタルんどるな〜。

 マクドナルドを出て、バーミヤンに入りました。先日美味かった五目焼きそばを注文。これが実に美味い。伊勢丹本店のレストラン街で食べた三千円くらいする中華風焼きそばにもそんなに負けていません。これで六八〇円はどう考えても安いですよ。エビとイカとウズラタマゴが、几帳面に一個ずつ入っているのが涙ぐましい企業努力を感じさせます。

 

 しかし、焼きそばだけでは食いたりません。五八〇円の『牛肉と紅あずまの細切り炒めランチ』を追加で注文。軽く揚げた牛肉と、サツマイモを甘辛く炒めた定食です。白いゴハンを発芽玄米に変更できるということなので、玄米にしてみました。サツマイモの甘みと辛味がうまくマッチして、これも美味。玄米も家で炊いたものよりツルツルしていて美味い。

 

 バーミヤンが特別なんだろうか。ファミレスというと寒々しくて味気ないイメージがあったけど、ここは実に美味いですね。数年前に入ったときは、客はオレしかいなかったのに、今日はかなり混んでいました。やっぱり、美味くて安い店には客が入るよね。

 メガマックは食べられなかったけど、バーミヤンが美味かったので、機嫌よく帰りました。

 帰宅後、高島俊男『お言葉ですが…』1巻を読み返す。巻末に書いたメモによると、前に読んだのは2004年。もう三年も経ったか…。面白くて勉強になる本です。

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2007120() 皇帝ペンギンが気に入らない

 評判の良かった『皇帝ペンギン』のDVDを観ました。あんまり感心しませんでしたね。

 たしかに映像は素晴らしい。「命を張って撮っているよ…」と思わせる素晴らしい映像もありました。しかし、変に動物を擬人化しているセンチメンタルなナレーションが気に入らなかった。『皇帝ペンギン』の繁殖は本能に基づく営為で、それがまるで人間の家族であるかのように描き出すのは気持ち悪いよ。

 昔のキリスト教の文化圏では、動物は神様が人間のために作ってくれたもので、魂は無いとされていました。機械論的な世界観が流行った十九世紀のヨーロッパでは、動物は機械といっしょで、いじめられて悲鳴をあげる犬は、油が切れて軋む機械と同じだと広く信じられていたらしい。当たり前だけど、こんな馬鹿な話はなく、犬猫にだって感情があるくらい誰でも知っています。『皇帝ペンギン』は、ちょうどこの動物機械論を裏返しにしたもののような気がしました。極上の映像と、子供向け動物絵本みたいな内容のギャップが甚だしい。これだったら、NHKで放送していた『プラネットアース』の方がはるかに良かったですね。

 

 ネットをうろついて電波系の音楽を探すなど、ゆったり過ごしました。ここ一年くらい電波系の音楽を探し回ることをしていなかったので、収穫が多く面白かったですよ。エロゲー主題歌のたぐいを見て回ったのはもちろんなんだけど、それ以上にマジな電波系の音楽に面白いものがありました。アンティオタキウス3世氏のホームページに掲載されていた、『黄色い救急車』と『お題目(南無妙法蓮華経)』に特に感銘を受けました。

 『黄色い救急車』は、精神科の待合室で着想したサイケデリック歌謡。精神病者の不当拘禁に断固反対して歌いかつ叫びます。とのこと。本物っぽい感じが素晴らしい。「ピーポー黄色いピーポー黄色いピーポー黄色い救急車 救急車はどこへ行くの 僕を乗せてどこへ行くの 丘の上の白い病院 海の見える白い病院 窓には黒い鉄格子 入れば二度と出られない」と、歌詞は放送不可能なもの。バックにピーポーピーポーピーポーとサイレンが鳴り響き、とってもいい感じです。

 『お題目(南無妙法蓮華経)』は、仏罰が当たって無間地獄へ落ちること必定です。信者の方は決して聴いてはいけません。という自信作で、「南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経 ナムナムナムナムナム ゲキョゲキョゲキョゲキョ……」というこちらも前衛的な怪作です。両作品ともチンドン屋にインスパイアされたと思われるメロディーが挿入され、郷愁を誘いました。その他にも自衛隊のイラク派遣に反対して歌う社会派ソング『国際貢献の歌』(こここ くさいくさいくさい こうこうこう けんけんけん こここ くさいくさいくさい こうこうこう けんけんけん)など、問題作が多数アップされています。

 

アンティオタキウス3世の城 http://www.pluto.dti.ne.jp/~antiotak/

アンティオタキウス3世氏の曲 http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a003587

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2007121() メイドさんクエストを聴く

 細君が赤ちゃんを連れて実家に戻りました。見送ったあとフトンにUターン。ひたすら眠ることに。再び目を覚ましたのは3時過ぎ。15時間もよく眠ったものです。友人が遊びに来ることになっていたので、電話をかけました。友人からも昼ごろ電話してくれたらしい。熟睡していて気がつかなかったんだな。いつものことなんで、友人も笑っていました。

 友人のK島くん、タイヤキを土産に来訪。いっしょにハードディスク録画機に録りためていたKanonを観ました。タイヤキが土産とは彼も分かっています。真琴がキツネ化して消滅。舞が舞踏会で大暴れしたあたりで細君から電話が。義父さんに車で送ってもらって帰るとのこと。実家の雛人形を借りて持ってくるので、車じゃないと帰れないとか。K島くん、おそれをなして逃げ帰ってしまった。

 20時ごろ細君たち帰宅。3時間近くもかかって送っていただき、ありがたいことです。チヤホヤされたらしく赤ちゃんは躁状態に。細君たちは運びこんだ雛人形を設置していました。ひな祭りまでまだ二ヶ月以上あるんだけどなぁ。

 

 昨日に続き、ネットをうろついて電波系の音楽を探しました。『メイドさんクエスト』というCDの評判が良い。そういや持っていた気がしたので、積みCDを崩してみると案の定出てきましたよ。

 

 以前評判になったダイナマイト亜美さんの『メイドさんベスト!!』シリーズの新作です。『メイドさんクエスト』『しあわせのじゅもん』『メイドさんラブ&ピース』など、4曲収録されていました。特に『メイドさんクエスト』が気に入りました。ドラクエっぽいメロディーで、ドラクエみたいな歌詞です。バカバカしくて非常によい。

 メイドさんの攻撃! シコシコシコシコシコ
 うっくう ご主人さまに30ポイントのダメージ!
 ご主人さまは大股開きの呪文をとなえた! ほらほらほらほらほらほら
 あっああん メイドさんは懸命にこらえている……

 もうひとつ「ロリコンのロリコンによるロリコンのためのCD」と銘うたれた『ちっぱいぱんCD』も気になりました。以前紹介した『ふたなり音楽CD』(ちんぽ おちんぽ メスちんぽ しごきまくって、きもちいーでしゅ〜!)の続編みたいです。今度のCDは、ちっちゃい+パイパンな女の子がテーマみたいですね。こいつは入手せねば! 同人CDなので、アマゾンなどでは買えません。秋葉系の同人ショップのHPにアクセス。とらのあなでは売り切れ。幸いメロンブックスで在庫があったので注文しました。

 

 

メイドさんクエスト http://yotsuba.saiin.net/~ami/amimania/army/

ちっぱいぱんCD  http://www002.upp.so-net.ne.jp/mif/cpp/

ふたなり音楽CD  http://nuto2.fc2web.com/sakura.html

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2007122() Sバーミヤンはまずい 

 朝から気分が悪い。なんだかフラフラします。昼過ぎに気分転換に散歩に出ました。マクドナルドをのぞいてみるも、メガマックは売り切れ。食欲がないから別に良いのだが…。

 くたびれてしまったので、休憩もかねてSバーミヤンに入ってみました。安価なバーミヤンというコンセプトの店のようです。牛めしの松屋のようなシステムで、入り口近くの券売機で食券を購入します。オリジナルのバーミヤンで五目焼きそばがやたら美味かったのを思い出し、『あんかけかた焼きそば』580円を注文。しばらくして出てきましたが……、まずい。とてもバーミヤンの系列店とは思えないまずさです。

 まず、麺がベビースターラーメンのようなパサパサ麺でまずい。『あんかけかた焼きそば』と称しているのに、あんがまずい。バーミヤンの五目焼きそばには、ウズラタマゴとエビとイカが入っていたのに、こっちにはネギとかニラとか、そんなたぐいのものしか入っていないよお。五目焼きそばとは100円しか違わないのに、えらく差がつくじゃないか。五目焼きそばには800円以上の価値を感じたけど、Sバーミヤンのあんかけかた焼きそばの価値は、せいぜい380円ですね。体調が悪いということもあったかもしれないけど、すごくまずかったよう。

 

 夜、アマゾンで児雷也の『仰ゲバ尊シ』と、『萌トリビュート(初回限定盤)』CDを注文しました。

 『仰ゲバ尊シ』は、『月刊G−men』『爆男』など、ゲイショップで売ってる雑誌に掲載された毛むくじゃらの大男が絡みあっているマンガの短編集。ホモ+全共闘という怪作『泣き虫トロ』が収録されています。その他、修行僧の煩悩をコミカルに描いた坊主+ホモのエロコメディなど7作を収録。

 

 一方『萌トリビュート(初回限定盤)』は、小中学生5人で構成された『Kiss!い・も・う・とClub』なるロリアイドルユニットが、萌え電波ソングをカバーするという、こっちもなかなか怪なCDです。初回限定盤には、ろりぃなDVDが付いているらしい。それに収録曲がすごいぞ。

 

  収録曲
 ・天罰 エンジェルラビィ (天罰エンジェルラビィ☆/KOGADO
 ・いちごGO!GO! (いちご打!!/Witch
 ・アキバで抱きしめて (私立アキハバラ学園/フロンウイング)
 ・巫女みこナース・愛のテーマ (巫女みこナース/PSYCHO
 ・ふたりのもじぴったん (もじぴったん/ナムコ)
 ・Neko Mimi Mode (月詠−MOON PHASE−/TVアニメ)
 ・ドリルでルンルン クルルンルン (D4プリンセス/TVアニメ)
 ・ギャラクシー☆Bang!Bang! (ギャラクシーエンジェル/TVアニメ)
 ・フィギュアになりたい (DreamPartyイメージソング)
 ・オリジナル曲

 むーん。これも買わねば。数日中に届くので感想を書きますね。

 

 そういや宮崎の知事選で、なんとかというお笑いタレントが当選したとか。ちょっと調べてみたけど、こんなんだぜ。
 

 しかも、淫行でパクられたり傷害事件でパクられたりという前歴を持つ、なかなかの無頼派みたいだ。よくこんなの知事にしたなぁと思ったけど、考えてみれば、いばった役人あがりや談合土建屋の利益代表よりもいいかもしれない。昔は道化師って君主の傍らに侍って警句を発する役目だったのだが、民主主義だとビエロが権力者になる。大昔から大衆はパンとサーカスを求めていたからだろうか? 

 

 児雷也氏のHP http://www.gproject.com/product/ziraiya2/

   

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2007123() ちっぱいぱんCDを聴く 

 今日も朝から体調が悪い。最近よく眠れないんだよね。眠ってもすぐ目が覚めちゃうし。ようやく朝方に眠ったけど、すぐに細君と赤ちゃんにたたき起こされる。…気持ちが悪い。

 21日にメロンブックスに注文した『ちっぱいぱんCD』と同人誌が届きました。早いなあ。メロンブックスは優秀です。

 

 内容は…、相変わらず上手いっ! プロレベルですね〜。ユンユンのロリ声だしね〜。著作権ヤクザの中間搾取がないからだろう。こんないいCDが10曲収録でたったの1260円とはありがたい。良心価格のうえに、相変わらずスゴイ歌詞です…。

 国語で動詞の活用形ッ……
 下一段活用なんて、「しも」ってなんかえっちっぽくてしゅごい!
 国語の時間なのにえっちっぽくてしゅごい!
 しもいちだんかつようっ!
 え、え、える、える、えれ、えろ、えよ! えろ! えろ!
 んああああっ、えろって言うだけで股間があつくなりますっ!
 か、カ行変格活用……
 こ、き、くる、くる、くれ、こいっ、くるっ、くる!
 きたきたきたっ! 連用形しゅごいっ! きたっきたよぉおうっ!
 国語で授業中に、連用形で性欲を持て余すっ……
 もっと、もっとだすねーくっ!
 にゃあああああああっ!

 前作の『ふたなり音楽CD』の方が女の子にちんちんが生えている分気が狂っていたけど、『ちっぱいぱんCD』も立派にロリエロくて満足いくものでした。『メイドさんクエスト』よりも、こっちの方が気に入りましたね。

 いっしょに届いたFate同人誌『祝刊 少年フェイト』にも感心しました。噂に聞いていましたが、同人誌のクセに装丁といい作りといい厚さまで本当に少年ジャンプにそっくりです。すごいなぁ。こういう無駄な熱気というか無意味な労力を費やすのって、同人誌ならではだよね。とても良いことだと思う。執筆者の皆さんも上手。技術的には本家ジャンプに負けてないじゃないか。ほとんど見たことないほどスゴイ同人誌です。ひさしぶりにパロディ系で買ってよかったと思わされた同人誌でした。

 

 夜、借りてきたDVD『ディープ・ブルー』を観ました。昭和のころよく観た『マチャアキ海を行く』みたいな海の生物モノの、うんと高級なバージョンです。『皇帝ペンギン』みたいにセンチメンタルなところがないのが良かった。シャチがアシカを文字通りぶっ飛ばして食っちゃうところや、クジラを襲撃する映像は驚嘆もの。でも、基本的にストーリーがない映画なので、途中で飽きてしまい90分以上観続けるのがつらかった。

 今日も眠れず、フトンの中で北杜夫の『青年茂吉「赤光」「あらたま」時代』を読む。すでに15年以上前の作品なのだが、北杜夫が老いた感を受けた。躁になったと思われる時期に、茂吉の短歌の評論が突然奥さんの悪口に脱線し、ポンポン跳ぶのが悲惨でした。しかし、面白い。北杜夫については、茂吉シリーズを読み終わったらまた書きたいと思う。  

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2007124() メガマックを食う 

 細君が、保育園の園庭開放というのに行ってきました。ウチの子は、まだ赤ちゃんなので保育園には通っていないけど、子供の群れの中に入れることは知育の発達に良いんだそうだ。

 抱っこヒモに赤ちゃんを取りつけて出発。しかし、途中何かに足をとられて転倒。赤ちゃんは死守したものの、ズボンが破けヒザ小僧に大きなスリ傷をつけてヨレヨレと帰宅してきました。

 負傷しながらも、通りかかったマクドナルドで念願のメガマックを発見し、買ってきてくれた。我が妻ながら偉いぞ。

  

 予想したとおりメガマックは、ビッグマックの肉が2枚から4枚になっただけのものでした。肉の量が2倍になって他は変わらないのだから、肉の味が前に出てきます。マクドナルドの肉ってこんなに塩辛かったっけ、というのが最初の印象。あと、非常にパサパサしていましたね。ビッグマックはパサパサをソースで整えているんだろうけど、肉が2倍になったメガマックではソースの量が足りない。まあ、こんなもんか…、という程度の味で、これだったらビッグマックの方が美味いですね。一度ためしに食べてみたら十分だと思いますよ。

 21日に遊びにきてくれたK島氏が持ってきた、ハングル袋に入った中国製かっぱえびせんを食べてみました。こんなパチもん、どこで買ってきたんだろう。

  

 中身が、なんとなくピンクがかっています。細君は気味悪がって手をつけず、オレが代表して食べ…。……これは、……まずい。わざとまずくしたのかと思うくらいひどい味でしたよ。えびせんのくせに、うすら甘い。化学調味料の甘さ? そのうえ口に入れると妙な臭いがします。よく分からんけど、強いていうならキムチ臭のする中国製安香料? かけらを5個も食べたらもうたくさんで、ゴミ箱に直行。K島くんゴメン。食えんよ。これは。

 転んだことがかなりトラウマになったらしく、細君は終日ションボリしていました。赤ちゃんもそれを感じたらしく、ちょっと情緒不安定気味で奇妙な叫び声を上げながら部屋中転がりまわっています。パソコンの作業中に足がヌルヌルするので見てみると、赤ちゃんオレの足にとりついてベロベロなめていました。とりわけ長い物が好きで、電気製品のコードを見つけると回転移動して近づき、いじくりまわしてからかぶりつきます。ハイハイはできないくせに変な移動法を習得し、おかげで一瞬も目を離せずくたびれました。赤ちゃんは、成長期には定期的にこういうように「悪い子」になるらしい。

 夜、北杜夫の『青年茂吉』を読了。二巻の『壮年茂吉』にとりかかりました。オレは、俳句は分かるような気がするんだけど、短歌はさっぱり分かりません。よりすぐりの良書を集めたといわれる岩波の文庫と新書の中でも、最も評価が高い斉藤茂吉の『万葉秀歌』。10年以上昔、こいつを買ってきて読んだんだけど、まったく歯がたたなかった。父親の斉藤茂吉を書いた北杜夫の評伝なら、少しは手がかりになるかもしれません。一巻の冒頭に、最近の若い小説家は斉藤茂吉はむずかしいといって読まないと古書店主が嘆くくだりがあり、オレと同じじゃないかと少し安心しました。

 雑記20 

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