遊撃インターネット雑記15
北のりゆき=死売狂生=行方未知

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20061214() 某同人ゲームと差別   

 30分くらいしか眠ってなかったので、一日中フラフラしていました。ちょっと遅くなったけど、アマゾンで『涼宮ハルヒの憂鬱 4 限定版』DVDを注文。話がひと段落した3巻で買うのを止めてたんだけど、なんでも最終巻ではエンディングのハルヒダンスの完全版が収録されるとか。これは全巻揃えねばなるまい…。

 眠いのに眠れないので、ネットをウロウロしていると面白い動画を見つけました。某同人ゲームの恐怖シーンでビビりまくっているゲーマーの動画です。このゲームは、個人が作った同人ゲームでありながら、サイコサスペンスの傑作で、絵が可愛いのにメチャメチャ怖い。ちょっと夜中に一人ではプレイできないくらいですよ。それに人が怖がっている様子って面白いよなぁ。

 この同人ゲームは、内容以上に怖いことがあります。部落差別です。このゲームは、このままでは絶対に商業では出せませんね。主人公は、のどかな村に移住するんだけど、実はそこが被差別部落。ヤクザの親分が支配していて、異様に結束が強く、警察も手が出せない治外法権。性格良く見えた女の子キャラも変なクスリを持っていたりとみんなどこかおかしい…。だんだん「正体」が明らかになり、平穏な日常が壊れていくという恐怖パターン。戦時中は人肉缶詰を作っていたとか、村の結束を強めるため部落外から人をさらってきて村人みんなで殺す風習があったとか、拷問道具が祭られた神社に殺しを様式化した踊りが伝わってるとか、ちょっと書くのがためらわれるくらい危険です。一歩間違えれば差別文書と取られかねない、いや、オレは差別文書とされると思うけどね。

 部落解放同盟によると、糾弾権は同盟だけ、あるいは部落民だけにしかないそうで、部落民でもないオレがあれこれいうようなことじゃないのだろう。だからオレが言いたいのは、こんなの出しちゃって大丈夫かよ、ということです。アニメ化までされているんだけど、脚本家は困っただろうな。

 20年くらい前だけど、一度だけ糾弾会に出席したことがあるんですよ。当時、社会党員だったからね。そのつながりで。

 同和対策事業団地だか解放住宅だかの住民が、女をさらって犯して殺したという低俗大衆誌の実話小説。こいつが差別文書だとされ、糾弾会が開かれました。会場は、ナントカ会館とかいう左翼系団体の建物の集会室。編集長、副編集長、書いたヤツの三人がひな壇に座らされ、50人くらいの解放同盟員や大学の解放研の若いのが対面する形で着席。

 部落解放同盟から派遣された糾弾係が立ち上がって、糾弾の演説を始めました。要旨は、「差別によって毎年何人も自殺者が出ている。差別によって殺されているんだ。差別小説を広めるようなヤツは部落の兄弟を殺したのと同じだ」というもの。マジかよと思ったけど、演説している人は大真面目です。ひな壇の三人が言い訳しようとすると、参加している50人が罵声を浴びせかけます。そのうち糾弾係が言い出すには、「このような差別文書を書いたり売ったりするのは、三人の育ちや環境が差別的だったからである」と。そして、どこで部落差別を耳にしたのかとか、誰に聞いたのかとか、その時どう思ったのかとか、何年にどこで生まれてどう育ったのかとか、ほじくりはじめました。質問以外の、差別的な意図はなかったとか言い訳をすると、また罵声。いい加減ここらへんでいやになって出てきてしまいました。後で糾弾会とはこういうものなのかと聞いたら、こんなのは甘いと。十数年前は物が飛んだり、自殺者が出るような糾弾会もあったとのこと。リンチで数十人が半殺しになった八鹿高校事件というのもありました。

 社会党員だったと書いたけど、このころ社会党も差別文書で糾弾されています。機関紙の見出しに「アイヌ民族、部落解放運動家、在日朝鮮人ら、日本の少数民族が渡米」と載せ、これが差別文書とされました。どこが差別だか分かる? 部落解放運動家日本の少数民族ではないということです。そんなの当たり前じゃないかと思うでしょ。部落民は日本人と人種が違うと思っている社会党員など一人もいないと思う。悪意のあるものではなく単純な校正のミスなんだけど、わざとじゃなくてもゆるしてくれないんだよなぁ。ましてや、あの『ひぐらしのなく頃に』の内容じゃあ…。「足を踏まれた者でなければ、差別の痛みはわからない」という必殺の決め文句があります。それは部落排外主義じゃないかといったら、差別者だ、共産党だ、と怒られました。

 某同人ゲームは、あまりにも内容が良いためプレステ2ゲームとして販売されることになりました。もちろんオレも予約注文を入れています。しかし、内容を楽しみたいという以上に、差別の部分をどう変えたか注目しています。そこまでバカじゃないと思うけど、万一変えないで出したら大変なことになるんじゃないかな。雑誌に差別小説が載ると出版社だけでなく行政が糾弾されるんだよね。まぁ、いろいろ意図があるんだろうけど。…ということは、プレステゲームが差別事件を起したら、プレステを作っているソニーに糾弾が?

 某同人ゲームに限らず、差別と関わりが深いゲームやマンガって意外に多いんですよ。たとえばノベルゲームの傑作とされる『痕』。これは、鬼が憑いている家の人たちが実際鬼に変身して…、というゲーム。実際そういう家柄ってあるんです。「人狐つき」とか「犬神つき」とか呼ばれています。ある一族に代々人弧やら犬神やらが憑いていて、その家の恨みを買ったり嫁を迎えたりすると、人弧や犬神が仕返しにくるという迷信です。その家柄を「人狐筋」とか「犬神筋」などといい、いまだに結婚差別などがあるらしい。『痕』では、同級生の由美子がフィールドワークでお寺の住職に鬼が憑いている家系があると聞いたけど、どの家だか絶対に教えてもらえなかったなんてくだりはモロだよね。

 犬神筋を描いた作品としては、横溝正史の『犬神家の一族』が代表でしょう。アニメにもなった『フルーツバスケット』も草摩家は犬神筋がモデルで、差別をテーマのひとつにしているように思えます。犬神筋が高知を中心に四国と山陰地方に分布している迷信だと知っていれば、『ドカベン』高校野球編の決勝で明訓と対決する土佐丸高校の片目ピッチャーの犬神は犬神筋で、作者は知っていて描いているなということが分かりますね。

 以前からなぜか右翼がメールマガジンを送ってきます。右翼はバカだと思っていたら、そんなことはない。しばしば興味深いことが書かれています。そのメルマガに、とても良いことが書かれていました。この意見に賛成ですね。

 同和問題は差別する側とされる側が、次世代に差別を伝承させなければ自然消滅する。差別する側は弱者を造りだそうとする心の醜い部分を払拭せよ!差別される側は「差別されてきたから特権を得てもいい」という乞食根性を捨てよ!「差別をなくそう」と声高に唱えても、“両者の”心の醜い部分はなくならない。

 5年も給料だけとって出勤しない解放同盟幹部の公務員みたいな乞食根性をなくさないと、差別を解消できるはずもないだろう。

 差別と表現については、まだまだ書けることも多いんだけど、キリがないんでこのくらいにしておきます。

 

 同人ゲームをビビりながらプレイするゲーマーの動画
 http://www.new-akiba.com/archives/2006/12/post_5636.html

 

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 20061215() 戦国ランスが届く 

 12時間以上爆睡して起床。なかなか眠れないくせに、一度寝つくと起きられないという因果な体質です。

 アリスソフトの通販で注文した『戦国ランス』が届きました。いっしょに注文したアリスソフトユーザークラブ会報の1から6巻までも同時に到着。あれれ、2巻が2冊入っているぞ。間違えて2冊注文したかな? 調べたところ注文ミスはなく、不足品もなし。アリスソフトのミスみたいですね。同じ本を二冊持っていてもしょうがないしなぁ。どうせなら『戦国ランス』を二つ入れてくれればよかったのに…。ダルいけど一応メールで連絡しときますかね。

 同じ本が二冊…

 細君がカニパンを買ってきてくれました。なにもつけずカニパンと牛乳をいっしょに食べるのが好きだ。安いしね。カニパンの袋にいろんなパターンがあるのを発見。ウインクしてるのと、口を開いているのと閉じてるのと、口が無いのと…。だからどうしたいわれても困るけどね。

 

 株を売買しました。三週間ぐらい持つ予定。結果は日記に。

日本金属工業 365*4000売建/

日本光電 2620*200売建/

メガチップス 2515*600売建/

テレパーク 237000*6買建/

日東精工 645*1000買建/

イエローハット 1026*1400買建/

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 20061216() エスカレイヤーのフィギュア

 昨日も眠れなかった…。いい加減寝ないとまずいのでハルシオンを服用。使いすぎて効かなくなると困るので、服用は押さえ気味にしています。

 やっぱりDS Liteが欲しいという細君にたたき起こされました。オレも欲しいものがあったので、新宿と秋葉原に行くことに。まずは新宿。デパートの駐車場は行列ができていたので、東口の地下駐車場へ。いつもはシンナーを売っているらしいヤツが人待ち顔でたたずんでいるのだけど、今日は見かけず。

 タカシマヤタイムズスクエアに入っているベスト電器に行きました。DS LiteWiiも入荷していないと。先週は、DS Liteがあったのにぃ。駐車券目当てで、デパ地下で食料品を三千円分買って引きあげました。高島屋は、三千円で東口地下駐車場の二時間三十分の駐車券をくれるので大変お得です。

 今度は秋葉にむかいました。新宿から三十分程度で到着。駅前のラジオ会館に開店したコトブキヤへ。開店記念に、超昂天使エスカレイヤーの限定版フィギュアが出ているので購入です。1万5540円。

 オレ、エスカレイヤーが好きでさあ。前から欲しかったんだよね。プレミアがついちゃって三万円以上になってしまい、手が出なかったんだよな。ちょいと高価い買い物だったけど、入手できて満足。でも、もったいなくって開けられないよー。限定二〇〇個で、もう数十しか残っていないようだったから、欲しい人は急いだほうがいいよ。通販は受けてなく店舗売りのみとのこと。 

  

 エロゲーだけど、『超昂天使エスカレイヤー』は面白いですよー。ちょっとマゾっけがある正義の美少女戦士が、間抜けな悪の組織と戦い、負けると犯されちゃうというゲーム。わざと負けて犯されまくったりしたっけ。勝ってもエネルギーを充填するためエロいことをしなければいけないから、どっちにしてもエロシーンはあるんだけどね。主人公の高円寺沙由香ちゃんは、マゾキャラとしてオレのお気に入りなんですよ。実はもう一個フィギュアを持ってたりして。キューティーハニーみたいな変身シーンのフィギュアです。

 

 購入後、電気街を歩いていると『戦国ランス』が山積みされていました。購入特典として、ランスせんべいをオマケにつけている店を発見。せんべいにランスやシイルの絵が描いてあるというもの。なんだよー。直接通販で買ったのには、ついてなかったぞー。いいなー。欲しいなー。せんべい食いながらプレイしたかったなー。

 買うものを買ったんで、再び新宿に戻りました。今度は店舗からちょっと離れたほうの伊勢丹の駐車場に車を置く。年末サービスで二千円以上買ったら二時間半車を置かせてくれるとか。この店も気前がいいなぁ。

 歩き回って腹が減ったので、先日食べたしゃぶしゃぶ食い放題のモーパラに行ってみます。満員で一時間待ちだと。年末で土曜の新宿。どこも人が多く、異様に混んでます。肉を食いたかったんだけど、やむえず桂花ラーメンへ。東京の豚骨ラーメンの元祖店です。この店に初めて入ったのは二〇年前。劇画村塾に通っていたころだったかな。たしか大友克洋の『アキラ』の試写会の券が当たり、塾で知り合った友人三人で観に行った帰りだった。一人は月刊マガジンに載るまでいったんだけど、ザセツして田舎に帰り音信不通。もう一人はレディース漫画家として立派に活躍していたけど、肺ガンで死んでしまった。オレがマンガを描かなくなってしまったから、彼とも音信不通でネットで偶然に亡くなったのを知りました。女流釣り漫画家の酒川郁子さんの日記ページです。

 HPの雑記帳には健康だったときの日記から闘病記までが面々とつづられていた。漫画が描きたい、仕事がしたいといいながら手が動かなくなり目が見えなくなり・・・彼の残した文字を延々追っていつの間にか5時間がたってしまっていた。ほぼ毎日の更新がぴたりと止まって一月半後、旅立った。もう涙が出て止まらなかった。

 愕然として彼のホームページへ。ガンに侵されてだんだん体が動かなくなり衰弱していく様子をつづった日記を読んで、それは落ち込んだものです。彼は亡くなってオレは生きているけど、考えてみれば、それが逆だってまったく不思議じゃないよな。二〇年ていう時間は短くないよ…。

 この二〇年間、年に数回は桂花に行っています。支店を出しても味が落ちないのは偉い。街行く人々は、ラーメンという感じじゃあないのだろう。すいていました。赤ちゃん連れということで、四人掛けのテーブル席に。オレはターローメン、細君はワカメンを注文。ターローメンは、でっかい豚の角肉が二個入っています。もともとしゃぶしゃぶな気分だったので、こいつで肉食欲を満足させようという魂胆。細君のワカメンは、麺にワカメが練りこんであるというヘルシーもの。二人で麺とかターローとかを適当に交換して完食。両方とも美味かったですよー。

 九州ラーメンでは色々トッピングがあるものより、こういうシンプルなラーメンのほうが好きだなー。あんまりゴテゴテのせると味がにごるからね。桂花は東京で初めて豚骨ラーメンを出した店らしい。豚骨ラーメンの基本みたいな店なので、ラーメン好きだったら一度は入らないといけない店でしょう。

 ターローメン

 ワカメン。麺の緑色に注目

 ラーメン食ったら新宿中村屋に移動。この店も落ち着いていて好きです。オレはマンゴープリン、細君は白玉フルーツあんみつを注文。この店には、インド総督に爆弾を投げつけたというインド人革命家、R..ボースを大正時代にかくまったという歴史があります。有名な中村屋のカリー(カレーではない)も、ボースの直伝だとか。

 白玉フルーツあんみつ 

 一息ついてから伊勢丹に行き、槽掛け雫酒の『梅錦』を購入。さすが一流のデパートはサービスがよく、なにも言わなくても保冷剤をつけてくれました。

 槽掛け雫酒というのは、醪(もろみ)から酒を取る際に絞らずに、槽(ふね)から自然に流れた酒だけを集めたというもの。絞るとエグ味など雑味が出ます。雫酒は、なんというか透明な味わいの冷で飲む日本酒ですね。本当は、春日大社の神酒を作っている『春鹿』の槽掛け雫酒が欲しかったんだけど、置いてなく代わりに購入。純米酒じゃないのが気に入らないが、雫酒はこれしかなかったのでやむ得まい。でも、いつもこんな贅沢してるわけじゃないよ。こいつは720mlで三千円以上するからね。正月用の贅沢品です。正月まで飲むのを我慢してとっておくのだ。

 

 どうもね。新宿はやたら人が多くて、くたびれちゃったよ。アキバの方が、はるかにマシなくらい。明日から『戦国ランス』をプレイする予定です。日記が短くなるかもしれないな。

  

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 20061217-18日 徹夜で戦国ランスをプレイ 

 ひたすら戦国ランスをプレイしました。細君が赤ちゃんを連れて実家に帰ってくれたので、こころおきなくエロゲーができます。

 二〇時間くらいほとんど休まずにゲームしました。このくらい長時間連続プレイすると、ねっころがってプレイしたのに体の節々が痛くなります。最後に目が痛くなってあけていられなくなり睡眠。普段は寝つきが悪いのに、すぐに眠れたね。

 食べ物は、宅配ピザを注文しました。トランプ賭博の大好きなサンドイッチ伯爵のごとく、鉄火場とよばれた昔の賭場で鉄火巻きが開発されたように、ゲームに熱中している時は手づかみで食えるものがいい。

 出たばかりのゲームなので攻略サイトなどはほとんどなく、手探りの状態です。時間ばかりかかる〜。上杉謙信(女の子)との戦いで、部隊にランスを入れると謙信が逃げてしまい戦闘にならないので苦労しました。ランスがいないとどうやっても勝てない。30ターンくらい費やして、謙信が逃げると不戦勝になるということが判明してようやくクリア。さらに織田信長(こっちは男)が魔人化すると、いくら戦闘しても敵のHPが減らずに敗北。停滞してしまいましたが、迷宮を探索したりしてレベルを上げたら勝てるようになりました。ここらへんでくたびれて寝ちゃったけどね。

 全部終わったわけではないので、まだアレなのですが、『鬼畜王ランス』のほうが面白いねぇ。しかし、鬼畜王ランスは、これ以上面白いゲームがあるの?というくらいの神ゲーム。これと比較したらどんなゲームでも色あせてしまう…。戦国ランスは、敵ターンになると「××がケガの治療をしています」という類いの文章が数分間流れて、それを見ているだけというのが退屈でマイナスだ。いっそ鬼畜王ランスと同じシステムにして、ストーリーだけ変えたほうが良かったと思うな。

 そうそう、戦国ランスは、今どきのゲームには珍しく音声がありません。賛否両論だけど、オレは無くてもいいと思う。ランスシリーズに登場する女の子の声は完全に頭の中でできてしまっているので、変な声を当てられるよりも良い。それにエロシーンにだけ声が入っていると、テンポが悪くなるような気がします。それにパッケージにシイルが二人いるぞと思ったら、下のほうは美樹ちゃんらしい。むーん。

 

 暫定評価だけど、鬼畜王ランスが100点だとしたら、前作のランス6が89点、今回の戦国ランスは92点かな…。終わってみないとわかんないけどね。

 初めてランスシリーズをプレイしようかなという人は、まず鬼畜王をやってみることをおすすめします。無料だしね。鬼畜王が面白くてもっとやってみたいと思ったら、戦国ランスを買ってきたらいいと思うよ。逆に鬼畜王がつまらない人は、戦国ランスを買うのはお金の無駄だと思う。

 

鬼畜王ランスのダウンロードページ 直接ダウンロードできるのでおすすめ
http://d.hatena.ne.jp/honestaholic/20060901

アリスソフトアーカイブズ BitTorrentを利用したダウンロードサイト
http://retropc.net/alice/

今日から始める鬼畜王ランス BitTorrentの使い方やCDイメージのインスト法など。ダウンロードしたゲームはちょっと特殊な方法でインストールするので、こちらで方法を確認のこと
http://harusuki.net/cap-rance_kichikku_play.html

公式FAQ 大体ここに載ってます
http://www.alicesoft.com/support/kichiku.html

  

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 20061219-20日 戦国ランスをクリア 

 空いている時間は、ひたすら戦国ランスをプレイしていました。食事すらロクにとらなかったような…。三日三晩、山にでもこもって修行していたのならたいしたものだけど、ゲームじゃあ自慢にもなりません。ずっと同じ姿勢なので体の節々が痛くなってくるし、目と頭も痛く、何よりもくたびれましたよ。これは娯楽なのか、それとも苦行なのかという疑問がふと頭の中をよぎります。そんな状態なので、戦国ランスしか書くことがありません。

 いつもは攻略本を見ながらなんだけど、今回はまだそんなもん出てないので、苦労しました。ヘタなので途中でグズグズしていたら、「ランスはがんばってここまで攻めた」みたいなことをいって、パソコンが勝手に内容を大幅にはしょってしまいました。さらに、最後の大ボスとの戦いでは、何度挑戦しても勝てず放り出しそうに。しかし、ランスか健太郎が戦闘団に混じっていると敵のHPを殺ぐことができると気がつき、何とかクリアできました。こんなこと書いてもプレイしたことない人には、面白くもなんともありませんね。

 ゲームというのは、基本は「作業―報酬」の繰り返しだと思います。作業というのは、文章を読んだり面倒くさい戦闘をすることで、報酬とはエロシーンでありましょう。しかし、このゲームは「作業」が、かなり面白く、ハマるという大きな特長があります。エロシーンは、「ガハハハハ うりゃー」「キャー いやー」というパターンです。エロシーンが進むにつれて女キャラの表情が変化し、最後にウツロ目になるのが良い。特に父親の前でランスが雪姫を犯すシーンは、破壊的で気に入りました…。しかし、「作業」にハマってくると、だんだん報酬であるはずのエロシーンがどうでもよくなってきてしまいます。

 ネットの情報によると、すでに戦国ランスは売り切れで、アキバの中古ショップでは未開封品の中古が一万四千円で売っているとか。アマゾンでは新品が七千円ちょっとだけど、現在「通常1~2週間以内に発送します」になっています。

 現在の総プレイ時間は、三〇時間か四〇時間程度。クリアしたらそれで終わりではなく、違うルートができてそちらに行くこともできるとか。百時間以上は遊べそうです。

 いいかげんゲームのしすぎで頭痛がするのだが、二周目にチャレンジしなければ…。そういうわけなので、日記はここまで。 

 

 1214日の日記を「某同人ゲームと差別」に変えました。まるわかりですが、名指しするのは良くないかなと思ったので。  

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 20061221() たまった新聞を読む 

 精根尽きるまで戦国ランスをプレイ。フラフラになる。いや、借りたり拾ったんではなく自腹切って購入したゲームは、熱中度が違うね〜。

 朝方、赤ちゃんが泣くので行ってみると、どうやらうんちをしてしまったらしい。細君は寝ているので、オレがオムツを換えることにしました。赤ちゃんは「あおん」とか叫びながらうんちまみれでジタバタ暴れ、しかもゲームの後遺症で手が震えてふきにくい。特にミゾに入り込んだうんちが取れない…。何度もこすっていると、皮膚がすれてちょっぴり血が出てきた。そのうち騒ぎに気がついて起きだしてきた細君に怒られてしまった…。

 突然細君が、赤ちゃんに予防接種を受けさせるといいだしました。数日前に予約していたけど、オレに言うのを忘れていたらしい。もうクタクタなので二人で行ってもらうことに。でかけるしたくをしていると、赤ちゃんが「わあい!おでかけだ!」とばかり喜んで足をバタバタさせる。何をしにつれていかれるかも知らず、あわれなり…。

 例によって眠れないので、ここ数日たまった新聞を読みました。19日火曜の日経新聞の文化欄で、下北半島の山間部に建てられた京大霊長類研究所の前線基地『ヒバの宿』が取り壊されたとのリポート。いわゆる北限のサルの観察基地について、高校講師の女性が記事を寄せています。女だてらに八畳二間の宿に寝泊りして大雪を乗り越えてサルを追いかける研究生活。面白そうだなぁ。サル学については立花隆の『サル学の現在』で目覚めたクチだけど、こういう本をもっと早く読んでいたら、サル学とか民俗学とかフィールドワークの方向にすすんでいたかもしれない。高校時代に進路の指標になるような同輩や大人が回りにいなかったのが、オレの人生で非常な大きなマイナスになってしまっています。

 この記事で特に興味深かったのは、下北半島のサルの生息環境は言われるほど過酷ではないという点。金華山のサルは鹿などとエサを競い合うため赤ん坊の六割が生後半年で死ぬが、下北のサルはほとんどが生き残るのだそうだ。

 今月の「私の履歴書」では、読売新聞の渡邉恒雄、通称「ナベツネ」が連載しています。幸せな子ども時代−戦争でひどい目に−戦後がんばって偉くなる、という「私の履歴書」のいつものパターン。この反動ジイさんも、戦後インテリの例にもれず共産党に入党し、すぐに除名されています。面白かったのは、新聞記者になってから小河内の山村工作隊に入り込み、捕まって殺されかけるくだり。リーダーが止めてくれたおかげで命拾いし、逆に特ダネをモノします。この事件については、ナベツネの命を救ったリーダーの高史明が後に小説家になり、その自伝小説にも書かれているとのこと。このスクープが認められて政治部に異動になってからは、自民党の党人派政治家とねんごろになり、その子分になって駆け回っている様子が続きます。新聞記者がそんなんでいいのかね〜。そのくらいしないと偉くなれないのかもしれないけどねー。

 読売新聞を保守化させ、憲法改正が視野に入るまでに日本の政治を変えた大立者ではあるけれど、ナベツネはそんな大した人物とは思えないし、好きにもなれないな。下らない社内政治で権力をにぎったヤツより、裸一貫会社を立ち上げた人や良い物を造り続けた人のほうが面白いんだな。

 21日の日経では、東京農大教授の小泉武夫が「食あれば楽あり」の連載でアジたたき丼について書いています。今度釣ってきた時のために切り抜いておきました。この人のグルメ記事は、海原雄山的お高さがなく、ちょっとB級っぽくて大好きです。豚丼とかクサヤの干物とか手作り天丼とかね。読んでみると肉よりも海のものが多い。日本では美食は海産物がメインになるのだろう。 

 21日の毎日新聞夕刊の「米軍拡大に難題」の記事も面白かった。イラクとアフガンの三年半の戦闘で三千人以上の死者を出した米軍は、人員不足で破綻寸前。新兵を募集しようにも上手くいっていないとの記事。そりゃそうだ。戦場につれて行かれて、腕がもげたり目がつぶれたり死んだりするかもしれないのに、誰が兵隊になるね。後知恵といわれるかもしれないけど、イラクがこんな状態になるのは見えていたよ。米軍が勝つにきまっているけど、勝った後でどう統治するつもりだったのか。アメリカの大統領になれるような人物が、どうしてそんなことが分からないのだろう。さらに驚くべきは、イラク・アフガン戦争の戦費。累積で五十九兆円だって! アメリカ人の税金だけど、福祉に使えばいいのにね。ダメなヤツを政治家に選んでしまうと、国民は大損だね。

 同じく21日の毎日夕刊で、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」が取り上げられています。この映画、評判いいなぁ。手紙の受け取り手だった栗林中将の娘さんに記者が電話取材した時の言葉。

 「父は職業軍人でございましたから、戦死は家族も覚悟のことでございます。でも墓参団に参加したときに、桟橋に集まったご遺族を見て、こんなに多くの方々の、大切なご家族をお連れしてしまったのかと、申し訳なくて…」

 この言葉が、いまだに耳に残っている。名誉回復ばかりを主張するA級戦犯の遺族の談話とつい比べてしまう。

 今の日本は、声のでかいヤツや自称弱者が得するようにできてるからな。栗林中将の娘さんみたいな人は、外国人が映画でも作ってくれないと脚光を浴びることはないよね。

 A級戦犯の問題については、事実上アメリカに処刑されたことが今だに後を引いているように思える。大した罪もないのに巻き添えを食った人がいるらしいということも分かっているけれど、イタリアのように国民が自ら戦争責任者を処断するべきだった。共犯関係だったからだろうか、国民が政治家や軍人の責任を問わないのだからどうしょうもない。それにしても、勝てもしない戦争で国民を殺すだけ殺し、国の財産を破壊しておいて、ほとぼりが冷めたころに名誉回復とは片腹痛い。軍隊にいたオレの祖父は、公職追放されています。死んだジイさんには悪いけど、それは当たり前だと思うね。

   

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