エンジョイでは2025年1月より、障害福祉分野のICT導入モデル事業による川崎市からの補助を受け、Microsoftより販売されているノートPC『Surface go4』及びNDソフトウェア株式会社より販売されている音声入力システム『Voice fun』を導入しました。
『Surface go4』は小型軽量であり、タブレット形式での使用、持ち運びもできるため、普通のノートPCよりも場所や動きの制限がされづらく、支援記録等の作成中に何かトラブル等が起こった際にも、迅速に対応することが可能であると思われます。
『Voice fun』は介護福祉業界に特化した音声入力システムとして販売されているものです。
専門的な用語が標準搭載されていたり、使用者の声の特徴を学習して読み取り精度を高めていくことができる点が特徴とされています。
音声入力システムのため、PCが苦手な支援員にも支援記録の作成等のPC作業を行いやすくするため導入することとなりました。
これらの製品の導入後、支援記録を作成できる職員が増えたことにより、今まで支援記録作成メインに行なっていた職員が利用者様と関わる時間が増えました。
また音声入力のため手入力よりもPCの入力画面に注視する必要がなく、従来よりも利用者様にしっかりと目を向けながらの記録作成が行えています。
その他にも、1日の支援記録の作成時間の減少、現場の見守り体勢の強化や、利用者様が帰られた後イベント等の企画の話し合いや物品作成、明日の準備など、業務効率化により今までよりも更に整った環境作りを行えています。