【車掌おとどけリポート】


ドキッ! 女だらけの車掌大会!

車掌と焼き網
6月12日、車掌おとどけガールこと菱山みずきと、マンションオーナー前嶋かおるが22-2号をおとどけした。おとどけ依頼があったのは、居酒屋でのバイト活動を利用してオヤジギャグ研究に余念がないみじんこ堂氏と、「白衣を着て試験管をブラブラさせたい」という理由で研究者になった小林氏のお二人。
お二人とも車掌飲み会出席券(永久)所持者とあって、おとどけがてら飲み会を催すことに。待ち合わせの場所は5月のおとどけに引き続いて恵比寿。最近はすっかりトレンドスポットと化した恵比寿だが、『車掌』の飲み会にふさわしく会場は「味噌ホルモン焼きゴローちゃん」というセレクトになった。

「“恵比寿様の前で”と約束したので、まん前で待っているつもりが合コン待ち(と思われる)男2人組がしっかりまん前をキープしていたために、ちょっとずれたところで待ちました。恵比寿様は両手に“グリーンファンタジー”と書かれたあやしいビデオテープを持たされていた」(みずき)
合流した美女4人組はさっそくゴローちゃんへ。

「私の初ホッピーは“黒ホッピー”。ビールを薄くしたような、でもビールより口当たりはさっぱりすっきりして、これはイケると思った。テーブルのど真ん中にある七輪が、ホッピーをすぐにぬるくしてしまった。みじんこ堂さんと人妻・小林さんが『車掌22-2号』をお買い上げくださいました。そして私、みじんこ堂さんからはぴんく歌留多を購入、感動、大騒ぎ」(みずき)
「サラダの中には白魚のような虫が住んでいて、さすが新鮮素材!と悲鳴をあげる幕開けとなりました」(かおる)

「ホルモンは、おいしかったことは確かだったが、かおるさんが網に乗せてくれた時点でそれがどこの部分なのかわからなくなってしまい、闇雲に食べた。“なにかわからないけどおいしい”と“このシビレはおいしい”では“おいしい”の印象が違う。この次はちゃんと確認してから食べようと思った」(みずき)
「個人的に気に入ったのはシビレ、ツラミ、塩とんちゃん。豚乳は想像したのと違って、乳首がついてるわけではなかったのでざんねんでした」(かおる)

車掌とホッピー
と、順調にホルモン酒を飲み進めた模様。ちなみにゴローちゃんでうまいのは手羽先。
「はじめは車掌の話や心理学、DNAなど、高尚な話題だったのに、気がつくと皆で結婚とは何かとか、エロスとは何かとか、ダッチワイフとは何かなどとゲラゲラ語り合っていました。ソフトドリンクしか飲んでいないはずの小林さんが一番飛ばしていたような気がしますが、途中からはよくおぼえていません」(かおる)
「女4人、ホッピー片手にそれぞれの人生について語り合った。離婚した者あれば妻なのに単身赴任している者もあり、『すげーーー』と思う話がぽんぽん出てきてとても社会勉強になった。結婚はしたいと思ったときにしろ、と小林さんにいわれ、 ついその気になってその場で彼氏に電話で求婚しそうになってしまった」(みずき)

「ごろーちゃんのトイレは若い男の店員さんがドアを開けてくれ、ちょっと恥ずかしかった。サービス良過ぎ。そして中の壁には名古屋嬢アンケートの結果が貼ってあり、ついつい長トイレになってしまった」(みずき)
「トイレではファブリーズ使い放題」(かおる)
ゴローちゃんのトイレはとても居心地が良いらしい。「名古屋嬢アンケート」が何かは不明。

「どさくさにまぎれてミニコミ“マイノリティ”最新号をもらってしまい、さんざん飲み食いしたのにごろーちゃんの会計は安く、なんだかとっても得した気分でありましたが、車掌側だけが得をしたみたいでこれでよかったんだろうか」(かおる) と多少の疑念を残しながらも、無事おとどけは完了した。帰路、みずきもかおるもおしっこがしたくなって途中下車。ホッピーに利尿作用があるかどうかが今後の課題となりそうだ。

【車掌 2004.06.14】