九州で行き残したところ、再訪したいところと共に「日本の東西南北の端の駅を訪問する」をテーマに、この夏は九州の最西端と最南端の駅への旅を計画した。
その後半、四日目から六日目。佐世保から八代、肥薩オレンジ鉄道、指宿枕崎線の西大山駅を観光した。
 
出発駅-到着駅/目的地
記事
四日目:佐世保から武雄市の祖先の地を訪れたあと鳥栖から八代へ、
  佐世保線、長崎本線、鹿児島本線
佐世保(09:02)-武雄温泉(09:50)
中海のマップ 三浦町カトリック教会。佐世保駅前の大通りを左に、トンネル横丁の手前、高台にある。いい感じの色合いの教会。
武雄市の祖先の地再訪
バス停「寺の下」の眼前に広がる稲田
自分の祖先の地、眼前に広がる稲田。
45年くらい前に訪れた時に強く印象に残った「ずーっと向こうまで青々と広がった美田」は、上の写真の「原風景」だったようだ。
道路・建物・電柱は無く、要するに見える範囲には青々とした美田以外には何も無く、 本当に見通す限り豊かな稲田がずーっと続いていたのを思い起こす。

我が心のふるさとであることを痛感した。

武雄温泉(13:07)-鳥栖(14:15)
鳥栖(14:26)-八代(16:53)
JR八代駅
八代駅の正面
今夜のホテルは繁華街の中心部にある八代市役所とJR八代駅の中間の繁華街寄りにあった。 事前の情報収集では八代に繁華街があるのかよく分からず、熊本駅の観光案内所の女性に質問したが野菜・果物が特産と言うだけの要領を得ない返事で、心配なまま八代に着いた。
駅が中心部から外れたところ、いわゆる辺鄙なところに疎外されているのは地方都市ではよくある話だが、繁華街があるのか?という心配は杞憂であった。
五日目:肥薩おれんじ鉄道の車窓を楽しみ、JR最南端の駅「西大山」に行く、
  肥薩おれんじ鉄道-鹿児島本線-九州新幹線-指宿枕崎線
肥薩おれんじ鉄道
八代(07:58)-川内(11:07)
この日は家族を連れて鹿児島に赴任する時にブルー・トレインが沿岸を走った「不知火海」を再び見るプランを立てた。 現在そのルートは肥薩おれんじ鉄道となっている。 八代駅の正面
肥薩おれんじ鉄道八代駅、これから乗る車両
肥薩おれんじ鉄道八代駅、これから乗る車両
右に見えるのがJR八代駅
右に見えるのがJR八代駅
不知火海を車窓から
不知火海を車窓から
不知火海を車窓から
不知火海を車窓から
途中の駅で八代行きとすれ違い
再び不知火海を車窓から
不知火海を車窓から
不知火海を車窓から
おれんじ鉄道と銀河鉄道999のコラボ車両とすれ違い
おれんじ鉄道と銀河鉄道999のコラボ車両とすれ違い
おれんじ鉄道と銀河鉄道999のコラボ車両
鹿児島県側に入って、天草灘を見る
鹿児島県側に入って、車窓から天草灘を見る
新幹線で川内から鹿児島中央へショートカット

鹿児島中央(12:05)-西大山(13:35) 下車観光
西大山(14:18)-鹿児島中央(15:49)
西大山駅へのアクセスの都合から、九州新幹線で鹿児島中央駅へ、在来線で一時間と少しかかるところを12分で到着。内陸部を直行し鹿児島中央駅の裏に出るルートなんで早いわけだ。

指宿枕崎線の平川の先で見た鹿児島湾と桜島
指宿枕崎線の平川の先で見た鹿児島湾と桜島
喜入の先で見た鹿児島湾と桜島
指宿枕崎線の喜入の先で見た鹿児島湾と桜島
西大山駅に到着、車内はガラガラになったが、乗客がホーム前方に殺到して行かれず、ホーム前の広場に降りて開聞岳と乗ってきた列車を撮影、
西大山駅に到着、車内はガラガラになる
西大山駅ホームの前の広場に降りて開聞岳を撮影
列車を見送る観光客
列車を見送る観光客
JR九州はこの駅で2分間の停車時間を設定し、運転手は発車前、汽笛を鳴らして車外にいる乗客に知らせるなどサービスしている。 なので自分はその時間を利用して写真撮影し、そのまま枕崎に行くつもりであったが、観光客が多くてホームの先にある標柱までたどり着けず、途中下車にしたが正解であった。
ホームの先にある標柱
JRが設置している案内看板
自分も標柱の前で撮影してもらう。
自分も標識の前で撮影してもらった-2
電車も観光客も居なくなった西大山駅ホームに静寂が戻る。
電車も観光客も居なくなった西大山駅ホーム
駅前にある「黄色いポスト」、ポストの周りで葉書をしたためて投函する女性多し、右手に設置されたテントで郵便局員も応対に多忙。
駅前にある「黄色いポスト」
駅前の通りの向こうにあるJAの店、トイレもあり、エアコンが効いており、地元の果物や野菜なども売られており、大勢の客で賑わう。
駅前の通りの向こうにある商店
自分も道路の手前右手に置かれていた無人販売で「おくら」を購入し、上りの列車を待って、鹿児島に戻った。

さて、後回しにしていた問題。明日予定していた志布志からのフェリーが欠航になったので、どうするかだ。
博多から深夜バス利用とか、大分に戻ってフェリーなど、夜中までいろいろシミュレーションしたが、明日は日曜日だし予約がとれないかも知れない、といろいろ悩む。
結局見通せないことを悩んでもしょうがないので、新幹線で一日早く大阪まで戻ることに決めて就寝。

六日目:九州・山陽新幹線で新大阪へ、プランより一日早く帰宅の途につく
鹿児島中央(08:03)-
09:39 博多駅に到着
-新大阪(12:24)
新大阪(13:05)-
鹿児島中央駅新幹線ホーム、新幹線の先の方に見える赤っぽいのが駅ビルの壁
鹿児島中央駅新幹線ホーム
博多・新大阪方向、前方にはトンネルの口が見える。
鹿児島中央駅新幹線ホーム

さくら号は横四人がけでゆったり、足元の前後も広く、座席もグリーン車並み、高速で走行中でもメールの送受信は問題なくできる。 横五人がけしか知らない自分には、なんと進化しているもんだと感心させられた。

日本の最北端稚内駅・最東端東根室駅・最西端たびら平戸口駅・最南端西大山駅を訪ねる。
沖縄での最西端・最南端を除く。東根室駅は今後の計画、稚内駅は2011年改修中だったので再訪してみたい。

最北の駅「稚内」は改築・整備中であった 最北端・最東端の駅の案内
 
たびら平戸口、日本最西端の駅の碑 西大山駅ホームの先にある標柱