乗り鉄の旅-身延線・飯田線・小海線を楽しみ、軽井沢にでる
2009年8月、「青春18きっぷの旅」身延線・飯田線・中央本線・小海線・しなの鉄道・信越本線・高崎線
出発駅-到着駅/目的地
記事
初日:熱海から身延線を系由して伊那市まで、東海道線-身延線-中央東線-飯田線
熱海(9:37)-富士(10:15)
富士(10:36)-甲府(13:25)
富士(10:36)-甲府(13:25)
まずは身延線を完乗すべく富士に向かう。
しょっぱなから身延線への接続時刻をミスり、富士駅で接続待ちに時間を取られた。
計画よりかなり遅れて身延線に乗る。富士山の西側をグルっと回る単線のローカル線である。 途中から山岳線の雰囲気になるが、とりたてて感動を覚える路線というわけでもなかった。甲府で昼食にする。
しょっぱなから身延線への接続時刻をミスり、富士駅で接続待ちに時間を取られた。
計画よりかなり遅れて身延線に乗る。富士山の西側をグルっと回る単線のローカル線である。 途中から山岳線の雰囲気になるが、とりたてて感動を覚える路線というわけでもなかった。甲府で昼食にする。
甲府(14:44)-上諏訪(16:14)
上諏訪(16:26)-伊那市(17:18)
上諏訪(16:26)-伊那市(17:18)
上諏訪で飯田線に乗り換えて、伊那市に至る。富士駅でのミスと、身延線が思った以上に低速の路線でここまででほぼ一日を費やした。
伊那市のビジネスホテルに投宿して初日の行程を終える。
二日目:伊那市から美濃太田まで、飯田線、東海道線、高山本線
伊那市(7:47)-飯田(9:17)
飯田(9:19)-天竜峡(9:43)
飯田(9:19)-天竜峡(9:43)
左に南アルプス、右に北アルプスを従えながら、天竜川沿いに電車は走り、のどかな田園風景が左右に広がる。
この辺りは標高が高いので、軽井沢に似て、夏涼しく、すごし易い避暑地の様相。
景色と高原の空気を楽しんでいるうちに、天竜峡に到着。駅の近くに天竜峡船下りの出発地があり、早速予約しに行く。
船を降りたあと、ふたたび天竜峡に戻ってくることになるのだが、戻らずになんとか先に進むことはできないかと、 駅前の観光案内所で可能性を質問する。しかし、なんせ山の中なんで、いくら歩いても難しいということを知る。
この辺りは標高が高いので、軽井沢に似て、夏涼しく、すごし易い避暑地の様相。
景色と高原の空気を楽しんでいるうちに、天竜峡に到着。駅の近くに天竜峡船下りの出発地があり、早速予約しに行く。
船を降りたあと、ふたたび天竜峡に戻ってくることになるのだが、戻らずになんとか先に進むことはできないかと、 駅前の観光案内所で可能性を質問する。しかし、なんせ山の中なんで、いくら歩いても難しいということを知る。
天龍ライン下り
天龍峡温泉港〜唐笠港(10:30-11:20)〜天竜峡駅
天龍峡温泉港〜唐笠港(10:30-11:20)〜天竜峡駅
ライン下りを楽しむ、途中船頭さんが投網を入れる、が、魚は入らず。
唐笠港で多くの猫の出迎えを受ける、猫は魚を期待して集まってきたもの。
そのあと船会社が用意するバスで天龍峡に戻る、駅前で昼食
唐笠港で多くの猫の出迎えを受ける、猫は魚を期待して集まってきたもの。
そのあと船会社が用意するバスで天龍峡に戻る、駅前で昼食
天竜峡(12:02)-平岡(13:40)
バス代行
バス代行
落石による鉄道不通のため、平岡まで代行バスであった。
尾根近くの国道と川岸の駅までをバスがやっと通るギリギリの狭い県道でつないでいる。 代行バスは駅からの乗客を拾わなければならないので、ズルをせずに狭い上り下りを繰り返す。
申し訳ない感じ。何人か高校生も乗ってきた。
この区間にはいわゆる「秘境駅」に近い駅があるが、さすがにそれらの駅は飛ばしていった。
平岡駅でバス代行区間が終わる。駅前に少し賑わいが戻る。
尾根近くの国道と川岸の駅までをバスがやっと通るギリギリの狭い県道でつないでいる。 代行バスは駅からの乗客を拾わなければならないので、ズルをせずに狭い上り下りを繰り返す。
申し訳ない感じ。何人か高校生も乗ってきた。
この区間にはいわゆる「秘境駅」に近い駅があるが、さすがにそれらの駅は飛ばしていった。
平岡駅でバス代行区間が終わる。駅前に少し賑わいが戻る。
平岡(13:40)-中部天竜(14:10)
平岡を過ぎると「中井侍」、「小和田」と、車では行くことのできない本物の「秘境駅」がある。
「小和田駅」は静岡、長野、岐阜の3県の境界にあり、その標識がホームにある。

次の「大嵐」駅から鉄路は東に折れて天竜川を離れ、約4KM先の水窪川までトンネルで抜け「水窪駅」に至る。
佐久間ダムの水没区間を避けて、路線が付け替えられたことによる。
「水窪駅」の次の「向市場駅」の先には対岸に渡りそうで渡らない線路橋がある。 電車は川を横切る感じで直進、と見ていると川の真ん中で左に折れる。つまり橋を渡るようでいて渡らない。 当初は山側にトンネルを通す計画だったが、落盤でトンネルを諦めて川の真ん中でUターンさせる方式になったとのこと。
「佐久間駅」手前のトンネルを抜けてまた天竜川に戻る。
「天竜峡駅」から「佐久間駅」までが、いわゆる「秘境」を楽しむことができるハイライト区間である。
「佐久間駅」で「佐久間レールパーク」を見学するつもりであったが、その日は休みであった、残念。
次の「大嵐」駅から鉄路は東に折れて天竜川を離れ、約4KM先の水窪川までトンネルで抜け「水窪駅」に至る。
佐久間ダムの水没区間を避けて、路線が付け替えられたことによる。
「水窪駅」の次の「向市場駅」の先には対岸に渡りそうで渡らない線路橋がある。 電車は川を横切る感じで直進、と見ていると川の真ん中で左に折れる。つまり橋を渡るようでいて渡らない。 当初は山側にトンネルを通す計画だったが、落盤でトンネルを諦めて川の真ん中でUターンさせる方式になったとのこと。
「佐久間駅」手前のトンネルを抜けてまた天竜川に戻る。
「天竜峡駅」から「佐久間駅」までが、いわゆる「秘境」を楽しむことができるハイライト区間である。
「佐久間駅」で「佐久間レールパーク」を見学するつもりであったが、その日は休みであった、残念。
中部天竜(14:12)-豊橋(15:57)
豊橋(16:06)-岐阜(17:18)
岐阜(17:43)-美濃太田(18:18)
豊橋(16:06)-岐阜(17:18)
岐阜(17:43)-美濃太田(18:18)
中部天竜から先、豊橋周辺は通勤圏内になり、岐阜まではいわゆる中京圏になる。
路線としてのさしたる楽しみは無く、美濃太田まで直行し、今夜の宿に入る。
しかし、JR東海の女性の運転手のキビキビした運転には感心した。
思うに女性の場合、男と違ってへんに自己流にならずに、教えられたとおりに操車しているからであろう。メリハリの利いた気持ちのよい運転であった。
しかし、JR東海の女性の運転手のキビキビした運転には感心した。
思うに女性の場合、男と違ってへんに自己流にならずに、教えられたとおりに操車しているからであろう。メリハリの利いた気持ちのよい運転であった。
三日目:多治見の窯元を見学し、中央西線で松本から上諏訪へ、大多線、中央本線
美濃太田(8:39)-多治見(9:10)
-市の倉(までバス)
-市の倉(までバス)
路線バスで多治見焼の中心地、市の倉に向かい、半日見学して遊ぶ。
幸兵衛窯をメインにして多くの窯元を巡って歩く。
幸兵衛窯では、光を受けると玉虫色に輝くラスター彩とペルシア陶器の深みのある紺色(ペルシャンブルー)が特に印象深い。
幸兵衛窯をメインにして多くの窯元を巡って歩く。
幸兵衛窯では、光を受けると玉虫色に輝くラスター彩とペルシア陶器の深みのある紺色(ペルシャンブルー)が特に印象深い。
多治見(12:07)-中津川(12:44)
中津川(14:35)-松本(16:22)
松本(18:22)-上諏訪(18:54)
中津川(14:35)-松本(16:22)
松本(18:22)-上諏訪(18:54)
中央西線を東上し、松本に至る。
松本駅前でしにせのそば屋に入り、そばをいただく。掛け値なしにうまいそばであった。
松本から上諏訪に移動して、三日目の行程を終える。
松本駅前でしにせのそば屋に入り、そばをいただく。掛け値なしにうまいそばであった。
松本から上諏訪に移動して、三日目の行程を終える。
四日目:上諏訪から野辺山、軽井沢、そして横川へ、小海線の旅
上諏訪(8:14)-小淵沢(8:50)
小淵沢(9:13)-野辺山(9:46)
野辺山(10:39)-小諸(12:04)
小諸(12:34)-軽井沢(13:18)
小淵沢(9:13)-野辺山(9:46)
野辺山(10:39)-小諸(12:04)
小諸(12:34)-軽井沢(13:18)
小淵沢より野辺山に向かう。
野辺山ではもちろん牧場まで足を伸ばしてアイスクリームをいただく
そして、さらに小海線の沿線風景を楽しみ小諸からしなの鉄道で軽井沢へ。
新幹線が通ったことにより、軽井沢駅と軽井沢駅前の風景は一変していた。
大学時代に2ヶ月に一度通った離山の麓の合宿所を訪れる。
合宿所の建物を含めて周辺の風景はすっかり変わっていたが、汗を流したグラウンドはほぼそのまま残っていた。
野辺山ではもちろん牧場まで足を伸ばしてアイスクリームをいただく
そして、さらに小海線の沿線風景を楽しみ小諸からしなの鉄道で軽井沢へ。
新幹線が通ったことにより、軽井沢駅と軽井沢駅前の風景は一変していた。
大学時代に2ヶ月に一度通った離山の麓の合宿所を訪れる。
合宿所の建物を含めて周辺の風景はすっかり変わっていたが、汗を流したグラウンドはほぼそのまま残っていた。
軽井沢(15:30)-横川(16:04)
横川(16:31)-高崎(17:03)-帰宅
横川(16:31)-高崎(17:03)-帰宅
軽井沢でのセンチメンタル・ジャーニーを終え、バスで横川まで降りる。大学時代に車で何度も往復した碓井峠のコースである。
横川駅で新幹線開通に伴い途切れた線路のなんにもない先に哀感を覚え、自分の青春時代を懐かしむ。
「峠の釜めし」発祥の地、横川駅前の古びた作りの「おぎのや横川本店」で「峠の釜めし」を食し、帰途につく。
横川駅で新幹線開通に伴い途切れた線路のなんにもない先に哀感を覚え、自分の青春時代を懐かしむ。
「峠の釜めし」発祥の地、横川駅前の古びた作りの「おぎのや横川本店」で「峠の釜めし」を食し、帰途につく。