果てしなく広がる 海の世界
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時代▼異世界のため不明
文明▼現代ほどの発達はない
国々▼大陸に位置する国と島国、小国などがあるが、殆どが海。
思想▼宗教等はないようである。万物に霊がいるとされる
生物▼現在仮想とされている霊獣、霊鳥、精霊、妖精などが存在する
特殊▼人間・魔法使い・エルフ・獣人・吸血鬼などがいる。
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 概要・魔法使いとは▼
人間同士の子供に突如魔力が表れたり、血によって世襲されたりと形態は様々だが、
大意では「魔法が使える種族」をさす。
魔力が開花するのは子供の時期。早いほど魔力が高くなる可能性がある。
遅くとも元服とされる15まで。それ以降に魔力を持った者はいない。
魔力を持った瞬間に膨大な気を発するため、近くにいる魔導師がその子供の気を受け取る。
魔導師は子供を迎えに行き、自分の元で預かり、一人前に育てる義務を負う。
(魔導師は強制的に迎えに行かされ、子供は師匠を選べない、ということ)
魔法使いの人数はそれほど多くはない。
魔力を持つという異端性が人間を怖がらせることもあり、地域によっては差別する場所もある。

 魔力階級 ▼
魔力にはそれぞれ強さがあり、それを認定するのも魔力といわれている。
魔力の強弱を己の魔力が悟り、主に伝わるということなのだろう。
世界で一番魔力が強いのは『正一位』。総ての魔法を使いこなし、賢者といわれる。
次に強いのが『従一位』。「強度幻覚」「有機質完全変化」以外をこなす。トットがこれ。
以下は同様に正と従で十位まである。その下が見習いの魔法使い。
人数指定はないが、今現在、正一位は一人・従一位は二人、である。
正五位から従十位までは魔道士と呼ばれる通常魔法使い。
従四位より上が魔道を極めた者として、魔導師と呼ばれ、弟子を置くことができる。
魔力が開花した子供を教育できるのも魔導師のみである。

 魔法の種類▼
多くはまだ解明されていない。
しかし、人によってある程度「自然との相性」があるようだ。
また、魔力によって出来る魔法と出来ない魔法があることは解っている。
一番難解とされる「強度幻覚」(他人に強度の幻覚を見せ続ける)と「有機質完全変化」(生物の姿や体を完全に変化させる)、この二つは正一位しか操れない。
 ※同じ幻覚魔法でも一時的に幻覚を引き起こす幻覚魔法は中級魔法。
  無機物変化魔法は初級、有機物でも一部・一時的に変化させる魔法なら上級魔法。
この二つはかなり特殊なので唯一使える人間からの教授がない限り使えるようにならない。
(だからトットは世界中を放浪して賢者を捜しているのである。)

 魔導師の特殊能力▼
魔導師の中には魔力を発動することによって外見に変化が起こる者がいる。
主に瞳の色が変わったり、肌に模様が表れたりするようだ。

魔導師は強力な魔力の暴発を防ぐため、魔力を特殊な宝石『魔石』に込めて持ち歩く。
ただし、この魔石が身に付いていないと魔力が激減するため常に身につけていなくてはいけない。
形態は自由なので主が好きな形にして持ち歩いている。
人に見られたくない物だが、見える場所に身につけいないと効果が薄れるようだ。
魔石にはその人の魔力がこもっているので、格下の魔法使いが触るのを魔石が拒むが、逆に、格上の魔法使いに魔石を奪われてその人の魔力を込められると、魔石が乗っ取られてしまい、主人が魔力を失う。基礎魔力は残っているので魔法使いではあるが、力を貯めるのに数年を要する。
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 概要・海賊とは▼
正しくは海を征し、港町や貿易船を荒らす賊。
トットはある意味前者しか当てはまっていないので海賊ではないのかもしれない。
海賊の数は相当あるようで、ただの旅船だと狙われるため、海賊船にしたのかもしれない。