mたんのバリ釣行記

1999年の新年会で急にバリにGTを釣りに行く事になりました。
海の釣りを始めてまもないmたんに、あの魚がかかるのかな〜?熱い思いはGTに通じるのかな〜?と不安でいっぱいでした。
でも、どうせ行くならGTの顔だけでも見たい!絶対会いたいと思っていました。
今回のメンバーは、ナマちゃん事、石浜さんと、mたんの下部金髪事、石川さんです。

いよいよ当日、機内に入るとすぐにビールやらワインやらをガンガン飲んでいるのはナマちゃん。mたんは物凄く緊張しているのに、なんだろうこの飲んだくれおやじは!!本当に50gkgのGTを釣った人なんだろうか?釣りに行く感じじゃないような気がしました。
そうこうしている間に、ジャカルタに着きました。ここでトランジットしました。
ジャカルタからは1時間20分程度でングラ・ライ国際空港につきました。泊まるホテルはヌサ・ドゥアの「グランドミラージュ」です。ここには美人日本人スタッフでとても親切な「上原美奈子さん」がいます。上原さんお世話になりました。

初日の朝、YOSダイビングのスタッフがホテルのロビーまで迎えに来てくれました。海に着くと、船長のアデさん、スタッフのワイアン達が暖かく迎えてくれました。乗り込む船は、以前モギリンが乗ったという「ルンバルンバ号」でした。行ったポイントは、バクン岬、コウモリ島、穴明き島です。午前中波は穏やかでしたが、午後は波が高くなりました。

キャストして、30分もたたないで、石川さんがヒット!!
嬉しそうに、興奮しながら巻いていくと、あれ?GT?GTじゃない?
みんな不思議そうに見ていると、その魚は5kgのBIG EYE(ギンガメアジ)でした。GTじゃなくて残念でした。

mたんは、キャスティングが上手くできず、悩んでいました。ナマちゃんに投げてもらいmたんが巻きました。しばらく巻いていると、ガツッン!!ロッドが曲がり始めました。ヨシッ来たぞっ!!今までのシーバスやバラムツ、サットウとは全く違う引きでした。体をもって行かれそうになりました。両足を開き腰を据えて踏ん張りました。
ポンピングを何回もしているのにもかかわらずジーッとドラグが鳴り響きmたんはロッドを硬くにぎりました。
しばらく格闘していると、向こうの方からだんだんとGTの顔が見えてきました。あっ、ちゃんとルアーを食ってる!!船長のアデさんにGTを上げてもらいました。大きさは10kgぐらいでした。

ナマちゃんに今度はヒットの声が!!
ナマちゃんは、さすがに慣れているので、あっという間にあげてしまいました。大きさは15kgでした。50kgを上げているナマちゃんには、なんか物足りなさそうでした。

2日目は誰も釣れませんでした。いったポイントも島周りで同じような所です。落ち込んでいた3人にアデさんが「明日、船出すから乗りませんか?料金は要りません」と言ってきたのです。3人は驚きました。
アデさんはきっと、釣れなかったので申し訳けないと思ったと思います。
人情深い人なんですね。話しあった結果、甘えて乗せていただく事になりました。

3日目の釣果は、ナマちゃんが2匹・・・・・・以上でした。
ルアーの飛距離もさすがだし、パワーもあるし、さすがのナマちゃんです。ただの飲んだくれ親父ではなかったようです!?

YOSダイビングセンターのアデさん、スタッフの皆さんとても親切にしていただきました。本当に感謝しています。また、すぐにでもGTを釣りにバリに行きたいと思います。
でもバリのご飯はあまり美味しくなかったな〜!!日本食が一番ですね!!

*****************************

今回mたんが使用したタックルは
ロッド: ゼナック「83−5」
リール: メタロイヤル5000フィッシングサファリ
ルアー :カーペンター「フランスパン」

back