奄美ジギング編

今日からジギング編のはじまりです。
トカラ列島の悪石島周りを6号艇で流しました。
ジギングだったらMたんにもチャンスはある!!イソンボ、カンパチを今度こそ釣らなきゃ!!船長の「どうぞ〜」の声で張りきって糸を垂らしました。しゃくりはじめて間もないのに、隣でぜいぜい言っている人がいます。
みなさん、もう誰だかおわかりですね。そうモギリンです。日頃飲んだくれているのがこうやって現れたんですね。
でも、やっぱりいくら飲んだくれ親父でも本家のしゃくり方のリズム、キレの良さはさすがのものでした。
Mたんも200gのジグをこんな早くしゃくるのは初めてだったので腕が棒のようになりました。細腕なのに太腕になっちゃう!!
この日は鈴木さん・イソマグロ15キロ2本、平松さん・イソマグロ12キロを1本、Mたん・カンパチ8キロ・アカヤガラ1m180cm、金髪さん・イソマグロ2キロ・カンパチ5キロ・そして謎の巨大魚でした。この日は福井さんがブルーになっていました。Mたんのカンパチは8キロでしたが、ぐぐっとなかなかの引きでした。癖になりそうです。(もうなってるかな?)
そしてアカヤガラは長〜い変な形の魚でネバネバしていて驚きでした。
そう謎の巨大魚ですが、皆さんも気になるでしょ!! これが大変だったんです。
日も暮れかけてそろそろ終了まじかになったころ、金髪さんにヒット!!の声が。嬉しそうな顔をしていました。でも、何かおかしいぞドラグの音が止まない、なんだろう?だんだん焦りの様子がうかがえました。ファイトしてから30分がたち、1時間がたち、皆が前から後ろからサポートしてくれているのにもかかわらず、巨大魚は上がってきません。
日も暮れて辺りは真っ暗、ライトを照らしながら頑張っていました。Mたんはどんなサポートをしていいか分からず、ただ見守るだけでした。決着がついたのはれから30分後、水面から約40mでラインブレイク、結局正体がわからないまま残念な気持ちを残して宿泊ポイントまで移動しました。金髪さんの体はボロボロでした。
そして夕食はMたんが釣ったカンパチの鍋と、お刺身でした。とても美味しかった。
いよいよ、最終日です。この日もジギングのみの予定でした。
ジギングしていると、何だか変な物がたくさん浮いてくるではありませんか!!そのまま糸をたらしていると、隣にいたモギリンが「Mたんの所に浮いているのはウンコだ!!糸はそのままにしてウンコが流れていくの
を待て!!」辺りを見まわすと、今回一緒に乗っていたカメラマンの筧さんがトイレから出てくるではありませんか!!Mたんはア然で声も出ませんでした。
筧さんはしきりにMたんに誤っていました。
しばらくして魚が浮いていたので福井さんがポッパーを投げていたらバコッと食いついているではありませんか!
そしたらいつのまにかみんなGTロッドを手にしていました。でもMたんは一人寂しく船の端っこでジギングしていました。
そのおかげでイソマグロ1.5キロが釣れました。マグロって小さくても顔が強暴なんですね。
福井さんのポッパーに推定50キロのGTが反応していたようですが、残念ながら上げる事はできませんでした。何百匹も釣っている福井さんですら子供のように興奮していました。この日は福井さん・GT25キロ、平松さん・GT16キロ・鈴木さんGT22キロでした。

この日は以上で、ワールドマリン奄美に戻りました。
帰りの支度をしていると向こうから赤ちゃんを抱えた可愛い女の子がくるではないですか、そうこの女性が日本記録を7つも持っているウッキー事山下一美さんでした。その腕はたくましくがっちりしていました。Mたんも見習わないとね。
帰りの時間が近づき車で福井さんと山本2号さんに見送ってもらいました。

今回の奄美はプロ集団のキャスティング、ジギングが目の前で見れてとても勉強になりました。
お世話になったワールドマリン奄美のスタッフの皆さん、福井さん、メンバーの皆さん、そして茂木プロどうもありがとうございました。
奄美へは又行きたいと思います。

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今回mたんが使用したタックルは
ロッド: バレーヒル、マニューバーHS
リール: メタロイヤル5000フィッシングサファリ
ルアー :

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