[2005/03/30水]親切?
用事で田舎の町に居ました。
ダイエーの前に立っていると、道路の真ん中に何か落ちている。
ダンプカーなど、大きな車が、行きかう所だったので木くずや、ゴミかなぁ?って思ってました。
そして、相変わらずmたんは、ダイエーの前を離れる事ができなかったので、立ち尽くしていました。
ん?見知らぬおばちゃんが、こっちの方へ何か持って歩いてくる。
なんだ?なんだ?
思った通り、mたんの所へやってきて、そのおばちゃんは、
青:おばちゃん
赤:mたん
緑:おじさん
「これ、そこで拾ったのよね〜一緒に中身みてくれない?」
「えっ?」
「何だか落し物みたいなのよね〜あたし一人で見るの怖いから〜」
「あっ、そうですか、いいですよ〜」
「あら、大変!携帯も入ってるし、お財布も〜免許もあるわよ〜」
「この人に連絡してあげなくっちゃ〜」
おばさんは、携帯電話を取り出し、落とした持ち主の電話を調べていた。
慣れない手つきでピコピコボタンを押すのが、なんだか笑えた。
でも、落とした持ち主の電話番号を調べてもどうするんだろう?
mたんアホだけど・・・・おばさ〜ん、しっかりして〜〜〜って思っちゃったよ。
mたんは、おばさんに
「おばさん、この人の電話番号調べても、この人には連絡できないんじゃないですか?」
「携帯電話、これなんだから・・・・・・・」
「あら、そうね」
「おばさん、ちょっと貸してみてください」
おばさんから携帯を手渡された。
mたんの携帯機種と違うため、操作が解らなかったけれど、適当に押してみたら
発信リレキが出てきた。
免許証と同じ苗字がでてきたので、家族の方だろうと思い、発信してみた。
どうやら、電話に出たのは、女性の家族と見られる方だったようで、
このmたん達の状況を、手っ取り早く説明した。
この状況が理解できた、電話口の女性は、早速、取りに来るとの事だった。
とりあえず、一安心だ。
あとは、この落し物を落とし主に渡すだけだ〜って思っていたら、なんと、 おばさんは、
「あたし帰るから、あとは、あなたお願いね!」
「Σ( ̄□ ̄;) なんだとぉ〜〜!」
「お、おばさん、帰るわけぇ???」
「mたんだって、用事あって、ここに、そんなに居られないのにぃ〜〜!」
って思ったが、 もう、乗りかかった船だ!
最後まで、任務を果たそうと思うしかなかった。
町の風景を見ながら、ボ〜〜〜ツと、立ち尽くしていた。
しばらくして、見知らぬおじさんが・・・・・
「すいませ〜ん、落し物なんですが・・・・・」
「あ、これですか?」
「そうです、この度は、本当に申し訳けありませんでした」
「お礼なんですが・・・・・・・・どうしたら・・・・・・・???」
「お礼なんて、いりませんよ〜」
「最初に拾ってきてくれたのは、さっきまでここに居たおばさんですから・・・・・・」
「いやいや、それじゃ申し訳ない」
でも・・・・そんな事言われても・・・・・・
「では、落とされた方に、これからは気をつけて下さいと、お伝えくださ〜い!」
「本当にいいのですか?」
「(^0^)mたんスマイル」
「では、失礼します」
あ〜なんとか一件落着だった。
ちゃんと、無事に落とし主さんの元に届けられて良かったな〜。
ってか、あのおばちゃんは、なんだったんだろう?
拾ってくれたのは、「親切」 だと思うが、途中で人任せにして〜〜〜〜!!!
とっとと帰りやがって〜〜〜!
mたん、あたりまえの事をしたと思うんだが、なんか変な気分だった。
よかったんだよね?
|