検定結果について
当検定協会で発行してきた会誌『古代発火法』は2001年夏に創刊されて以来、これまでその誌面で検定結果を発表してきた。しかし昨今のインターネットの急速な普及により会誌は第60号(2014年8月)の発行をもって廃止すること、以後はホームページ1本で行くことを表明した。なお、過去の会誌の現物をご希望の方は会誌1点につき110円切手2枚を当協会に郵送くだされば折り返しお送りします。
また、ホーム・ページに掲載するようになってからは、検定の回数を重ねているうち記録が膨大な量になったので、数ページに分けて掲載するようにしました。例えばこのページには最新の検定(第75回検定)から順にさかのぼって第69回までを掲載していますが、その前の検定結果についてはトップ・ページに戻ってそのページなかほどにある目次(3)の該当箇所をクリックしてください。
- 第75回検定結果.2025.11.9.
第75回古代発火法技能検定は2025年11月9日(日)の午後、神奈川県相模原市南区相模大野7−48−11にある古代発火法検定協会のガレージでおこなわれました。
この日の参加者は静岡県からの1名のほかは全てが関東地方からの方々で見学者も含めて全体で23名でした。受験件数は23件、その内、検定受験が14件、9件はタイム認定テストでした。この日の天候は雨ときどき曇り、湿度80パーセント以上という悪条件でした。
結果は以下の通りですが、質の高い1級合格者が二人も出たこと、またタイム認定テストでは世界最高と思われるタイムが出ました。ユミギリ式で火種8秒、炎17秒という驚異的な新記録が出たことは特記すべきことでした。
★ キリモミ式3級(2分以内で炎を作る)
橋本一馬(神奈川県相模原市在住、会社員)
(摩擦開始後1分05秒で火種を作り、その30秒後つまり開始後1分35秒で炎としました。悠々の3級合格です。見ていると十分余裕のあることが明瞭でした。もっと上を狙っても大丈夫でしょう。)
☆キリモミ式2級(1分以内で炎を作る)
橋本一馬(神奈川県相模原市在住、会社員)
(摩擦開始後28秒で火種を作り、その16秒後つまり開始後44秒で炎としました。堂々の2級合格ですが、これは1級レベルのタイムです。)
☆キリモミ式1級(45秒以内で炎を作る)
萩田純也(静岡県袋井市在住、会社員)
(摩擦開始後14秒で火種を作ることに成功し、行けそうだと思えたのに火種が消えてしまい失敗となりましたが、すでに1年前に2級の認定を受けているのでランクを下げての受験は無意味、そこで規則により2回連続1級合格に挑戦することとなり、全体では2回目で再挑戦では1回目となる作業開始後16秒で火種を作り、開始後45秒で炎作りに成功し先ずは1つ目の1級合格、再挑戦2回目の作業開始後19秒で火種を作り、開始後41秒で炎作りに成功したことで2回連続1級合格の条件を満たしたので堂々の1級合格となりました、最初に失敗してランクを下げずにその後2回連続合格することは稀なことで、これまで多くの人が成功できませんでした。この連続合格は安定した実力の保持者であることのあかしです。)
橋本一馬(神奈川県相模原市在住、会社員)
(摩擦開始後20秒で火種を作り、その16秒後つまり開始後36秒で炎としました。堂々の1級合格す。)
★ヒモギリ式
☆ヒモギリ式3級(1分以内で炎作成すること)
久保田恭司(東京都練馬区在住、会社員)と、
斎藤 英希(東京都港区在住、会社員)のコンビ。
(受験申請は2級だったが、火種を作ったものの消えてしまい失敗、規則によりランクを下げて2回目は3級に挑戦、24秒で火種作成、開始後41秒で炎作成に成功した。このタイムは2級レベルだが、3級での受験なので3級合格となりました。)
☆外山史也(東京都多摩市在住、会社員)と
藤田 富二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)のコンビ
(受験申請は3級だったが開始後すぐに発火具が故障して1回目失敗。規則により2回目はランクを下げての挑戦かと思いきや、ランクを下げずに2回連続合格の道を選んで、再挑戦の1回目は24秒で火種作成、47秒で炎を作成し合格、2回目は20秒で火種、46秒で炎作成に成功、2回連続3級合格となり発火技能の安定さを証明し見事3級合格となりました。)
★ユミギリ式
☆ユミギリ式4級(2分以内で炎を作成すること)
久保田恭司(東京都練馬区在住、会社員)
(受験申請は3級で23秒で火種を作ったが、その火種入れたアサ綿を回転させたとき火種が周囲に飛び散って失敗。2回目は規則によりランクを下げて4級に挑戦、22秒で火種作成、48秒で炎作りに成功した。このタイムは3級レベルだが4級での受験なので4級合格となりました。
☆ユミギリ式2級(45秒以内でを作成すること)
外山史也(東京都多摩市在住、会社員)
(受験申請は2級、開始後24秒で火種作成、開始後41秒で炎を作成し最初の一発で2級合格となりました。)
斎藤 英希(東京都港区在住、会社員)
(受験申請は2級、開始後24秒で火種作成、開始後41秒で炎を作成し、この人も最初の一発で2級合格となりました。火種・炎の作成時間が外山史也と偶然にも同じでした。)
この日の検定では残念ながら不合格となった受験が5件ありましたが、不合格は発表しないならわしなので、ここには書きません。
★以下タイム認定テストの成績を記しましょう。
萩田純也(静岡県袋井市在住、会社員)
(キリモミ式に挑戦。摩擦開始後15秒で火種を作り、開始後32秒で炎としました。このタイムは歴代5位のタイ記録のようです。)
川之上哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(ユミギリ式に挑戦、摩擦開始後8秒で火種を作り、開始後17秒で炎としました。これは歴代最高記録のようです。これまでは22秒が最高記録で20年間その記録は破られませんでしたが、ついにそれを破る大記録がでました。まさに驚異的な記録と言えましょう。)
タイム認定テストの受験資格は1級認定を受けた人だけなので、ここに氏名・記録を記さない7件の成績はどれも悪いものではありませんが、結果はどれも受験者当人の以前に出した記録をしたまわったため、ここに記録として記すことはないというご当人の方々の申し出によって、記録として記さないことにしました。
- 第74回検定結果.2025.5.14.
第74回古代発火法技能検定は2025年5月11日(日)の午後、神奈川県相模原市南区相模大野7−48−11にある古代発火法検定協会のガレージでおこなわれました。
この日の参加者は群馬県・静岡県・茨城県・東京都町田市・西東京市・神奈川県相模原市および横須賀市などからの参加者があり合計10名、受験件数は9件。そのうち2件は1級以上のタイムを目指すタイム認定テストでした。この日は天候は晴れ。湿度は45%で摩擦発火法にはまずまずの条件でした。結果は以下の通りですが、キリモミ式・ユミギリ式はそれぞれ受験者はあったものの合格者はゼロで、合格はヒモギリ式1件だけでした。ただタイム認定テストでは好成績者が1名でました。
★ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
三代伸久(横須賀市在住、会社員)と
石塚稔之(茨城県板東市在住、会社員)のコンビ
(受験申請は3級で40秒で火種作りに成功したものの炎作りに失敗した。規則により、ランクを1段下げて2回目は4級に挑戦し、44秒で火種を作り、1分06秒で炎作りに成功し、4級合格となった。)
☆以下タイム認定テスト(すでに1級合格者であることが受験資格)
★キリモミ式
福原 勇司(東京都西東京市在住、アルバイト)
(開始後14秒で火種を作り、そのあと19秒かけて炎としました。つまり、開始後33秒という記録ができました。前回の認定テストでは35秒で、前々回は38秒でしたから、回ごとに進歩がみられます。
タイム認定テスト、キリモミ式がもう1件ありました。僅か10秒で火種作りに成功したものの炎変換体勢に入ってから火種が消えてしまい炎作りに失敗してしまいました。
さて、不合格者の氏名は発表しないことになっていますが、検定の状況をやや詳しくお知らせしておきましょう。
まず、キリモミ式には4名の人が挑戦しました。受験申請はいずれも1級に挑戦しました。うち1人は18秒で火種を作成したものの、炎作りに失敗で不合格。他の1人は35秒で火種を作ったが炎作りに失敗。もう1人は44秒で火種はできたが炎作りには失敗。のこる1人はキネの先端がウスから外れて火種もできませんでした。初めにご紹介した18秒で火種作りに成功した人Hさんはすでに2級に合格している人で、ランクを下げての挑戦が無意味なので2回連続1級合格すればよいという規則にしたがい、それに挑戦しました。再挑戦1回目は19秒で火種、43秒で炎を作り、成功したのですが、2回目は20秒で火種ができたものの、炎には1分を越えてしまい不合格となりました。たいへん惜しいことでした。
あと、ユミギリ式1級に挑戦が1件ありましたが、発火具が故障して不合格。またヒモギリ式1級の挑戦者の場合も発火具に不具合があって不合格となりました。
- 第73回検定結果.2024.11.10.
第73回古代発火法技能検定は2024年11月10日(日)の午後、神奈川県相模原市南区相模大野7−48−11にある古代発火法検定協会のガレージでおこなわれました。
この日の参加者は静岡県・茨城県・東京都西東京市・東京都調布市・東京都町田市・神奈川県相模原市などから遥遥の参加者があって合計9名、受験件数は12件。そのうち4件は1級以上のタイムを目指すタイム認定テストでした。この日は天候が曇り時々雨という発火には不適切な条件で湿度は高く摩擦発火法には不利な条件でした。結果は以下の通り。
★キリモミ式4級(3分以内に炎にできれば合格)
橋本一馬(相模原市在住、会社員)
(受験申請は4級で、摩擦開始してから2分01秒で火種を作り、さらに50秒ほどかけて、すなわち摩擦から2分52秒で炎としました。合格です。)
★キリモミ式2級(1分以内に炎にできれば合格)
萩田純也(静岡県袋井市在住、会社員)
(受験申請は2級で、摩擦開始してから17秒で火種を作り、開始から41秒で炎としました。このタイムは1級レベルの45秒以内なので、成績は1級なみなのですが、申請が2級だったので、2級合格となります。)
★ヒモギリ式3級(1分以内に炎にできれば合格)
橋本一馬(相模原市在住、会社員)
藤田 冨二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)
(受験申請は3級で、摩擦開始してから31秒で火種を作り、開始から54秒で炎としました。合格です。)
★ユミギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
橋本一馬(相模原市在住、会社員)
(受験申請は4級で、摩擦開始してから1分11秒で火種を作り、さらに26秒かけて、すなわち摩擦開始から1分37秒で炎としました。合格です。)
☆以下タイム認定テスト(すでに1級合格者であることが受験資格)
★キリモミ式
福原 勇司(東京都西東京市在住、無職)
(開始後15秒で火種を作り、そのあと20秒かけて炎としました。つまり、開始後35秒という記録ができました。前回は38秒でしたから、さらに3秒縮めたことになります。)
★キリモミ式
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(開始後12秒で火種を作り、そのあと16秒かけて炎としました。つまり、開始後28秒という記録です)
★ユミギリ式
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(開始後11秒で火種を作り、そのあと17秒かけて炎としました。つまり、開始後28秒でした。前回の記録よりも遅くなりましたね。)
上記以外は不合格なので氏名その他は未発表としますが、件数だけを言えば、キリモミ式2級、キリモミ式1級、ユミギリ式1級、二人キリモミ式1級がそれぞれ不合格となっています。またタイム認定テストではヒモギリ式の受験がありましたが記録は1級以下にとどまりました。
- 第72回検定結果.2023.11.19.
第72回古代発火法技能検定は2023年11月19日(日)神奈川県相模原市南区、大野南公民館に集合し事務手続きのあと、会場を検定協会に移動しての検定となりました。
この日の参加者は兵庫県・静岡県・群馬県・東京都から遥遥の参加者もあって合計8名、受験件数は18件。そのうち2件は最高タイムを目指すタイム認定テストでした。この日は天候もよく湿度も低く摩擦発火法には好条件でした。結果は以下の通り。
★キリモミ式4級(3分以内に炎にできれば合格)
櫻木規美子(兵庫県明石市在住)
(受験申請は4級で、摩擦開始後はじめはゆっくり、しだいにスピードをあげてゆき、1分28秒かかって火種つくりに成功、その後26秒かけて炎としました。開始からは1分54秒でした。このタイムは2分以内ですから3級レベルに達していますが受験申請が4級なので規則により4級合格となりました。)
瀬野 豪志(東京都板橋区在住、市民科学研究室理事)
(受験申請は4級で、摩擦開始後当初はゆっくり、しだいにスピードをあげ1分13秒で火種つくりに成功、その後35秒かけて炎としました。開始からは1分48秒でした。このタイムは2分以内で、3級レベルに達していますが受験申請が4級なので規則により4級合格となりました。)
★キリモミ式3級(2分以内に炎にできれば合格)
吉野 充浩(群馬県館林市在住)
、
(受験申請は3級で、開始後46秒で火種を作り、そのあと21秒で炎としました。つまり、開始後1分07秒で炎にできたので、悠々の3級合格となりました。あとたった7秒縮めれば2級です)
萩田 純也(静岡県袋井市在住)
(受験申請は3級で、開始後30秒で火種を作り、そのあと46秒かけて炎としました。つまり、開始後1分16秒で炎にできたので、悠々3級合格となりました。)
★キリモミ式1級(45秒以内に炎にできれば合格)
福原 勇司(東京都西東京市在住、年金暮らし)
(受験申請は1級で、開始後20秒で火種を作り、そのあと21秒かけて炎としました。つまり、開始後41秒で炎にできたので、悠々の1級合格となりました。)
★ヒモギリ式1級(30秒以内に炎にできれば合格)
藤田 冨二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(上記二人によるチームで受験申請は1級で、開始後16秒で火種が出来、その後11秒で炎としました。つまり開始後27秒で炎としました。もちろん1級合格です。)
☆以下タイム認定テスト(すでに1級合格者であることが受験資格)
★キリモミ式
福原 勇司(東京都西東京市在住、年金暮らし)
(開始後19秒で火種を作り、そのあと19秒かけて炎としました。つまり、開始後38秒という記録ができました)
★ユミギリ式
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(開始後8秒で火種を作り、そのあと15秒かけて炎としました。つまり、開始後23秒という記録ができました、これは当検定協会での全記録中第2位の記録です)
この日、遠方からこられて合格できなかった方もおられますが、どうぞこれに懲りずにまたの挑戦を期待いたします。
- 第71回検定結果.2023.5.28.
第71回古代発火法技能検定は2023年5月28日(日)神奈川県相模原市南区、大野南公民館に集合し事務手続きのあと、会場を検定協会に移動しての検定となりました。
この日の参加者はコロナ禍第8派の影響などもあり、参加者は1名、受験件数は2件。しかもその参加者はすでにキリモミ式1級、ユミギリ式1級の保持者なので、通常の検定ではなく、最高タイムを目指すタイム認定テストとなりました。結果は以下の通り。
★キリモミ式タイム認定テスト
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(キリモミ開始後15秒で火種作成、26秒後に炎としました。おそらくこれはキリモミ式での最高記録です。)
★ユミギリ式タイム認定テスト
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(摩擦開始後11秒で火種作成、25秒後に炎としました。これはこれまでの最高記録とは言えませんが上位3番目になるとおもわれます。)
- 第70回検定結果.2022.11.13.
第70回古代発火法技能検定は2022年11月13日(日)神奈川県相模原市南区、大野南公民館に集合し事務手続きのあと、会場を検定協会に移動して検定が行われました。
この日の参加者はコロナ過第8派突入の影響もあり、しかも天候がよくなくて参加者は2名にとどまりました。受験件数は3件、そのうち合格は2件となりました。
この日の受験はヒモギリ式1件、ユミギリ式2件で、そのうち、ヒモギリ式1件、ユミギリ式1件が合格しました。合格者はつぎのとおりです。
★ ヒモギリ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
藤田 冨二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(受験申請は1級で、開始後15秒ほどで火種が出来たのに作業は続けられ28秒過ぎてようやく炎作成作業にとりかかりました。当然1級の制限時間30秒は過ぎて48秒ほどで炎にしました。ヒモを引く係りを担当した藤田氏は1級申請したことを度忘れしてこのようなことになってしまったとのことでした。第2回目はランクを下げて2級に挑戦、作業開始後19秒で火種、43秒で炎とし、2級合格となりました。)
★ユミギリ式1級(30秒以内に炎にできれば合格)
川之上 哲也(神奈川県相模原市在住、会社員)
(受験申請1級で、開始後8秒で火種を作り、27秒で炎としました。一発合格)
この日は雨こそ降らないものの、湿度が相当に高く、ユミギリ1級に挑戦した藤田氏は本番では33秒で炎、わずか3秒オーバーで1級不合格となりました。その高湿度の中で27秒で一発で1級合格した川之上氏の実力はものすごいものといえましょう。
- 第69回検定結果.2022.7.24.
第69回古代発火法技能検定は2022年7月24日(日)神奈川県相模原市南区、大野南公民館に集合し事務手続きのあと、会場を検定協会に移動して検定が行われました。
この日の参加者はコロナ過の影響もあって多くはありませんでしたが、東京、神奈川、茨城などからの参加者があって受験者は6名で、受験件数は9件、そのうち合格は4件となりました。
この日の受験はキリモミ式1件、ヒモギリ式3件、ユミギリ式5件で、そのうち、キリモミ式1件、ヒモギリ式1件、ユミギリ式2件が合格しました。合格者はつぎのとおりです。
★キリモミ式2級(1分以内に炎にできれば合格)
石塚 稔之(茨城県坂東市在住、検定協会事務員)
(受験申請は2級で、開始後38秒で火種を作り、そのあと20秒で炎としました。つまり、開始後58秒で炎にできたので、2級合格となりました。)
★ヒモギリ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
山下 三千夫(神奈川県藤沢市在住、自営)
加藤 慎吾(神奈川県鎌倉市在住、生協役員)
(受験申請は2級で、開始後23秒で火種を作り、そのあと17秒で炎としました。つまり、開始後40秒で炎にできたので、45秒以内の2級合格となりました。)
★ユミギリ式3級(1分以内に炎にできれば合格)
阿部 友美子(東京都杉並区在住、ダンサー)
(受験申請は3級で、開始後31秒で火種を作り、48秒で炎としました。悠々の3級合格)
☆ユミギリ式5級(3分以内で炎にできれば合格)
山下 三千夫(神奈川県藤沢市在住、自営)
☆ユミギリ式5級(3分以内で炎にできれば合格)
山下 三千夫(神奈川県藤沢市在住、自営)
(受験申請は4級で、開始後45秒で火種を作りえたものの、惜しくも火種が細かく飛び散ってしまい火種が消えて失敗、第2回目は規則によってランクを下げて5級に挑戦、こんどは35秒で火種作りに成功し、開始後1分51秒で炎作りに成功しました。これは2分以内なので4級のレベルですが、5級で受験したので5級合格となります。)
今回は、5件が不合格となりましたが、その内容はいづれも惜しかったなというものばかりで、ざっと概観してみますと、すでにユミギリ式2級保持者であるため1級に挑戦したところ15秒で火種を作り37秒で炎にしましたが、1級の30秒をわづか7秒オーバーしたため不合格となりました。またヒモギリ式3級に挑戦したチームは40秒で火種を作り1分11秒で炎としましたが、わづか11秒オーバーしたため不合格となりました。残りの3件も惜しいところでの不合格でした。次の第70回検定は今年の11月を予定していますので、ぜひ再度の挑戦を期待しております。