検定結果について(その4)
当検定協会で発行してきた会誌『古代発火法』は2001年夏に創刊されて以来、これまでその誌面で検定結果を発表してきた。しかし昨今のインターネットの急速な普及により会誌は第60号(2014年8月)の発行をもって廃止すること、以後はホームページ1本で行くことを表明した。なお、過去の会誌の現物をご希望の方は会誌1点につき84円切手2枚を当協会に郵送くだされば折り返しお送りします。
- 第68回検定結果.2021.11.14.
第68回古代発火法技能検定は2021年11月14日(日)神奈川県相模原市南区、大野南公民館にて行われました。
この日の参加者は遠くは山口県からや茨城県水戸市、おなじく板東市、静岡県などからの参加者もあって賑やかでしたが受験者はけっきょく一人のみとなりました。というのは参加者全員がかつての合格者で1級所持者が二人もおりましたし、その他の参加者の多くが熟練者でした。
この日の受験はユミギリ式1件、キリモミ式2件で、その3件は全て一人によるものでした。そして合格はユミギリ式1件のみでした。合格者はつぎのとおりです。
★ユミギリ式3級(1分以内に炎にできれば合格)
和田 秀明(山口県宇部市在住、会社員)
、
(受験申請は3級で、第1回目で火種を28秒ほどで作り、麻ワタの消し炭と麻ワタの組み合わせた上に火種を乗せてちょっと息をふきつけると炎になりました。54秒でした。一発合格です。)
同氏はこの後キリモミ式4級に挑戦しましたが、煙はもうもうと出たものの火種がどうしても出来ず、疲労困憊で中止となりました。その後しばらく休憩してから、脇に控えていたベテランからコツを学び、少し練習をしてみて、こんどこそはと再びキリモミ式4級に挑戦しましたが、やはり煙をもううもうと出したものの、ついに火種は作れませんでした。まことに残念でしたが同氏は次回にはきっとと語りました。
- 第67回検定結果.2020.11.14.
第67回古代発火法技能検定は2020年11月14日(土)神奈川県相模原市南区、大野南公民館にて行われました。
この日の受験はキリモミ式3件(うち1件は二人キリモミ式)、ユミギリ式4件で合計7件、参加者は4名でした。参加者よりも受験件数が多いのは同じ人が複数件受験したためです。受験の7件は全て合格しました。このような例は検定開始以来初めての経験です。合格者はつぎのとおりです。
★キリモミ式5級(5分以内に炎にできれば合格)
落合 一雄(群馬県高崎市在住、自営業)
(受験申請は4級で、第1回目は火種を1分20秒ほどで作り、麻ワタの中に火種を入れたところまでは良かったが、そのアサワタを回転させたところ、なかなか炎にならず、2分を過ぎたころ火種が消えていたことに気付き、失敗と確認された。2回目は規則によりランクを下げて5級に挑戦したところ、なんと1分09秒で火種を作り、その後20秒ほどで炎とした。すなわち作業開始から1分30秒で炎となった。もちろん5級合格となったのだが、このタイムは3級レベルのものといえる。)
★キリモミ式3級(2分以内に炎にできれば合格)
落合 一雄(群馬県高崎市在住、自営業)
(受験申請は3級で、第1回目に56秒で火種を作り、開始から1分11秒で炎とした。堂々3級合格。この受験は5級合格を体験してから30分ほど休息して後、自分の実力を自覚したため改めて挑戦しなおしたものと推察されます。)
★二人キリモミ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
川之上 哲也(相模原市在住、会社員)
藤田 富二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)
(申請は二人キリモミ式1級で、開始後19秒で火種作成に成功したが、火種が消えてしまって失敗。2回目は規則によりランクを下げて2級に挑戦、28秒で火種を作り、開始から41秒で炎とした。悠々2級合格。)
★ユミギリ式5級(3分以内に炎にできれば合格)
和田 秀明(山口県宇部市在住、会社員)
(受験申請は4級で、1回目は1分05秒で火種作成に成功したが3分を過ぎても炎は出来ず、火種は消えてしまって失敗。2回目には規則によりランクを下げて5級に挑戦、1分03秒で火種を作りその後30秒ほどかけて、つまり、作業開始から1分34秒で炎を作ったので悠々5級合格。これは4級レベルのタイム。)
★ユミギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
和田 秀明(山口県宇部市在住、会社員)
(申請は3級で1回目は55秒で火種を作ったが制限時間をすぎても炎にならず、2分19秒でやっと炎としたがタイムオーバーで不合格、2回目は規則により4級挑戦で、43秒で火種を作り1分06秒で炎とした。悠々4級合格。)
★ユミギリ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
川之上 哲也(相模原市在住、会社員)
(申請は2級、18秒で火種、31秒で炎。1級に近いタイムで一発合格)
★ユミギリ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
藤田 富二(東京都調布市在住、高尾森林ふれあい推進センター職員)
(申請は1級で、1回目は25秒で火種49秒で炎としたがタイムオーバー。2回目は規則により2級に挑戦、21秒で火種、44秒で炎とした。無事2級合格となる。)
- 第66回検定結果.2019.11.3.
第66回古代発火法技能検定は2019年11月3日(日)文化の日、神奈川県相模原市にある国指定の勝坂縄文遺跡公園内で行われた「第16回勝坂縄文まつり」のなかで行われました。
この日の受験はキリモミ式6件(うち3件は二人キリモミ式)で参加者は4名でした。うち3件が合格しました。合格者は次のとおりです。
★キリモミ式3級(2分以内に炎にできれば合格)
小俣 邦夫(東京都在住、自営業)
(受験申請は2級でしたが1回目は失敗。2回目は規則によりランクを下げて3級に挑戦し、1分05秒で火種を作りその45秒後すなわち開始から1分50秒で炎にしました。2分以内なので3級合格となりました。)
★キリモミ式2級(1分以内に炎を作ること)
藤田 富二(東京都調布市在住、)
(申請は2級で、32秒で火種を作り59秒で炎を作りました。一発2級合格でした。)
★二人キリモミ式2級(45秒以内に炎を作ること)
渡久地朝夫(埼玉県入間市在住、会社員)
藤田 富二(東京都調布市在住、)
(申請は二人キリモミ式2級で、開始後20秒で火種作成、33秒で炎とした。一発2級合格)
不合格となった3件は、1件がキリモミ式1級挑戦、2件が何れも二人キリモミ式1級挑戦という意欲的なものでした。それらの挑戦内容は何れも興味深いものでした。キリモミ式1級に挑戦した人は、第1回目はタイムオーバーで不合格になったものの第2回目には25秒で火種、36秒で炎という好成績を出し、規則により1級合格のためには2回連続の成功が必要なので第3回目に挑戦、やはり25秒で火種作りに成功し、火種をアサワタに包んで回したところ惜しくもアサワタの間から火種が飛び出て失敗に終わりました。きわめて惜しいことでした。また不合格となった二人キリモミ式1級挑戦のうちの1件は20秒で火種作りに成功しながら炎作成までに37秒かかって7秒オーバーしてしまい惜しくも不合格となりました。ちなみに、これまで二人キリモミ式1級合格者は存在しません。というのも考えれば当然のことで、そもそも二人キリモミ式というのは作業が一人では力不足な子ども用に考えられた制度で、1級ほどのレベルになると一人でやる方が効率的だからで、二人では無駄な動作が生じるからなのです。
- 第65回検定結果.2019.6.29.
第65回古代発火法技能検定は2019年6月29日(土)午後、東京都東久留米市柳窪集落の野崎邸でおこなわれました。この日の受験はキリモミ式9件(うち2件は二人キリモミ式)9名でした。この日は梅雨特有のじめじめした天気で湿度は95%といわれ、発火作業にはきわめて悪条件でしたが、それでもそのうち4件が合格となりました。見事です。合格者は次のとおりです。
★キリモミ式5級(5分以内に炎にできれば合格)
野田美和子(横浜市在住)
(受験申請は5級でしたが、なんと、発火作業開始からわずか1分16秒で火種が出来、その後20秒あまりで、つまり開始から1分39秒で炎にしたのです。これは5級制限時間の5分よりも大幅な時間短縮で、制限時間2分の3級の実力といえましょう。しかし受験申請が5級だったので規則により5級合格となりました。)
★キリモミ式4級(3分以内に炎を作ることができれば合格)
藤田 冨二(東京都調布市在住)
(受験申請は3級でしたが、火種は1分48秒で、炎が出来たのは2分18秒、すなわち3級制限時間2分を18秒オーバーしてしまったので3級は不合格となり、規則にしたがって、第2回目はランクを一つ下げて4級に挑戦しました。2回目は1分10秒で炎、それを炎にしたのは開始から2分4秒でした。制限時間は3分ですから、悠々4級合格となりました。)
★キリモミ式2級(1分以内で炎作成できたとき)
渡久地 朝夫(会社員、埼玉県入間市在住)
(受験申請は1級でしたが、36秒で火種を作り、それを炎にするまでに54秒かかってしまいました。1級の制限時間は45秒ですから、1級は不合格となり、2回目はランクを一つ下げて2級に挑戦。2回目は火種を作るのに32秒、そして47秒で炎としました。悠々の2級合格です。)
★二人キリモミ式3級(1分以内で炎作成できたとき)
藤田 冨二(東京都調布市在住)
渡久地 朝夫(会社員、埼玉県入間市在住)
(受験申請は3級、作業開始後30秒で火種、54秒で炎としました。一発合格)
不合格となった5件ですが、この日は湿度95%の梅雨特有のじめじめした中でよく頑張りました。でも経験不足ということなのでしょうか、残念ながら火種のできるところまでとどきませんでした。次の機会までに練習を期待いたします。
- 第64回検定結果.2018.11.3.
第64回古代発火法技能検定は2018年11月3日(土)11時ー13時、神奈川県相模原市の勝坂縄文遺跡公園での勝坂縄文祭りのなか、そこに立てられた復元縄文竪穴住居内でおこなわれました。
この日の受験はキリモミ式が1件のみでした。しかしその1件は1級受験で、しかも新記録での合格でした。詳細は次の通りです。
★キリモミ式1級(45秒以内で炎にすること)
川之上 哲也(会社員、相模原市在住)
(受験申請は1級。第1回目は開始後16秒で火種作成、それをアサ綿に包んで息を吹きかけてから回転させたが、しばらくして火種が消えてしまったことに気づいたので作業中止。そのため、1級に合格するためには、これから2回連続して45秒以内で炎を作らなければならないことになった。第2回目は火種の量を増やすために火種が出来た後さらに2秒回転摩擦を続け18秒の時点で火種をアサワタで包み回転させたところ開始から28秒で炎となった。第3回目、開始後18秒で火種をアサワタに包み回転させて炎とした。やはり28秒だった。ワザはきわめて安定しているように感じられた。キリモミ式での炎作りにわづか28秒というのはこれまでの新記録で、おそらく世界一ではなかろうか。それも2回連続して安定的に28秒で炎を作ったというのは、その発火作業がまぐれではないと思われた。近年にない快挙といえる。
- 第63回検定結果.2018.7.1.
第63回古代発火法技能検定は2018年7月1日(日)午後、東京都東久留米市柳窪集落の野崎邸でおこなわれました。この日の受験はキリモミ式5件(うち1件は二人キリモミ式)6名でした。そのうち1件が合格となりました。合格者は次のとおりです。
★キリモミ式4級(3分以内に炎にできれば合格)
櫻木 裕也(会社員)
(受験申請は3級で、制限時間の2分過ぎても発火せずに失敗、2回目は規則によってランクを下げて4級に挑戦、2分44秒で発火に成功し4級合格となった。)
不合格となった4件のうち1件はすでに3級の合格者で今回2級に挑戦したのでしたが、1分30秒で炎にしたものの2級の制限時間1分を超えてしまったので不合格となった。また二人キリモミ式の5級に挑戦したチームは炎にすることには成功したものの4分26秒と制限時間3分を大幅に越えてしまって不合格となった。あとの2件は2回ずつ挑戦したがいずれも火種を作ることができなかった。
- 第62回検定結果.2018.2.7.
第62回古代発火法技能検定は2018年2月7日(水)午後、神奈川県相模原市南区にある市立南大野小学校で行なわれました。検定受験の件数はヒモギリ式7件、キリモミ式1件合計8件で、うち4件が合格しました。結果は次のとおりです。
★ヒモギリ式5級(3分以内に炎にできれば合格)
渡邊穂乃夏(南大野小学校4年生、相模原市在住)
久出川 楓(南大野小学校4年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し、37秒で火種を作ったが消えてしまった。第2回目は規則によりランクを下げて5級に挑戦、38秒で火種、1分10秒で炎作りに成功しヒモギリ式5級に合格した。)
★ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
成沢 萌 (南大野小学校4年生、相模原市在住)
猪垣 真瑚(南大野小学校4年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し、47秒で火種を作り、1分25秒で炎作りに成功してヒモギリ式4級に合格した。)
☆ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
伊藤こころ(南大野小学校4年生、相模原市在住)
高村 優 (南大野小学校4年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し、46秒で火種を作り、1分25秒で炎作りに成功してヒモギリ式4級に合格した。)
☆ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
中西 雄人(南大野小学校5年生、相模原市在住)
今井 皓基(南大野小学校5年生、相模原市在住)
渡邉 櫂(南大野小学校5年生、相模原市在住)
大谷 幸(南大野小学校5年生、相模原市在住)
(上の4人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し34秒で火種を作り、1分11秒で炎作りに成功してヒモギリ式4級に合格した。)
不合格となったヒモギリ式の3チームはいずれも4年生のチームでまだ経験が少なく、いずれも制限時間内に火種ができなかった。キリモミ式4級に挑戦した生徒は発火技能になれているように見受けられたが、練習をテスト直前にやりすぎたためか疲労のため、火種のできる前に摩擦作業を放棄してしまった。
- 第61回検定結果.2017.11.22.
第61回古代発火法技能検定は2017年11月22日(水)午後、神奈川県相模原市南区にある市立南大野小学校で行なわれました。検定受験の件数はヒモギリ式9件で、うち5件が合格しました。結果は次のとおりです。
★ヒモギリ式5級(3分以内に炎にできれば合格)
松島 拓未(南大野小学校5年生、相模原市在住)
野田耀太朗(南大野小学校4年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式5級で受験申請し、1分49秒で火種を作り2分21秒で炎作りに成功しヒモギリ式5級に合格した。)
★ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
杉山 斗希(南大野小学校5年生、相模原市在住)
田中 龍樹(南大野小学校5年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し、34秒で火種を作り、1分31秒で炎作りに成功してヒモギリ式4級に合格した。)
☆ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
小川 浩輝(南大野小学校4年生、相模原市在住。小川君の名前の最後の文字は正しくは「輝」ではなくて「偏」が「光」ではなく「日」なのですが、その文字がこのパソコンには無いので代用しました。)
石井 陸翔(南大野小学校4年生、相模原市在住)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式4級で受験申請し、1分2秒で火種を作り1分38秒で炎作りに成功してヒモギリ式4級に合格した。)
☆ヒモギリ式4級(2分以内に炎にできれば合格)
佐藤廉太郎(南大野小学校5年生、相模原市在住)
よつ矢 春空(南大野小学校5年生、相模原市在住。「よつ矢」の「よつ」は正しくは漢字なのですが、このパソコンには搭載されていない文字なので残念ながら「かな文字」とさせていただきました。)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式3級で受験申請し、22秒で火種を作ったが炎作りに失敗、火種を消してしまった。規則により、第2回目はランクを下げて4級に挑戦、やはり22秒で火種を作り、こんどは41秒で炎作りに成功した。このタイムは3級レベルだが、第2回目は4級に挑戦したわけなので4級合格となった。)
★ヒモギリ式3級(1分以内に炎にできれば合格)
小関 彩愛(南大野小学校6年生、相模原市在住)
石塚 淳太(南大野小学校教員)
(上の二人がチームを組み、ヒモギリ式2級で受験申請し、23秒で火種を作り56秒で炎にしたが、制限タイムの45秒を越えたので2級不合格となった。規則により、第2回目はランクを下げて3級に挑戦、こんどは21秒で火種を作り、わずか36秒で炎作りに成功した。このタイムは2級レベルだが、第2回目は3級に挑戦したわけなので3級合格となった。)
不合格となった4チームが挑戦したのは、3級1チーム、4級2チーム、5級1チームだった。
3級に挑戦したチームは操作には相当に慣れていたのだが、ヒキリウスの脇の切り込みが浅く、摩擦で出てきた黒い粉がヒキリ棒の周囲にたまり、黒い粉は大量に出たものの火種にはならなかった。第2回目も同じ失敗を繰り返した。発火具の構造とその役割を研究・自覚する必要がある。4級に挑戦した2チームは何れも1分あまりで火種作りには成功したものの、ついに炎にはならなかった。5級に挑戦したチームは2人とも4年生で初心者であり、2回挑戦したが2回とも3分を超えても火種はできなかった。
- 第60回検定結果.2017.11.3.
第60回古代発火法技能検定は、2017年11月3日(金)文化の日、神奈川県相模原市にある勝坂縄文遺跡公園内の復元した縄文竪穴住居で行われました。検定受験の件数は3件で、うち2件が合格しました。結果は次のとおりです。
★キリモミ式1級(45秒以内に炎にできれば合格)
鈴木 光喜(古代遺跡解説員、秋田県秋田市在住)
(開始から27秒で火種を作り、42秒で炎とした)
★ユミギリ式2級(45秒以内に炎にできれば合格)
鈴木 光喜(古代遺跡解説員、秋田市在住)
(開始から18秒で火種を作り、38秒で炎とした)
あとの1件はユミギリ式1級に挑戦だったが、タイムオーバーで不合格となった。
- 第59回検定結果.2017.10.21.
第59回古代発火法技能検定は、2017年10月21日(土)午後、山梨県甲府市JR甲府駅前北口やっちゃばれ広場テント内で行われるはずでした。この日、同広場では、縄文祭りが午前中から開かれ、様々なイベントが賑やかに行われたのですが、折悪しく台風21号と秋雨前線の停滞が重なり、雨のなかのイベントとなりました。午後1時からの古代発火法のワークショップにはかなりに数の親子連れが参加し、大いに盛り上がったのですが、3時の休憩後の発火法検定には受験者が現れず、受験者ゼロのまま時間切れとなりました。