単行本

『原始時代の発明発見物語』-----岩城正夫、1982年、国土社.

目次
1.道具のはじまり
ウラマヒテクスと道具
イダチョウの卵を石で割る
ウ虫をほじくる鳥
ウ石で貝を割る動物
オチンパンジーの道具
エそのほかの動物の道具

2.骨も道具にした猿人(骨器のはじまり)−食べかすとして捨てたものが後で道具になる−

ウ猿人てなに?
エいろいろな道具を使っていた
エ肉も食べはじめた猿人たち
エ骨のズイまで食べた
エごみ捨て場の骨が拾われて
エ骨のナイフ

3.石器のはじまり−捨てられた石のかけらが後で石器になる−

イ骨を割ろうとしたときに
エ石のかけらも道具になる
エこんなときにも石は割れる
エ石の中心部の石器
エ猿人の石器のいろいろ

4.火の発見

イ火をいじったのは北京原人より古い
ウおそろしい森火事
ウ森火事の焼けあと
ウ火でハイエナを追いはらう
ウたき火の発明はすばらしい
ウ炉の発見はもっとすばらしい

5.器はいつから使われたか

ウ器のないくらし
エ卵のからの水筒
エ火を運んだ器?
イ水を運んだ器はあったろう
ウ食料をあつめる器

6.ひも結びのはじまり

エひもと人間
エひも結びと衣服
エ住居づくりとひも結び
エひもの材料は
エひもの結びかたは

7.やり(槍)の発明

エヤマアラシをどうやって
ウやり先で火を焼く
エその後のやりの進歩
エもり

8.発火具の発明

エアッというまに火種が(ヒモギリ式発火法)
エ弓を利用すれば一人でも(ユミギリ式発火法)
ウ世界中にひろまったキリモミ発火法
エもっとも原始的な発火法(ヒミゾ式発火法)
エわたしでもどうにか火がついた(ノコギリ式発火法)
エみごとなマイギリ(マイギリ式発火法)
エ火花で火をつける(火花式発火法)

9.飛び道具

ウ縄文人の石の弾丸
エボーラ
エブーメラン
エやり投げ器
エ弓矢の発明
エ吹き矢

10.土器の発明

エ世界一古い日本の土器
エねん土は焼くとかたくなる
エ石で焼く、蒸す、煮る
エドングリを炒ったのか
エ水のもれない土器

〔特別読み物〕
ウ動物の知能と道具
エ進化してきた原始人
エ縄文人の釣り針と縫い針
エ石うすと磨製石器

あとがき

資料紹介