淫らなる殺戮  竹島将  勁文社 ケイブンシャ文庫  依頼人 中本澄江  萩原大吾の妻 智子  『乱歩』のママ 吉川奈美 硝煙の街に死ね  竹島将  勁文社 ケイブンシャ文庫 1991年1月15日 第1刷  伊津子 おカマ  ガス・ステーションで会った女   「私、亜美。高中亜美。電話番号は」  「あの命知らずのチンピラが神を信じているかどうかだ」  「信じていたら、助かるんですか?」  「信じていたら天国へ行くだろうし、信じていなければ地獄へ落ちる」  「じゃ、いつ」  「それも言えないな」  「どうして」  「おまえ。その情報で相手を調べて、その相手にも武器を売る気だろう」  娘の名 春美