コトのはじめは30日の夕方。
貰い物の焼酎を舐め、読売×阪神の開幕戦をBGMにエロゲをやっていた時のことだった。
???「もしもし」
沢乃「あ、KATUさんどもども」
KATU「まずは卒業おめでとうございます」
沢乃「わざわざありがとうございます。おかげさまで」
KATU「ところで沢乃ちゃん、明日ヒマ?」
沢乃「あーヒマだけど。つーかヒマでヒマで」
KATU「ROBODEX観に行かない? で、ついでに劇パトも〜」
沢乃「う〜ん。お金無いです…」
KATU「え〜」
その後しばしの協議の後、パトレイバーの方は一人で先に観に行ってもらうことにして、私は後から合流してROBODEXだけ行くことにした。
夕食後、ひさびさに立ち上げた「サフィズムの舷窓」でおまけシナリオを出すことに熱中。気づけば夜明け。酒の勢いもあった…かも。
一眠りして起きたのが十時。
一風呂浴びて飯を食い、十一時に家を出る。
目的地は桜木町。交通手段は自転車。
距離は直線距離にして22km。
といっても折り畳み自転車の利点を活かし、「1時間が経過したところで電車に乗り換える」という素敵なプランが立案されていた。
県境の多摩川を越える丸子橋までは快調にとばし、そのままの勢いで東急東横線沿いに大倉山まで進む。
実はこの時点で、上記のプランの実行時間はとっくに過ぎていたのだが、あまりの快調さに残りわずか(体感)も走りきってしまおうと思っていたのだった。
そう思ったところでKATUさんから電話。約束の時間のちょっと前だった。
KATU「沢乃ちゃん、今どこ〜?」
沢乃「大倉山。実は自転車で来ているので、ちょっと遅くなりそうですぅ。すいません」
KATU「はぁ?! 自転車ぁ!?」
ところが、この到着予想は大きく外れる。
ケチの付き初めは菊名の山。
電車沿いの道を選んで大通りをはずれたところが、道が消失。細くて急な登り道を通って山越えをするハメになった。
なんとか元の通りに戻ったものの、東横線は影も形も見あたらない。
どうも線路から道が離れてしまったようで、しかも行き先表示も少々東によりすぎていると思われた。
そこで、安全策を採って線路に近づくことを考え、横道にそれたところがまたしても山越え。
沢乃「うぉ、いったいどこがどーなってるのだぁ…」
混乱の余り、脳内ではダウンタウン・ブギウギバンドが流れる。(そして時には口からも流れる)
沢乃 「♪ あんた、あのコの何なのさ?」
なんとか横浜駅にたどりついたものの、周辺の込み入った道に混乱。
自分の位置を見失ってしまい、ちょうどそこにいた出前のおじさんに道を聞く。
沢乃「あの〜道をお尋ねしたいんですけど…桜木町駅はどっちにいったらいいんですか?」
出前のおじさん「桜木町はねぇ、そこの道を左に行って、1kmくらいいくと東急の高架があるから、そこで右に折れて1kmくらいいったところだよ」
沢乃「(げ、1kmも行きすぎてるじゃん!)あ、ありがとうございます!」
結局桜木町駅にたどり着いたのは約束の時間を30分も遅れてのことだった…。
敗因は、手持ちのハンディマップが東京都しかカバーしていなかったこと、横浜の丘陵地帯を甘く見ていたこと、そして経路選択と時間予想の甘さの三点が大きいだろう。
ま、それはともかくROBODEXである。
半ば予想していたが、「ただいま入場2時間待ち」の張り紙に苦笑。
KATU「まぁ行列は慣れているとはいえ」
待ち時間はロボ系のバカ話。
曰く
・ミノフスキー博士に(なんでもいいから)物理理論を確立してもらいたい。
・新合金を「ガンダリウム」、新エネルギーを「光子力」と名付けてもらいたい(実態は何でもいいから)。
・二足歩行ロボットの軍事面の実用性の有無について。
・マカロンは「萌え」か。
等。
結局1時間ほどで入場するも、中は大混雑。
特に目玉のSONY、HONDAブースはまったく見ることが出来ない。
やむなく小さいところを見て歩く。
沢乃「おぉ、コレがウワサのテムザックの番犬ロボ!…ってトリケラトプスの皮をかぶってるぞ?」
沢乃「この英国の『シャドー・ロボット・テクノロジー(会社名)』は、明らかに敵役だ(笑)」>実際は介護ロボを展示
しばらくしてパンフレットを見たところ、ちょうど「SDRの秘密」と題打ったトークショーが始まるところだったので会場に入る。
一番端ながら最前列に着席。
ソニーの黒木義博氏による公演だったが、基本的に開発過程のプレゼン。
もっとワクワクする話を期待していたので残念。同感だったであろう子供連れが次々と中座していく様が印象的。
しかし、話っぷりはともかく、内容はそれなりに面白かったし、最期の方でVTRでSDR-4Xのショーの様子が見られたので良しとする。
そーいや、最期まで疑問が氷解しなかった疑問が。S
DR-4Xになって首の関節が2から4に増えたというのだが、うなずく<=>反る(前後)・首を傾げる(左右)・首を回す(回転)の3つしか思い浮かばない。あと一つはいったいどーいう動きの間接なんだろうか?
進行役の日テレのアナウンサーの二の腕の弛み具合が×。
トークショー終了後、再びSONYとHONDAにチャレンジするが、十重二十重の人の山を前に断念。
さっき、SDRのショーを見れて本当に良かった。
目玉は諦めて東京理科大のマッスルロボ(運動補助ロボット)や表情ロボ、綜合警備保障の警備ロボ、フラワー・ロボティクスのPosyなどを見て会場を一周し、再びトークショー会場前に戻ってくる。
KATU「…まだ入れそうだねぇ」
沢乃「じゃあ入りますか」
ということで行列に一旦は諦めたトークショー「ロボット進化と人間進化」を聞くことに。
立花隆氏を司会に、ASIMO・AIBOの制作者が語る「ロボット進化」の体系的なお話。
こちらは大変興味深く、ためになる話だった。話も、周りの騒音で声が聞き取りにくいことを除けば親しみやすく、面白い話し口で○。
立花隆氏の用意したロボット進化の系譜と生物進化の系譜のきちきちとした対応表に納得しつつも、ゲスト両氏の反論にも頷ける点が多かった。
またHONDAの平井和雄氏の「今までヒューマノイドロボットが存在しなかったのでニーズはまだ無いといってもいい。ヒューマノイドロボットが登場したこれからニーズが産まれてくるハズだ」という言葉には説得力があった。
しかし、演壇の前にSDR-4XとASIMOが展示されていたが、ゲストのお二方(特に平井氏)のロボを見る視線のラブっぷりは微笑ましかった。
日本ロボットにはアトムのDNAとドラえもんのDNAが流れている、との立花氏の指摘について
KATU「次はやはりマルチのDNAですかねぇ?(笑)」
沢乃「……。他に思いつきませんなぁ(笑)」
トークショーは時間を大幅に延長し、終了したのが閉幕時間5分前。
すでに、フィナーレのショーも終了しており、人もまばらになった会場をちらちらと見て歩く。
KATUさんはさくっとマカロンのカタログをゲットされていた。
しかし、マカロン。動いてるとこみると、可愛ぇのぉ…。
駅までの道は「癒し系ロボ」「エロゲー」「東・東南・南アジアをいかにして日本文化圏に組み込むか」等について喋る。
桜木町駅にてKATUさんと別れる。
18:45。
自転車を回収、帰途につく。
既に日は落ちており、内陸部の丘陵地帯を避けるために国道1号で北上。のちに東横線沿いへ西進するルートを取る。
が、これが間違いの元に。
19時過ぎ。
順調に飛ばしていると北の空に稲妻が光る。嫌な予感。
沢乃「雨の予言は聞いてない…」
しかし、雷は止む様子もなく、しばしのちに雨粒を感じる。
とりあえず、行けるところまで…と進むとあっというまに豪雨に。
沢乃「痛。痛いくらいにでかい雨粒ですなぁ」
??「ちがうよ沢乃。これは雹なのよ」
沢乃「……なんですと〜!」
ゴロゴロ雷が鳴り続ける空の下、最初はまばらに降る米粒大だった雹が、次第次第にサイズと密度を増していく。
たまらずファミレスの駐車場に避難。
が。
沢乃「なんたるちゃ〜!」
思わず大声でそう叫んだところ、先に雨宿りしていたカップルが大爆笑。
居たたまれなくなって、慌てて避難所を出る。…馬鹿だった。
大粒の雹に叩かれ、激しい雨にすっかり濡れネズミにされつつ、次の避難所を探して自転車をこぐ。
もちろん、この非常時を並のテンションで乗り切れるはずもなく、超ハイ。
沢乃「あ痛っ、あた、あた、ぉうあ〜たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた〜! ほわっ、ほぁりゃー(怪鳥音)!!」
他人が聞いたらまったくのキチガイ。
まぁ、そもそも親指の爪大に成長した雹が降りしきる中、わざわざ自転車をこいでいるキチガイが他にいなかったので問題はなかった。
10分ほど走り、中古車センターの屋根の下に避難。
ここはどこ? 的な春嵐にかなりめげる。すでに衣服はパンツまでびしょびしょ。鬱。
気分転換にKATUさんに現状を報告しちゃったりする。
沢乃「いやぁ、雹が降って来ちゃいました〜(哀)」
とりあえず雹は一段落したと見て、雨の中出発。
どーせもぅ濡れ濡れだし、すこしでも早く家に帰りたかったのである。ちなみに家は残り15km(当時の直線推定)。
東横線沿いのルートを通っていればいまごろ電車で移動できたのにのにのにのに…と後悔後の祭り。
雨で半ば川と化している車道と、未だ雹が残る歩道を走ること1時間弱。とうとう丸子に到着。東京都に無事生還。
雨の中を走っていたため、わずかに乾いていた上半身もずぶぬれ。袖口に溜まった水が重い。ズボンに至ってはもぅ。靴下にも水が溜まるし。
今までの人生でもっとも着衣のまま濡れた日であったに違いない。
とりあえず家に電話をし、帰宅と同時に入れるように風呂を沸かしておいてもらう。
それまではともかく「こんじょだこんじょ!(byカスミン)」
そんな中、富山の御方から電話。
富山の御方「お忙しければまた今度でいいんですけど」
沢乃「全然忙しくないですよ〜」
あれやこれやと話していたおかげで、そこからの道は苦にならず、気が付くと家についていた。
体力的にはラッキーだったが、交通安全的には危険極まりない (^-^;
そのまま喋っていたかったが、さすがに生命の危機を感じたので話を打ち切り、風呂へ。
あぁ、いぎがえる〜。
なんとか手足の感覚を戻し、一通り暖まったところで食事。
そーいや、昼飯も食べてなかったな。どーりで腹の減るらん。
がつがつ食し、しばしの食休みの後自室に。
PCを立ち上げ、昨日同様焼酎を舐めながらこの
そういえば、今日で三月も終わりなのだなぁ。
・昨日今日の読書
・昨日今日のアレ 12
・昨日今日のフリーセル 10010