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暑い暑い夏の一日。
任務がえりはたけカカシは喉がカラカラだった。
恋人の住むアパートに行く途中、
自動販売機の前で、何度も誘惑にかられた。
冷たいのが飲みたい。
しかし、早くあの人に会いたかった。
夢中でカカシは歩いた。
イルカのアパートが見えてきた。
「おかえりなさい」
笑顔でむかえてくれる、最高の恋人。
「スミマセン、何か飲みモノいただきます」
カカシはイルカの冷蔵庫をあけた。
(アイスコーヒーだ)
コップに氷を入れてそして、ベッドボトルからたっぷりとその液体をそそい
だ。
★明日へGO!
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今年に入ってからずっと、乗り切れない感じでした。
あまり何も手もつけれないまま、今年の半分は過ぎていきました。
少しは書いていましたが、以前と同じようにできないので、ああ、もう駄目か
もなんてね。
でも何でもない事から、突破できてきて、少しずつ自分に戻れました。
音楽を忘れていました。
古いCDばかりですが、聴くようになってから、体調やメンタルも変わりまし
た。
不思議です。
もう今年は半分以上過ぎていました。
残りは、もっともっと元気になりたいです。
音楽、本とはまた違ったものですが、
元気をくれたのね。
今は今までずっと出来なかった物の整理とか、イロイロやって楽しんでおり
ます。
宝の発掘は面白いです。
面白いといえば、渋谷にバナナの自動販売機が出来たとか(売れてるそうで
す)
そんなこんなです。
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そして朝が来た。
イルカは自分のベットで目覚めた。
何時の間にか眠ってしまった。
カカシさんが部屋にきて、
何だっけ?
お付き合いがなんて言われて、
牛乳飲んで、
それから・・・・。
頭が重くて思い出せない。
イルカのリビングテーブルの上にメモが残されていた。
「最初からマイペースでお願いします。 カカシ」
「勝手な人・・・フッ」
イルカはのびをした。
これからどうなるんだろう、俺達。
二日酔いの頭のわりにイルカの気分は晴れ晴れとしていた。
091026.
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「天使の住む家」後編更新しました♪ |
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「カカシさん・・・・俺は待っていたんですよ・・・・あなたがまた俺に会いにきて
くれると思って」
あれから、
もう昔の事なのに、
「俺も忘れられなかったです。可愛いお礼」
「なに言ってんですか?!」
”きい〜”
コップの牛乳を飲みイルカは怒った。
忘れられない、お礼だなんて、
「俺達、はじめから、お付きあいしてみませんか?」
「おつきあい・・・」
「あなたが、嫌がる事はけしてしません・・・もう無理にしたりしない」
カカシの瞳はまっすぐだった。
”くう〜”
イルカは何時の間にかその場で眠ってしまった。
カカシは取り残され、その場にくずれているイルカの身体をそっと抱きあげ、
ベットに寝せた。
「大事にします・・・・」
眠っている、愛らしい彼にカカシはぽっりと言った。
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「強引に誘って申し訳ありませんでした」
”おくります”
酔ったイルカをカカシはアパートまでおくり届けてくれた。
(カカシ・・・)
ずっと忘れられなかった彼、
ずっとあなたが来てくれると思っていたんだから。
「あの・・・お茶飲んでいってください」
イルカに背をむけた彼をイルカは呼びとめた。
「でも、イルカ先生はすごく酔っています」
カカシは少し困った顔で笑った。
「ううううう」
イルカはカカシの腕を掴んだ。
少し強引に、
おぼつかない足で冷蔵庫から牛乳をだした。
★あしたへGO!
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サッカー残念だったですが、頑張ったと思います。夢をありがとう岡田ジャパン! |
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そしてイルカがカカシに連れて行かれたのは、ラブホテルだった。
「あ、あんた何考えてんですか!?」
イルカは怒った。
「イルカ先生、あの夜の事ずっと俺は忘れられませんでした。・・・・また逢え
てよかった」
「え?」
カカシは忘れてはいなかったのだ。
あの一夜を。
酔った頭でイルカは考えた。
「あの時は、食い逃げしてすみませんでした」
カカシは頭をさげた。
年月が彼を大人の男にかえたのだ。
「でも、いきなりホテルはいけません」
イルカは腕を組んだ。
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イルカはカカシに誘われ、彼のなじみの居酒屋に入った。
「ナマでいいですか?」
「はい・・・」
「ツマミはイルカ先生のお好きなものを・・・今夜は俺にご馳走させてくださ
い」
「そ、そんな困ります!」
「いえ、ナルトが随分とお世話になっていますし、お近ずきに」
「お近ずき?」
やはりカカシはもう昔の事など忘れてしまったのだろう。
そう思うとイルカの胸が痛くなった。
イルカは飲んだ、久しぶりにたっぷりと。
忘れられていた事が何よりショックだった。
「大丈夫ですか、イルカ先生?」
「ええ」
”おくりますよ”
カカシはイルカをささえた。
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イルカが翌日目覚めるともう、あのカカシの姿はなかった。
枕元にメモが残されていた。
「ごちそうさまでした カカシ」
そうだ、あの時の暗部のカカシなのだ。
ナルトから紹介されてお互い穏やかな顔はしているものの、イルカは複雑だ
った。
あの後、イルカはまた彼が現われるのではないかと思った。
酷い人だったけれど、一夜かぎりの仲だったけれども、
カカシの事が忘れられなかった。
カカシさんはきっとこんな平凡な俺のことなど覚えていないだろう。
そうだ、ただの一夜の遊びだったのだから・・・。
「イルカ先生、よろしければこれから一杯やりませんか」
お互い年月がたち大人になっているから、
カカシのものごしはソフトだった。
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あの時、助けておいて後から自分で食ってしまうつもりだったのだ。
何て酷い人だ。
イルカはベットに倒されてしまった。
ポイポイとイルカの衣服を彼は脱がしていった。
細っそりとした、イルカの身体。
その身体に暗部の彼は覆いかぶさった。
「ああ・・・・・」
男とするのは初めてだった。
アルコールのせいで、イルカの身体は敏感だった。
彼の唇で翻弄されている自分。
拒否する事も出来たはずなのに。
アルコールのせいなのか、頭がまわらない。
イルカはカカシを受け入れた。
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二人は店を出た。
「こっち、こっち」
酔ったイルカはおぼつかない足でカカシについていった。
そして到着したのは、
ラブホテルだった。
「ここは?」
イルカは、しまったと思った。
カカシはイルカの腕を掴んで建物の中に入った。
大きなベットだけの、部屋。
「なに、するつもりですか?!」
「はは。当たり前じゃないSEXだよ・・・俺はあんたとしたいんだ」
平然とカカシは言う。
”そういう事だったのだ”
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夏の映画に仔カカシも登場ですね!どきどき♪
「天使の住む家」前編、更新しました♪ |
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