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”まさかその写真は俺本人ですなんて、絶対言えないよな”
それは昔、イルカと木ノ葉の白い牙が同じ任務で記念に撮影したものだ。
イルカは当時から歳をとっていない。
サクモさんも素敵だったな。まさか息子のカカシ先生とお付き合いするなん
て、考えてもいなかった。
そんな恐ろしい話、
カカシには言えない。
口が裂けても。
「大切なお父様の思い出を大事にしてくださいね」
イルカは優しく微笑んでみせた。
うみのイルカ、推定26歳。
謎の中忍。
090525.
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カカシの父親とイルカの父親は昔知り合いだったのだ。
二人の笑顔はとても幸福そうだ。
カカシは怪しいと思っている。
父はイルカの父に恋をしていたのではないか?
”あれ?”
カカシはその写真を見ているうちにある、一つの疑問が浮かんだ。
イルカの父はイルカとそっくりだという話だが、
鼻には傷がある。
親子して同じ場所に傷があるのがおかしい。
「やっぱり20年以上も昔のことなんて忘れてしまうものですね、こんな事あっ
たのかな?」
「えっ?」
「いえ、何でもありません。・・・・カカシ先生、ドリンクおかわりします?」
「はい、では、今度はホットを」
イルカは微笑みで誤魔化した。
★明日へGO!
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「熱視線」更新しました♪
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「カカシ先生って意外と健気だったんですね」
意外が余計だ。
ファミレスでドリンクバーを飲みながら、イルカはカカシの子供時代の話を初
めてきいた。
カカシの父は里では英雄だった。
どんな形で最後を遂げようとカカシには世界一の尊敬できる父親だった。
「イルカ先生のお父さまってどんな方なんですか?」
カカシはアイスティーを一口飲む。
「俺とそっくりです!」
”ニカッ”
「あっ、わかりました、説明はいりません」
「ひどお〜い。父ちゃんはまめな人でお料理やお洗濯も得意でした・・・・その
ぶん、母ちゃんが男っぽかったです」
カカシと両親について語り合うのは始めてだった。
「それで、今日俺がイルカ先生をお呼びしたのが・・・」
カカシは腕を組んだ。
「え?デートではないんですか?」
「いえ、デートです。・・・・実は不思議な写真を見つけました」
カカシは一枚の色あせた写真をイルカの前に差し出した。
それはカカシの父、はたけサクモとイルカが並んで仲良く笑っているものだ。
「父ちゃん・・・・かな?」
曖昧な表情でイルカは少し小さい声で言う。
「やっぱり!」
★明日へGO!
拍手をありがとうございます。パワーをありがとう!!!
ああ〜昨夜は寝そびれ、深夜一人で悶々と本を読んで過ごしました。寝不足は敵だ!! |
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カカシ君は昨夜遅くまでお父さんとお勉強をしました。
今年、5歳になる、まだ小さな子供ですが、もう大人とかわらない事まで理解
できる天才忍者です。
カカシ君のお父さんは里でも有名な忍びでした。
「木ノ葉の白い牙」なんて、カッコイイ名前で呼ばれています。
毎日、早くから夜遅くまでカカシ君は修業をしています。
一日も早く父のような里を支える忍に成長したい。
それが、カカシ君の夢でした。
「父さん、おきて、おきて」
任務から遅い時間に帰宅した父、サクモはそのままリビングのソファに横に
なって眠ってしまいました。
カカシ君は毛布を抱えて、そっと父にかけてあげました。
よく眠っていて起こすのが可哀相です。
カカシ君は小さな手でおにぎりを作りました。
父さんが何時目が覚めても食事がとれるように・・。
★明日へGO!
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静かな夜の公園でカカシとイルカはベンチに腰掛けていた。
夜空には満点のお星様。
「きれいですね、カカシ先生」
「ええ、まるでイルカ先生の瞳のようです」
「もう〜」
カカシはさり気なくイルカの肩を抱いた。
甘いムードに2人は酔う。
「俺ね・・・・もし、この世界の終りの日が来るとしたら、最後の1日は貴方の
笑顔をずっと見ていたいです」
もしも、この世界が終る日が来るのなら、
やはり俺はイルカ先生と二人で・・・・。
「俺は・・・・・」
「イルカ先生も同じですよね」
「俺、一日中、一楽のラーメンが食べたいです!」
「へっ?!」
”ガラガラ”
イルカ先生は現実的だった。
でもそんな先生も素敵だ!
空に輝く星達は少し馬鹿なカップルを見降ろして笑っているのかもしれな
い。
最後の日?あなたは、何をしますか?
100702.
拍手をありがとうございます♪ |
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「しめしめ」後編、更新いたしました。
毎度ですが、萌えとはほど遠い話ばかりで、どうなんだろう?
なんて、時々考えるんですが、
まあ、一人一人、が作るものは違うので、こんなんがあってもいいかな?
なんて思います。
最近、少しだけ変わってきたんですが、今年の半分、後半に入ってから、書
くものが長くなっていました。
気がついたら、今まで平均、ノート7P〜12pだったのが、40P〜50Pと増
量していました。
でも更新出来るのか?来年?
増量?いいことなのだろうな。
うん。
現在仔カカイルも時々書いていますが、それも来年には、色々変化がありま
す。
まあ〜来年の事ですので、
先はどうなるかは、不明なのです。
今週も皆さんお疲れ様でした。
拍手をありがとうございます♪
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「担当上忍はたけカカシ」
気になったのは、アカデミーの教室を覗く、穴からカカシが見ていた。
でもナルト達を見ているようで、イルカ先生もチェックしているかも。
なんてさあ〜カカイラーは妄想するよね。
シカクさん渋いよ、流石シカマルの父ですね。
10月1日。
愛煙家には試練がやって来ました。
私も禁煙スタートです。
ただ、やはりいきなりゼロは無理ですね。
朝、なんだか、身体が要求していた。
怖いなあ〜
具体的な対策はやらないけど、一応週ごとにクリアしたら、自分に報酬をあ
げる。
アルコールは現在は呑んでも週1です。
それも350mlを2本、そのうちの1本はノンアルコールビールと混ぜて誤魔
化し作戦です。
ま、頑張ってみようかな。
苦しいと思うから、駄目でむしろ、この状況を楽しむ事にしました。
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「ですから、部屋で暁のうちはイタチとバトルになってしまったんです」
カカシとイルカは綱手の前に立たされていた。
綱手は二人を見比べた。
「ほお〜〜それで?」
「うちはイタチが俺の部屋で勝手に蜂蜜の壺のなかみを舐めていたんです、
ねえ、イルカ先生」
「はい、そのとおりです」
イルカは腰をさすりながら、微笑んだ。
「嘘をつくなら、もっとマシな嘘をつけ!!」
”バン!”
綱手はテーブルカウンターを叩いた。
情けない!
ミシミシとカウンターは破壊された。
寝坊したい朝、こんな日もあるさ、
0907頃、
拍手をありがとうござます〜♪ |
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(よく眠っている)
起こすのは可哀相だ。
眠る恋人の顔は幸福そうで、
見ているだけでカカシの口元はほころんだ。
気持ちよさそうに寝息をたてている。
”ふああ〜〜っ”
自然とカカシも欠伸がでた。
(俺も少しだけ)
誘惑に負けてカカシはイルカの隣にもぐりこむ。
伝わってくるイルカの体温がぬくぬくとして、カカシも目を閉じた。
次にイルカが目覚めたのはそれから数時間後の午前11時。
「ど、どうしょう〜〜!」
時計を見て汗がでた。
超大遅刻だ。
起きて食事の支度をしていたはずのカカシも隣で眠りこけていた。
「おきて、おきて、カカシ先生!」
カカシは布団をかぶった。
★明日へGO!
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カカシはフライパンに油をひいた。
そこに、砂糖、塩、醤油をまぜた卵を流し込む。
”ジュ”
卵の焼け音と、甘い匂い。
手際よく彼は楽しそうに料理をする。
彼は何でもこなす。
家事はイルカより上手だった。
「ねえ、イルカ先生、出来あがるまでベットで横になっていたら?」
「いいんですか?」
まだ眠い、そう思っていた事がカカシにつうじたのだろうか。
”布団が俺を呼んでいる”
イルカはベットに吸い込まれるように横になった。
ぬくぬくとまだベットには二人のぬくもりが残っていた。
イルカは安堵して瞳を閉じた。
カカシは朝食と同時に弁当を作った。
イルカの眠るベットにそっと、音をたてぬように近寄った。
★明日へGO!
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