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カカシは新品の椅子に座り満足そうだった。
イルカは夕飯のシチューを煮込みながら、複雑だった。
イルカの念願の冷蔵庫を買いに行ったはずなのに、
冷蔵庫はマッサージ椅子に代わってしまった。
(カカシ先生〜冷蔵庫っていったのに)
不満だが、カカシのあの、幸福そうな姿を見ると何も言えなかった。
いいんだ、
やはり自分で買おう。
イルカは気を取り直し夕飯の準備をした。
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数日後。
イルカはカカシに連れられ、里一番の大型電気店を訪れた。
イルカはドキドキとした。
夢に見た大型の冷蔵庫が売っているのだ。
カカシはスタスタとエスカレーターに乗った。
「待って〜カカシ先生」
イルカも後を追い乗った。
「わあ〜これ見て、イルカ先生・・・・すごおい〜」
カカシはある物の前で立ち止った。
マッサージチェアーだ。
「凄いですね」」
「俺、これ欲しかったんです」
カカシは椅子に座った。
スイッチをONにする。
”ぐいいいん”
「ああ〜〜いいい〜〜」
カカシはマッサージチェアーで目を細め気持ちよさそうだ。
心を完全に奪われてしまった。
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「本当にそれはイルカ先生らしいお話ですね」
昨夜の出来事をきいてカカシは目を細めた。
困った人を見て見ないふりは出来ない、そんなところも彼の素敵なところ
だ。
「じゃあ、その冷蔵庫俺が買います」
「えっ?」
イルカは信じられない表情をうかべた。
「まかせてください」
カカシはどんと胸を叩いた。
大型冷蔵庫は安い物ではない、
流石里一番のエリートだ。
イルカは感激して鼻をすすった。
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”イルカお願いだお金を貸してくれ”
「なに〜〜!?」
”またしても1日に2名も同じ事がおきるとは?!”
事情を訊けばヤマダ君の実家の母親が緊急入院してしまったという。
「わかった・・・来月給料入ったら必ず返す事」
イルカは再びお金をしまっている缶を取り出し中から一番大きなお札を10
枚だした。
ヤマダ君は涙ぐんでイルカに手を合わせた。
気がつくと食べ残したラーメンはのびきってしまった。
冷蔵庫は当分無理かもしれない。
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NARUTOコミックスの新刊は表紙がミナトとクシナと赤ちゃんナルトなんですね。なんかいい
なあ〜 |
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冷蔵庫の中には沢山のお肉やお魚。
みずみずしいお野菜。
(ああ〜うっとり)
夢の大型冷蔵庫を想像しながら食べるヘルシーラーメンは何ともいえない程
の味だった。
まあ「一楽」のラーメンには敵わないけどね。
満足して半分食べ終えて箸を置いたその時、
再びイルカの部屋のチャイムが鳴った。
「もう〜今夜はよく誰か来るなあ〜」
玄関にはアカデミーの同僚教員が青い顔をして立っていた。
名前はヤマダ君。
彼とは親しい仲だ。
「どうしたの?ヤマダ君」
「それが……イルカ一生のお願いだ!」
同僚はイルカを拝んだ。
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「あと少しもう少し」更新しました★ |
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ナルトは肩を落とし落胆していた。
「ナルト、しっかりしろ。・・・お金は先生が貸してあげるから」
「ホント?」
イルカは押し入れから先ほどの缶を出し、その中から数枚のお札を出し、ナ
ルトに握らせた。
これだけあれば大丈夫だろう。
ナルトはイルカに感謝して帰っていった。
(ああ〜今週は冷蔵庫は無理かな)
イルカは気を取り直して立ち上がった。
「さて、ラーメン作ろう」
イルカの主食のラーメン。
恋人のカカシの来ない夜は必ずラーメンを食べる。
今夜はキャベツと卵のヘルシー麺だ。
「大きい冷蔵庫♪ 夢の冷蔵庫♪」
ヘルシーラーメンを食べ彼は夢見る。
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それはイルカのアカデミーの元教え子のうずまきナルトだった。
「どうした、ナルトこんな時間に?」
ナルトの顔色が悪い。
明るい青い瞳には心細そうに見てとれた。
「それが・・・・・」
”まあ中に入れ”
イルカはナルトを部屋にあげた。
「先生、俺ってば今月の任務の報酬を落としてしまって・・・」
「何?」
ナルトが1カ月頑張って働いた任務の報酬。
それを落とすなんて、
「それで届はだしたのか?」
「ああ、でも先生・・・今月のアパートの家賃が払えなくて・・・」
イルカにとってナルトは特別に可愛い教えごだ。
そのナルトのピンチに何もしないなんて出来ない。
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いきなり寒いですね〜うわあ〜 |
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イルカは押し入れの中に大切に保管してある、缶の箱を取り出した。
その箱の中には、イルカがこつこつと貯めたイルカの小金。
もう1年位前からイルカはお金を貯めていた。
塵も積もれば山となる。
イルカは中味を確かめ、微笑んだ。
大手電機店のチラシを広げる。
広告には、大型の冷蔵庫。
これだけ大きければさぞ、食料がたっぷりと入るだろう。
ずっとずっとその冷蔵庫の為に貯めた、イルカの貯金。
これで今週末には電機店に、
楽しみだな♪
お茶でも飲もうかな。
イルカは缶の箱を再び押し入れにしまった。
その時、イルカの部屋のチャイムが鳴った。
「どなたですか?」
「俺だってばヨー」
”イルカ先生”
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少し風邪ひいたのかな?
毎日微妙な天候ですね。今朝は雨です。やまない雨はない♪何時かは晴れるや♪という「B
ESUTHITNARUTO」の中の曲が頭の中に流れます。
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久しぶりに長距離を歩きました。
某U公園を歩いてきました。
公園には大きな蓮があり、傘の代わりに出来そうです。
公園の中に神社があり、おみくじをひいた。
おみくじの中にはお守りのようなもの入っていたです。
願いは強く想えば叶う、誠実に努力すること(笑)
確かに、
半日歩いたので、脚がパンパンになってしまいました。
御蔭で昨夜は爆睡しました。
今週はWJカブトが、手ごわいけど、ヤマト隊長とのバトルなのね。
頑張れヤマト!!
公園は癒しスポットですね♪
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カカシの愛しい恋人うみのイルカはその話を聞いて、無責任に笑った。
笑い終えて、冷たく彼はカカシに告げた。
「あなたとは1週間お別れです」
「えっ?イ、イルカせんせえ〜〜〜!!」
彼は部屋を出た。
イルカにとってナルトは特別な自分の教え子だ。
怒って当然。
もしかしてこれは天罰!
カカシの目の前は暗くなった。
猿飛アスマはもう限界だった。
毎夜、カカシの涙酒に付き合わされ、永遠とイルカの話を聞かされるのだ。
これで3日目だ。
(カカシもうやめてくれえ)
アスマは心の中で叫んだ。
いい災難だ。
一週間後、イルカは何事もないよう、カカシの部屋に戻った。
カカシはナルトに詫びた。
ただ、ナルトはバナナの皮の事など全く気にしていなかった。
むしろ明るく笑い飛ばしてくれた。
やはりあいつは波風ミナト先生の息子さんだ。
100904.
BYJAM&K氏
二人のメールのやりとりでこの話は出来きました。
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