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「ランチタイムの悲劇」前編(全3回)
どこの世界にもブームがある。
今年に入ってから、カカシたち上忍の間で「マイ弁当」を持参して忍務にでるというのがお決まりだった。
この日もイルカは眠い目をこすりカカシに手作りの弁当をこしらえていた。
「ありがとうございます」
「気に行っていただけるか・・今日はみなさん集まって会議ですね」
「ええ〜面倒ですが、ガイなんかも来るんですが・・あいつ何持ってくるのか?」
想像すると怖い。
「俺、レシピみてつくったから・・・・まずかったらごめんなさい」
”いいんです、イルカ先生の作ったものなら何でもOK”
カカシはイルカの頬にちゅっとした。
火影である綱手を中心にそろうメンバーは、アスマに紅。ガイとそして新人のネジ。
かったるい話し合いも、イルカのランチを思えばソワソワとする。
「ああ〜眠かった〜」
昼休み。
アスマと紅はおそそいの弁当で見せつけてくれる。
ネジは若者むけの携帯食だ、世代の違いだ。
そして、問題のガイ。
ガイはクーラーボックスを持参していた。
中からは生の肉や生の魚。
「あんたなに考えてんのよ?」
「体力こそ忍の心得だ、どうだカカシお前も」
「いらね〜よ!!」
カカシは断った。
★明日へ。
拍手をありがとうです。イベントの後、筋肉痛があ〜惰弱〜〜戦利品もまだあまり食べてないです。
暖かくて眠いですう〜 |
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「月曜の悲劇」
例えば、出がけにいきなり、アパートの階段を踏みはずし、思い切りコケて、そしてアカデミーまでの道のりで犬のう○こを踏んでしまったシュールな朝。
(臭いよお〜〜)
イルカはひと目をしのんでトイレの中で靴にへばったそれを取り除く。
月曜日からなんという不幸。
でも、それじやあ〜いかん、いかん。
イルカは靴をはいて何事もなかったようにシャキっとした。
教室に入る。
今までワーワーと騒いでいた生徒たちが先生の姿を見て席につく。
「おはよお〜〜先生は今日も絶好調だ!」
イルカは気合をいれた。
俺の熱血を見せてやる。
さあ〜今日は忍としての心得を〜〜〜〜〜〜
イルカは授業をはじめた。
”ヒソヒソ”
”クスクス”
何故だか生徒たちの間から笑い声。
「おい、授業中だぞ!」
「イルカ先生、外を見てみろ、コレ」
木ノ葉丸が窓を指した。
「あっ!」
授業中だというのに、
アカデミーの3F。窓の外には大きなハシゴに乗ったカカシ先生が嬉しそうにイルカを見ていた。
「イルカせんせええ〜〜〜〜〜」
ラブラブビーム。
イルカはうなだれた。
ついてない日。
だれにでもある。
090309.
★拍手をありがとう★
これから通院です〜〜ああ^〜〜〜
古い日々の日記はけしました。ネタメモは、はじめはホントにメモだったんですね〜08の10月からですが、今後はまた少しやり方を変えていこうかな。
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本日は無事帰りつきました。
春のイベントは天気がいいせいか暑いくらいでした。
お買いあげ下さったお客様有難うございます。
終わってから仲間うちでご飯にいきました。
もう〜かなりの昔からの仲間で、ジャンルも違いますが、やっぱりほっとするなあ〜
この先20年後はどうしているのか?まだイベントにいたら〜なんて怖い話題とか、
久しぶりだったせいか盛り上がりも凄かった。
そんな春の一日。
拍手を有難うございます★ |
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「雑記」
本日はSSないです〜。
少し更新しすぎているので、大丈夫かこの人?なんて誤解もあったりして(笑)
ただ、ネタメモは楽しんでやっているので★
これから行ってきます。
癒しと萌えを補給しに。
サイトに来ていただけることが、今何よりも嬉しいことです。
一度来てくれた人が再びきてくれることが、おおきいなあ〜
ぱっとしない、サイトではありますが、気楽に見てください〜
「海空教室」のチケットが届きました。「同人活動」の頁にスペースはUPしました。
さあ〜イベントシーズン開幕だ。
拍手有難うございます。 |
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「ショートミステリー」前編更新しました★
ああ〜もう〜すぐですねえ〜春コミ。
遠足前の子供のような気分で荷物をつめて〜♪
新刊の出来が上手いこといっているか少し不安だけど、
楽しい一日になるといいです。
先日強力なおじさんに逢いました。
中継駅のコーヒーショップで休んでいたら、いきなり、隣のおじさんが「ポンカン」をだして見知らぬ私に御馳走してくれた。
このコーヒーのお店は色々不思議でお店の人も凄いいい人で朝とかいくと自分で作ったラスクとかだしてくれたり、その「ポンカン」おじさんは大きな箱をかかえ鹿児島から飛行機できたみたい。
知らない人から物をもらってはいけないとはいえ、少しほっとするような。
そんな訳で春コミ「C10a」無謀企画よかったらお立ち寄りください。
はくしゅをありがとうございます。
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「手紙を書こう!」
アカデミーの授業で、生徒たちに「手紙を書く」というテーマーでそれぞれ、大好きな人に手紙を書かかせる授業をした。
生徒たちはめいめいに友達や両親に、馴れないことだけどとても楽しそうだった。
(俺もやってみよう)
イルカはしまいこんでいたレターセットを出して広げた。
もう何年も手紙など書いていない。
差出人は勿論、カカシ。
ボールペンを握って時間が過ぎていく。
いざ、彼に向かって書くのは、簡単そうで難しいものだった。
さんざん生徒たちにうんちくをたれた自分が恥ずかしい。
何度も書いては破り、書いては破り便箋はもう残り少ない。
”カカシ先生。
おれは世界で一番カカシ先生のことが好きです。
イルカ”
一晩かけてやっとそれだけをしたため封筒に入れた。
朝ポストに入れるのが少し楽しみだった。
090305.
はくしゅを有難うございます★
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「興奮ホワイトデー」サラリーマンはたけさん。後編。
買物をすませた、はたけさん折角ここまで来たのですから、たまにはお洋服を見てみようと上のメンズフアッションのフロアーへ。
しかし、何ということでしょう!
お値段が目が飛び出るほどお高いのです。
(おれの給料では無理だ)
うろうろしているとメンズアンダーの売り場がありました。
最近では若い男性も下着にお金をかける時代だそうです。
”はっ!”
はたけさんは凄いものを発見しました。
「メンズブラ」
それは男性専用のブラジャー。
ネットで見たことがあります。
はたけさんの頭に妄想が走りました。
イルカちゃんの生々しい姿が浮かびます。
「はぁはぁはぁ」
店の前でブラを手に興奮が止まりません。
気がつくとそれを購入していました。
早速家にもどり、はたけさんはカーテンを閉めました。
着ている上着を脱ぎ、上半身裸になり、問題のブラを装着。
なんともいえず、ボデイがしまるような、そして変な気分に。
鏡にうつる自分の姿。
「はぁはぁはぁ」
いけない感覚。
この人少し危ないですね。
平凡?なサラリーマンはたけカカシさん。
さて、ホワイトデーはうまくイルカちゃんにプレゼントできるかな?
このシリーズはこうして無責任に続くのだった。
090306.
★拍手をありがとうございます。昨夜はサーバーの転送のトラブルでUPするのに時間がかかりました。
日々の昔の日記は近いうちに消そうとおもいます。 |
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「興奮ホワイトデー」サラリーマンはたけさん。前編。
もうすぐホワイトデー。
とある日曜日。サラリーマンはたけカカシさんは久しぶりにデパートにショッピング。
普段、買物など地元のスーパーですませている地味なはたけさん。
それというのも、先月の14日のバレンタインに、彼の憧れ続けていた人からチョコを贈られたからなのです。
その人はうみのイルカちゃん。はたけさんが毎朝夢中で観ているテレビのタレントさんなのです。
プレゼントのチョコは大切すぎてなかなか食べられないでいます。
フンフン♪
思わずイルカちゃんのことを考えると気分がライトになり、はたけさんはデパートの中でスキップしていました。
1階の洋菓子店はすでにネットでチエック済み。
色鮮やかな「マカロン」という名のお菓子。
でも、はたけさん「マカロン」がなんだかイマイチわかっていませんでした。
プレゼント用に綺麗にラッピングしてもらいました。
その後、イルカちゃんとは彼が多忙な為、一度しか会えませんでした。
会えない時には何時もメールでやり取りをしました。
気分は春爛漫。
職場では最近はたけさんが、明るくなったという噂まで流れています。
恋のパワーは凄いものです。
★明日へ。
拍手を有難うございます。サラリーマンのはたけさんのシリーズ。ここから見た人はわからないですね。すみません。しっこく続いています。
今日はオンリー「海空教室」のチケットが届いたです。なんだか〜最高にハツピーな気分です。スペースは、
「同人など」の頁にかいてあります★心から、オンリーの成功をお祈りします★ |
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「赤い宝石」3.
「おおおっ!」
美しい苺様を取り囲む、黒いコート集団は、いわずと知れた暁のメンバー。
「よくやりましたね。お手柄です。ディダラ、トビ」
鬼鮫が二人の手柄を褒める。
「おい、イタチ、何だその砂糖と牛乳は?」
大量の砂糖のつぼをイタチはかかえている。
「我が、うちは一族では苺は潰して、砂糖と牛乳で食べるのが掟」
「あたまいてえ〜」
飛段が頭をおさえた。
「さあ〜皆さん、今のうちに早く、あの人が帰ってくるまえに」
あの人(リーダー)のいない間、に、早く〜
一同は手を合わせた。
夢中で赤い宝石は彼等の胃袋へ。
そう、あの悪質な「ピンポンダッシュ」犯も泥棒も全部彼等の緻密な策略だった。
「ピンポンダッシュ」それは、犯罪。
カカシは凹む恋人を連れてファミレスにいった。
二人で苺ケーキのセットを食べた。
しかし、その苺は小さく、その上酸っぱかった。
ああ〜幻の赤い宝石。
090223.
★苺しばらく食べてないですな〜
拍手を有難うございます。 |
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「赤い宝石」2.
夜の7時すぎカカシ先生は帰ってきた。
「お風呂わいてます」
まるで新妻のような愛らしい台詞に再びカカシの口元は緩む。
「イルカ先生、見てくださいこれ」
早速例の戦利品を出してみせる。
それは見事な大きい苺。
しかも2個パックも。
きらきらと赤く輝く苺さんたちは、今すぐにでもイルカに食べてくださいと、誘う。
「すごい〜とちおとめですね!」
「とちおとめ?そういう名前だったんですね。イルカ先生にはふさわしいです」
「すぐ、洗ってきます」
夕食前だというのにイルカは苺を抱え、キッチンに。
(イルカ先生ってホントかわいいよなあ)
そんな姿を楽しそうにカカシは見守っていた。
イルカは大きいお皿にへたをとり洗った赤い宝石をならべた。
甘い、甘い、なんともいえない香り。
二人はお膳の前に正座して、
苺さまを前に両手を合わせた。
そのとき、
「ぴんぽ〜〜ん」」
はっ!
二人は身構えた。
そうだ、例の「ピンポンダッシュ」犯だ!
「俺でます」
カカシ先生がいればきっと犯人は捕まえられる。
二人は素早く行動にでた。
カカシはベランダから、外にでた。
「逃がさない!」
黒い人影をカカシは追う。
しかし、軽々とその人影は白い鳥に乗って空へ消えた。
(今のとりは?)
悔しいが、捕らえられなかった。
「残念ですね、イルカ先生」
「もう少しでした」
肩を落とすイルカ。
「さあ〜苺さまが待っています」
「そうですねえ〜〜」
二人は急いで部屋に戻る。
二人が部屋をあけたほんの数分の間に、
それはお膳の上から消えていた。
そればかりではなく、夕飯の為の「マーボ茄子」までもが奪われた。
「あああ〜〜」
イルカはショックでそのままベットに倒れた。
食べ損ねた、苺様。
夜の大サービスどころか、恋人をなだめるのに必死のカカシだった。
★明日へ。
★はくしゅありがとう。ございます★ |
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