ねたメモ日々

2009年06月09日

〔プリンス〕2.
イルカはその日、病院の屋上で早弁をしようとしていた。
風が気持ちいい。

ふと、屋上のフエンスの前に白衣を風になびかせ自分にひたっている男の姿が目にうつる。

彼は寒くもないのに背中を丸めていた。
「心が寒い・・・・」
ぽつりとクールにつぶやく。

イルカはメロンパンをかじりながら同じ病院の医師であろう男に近ずいた。
「あのう・・よかったら三食ぱん食べます?」
「さん、しょくぱん?」
男は眉をよせた。
「チョコとクリームとジャムの三食ですよ」
明るくイルカは言う。
「君、名前は?」
「うみのイルカです。小児科の担当医です」
「そう、ぱんちょうだい」
「はい、そういう貴方は何科の先生ですか?」
うみのイルカと名乗る男はマヌケな質問をした。
この木ノ葉中央病院で名医はたけカカシを知らない人物がいた。
「あんた新入り?」
「はい、一週間前にきました」
ニッコリと天然な笑顔をうかべた。

カカシは小児科の男、イルカからぱんをもらった。
★明日へ続く。
拍手を有難うございます。
イベント終わったらへたれてしまいました。緊張するから、何時も後でくるんです。





2009年06月08日

〔プリンス〕(全5回)
木ノ葉中央大学病院。
そこには一人の天才医師がいた。

数々の困難なオペを成功に導き
多くのクランケの命を救った。

彼の名ははたけカカシ。

彼は何時も背中に哀愁を背負い、
髪は美しい銀色。
そのうえかなりの二枚目だった。
病院のナースたちは皆彼に夢中だった。

そんな中央大学病院に一人の医師がやって来た。
小児科医のうみのイルカ。
明るく心優しい青年だった。
★明日へ続く
はくしゅをありがとうございます※
この話はかなり古いです。某カカシの白衣に萌えた私の白衣萌えです。

2009年06月07日

雑記
今年の私の夢のイベントも無事晴天の中開催され、カカシ先生の復活とともに、
というわけででお買い上げいただいたお客様、そして今回も手伝いで入ってくれたかたるさん有難うございました。
会場綺麗でした。
想像していたよりゆったりでした。
終わった〜〜〜〜〜
そうそう、模擬試験?合格しました。
何故合格したのか、カカシ先生の合格をいただきました。

次回は夏ということで、明日から支度します。
それにしても外の暑いこと、
皆さんご苦労様でした。
拍手を有難うござます〜★

2009年06月06日

〔痴話喧嘩〕後編
食べ損ねた「たこ焼き」を想うと胸が痛い。
鼻水もでる。
「はい、カカシ先生のぶんですよ」
「えっ?」
膝をかかえるカカシが顔をあげた。

お皿に「たこ焼き」が10個。
「イルカ先生・・・」
「ちゃんととってあります」
”よしよし”
イルカは優しくカカシの銀色の髪をなでた。
「♪♪♪」
カカシは嬉しそうに手を合わせた。

しかし、皆さん、これがもし反対の立場だったらカカシ先生大変です。
「もう〜あなたとはお別れです〜〜」
なんてイルカ先生に泣かれてしまったりするかもしれません。
「たこ焼き」で痴話喧嘩。
”ど〜もすみません”
090522.
拍手を有難うございます★
おかげさまで夏コミとれました!!詳細は後日「同人の頁」にて報告します。さああ〜明日いよいよですね〜
おんり〜♪♪楽しみです

2009年06月05日

〔痴話喧嘩〕前編
テーブルの上に「たこ焼き」が20個。

ああ〜「たこ焼き」なんて久しぶりだ。
夕方商店街でイルカ先生が買ってきてくれたものだ。
このソースの匂いがいいよね!たまらない。

なんだか最近俺もイルカ先生のお陰で沢山食べるようになったな。
太ったらどうしょう。

カカシはそんな事を考えながらトイレに立った。
ほんの2,3分。

戻ってくると皿はからになっていた。
「酷い〜一人で全部食べるなんて、イルカ先生」
「なにがですか?」
にっこりと先生は笑った。
俺はこの笑顔に弱い。
「俺のために買ってくれたんじゃあなかったんですか?」
「だって、美味しかったんです」
”ズ〜〜ン”

カカシは落ち込んだ。
部屋の隅で膝をかかえる。
★明日へ続く
拍手を有難うございます★★★

2009年06月04日

〔ライトアップレイン〕更新しました★
短い話ですが、
もう〜オンリー直前。
ドキドキしてきました。
そういえば夏コミの当落もそろそろ(これは落ちている確率の方が高いです)
色々と楽しみですが、夏を逃すと次回は11月までイベントないんです〜
ううん、カカシ先生の本出したいんですが、どうなるやら。

6月ということで雨です。
雨は家にいるときはいいけど、お仕事の時は嫌ですねえ^
傘に縁がないのか、気に入った傘は盗まれたりなくしたり、なんです。

ともあれ今回のオンリーは「カカシ復活」でテンション高いです!!
酉21「無謀企画」です、よかったらのぞきにきてください★★

拍手を有難うございます〜♪

2009年06月03日

[2009年の1月の夜]
深夜の赤提灯。
カカシは一人酒を呑んでいた。
背後に気配。
「なんだ、あんたか」
「ここよろしいですか?」
長身に黒いロングコートは暁のリーダーペイン。
「お久しぶりです」
「ああ」
「ずいぶんと大変なことに・・・」
「そうだね」
二人はぽっぽっと酒を呑みながら語りあった。
「ま、気にすんな。本誌は本誌パロデイは別・・・暁もいろいろと大変だな」
「カカシさん」
”ぐすぐす”
ペインは呑むと泣き上戸だった。
カカシは優しくおでんをすすめた。

現在の暁の状況、部下のアホぶり・・・などなど。
「ところでイルカ先生はお元気ですか?」
「まあ〜あんたが先生に惚れているのは俺にはバレバレだぜ。ああ、元気だ。・・・そうだ今度一緒に飯でも小南さんも誘って」
「ありがとう、カカシさん」
”ずるるる”
ペインは嬉しくて鼻水をすすった。
BGMは年末の紅白にも出場した氷川きよし・・・・。
寒い夜がふけていく・・・。
090115.
これは1月に書いたものです。まだこの時はカカシ先生の安否がわからない中でこんなもの書いていたのです。
いつか出せるかな、なんて出しました。二人が酒を呑むありえない話でした。今だから出せる、(苦)
この頃は先が見えなくて、

2009年06月03日

「ローズ」3.
それは先日の返事。

イルカは赤い花を部屋に飾った。
「ローズか、レットローズ」
情熱的なんだな、カカシ先生って、

付き合い初めた頃は二人は男同志だからとか、上忍と中忍だとか色々ネガテイブにとらえていたが、
実際付き合ってみると「写輪眼のカカシ」は普通の男性だった。
「上手くやっていけるかな?」

ぽっぽっと降る雨を見ながらこれから始まる新生活におもいをよせる。

彼が帰ってきたら何と言おう。
”俺をそばにいさせてください”
恋は甘く。
恋はせつない。
本当に相手を想うがゆえに
二つ返事だけはしたくなかった。

イルカはやがて立ち上がった。
ゆっくりと、
そして荷ずくりをはじめた。
準備OK.
090507.
はくしゅをありがとう★ございます★

2009年06月02日

「ローズ」2.
それでもやはり彼が好きだ。
しかし現実に暮らすとなると・・。

「ん?」
イルカは窓から顔を出した。
ベランダに一匹の犬。
花をくわえていた。
薔薇の赤い花。
忍犬だ。

イルカは花を受け取った。
花には手紙がくくりつけてあった。

”イルカ先生もうすぐ戻れます。先生の好きなお菓子も手に入りました”
フフフ。
イルカは笑った。

忍犬の頭を撫で礼を言う。
「ちょっと待っていて、今返事書くから」
”カカシさんへ。
あなたの帰りを待っています。それまでに身の回りの整理をしておきます”
                                イルカ”
★明日へ続く
拍手を有難うございます★

2009年06月01日

「ローズ」(全3回)
”そばに、俺のそばに居てくれますか”

イルカは飲みかけの酒のコップをテーブルの上に置いて顔をあげた。
目の前に真剣な顔のカカシ先生。

”あのう、それは俺とカカシ先生が例えば一緒に暮らすという意味のものですか?”
「無理にとはいいません」
”あなたのことが好きです”

イルカはクスリと笑った。
「少しだけお返事に時間をください」
その日はそこで会話はストップ。


外は雨模様。
イルカはアパートの窓辺で灰色の街を見ていた。
(カカシ先生)
カカシから”そばにいて”と告白され10日たった。
現在彼は任務先。

あなたのことが好き、それはイルカも本心からそう想ってきたことだった。

でも、先に彼から言われてしまった。
★明日へ
拍手を有難うございます〜ホント嬉しいです〜〜カカシ先生★




トップへ
戻る