岸壁ユニット Presents ! 空と海に誘われて Vol.19

2025年3月16日(SUN)
横浜 Piano Cafe & Bar - Skywriter

岸壁ユニットがホストとなって、毎回選りすぐりのミュージシャンをお迎えして開催するミニライブシアター、「空と海に誘われて」。
19回目となる今回、メインパフォーマーとしてお迎えしたのは「Take3」の皆さん。
古くからのお友達であるももっちさんと、そのご主人・鉄っちゃんのマンドリンユニット「もも鉄」に、ハーモニカの名手、ぞんびさんが加わったコラボユニットだ。

もも鉄の演奏は何度か聴いたことがあるが、さてここにぞんびさんのハーモニカがどんなエッセンスを効かせてくれるのか…とっても楽しみだ。

季節の変わり目とはいえ、どなたか強烈な雨男 or 雨女がいたのか、この日だけピンポイントで雨の予報…しかもここ数日の温かさが嘘のように肌寒い。
そんな悪天候にも関わらず、ご予約満員御礼のお客様に続々ご来店いただき、定刻の午後2時、19回目の空海が開幕する。
まずはホスト役である我が岸壁ユニットの演奏でスタート。

今回の岸壁はいつもと趣向を変えて、Billy Joel少なめのセットリストで臨む。
普段やり慣れない曲が多いから譜面はガン見…しかも変な角度で譜面台を立てたものだから、サングラスをしていてもそれがバレバレでカッコ悪いったらありゃしない。
しかも全曲しっとりとしたバラードナンバーだというのに、昼飯を食い過ぎた影響で途中息切れする場面もあったり…まぁ相変わらず学習能力皆無の岸壁ユニットだが、全体的にはまぁまぁ上手く纏められたんじゃなかろうか。
その辺りの評価は聴いていただいたお客様にお任せするとして、気持ち良くオープニングアクトとしての責務を全うしてメインパフォーマーにマイクを渡す。


続いて登場したメインパフォーマーの「Take3」の皆さん。
老人施設で慰問演奏活動を行っているとの事だが、さて、このメンツでどんな音楽を奏でてくれるのだろうと期待していると、予想に反してラテン系のインストルメンタルでスタート。
おー!今日は音楽世界旅行を楽しませてくれるのかな?…と思いきや、突然昭和歌謡にトリップしたり、映画音楽に誘ったり…
ご本人たちは「ごった煮」などと仰っていたが、いやいや、宝石箱と言った方が適当だろう。
マンドリンとギター、ハーモニカの調べが心地よく店内に響き渡る。
ボーカルはぞんびさん担当かと思いきや、マンドリンをギターに持ち替えたももっちさんがヘッドセットマイクで歌ったり…とエンターテイメント要素もてんこ盛り。
最後まで観客を飽きさせないステージは、ホントにあっという間に終演となった。

   

Take3の演奏が終わると恒例のアンコールセッションへ。
普段セトリはメインパフォーマーに選曲していただくのだが、今回やった2曲の内1曲は我儘を言って岸壁ユニットが選ばせていただいた。
原曲はバックに心地よくマンドリンの音が流れているから、いつかこの曲にももっちさんに入っていただけたら…とずっと思っていた曲…。
しかも今回はブルースハープのぞんびさんもいるじゃないか!
という事で、アンコールセッション1曲目は、岸壁ユニットの十八番である「Piano Man」を演奏!
いや~、予想通りというかそれ以上というか、ホントに気持ち良く唄わせていただいた。
2曲目は、Take3選曲による「テネシー・ワルツ」。
いろんなアーティストがカバーする名曲中の名曲だが、今回は江利チエミの原曲を、空海19スペシャルバージョンでお届け!
これまた楽しかった!
普段はレポートには貼り付けないのだが、今回に限りレポート最後にYouTube動画をリンクしておくので是非ご覧になっていただきたい。


という事で、今回も大盛況のうちに幕を閉じた空と海に誘われて。
なんだろ、とにかく観ていて心がウキウキするような楽しいライブだった。
競演のTake3の皆さん、そしてご来場のお客様、本当にありがとうございました!
次回は5月、サバトラの皆さんをお迎えしての記念すべきVol.20です。
こちらもお楽しみに!

 → 当日の岸壁ユニットの動画はこちら

 → アンコールセッションの動画はこちら



■演奏曲目

■共演

The Stranger (Billy Joel)

Desperado (The Eagles)

Hard To Say I'm Sorry (Chicago)

Your Song (Elton John)

Sailing (Rod Stewart)

New York State Of Mind (Billy Joel)

<Uncore Session>

Piano Man (Billy Joel)

テネシー・ワルツ (江利チエミ)


Take3



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