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岸壁のグダグダの演奏と打って変わって、ステージに上がったLa Confianceのお二人は抜群の安定感。
バックボーンが場数を踏んでいるブルースギタリストだという事もあるが、何よりも豊富なライブ経験がこの余裕を生み出しているんだろうな。
聞けば施設慰問も精力的に行っているそうで、このステージの温かさはそういった経験から自然に醸成されたものなんだろう。 昭和歌謡…というカテゴリも、アラ還世代の我々には心地よく響いてくる。
世間的に「昭和歌謡」というと、80年代のアイドル全盛の頃の歌謡曲をイメージする人が多いが、彼らの音楽はそれよりも前、「歌謡曲」というジャンルができる前の、いわゆる「流行歌」がメインなんだそう。
ピンポン玉のように飛び跳ねる音楽が溢れている昨今、歌詞とメロディが素直にシンクロする音楽は本当に心地良い。
まぁそれだけ自分もジジイになったって事なのかもしれないが…。
それにしても、ボーカル眞美さんの歌声もさることながら、加藤さんスゲェな!
本来の嗜好と180度違う音楽なのに、自分のスタイルを崩さずしっかりボーカルをサポートしてる。
やっぱり好きじゃないとできないよね。
そう、音楽は目いっぱい楽しまなきゃ!
そんな想いが伝わってくる、お二人の笑顔がとっても印象的なライブだった。
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と、思わずいつもより長めのレポートになってしまったが、La Confianceのステージもそんな訳でアッという間に終演。
いつものように、岸壁ユニットとメインパフォーマーのコラボによるアンコールセッションに移る。
今回お二人にセレクトしていただいた楽曲は、「魔法の鏡」と「卒業写真」の2曲。
いずれもユーミンの曲だが、前者は「中森明菜バージョンをボサノバ調で…」という難解なリクエスト。
しかも本格的なギタリストを差し置いて、私がギターを担当、加藤さんはベースに回るという、恐れ多い展開に…。
もう少し楽器ができたらセッションも楽しかろうと思うが、そこはまぁ「音楽は楽しまなくちゃ!」がモットーのひさちゃん、
図々しくもナンチャッテギターで絡ませていただいた。
いや〜、これも楽しかった!
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という事で、今回の空海も大盛況のうちにお開きとなった。
露払い役としては役不足だった岸壁をカバーして余りないパフォーマンスを魅せてくれたLa Condianceのお二人、
そしてそれを温かく見守ってくれたオーディエンスの皆さんにあらためてお礼が言いたい。
皆さん、本当にありがとうございました!
さて、次回は7月21日!
どんなパフォーマーが登場するのか…お楽しみに!
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→ 当日の岸壁ユニットの動画はこちら (加藤さん提供動画)
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